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サラマンカ大学 Salamanca University (Universidad de Salamanca) ’13秋派遣学生 No.1

第1回留学レポート

○留学のきっかけ・目的は何ですか?

1つめは留学をするなら今までしてきた留学以上の長期期間滞在したかったこと、2つめは留学するなら時間のある学生のうちに一度は必ず行きたかったということ。また留学するなら英語圏以外で考えていたのですが、大学の第二外国語だったスペイン語が学べるところ、ということからでした。

○ 到着後から現在までのことについて教えてください。
 

  • 不安や悩み
     

言葉も充分に分からない土地に行く事が久しぶりで、そして本当に1人でやっていかなければならないという不安から、JSAF のオリエンテーションに参加した時にいただいた留学の心構えが記されたパンフレットを何回も読み直しました。着いた日は本当に不安と緊張と勉強不足で、ホストマザーとほぼ何も喋れず一日があっけなく終わってしまいました。学校が始まってみると周りはグループで来ている人が多く、1人で居ることがとても不安で、やること為すこと全てが本当にこれであっているのか懐疑的になってしまい毎日落ち着かない心持ちでした。毎晩日記を書きながら、大丈夫かなあ明日も憂鬱だなあと落ち込んでいました。

 

  • 悩みや不安を解消する上で苦労した点や、工夫した点

消極的な自分がいて何も頑張れていないのではないかと思い、そんな状況を脱却すべく積極的になろうと決めてクラスメイトの子に声をかけてから、ちょっとずつ心の隙間が埋ってきた感触がたしかにあったことを今でも覚えています。しかし、慣れないことに挑戦し続けて積極性を出すこともだんだん疲れてきてしまい、本当に誰とも話したくなくなったり外に出歩きたくなくなったりと、留学の心構えパンフレットに書いてあった”カルチャーショック”らしき問題に直面しました。1人でいる不安から、そして話しかけやすさから日本人の友達が増えて日本語を話す日が多くなってしまっていることに危機を感じた時期も何度かありました。そのたびまた積極的になって、でもやはり長続きせず、浮き沈みの激しい日々を送っていました。

友達に関しても、日本人しか知り合いがいないことやクラスにアジア系の生徒しかいないことにとても悩んだ時期がありました。しかし物事をプラスに考えることで、国籍関係なく友達が増えて嬉しいことに変わりはないことにも気づきました。どうしてもっと前向きに考えられないのか、日本で生活していたころにはある程度できていたことができなくなって焦りすぎて足元しか見れていなかった自分にちょっと落ち込みましたが、たくさんの人やたくさんの文化と接する毎日を過ごしていくにつれ、周りの人々の考え方に影響されながら徐々に変わっていっている自分を感じることができています。いつもとは違う環境に居るからこそ、いつもとは違う自分なのだということを自覚して何事も純粋に無垢な気持ちで受け止めることが大事だと気付きました。そして何事も純粋に、そして積極的に新しい環境に入っていき、自分の知識も増やして考え方もどんどん広く深くしていくことができているのではないかと思います。それこそが私にとっての留学の真意の一つなのではないかと考えています。

○生活全般についてお書きください。

  • ホストファミリー/ルームメイトとの関係(どのくらい接点がありますか)
    【寮・ホームステイ両方に滞在した場合は、各滞在先について書いてください。】
    最初、ホストマザーとの会話の内容にも悩みましたが、私が積極的に料理や食材に関心を持って質問をすると喜んでいろいろなことを教えてくれるようになり、そしてみるみるうちに会話も増えていって毎日が充実したものとなっていきました。その土地になじむには、まず食文化に慣れ親しむことが一番の近道だなあということを実感しました。 
  • 生活リズムについて
    スペインでの生活リズムがまったく日本と違って最初は体がついていかず大変でした。学校が9時から始まるため8時くらいに摂る朝食はまだしも、14時過ぎに授業が終了してから家に帰って食事をするのが15時、そしてなにより21時過ぎからの夕食、という日本で生活していたころとはだいぶ違った生活リズムでした。このリズムに慣れるまでは、強い空腹感と満腹感をわたしに交互にもたらして授業中や就寝前は本当に辛い思いをしていました。
  • 人とのコミュニケーションについて

留学だけでなくただ生きていくだけにも必要な他人とのコミュニケーションというものについて触れたいと思います。それは成人してから新しい環境に身を置くようになって、ある程度自我というものが固まっている状況や自分にとって都合のいい生きやすいコミュニティから新しいコミュニティに勇気を出して入っていくのはやはり難しい事だなあと感じたのがきっかけです。何度かこのような人のこういう性格になりたい!と思うことがありましたが、望んでもなかなか性格は変わらないもので、思い通りにいかない自分にいらだちを感じることもしばしばありました。しかし、留学という新しい環境のいなり、周りにいる人たちをよく観察するようになって、日本人というものは周りから見るとこう見えているとか、逆に自分もいかにステレオタイプの日本人らしかったのかとかを知ることができました。またそこから自分とはどういう人間で性格で、という自己分析するようになり、自分を俯瞰して見ることで人からどう見えているのか、自分に足りない部分や直した方がいいところだけでなく、伸ばすべき自分の長所をも意識するようになれたのだと思います。もともと人見知りが激しく新しいコミュニティに入っていくのが苦手だった私ですが、外国で生きて行くなかでましてや知り合いが一人もいない環境で生きて行く為にこれではいけないと自覚するようになり、ちょっとずつではありますが外の世界に入り込んでいけるように努力しはじめることができました。

  「母国語以外で会話する楽しさ」を今ではちょっとずつ思い出し始めてきて、スペインでの生活が楽しくなってきました。今は休みの期間なのですが、早く学校が始まったらいいのになあと早くも思ってしまうほどです。この留学全体に関して先生や友人、ホスト先に関しては本当に恵まれているなあと、留学生活の半分を振り返れたことは本当に幸せなことだと思います。
 

  • 食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)
    【寮・ホームステイ両方に滞在した場合は、各滞在先について書いてください。】
    各食事の質や量もまったく違います。大抵毎朝はパンとカフェとジュースと御菓子で、お菓子を食べるという習慣は新鮮でした。お昼もたっぷり出てくるので自分自身で食事を摂る量を考えることが大切です。
  • 息抜き方法
    あっという間に、スペインでの生活に慣れました。到着後の9月はじめにサラマンカであったお祭りのおかげなのかなと思います。息抜きとしては、午後の時間にバルを開拓したり教えてえてもらったところを渡り歩いたりすることです。

○ 来学期に向けての目標や、準備しておきたいことを詳しくお書きください。

私がスペインに来て4ヶ月ちょっと経ち、早くも折り返し地点に来ました。残りの日々を無駄にしないように1日1日を大事にしていきたいです。

今までのスペイン生活と旅を通して、日本での一人暮らしだけでは気づくことのできなかった自分の周りの人たちの助けや支えの存在を痛感することがたくさんありました。こんなに恵まれた生活をしていたのか、こんなにまわりの人々に助けられていたのかという思いは日本に帰っても忘れてはいけないものだと思います。これからあと残り半分の期間でいかに自分がどう変われるのか、いかに成長していかなければならないのか、考えて行動していきたいと思います。当分の課題は、より積極的に課題に取り組み自学自習に励むことです。そして留学が終わって帰国した時に待っている現実にも少しずつ目を向けることも必要になってきました。現状も見つめつつまだ見えない先を見ることはとても難しくつらいこともたくさん待ち受けていると思いますが、壁にぶち当たった時には友人が言っていた「辛い時は成長している時」という言葉を噛み締めながら生活していく心持ちです。

 

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