TOP > 留学情報・留学体験談 > JSAF派遣生留学体験談 > 年度別留学体験談 > クイーンメアリー ロンドン大学 ’14春派遣生 No.1

クイーンメアリー ロンドン大学/Queen Mary, University of London ’14春派遣学生

 最終留学レポート

○ 留学生活を振り返って

  • 留学の目的は何でしたか。
    語学力の向上と異文化で柔軟に生きること
  • 上記の目的は達成されましたか。
    語学の向上に関しては、いまだ不十分に感じる。帰国後も積極的に英語を話す機会や、聞く機会を設けてさらなる向上を目指したい。一方の、異文化で柔軟に生きることに関しては、達成できたように思う。自分から動かなければ、チャンスもやってこないことを学び、積極的にイベントに参加したり、企画したりして様々な国籍の人と交流することができた。

 

○ 今学期履修した科目について

【科目1】 Bus205 Business Law 

  • 授業形式:セミナー+ゼミ
  • 評価のつけ方:エッセイ(×2)と出席点
  • 授業を通して学んだこと(授業内容):
    日本法とは全く異なる法体系である英国法を学ぶのはとても新鮮だった。具体的には、日本は条文解釈をするのが法学部の勉強だが、コモンローであるイギリスは、判例を学び、そこから法則を見つけ出すというスタイルだった。
    そして、イギリス法は、かつての大英帝国時代の名残からシンガポール・オーストラリア・アメリカ(一部)・マレーシア等世界各国に適用されることを学んだ。
  • 全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
    アメリカに来てから初めてのプレゼンテーションだったので、とても緊張しました。友達とのテキスト(携帯メール)のやり取りの中での顔文字の使用や省略についてプレゼンしたのですが、ネイティブの人たちの顔文字や省略の使い方はよく知らなかったので、グループの中でも同じ内容について一緒に調べたアメリカ人がサポートしてくれてとても助かりました。

 

【科目2】BUS107 Business and Society

  • 授業形式: レクチャー+ゼミ
  • 評価のつけ方: 最終レポート(半期学生のみ)
  • 授業を通して学んだこと(授業内容):
    一年生の授業ということでグローバライゼーションの基本を学んだ。資本主義・貧富の格差・石油マーケット・金融危機など幅広い分野を扱った。毎回、論文1~2本または、本の1章分を読み、セミナーでそれについて論議した。
  • 全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
    約20名からなるセミナーは各国の留学生と現地学生からなっており、ノルウェー・パキスタン・フィリピン・ドイツ等国際色豊かなセミナーだった。その中で、貧困問題や、先進国の途上国からの搾取を論じることは、双方の当事者国民がいることからとても興味深いものだった。

 

【科目3】LAW  Criminology A

  • 授業形式: レクチャー
  • 評価のつけ方: シラバスで言っていたことと授業中に出された課題が異なる。
  • 授業を通して学んだこと(授業内容):
    戦争犯罪にフォーカスされており、第一次大戦・ホロコースト・インドネシアの虐殺、などドキュメンタリーと共に学んだ。また、児童犯罪や犯罪心理学にも触れた。
  • 全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
    内容は戦争犯罪について考えるものだった。日本軍の戦争犯罪について一度プレゼンテーションした。

 

【科目4】 HIST5200 Architecture in London 1600-1837

  • 授業形式: レクチャー+セミナー+visit
  • 評価のつけ方: テスト+エッセイ(二回)
  • 授業を通して学んだこと(授業内容):
    ロンドンの建築物について歴史的観点・建築的観点・建築家的観点から考察した。ロンドンは1666年の大火災後整備された都市を構築すると同時に、大英帝国の首都として増加し続ける人口を抱えられるように拡大していった。その過程での建築様式やまちづくりのコンセプトを学んだ。
  • 全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
    非常におもしろい授業だった。ロンドンが好きな理由の一つはその建築物、建築物が醸し出す雰囲気であるので、歴史的な背景と絡めて勉強することは非常に楽しいと感じた。さらに、二週間に一度、実地学習があり、実際に取り上げる建物に赴き、自分の目でその特徴を確かめることができた。

 

○ 履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について

<エッセイ・ペーパー>

  • 科目名:Business and society
  • 題材:To what extent can markets function without states
  • 大変だったこと、やり遂げての感想:
    3000字に及ぶエッセイで抽象的なことを問われているため、どのように書けばいいか迷った。ブレインストーミングを紙に書き出し、どのような論理でエッセイを作ればよいかをよく考えた。期末エッセイということで他のエッセイを含め約10000字分のエッセイと優先順位を付けながら折り合いを付けて取り組まなければならないところに苦労した。 

<プレゼンテーション>

  • 科目名:Criminology A
  • 題材: War crime
  • 大変だったこと、やり遂げての感想:
    初回のオリエンテーションでいきなり指名され、翌週までに仕上げてくるように言われプレゼンを行った。第一週目だったことからその他さまざまなことに追われ十分な時間をとることができなかったが、クラス約30名の前でプレゼンを行った。国家の下で行われた旧日本軍の人体実験は犯罪なのか、だれがその行為を裁くことができるのか、など論点は多かった。 

○ 学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

基本的にどの授業にもレクチャーとは別にゼミナール形式の少人数授業が取り入れられている。そこでは、学生と教授の距離が近く、レクチャーで分からないことを質問できたり、課題のリーディングに関してディスカッションが行われる。日本と違うと思ったのは、大部分の生徒がちゃんと課題をこなしているところ。ボリュームはまあまあ(論文1~2本程度)あるが、ちゃんと授業に取り組んでいる人が多い印象を受けた。

 

○ 英語力について

  • 留学開始当初と比べ英語力はどのくらいついたと感じますか?

留学前とは比較にならないほど語学力は伸びた(自分の求めるレベルには達していないが)。特にリスニングに関しては、ほぼ大体のことが聞き取れるようになった。しかし、英語が第二言語の人とはちゃ0んと話せるが、母語の人とはまだ難しく感じる。(語彙やしゃべるスピードの点で)

  • 語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

クイーンメアリ―にはランゲージエクスチェンジのサービスがなかったので、自分で作った。まず、こちらで日本語クラスを担当している教授のもとへ連絡し、クラスの中でランゲージパートナーを紹介してもらえるよう融通を図ってもらった。結果的には10人程度興味を抱いてくれる人がおり、日本人の友人も誘って、サークルのような形で毎週集まって交流を深める会を作った。やはり人としゃべるには共通の話題というものが、特に第二言語の場合肝要で、日本に興味持っている人と話すということは、日本自体が共通の話題となるので比較的話しやすい。そして、日本好きの外国人は知りうる限り全員人柄がよいと感じた。 

○ 学生生活についてお書きください。

  • 1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

月~木曜 授業は一日平均2コマあり、授業以外は基本的にリーディングをこなしていた。
金~日曜 金曜日は授業が入っていなかったため、毎週三連休であった。週末の一日か二日はリラックスということで、友達とご飯に行ったり、ロンドンに買い物に出かけたりしていた。一方で少なくとも一日は、丸一日課題をやる日を設けた。 

  • 友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。

英語が聞き取れるようになるにつれて、よりコミュニケーションが取れるようになり、仲良くなっていった。
寮のフロアメイトともパーティを開いたり、食事を作りあったりして仲良くなった。 

  • 留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

最も良い思い出は、自分が作ったランゲージエクスチェンジコミュニティの中で、非常に自分を気にいってくれた方がいて、ウィーンの実家に招待してくれたこと。三日間の滞在だったが、つきっきりでウィーンを案内してくれ、非常にローカルな楽しみ方を知った。

 

  • 一番の息抜きの方法は何ですか

音楽を聴くこと。自分は特に音楽が好きなので、大音量でイヤホンで聞いている時間だけはリラックスできた。 

  • 日本から持っていったパソコンの使用頻度や必要性について教えて下さい。

ノートパソコンは必需品だった。授業の課題で必須だし、様々な調べものもしなくてはならず、タブレットだけでは絶対に足りないと思う。そして、持ち運びも頻繁にするため、軽くて小さくて薄いものが非常に便利だと思われる。

  • 日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

家族とは週に2~3度LINE等で連絡を取っていた。友達とは主にツイッターやFB等SNSを用いて近況報告を行っていた。 

  • 大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)は利用しましたか。利用した場合、勉強を進める上で役に立ちましたか。 

利用していない

 

  • JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。(後輩のための参考情報になります)

①旅行に関する費用
・国際航空券代(往復):

・現地での旅行費用:

②個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:無駄遣いはしませんでしたが、友人との交際費・交通費・外食費等で月4万程度(ロンドンは物価が高い!£1=180計算)

③携帯電話料金:月2000円程度

④ミールプラン以外の食事代:ロンドンはミールプランがなく、基本自炊でした。月5~6万円程度

⑤教材費(語学研修:0    学部:5000円    )

⑥ヘルスセンター使用料:利用なし

○ 留学全体を総括してお書き下さい

  • 留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

自分が変わったなと思うのは、オープンになったことです。日本にいた時は、日本人の友達としかも、同じような境遇の似たような友達とばかり一緒にいました。しかし、留学することで、様々な行動基準・宗教・他人への接し方に触れることができ、いろんな価値観に対して寛容になったと思います。友人関係についてもオープンになり、友達の友達も友達として迎え入れることができるようになりました。

  • 留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

ロンドンには一度旅行したことがあるのと、イギリスについてはよく勉強していったのである程度雰囲気やイメージはわかっていました。ロンドンはmulticulturalな都市であることは疑いないですが、少し感じたのは、多様な文化の人が共存していているようでいて、実は同じ人種同士・同じ宗教同士固まって暮らしているし、完全に交わっているとは言えないと思うこともありました。また、イギリスのロンドン以外の都市に行くと、白人ばかりなので少し人種差別的な目に合うこともあり気分を害することもよくありました。

○ これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

英語はまだまだ発展途上だと感じているので、精進できるようこれからも英語と関われるインターンや仕事探しをしたいと考えています。留学を通して院進学も一つの選択肢かなとは思いましたが、とりあえずは日本の会社に就職して海外で仕事または海外と取引するような仕事に就きたいと思っています。

 

○ 同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

授業の履修はちゃんとよく考えてから行った方がよいです。学期が始まる数か月ほど前にシラバスだけを見て履修を決めることになると思いますが、一度履修登録してしまうと、オリエンテーションの期間ですら変更は難しいです。つまり、シラバスだけから授業の質等を判断しなくてはならないのです。僕の場合は、授業が想像していたものと違っていたことからクラスをチェンジしようと考えましたが、定員等の関係で追加することのできない授業がありました。

 

○ 上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて自由に書いて下さい。

学部留学からスタートする場合、留学は決して甘いものではありません。英語に達者でなければ、コミュニケーションもままならないので、友人作りに苦労します。しかし、どうすれば現地学生と仲良くなれるかどうすれば接点を持つことができるかを考えて積極的に行動すれば、自ずと仲間に囲まれるようになっていきます。

 

 

▸クイーンメアリー ロンドン大学詳細はこちら

年度別留学体験談に戻る

トップページに戻る

 

無料留学カウンセリング予約