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ストラスブール大学15秋派遣生

2015年秋最終レポート


 

○留学生活を振り返って

(1)留学の目的は何でしたか。

留学の第一の目的は、異文化体験です。高校生の時にオーストラリアへ留学して、異文化を勉強する楽しさを学び、大学に入学後、またこの体験をしたいと思い留学をしようと思いました。また第二の目的は語学力の向上です。英語はもちろんのこと、フランス語の語学力の向上にも力を入れたいと思い、フランスへの留学を希望しました。また、日本の大学のゼミではロマネスク建築の教会について研究をしている為、実際に現地へ出向いてそれらの建築物を見てみたい、また現地の人とそれらの建築物が今の時代、どう関わっているのかを知りたかった為、留学をしようと思いました。

(2)上記の目的は達成されましたか。

第一の目的である異文化体験は大いに学ぶ事ができました。学部にはinternational studentばかりで、フランス人の学生が全くいない程でしたので、日々異文化体験をする機会がありました。授業でもintercultural management を始め、様々な授業を通して多くの異文化を学ぶ事ができ、大変充実した留学生活でした。またたくさんの旅行を通して、実際にその国の人々がどのような生活をしているのかを見ることができ、異文化を学ぶ環境としては最高の環境でした。第二の目的である語学力向上ですが、英語力の向上は実感できますが、フランス語力の向上はあまり満足のいくものではありませんでした。学校にフランス人の学生が全くいない状態だったため、フランス人の友人を作るのに時間がかかってしまいました。ストラスブールは日本人学生が多いため、もっと多くの日本人学生とも交わりを持ち、情報交換できていたら、language exchange buddyのようなTAMDEMという制度にももっと早く気づけたと思います。そして第三の目的である建築物についてですが、これも達成することができました。実際にスペインの巡礼路を歩くことにより、多くのロマネスク建築をこの目で実際に見ることができました。都市部にはゴシック様式の建築物が多く、実際に田舎町に行くことにより、その国の中でも地域によって本当に様々な生活スタイルがあることも学べましたし、その人々と教会の関係についてもよく学ぶ事ができました。


○今学期履修した全ての科目について、振り返ってお書きください。

【科目1】Global Wine Business

授業形式:レクチャー

クラスの規模:25人程度:アメリカ9人程度、カナダ4人程度、韓国2人、中国2人、日本3人、ドイツ1人、ギリシャ2人、フィンランド2人

評価のつけ方:約20分間のプレゼンテーション一回 ・論文二回提出

授業を通して学んだこと:

ワインにも様々な種類があり、様々な製法があるということを学びました。ストラスブールはアルザス地方で、アルザス地方は白ワインが有名なので、この授業を通してどのように自分の好みにあったワインを選ぶべきか、どのような料理にどのようなワインがあうかなども学びました。また、それぞれのプレゼンテーションでは、自国独特のお酒とワインを比べる人もいた為、毎回とても興味深い内容でした。また、フランスにはワイン法というワインを生産する過程が法律で決められており、他の国のワインとの違いも知ることができました。ワイン自体の知識だけでなく、ワイン市場でどのようなワインが好まれており、どのようにワインが取引されるのかをも学ぶ事ができました。ワイン生産国を2種類に分けることができるのですが、昔ながらのワイン生産国、主にヨーロッパ諸国はold world,その他の生産国はnew worldに分類されます。そこで、old worldとnew worldの市場へのアプローチの仕方や、oldworldは製法を重要視するのに対し、new worldは市場の需要の変化に合わせて彼らのワインの味や製法を変えていくもっと柔軟な姿勢であることを学びました。現在のワイン市場は、ワインの生産量、消費量ともにnew worldがold worldの国々に近づきつつあり、また、有名になりつつあります。特に中国のワイン市場は郡を抜いて成長しています。プレゼンテーションでは、日本のワイン市場の大きさや、どのようにワインを普及させていくかについてプレゼンをしました。そのプレゼンの準備を通して、日本が他のアジア諸国に比べていかにワインの消費量が少ないか、また普及率が低いかという事を学びました。日本の地理的にワインを生産する為の葡萄を育てること自体が難しい為、日本で生産しているワインでさえ輸入のぶどうを使って生産している状態であることを初めて知りました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

毎回の授業で新しい発見があり、とても楽しかったです。特に、毎回の授業で生徒のプレゼンテーションがあるのですが、様々な国の生徒が自国のワインと他の国のワイン、主にヨーロッパ諸国のワインを比較したプレゼンテーションで、とても興味深いものでした。苦労したことは、ワインの知識が皆無だったため、英語の専門用語どころか、日本語でもその専門用語を理解するのには本当に苦労しました。また、自分自身、ワインを飲む習慣が全く無かった為、ワインについての味の種類や、ワインの選び方、ぶどうの種類などの知識が皆無だった為、教授が味の説明、舌触りの説明や、terroirの説明を理解するのに苦労しました。また、ヨーロッパ諸国から来ている学生は特にワインに詳しく、彼らの食文化にワインが強く根付いている事を実感しました。どういう時にどういうワインを飲むべきかを当たり前のように知っていて、彼らにとってはそれが当たり前なのだということを実感しました。また、この授業を通して、ワインを飲んでみたいという意欲が湧き、様々なワインをスーパーで安く購入し、試すいい機会にもなりました。

 

【科目2】Intercultural management Gr.B1

授業形式:レクチャー

クラスの規模:30人程度:アメリカ人4人、フィリピン人1人、日本人1人、韓国人5人、インド人1人、インドネシア人1人、シンガポール人1人、イギリス人2人、ドイツ人1人、カナダ人1人、スペイン人2人、ポルトガル人1人、トルコ人1人、メキシコ人2人、ギリシャ人2人、オ―ストラリア人1人

評価のつけ方:プレゼンテーション1回

授業を通して学んだこと:

人それぞれ個人によって性格に違いがあることに間違いはないけれど、やはり国の文化が人格形成に大きな影響を与えていることに間違いはないと言うことを学びました。特にこの授業では、ビジネスシーンでのintercultural differenceについて学び、とても面白く、将来国際社会でためになる内容ばかりでした。例えば、personal spaceの大きさの違いは、国の挨拶の方法の違い(フランスはビズと言って、頬と頬を合わせて、キスをするように二回頬を合わせます。ところが、ドイツではただ手を握るだけです。)や、国の人口密度の違いにも影響されています。その為、北アメリカや北ヨーロッパ、ドイツ人は人と人との距離があるのに対し、南ヨーロッパの人々は距離がもっと近いです。世界で一番personal spaceが小さいのはアジア人です。これは、人口密度が影響していると考えられています。東京の電車を思い浮かべれば簡単に想像がつきます。ただし、教授はいつもそれぞれ個人にも差があるということを強調していました。例えば、日本でも東京にいる人と、田舎にいる人とではきっとpersonal spaceの大きさは違います。このように、国別に性格をおおまかに違いが見えますが、それでも個人差は必ずあるという事、そして、国籍だけにとらわれてはいけないことも学ぶ事ができました。また、high context and low contextの違いについての授業内容も大変面白く、私は毎回アメリカ人の友達と会話をするとき、彼らは事細かくwhy?how?like what?と質問してきてそれを疑問に感じていたのですが、それはhigh and low contextの文化の違いのせいだったのだとこの授業を通して学ぶ事ができました。アジア諸国や、アラブ諸国は共通意識が強く、「普通、人がこうといったら、こう言う意味だろう」という意識を持っています。その為、はっきり断らなくても、その国の人々はその人が遠まわしに断っているということを判断できます。しかし、アングロサクソンの人々は言葉通りに意味を受け取ります。その文章にあまりたくさんの情報は詰め込まれていないという考えで、その言葉の裏にある意味に気づきません。その為、彼らが説明するとき、その説明文はアジア人やアラブ人よりも文章が長くなってしまうのです。そういった授業内容は毎回面白く、また授業には様々な国籍の学生がいるため、実際はどうなのかということも聞くことができ、とても充実した授業でした。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

苦労したことは、授業が文化人類学に分類されるような授業内容だった為、専門用語を理解するのに苦労しました。また、日本の事について質問される事も多々あったのですが、うまく日本人の人格を説明する言葉が見つからず、微妙なニュアンスを説明するのに苦労しました。しかし、毎回の授業は大変興味深いもので、国際社会で働く上で必要な知識だと思いました。新しい発見が多く、毎回が楽しい授業でした。ヨーロッパの中でも国によって本当に様々な文化があり、一言に”ヨーロッパ”という括り方はふさわしくないという事を実感しました。こんなにも性格が違う国々がこうやってEUとして機能していることにも改めて感心しました。

 

【科目3】Apprentissage en semi-autonomie sur objectifs et projets II

授業形式:レクチャー

クラスの規模:15人程度:ポルトガル人1人、中国人3人、トルコ人1人、アメリカ人3人、カナダ人2人、日本人1人、ドイツ人1人、ロシア人2人、ギリシャ人2人

評価のつけ方:プレゼンテーション一回、期末テスト

授業を通して学んだこと:

この授業では、主にフランス後のオーラルの練習をしました。ネイティブでない学生同士のため、会話のスピードもゆっくりで私にちょうどいいレベルの授業でした。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

楽しかったことは、それぞれが自分の国についてフランス語でプレゼンテーションする時間がとても楽しかったです。日本の文化をフランス語で伝えるプレゼンテーションの準備は大変でしたが、日本の文化の素晴らしさを改めて実感するいい機会でした。

 

【科目4】International Relations

授業形式:レクチャー

クラスの規模:20人程度:中国人3人、台湾人2人、日本人1人、韓国人3人、ポルトガル人1人、ギリシャ人1人、スウェーデン人1人、ドイツ1人、スペイン3人、アメリカ2人、トルコ1人

評価のつけ方:中間テスト一回、期末テスト

授業を通して学んだこと:

この授業では、フランス語の文法など、主にライティングの練習の授業でした。基礎の文法をしっかり学ぶことができました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

授業がフランス語で行われるため、知らないフランス語の単語をフランス語を学ぶことは難しく、しかしとても自分に為になる授業でした。先生は絶対に英語を使わないため、根気強くフランス語で学生がわかるまで説明をしてくれてとても感謝しています。たくさんのフランスの歌を授業中に歌うのはとても楽しかったです。

 

○履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

<エッセイ・ペーパー>

科目名:Global wine business

題材:what is a challenge for old world wine?

内容:new world wine がold world wineよりも人気を得つつある現在で、old world wineがどのようにnew world wineに差をつけるべきか。私はこのペーパーでold world wineの製法に着眼し、ヨーロッパでは現在bioが流行しているので、“無農薬製法のワイン”という事を売りにして市場にアピールすることを提案しました。様々な資料から、無農薬の葡萄から作ったワイン、そうでないワインは味に特に変わりはないと書いてあったため、“bio wine”としてのブランド化をこのペーパーで提案しました。

大変だったこと、やり遂げての感想:

ワインの知識が全く無かったため、old world wine とnew world wine の何が違うのかという事を理解することに時間がかかりました。圧倒的にnew world wineの方が市場の需要に合わせたワイン造り、ワインの味を調整しているため、new world wineの強みは様々な資料を読んで明らかだったのですが、old world wineの強みが中々見つからず、苦労しました。ペーパーをやり遂げたあとは、ただの達成感ではなく、授業で学べなかった事も知ることができたのでとても面白かったです。

<プレゼンテーション>

科目名:intercultural management gr.B1

題材: personal space

内容: personal space とはなんなのか、personal spaceの大きさはどのような国の文化に関わっているのか。

大変だったこと、やり遂げての感想:

日本語でのpersonal spaceについての資料を見つける事が難しく、多くの文化人類学についての本を英語で読んだことは大変でしたが、とても為になりました。また、どのように説明したら他の人が理解しやすいのか考えながらプレゼンテーションの原稿作成にも多くの時間をさき、プレゼンテーション中に他の学生がよく聞いてくれているのを実感し、とても嬉しかったです。

 

○学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

フランス出身ではない学生たちしかいない学部は常に私にとって刺激的でした。国籍によって、授業への態度が(授業中の飲食、おしゃべり、発言の仕方など)違うところがとても面白かったです。日本と違う点は、学生が授業中に発言するのは当たり前だということです。ヨーロッパ人、特にスペイン人は本当におしゃべりで、授業中ほとんど喋っている状態でした。

○語学力についてお書きください。

(1)留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか。

英語力は日常会話ならばほとんど苦労することなく、またスムーズに会話できるようになりました。会話力よりもリスニング力がついた気がします。また、様々な資料を読むことによって、リーディングの早さも留学開始当初より早くなった事を実感しています。何より、英語の文章を嫌がることなく、気軽に本を手に取れるようになりました。フランス語力は、タンデムの友人と一緒に基礎会話程度ならできるようになりました。留学開始当初よりは語学力は確実についていますが、フランスに1年間留学した割には・・・という程度のフランス語力しか身についておらず、あと少しの滞在期間、英語に費やしてきた時間を全てフランス語の勉強に注ぎ、できる限りの努力をしたいと思っています。

(2)語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

語学力向上の為に工夫したことは、一日一言は必ず誰かと話すように意識していました。また、会話はできなくても、FBやメールのやり取りで必ずフランス語、英語を使うようにしていました。また、日仏会話サークルに参加してフランス人の友人とタンデムになり、それぞれの国の料理を一緒に作ったり、みんなでパーティーを開いた際に一緒に買い物などをして、実際にどのような生活を彼らがしているのか等を学ぶ機会を作るよう心がけました。


○学生生活についてお書きください。

(1)1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

平日は普段授業を受け、自宅で昼食、夕食を作り、予習復習程度であまり予定はありませんが、休日は友人とパーティーをしたり、ピクニックに行ったり、旅行に行ったりしました。

(2)友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

寮の友達は前期、後期で総入れ替えだったため、会えば挨拶する程度の付き合いでした。たまに皆で夜に映画を見たりもしました。クラスメイトとはたまに一緒に買い物に出かけたり、旅行に出かけたりしていました。特に前期と変わった事はありません。

(3)留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

いい思い出は、様々な国にいって、授業や本から学んだ異文化を肌で感じる事ができたことです。また巡礼路を歩いた経験は本当に自分にとってかけがえのない経験になりました。多くのヨーロッパ建築物を見れたことも貴重な経験でしたし、ヨーロッパの華やかな部分だけではなく、ダークサイドの歴史、例えばナチの収容所など、残酷な歴史についても実際に現地へ行って雰囲気を体験することができ、本当に充実し留学生活でした。大変だったことは、日本で全く勉強したことがない分野の授業を理解することです。日本語の資料でも理解することは難しく、本当に苦労しました。思うように成績が伸びず、悔しい思いもしましたが、そこで踏ん張った経験も今はいい思い出です。

(4)一番の息抜きの方法は何ですか。

友達とカフェでおしゃべりすること、旅行に出かけることです。

(5)日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

ノートパソコンは必需品です。毎日、家にいる間は、食事の時以外いつも使っている状態でした。学校の授業でも進むのが早い授業はノートを手書きで取るよりもパソコンの方が早いため、パソコンを使うことが多かったです。

(6)日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

週に一度程度、FBなどでメッセージを送る程度に家族に連絡していました。旅行にでかけた際には頻繁に身の安全を知らせる連絡を家族にとっていました。連絡方法は主にline,skpe,facebookです。

(7)JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。

①旅行に関する費用

・国際航空券代(往復):15万程度

・現地での旅行費用:一度の旅行(平均として一度に2カ国回ります)3万円程度

②個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:月5万

③携帯電話料金:20€

④ミールプラン以外の食事代:週20ユーロ程度。ミールプランはありません。ただし、朝食付きです。

⑤教材費(学部:1セメスター20ユーロ程度)

⑥ヘルスセンター使用料:50ユーロ


○インターンシップについて教えてください。

インターン/ボランティア先(プログラム名、企業名等):日本語学校

インターン/ボランティア期間:2月から4月まで週一回

インターン/ボランティア先の見つけ方:知人の紹介で始めました。

探し始めた時期・お勧めの探し方など:特に探していたわけではなく、知人から勧められたため、挑戦してみようと思いました。

活動内容:幼稚園生と一緒に日本語で遊ぶだけです。

インターン/ボランティアを通して学んだこと:子供の面倒を見ることによって、フランス人の子供の教育の仕方を学びました。日本よりものびのびと遊ぶ子供たちを見てとてもいい環境だと思いました。

大変だったこと、やり遂げての感想:彼らがフランス語で話しかけてきたとき、理解してあげられない、訳してあげられない時があり、悔しい思いをしました。また、男の子と遊ぶのは本当に体力勝負で大変でした。しかし、毎回子供から元気をもらって帰る事ができ、本当に楽しく働く事ができました。ただ遊ぶだけではなく、片付ける週間をつけさせるよう気をつけました。


○留学全体を総括してお書きください。

(1)留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

コミュニケーション力が身に付いたと感じます。英語を話すことに抵抗を感じることがなくなりました。大切なことは、言葉を流暢に話すよりも、その人と会話を楽しむことの方だという事を体感し、新しい人と出会うことが楽しみになりました。また、自分と違う考えを持った人と出会うことに抵抗を感じる事が無くなり、むしろそのシチュエーションを楽しめるようになりました。違う意見を持っていて当たり前だと言うこと、話し合いの大切さを実感することができました。また、何か問題が起きたとき、自分だけでなんとかしようとせず、周りをみて、周りの意見を求めて、落ち着いて問題に取り組む姿勢を学びました。何か予想外の展開があってもすぐに焦らないようになりました。

(2)留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

出発前は、フランス人はどこか冷たいイメージがありましたが、フランス人は意外と優しいというのが今のイメージです。彼らは英語を話しますし、時代とともに人も変わっているのだと実感しました。大学には想像以上にたくさんの国籍の学生がおり、予想以上にグローバルな大学でした。

(3)これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

帰国後も続けて語学力の向上に力を入れていきたいです。具体的な進路は決まっていませんが、海外からの観光客向けの事業、日本の伝統文化に携わる事業に関わりを持った仕事に就きたいと考えています。

(4)同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

この大学では、英語を母国語としない学生がほとんどなので、英語が母国語でないということはハンデ扱いにはなりません。GSUの履修科目リストをよく確認し、自分の分野の授業を取ることをお勧めします。どんなに準備をしていても、予想外の出来事は必ず起きます。なので事前準備ももちろん大切なのですが、それよりも冷静に問題と向き合うことや、素早い気持ちの切り替えのスキルの方が大切な気がします。特に、フランス人は適当なので、何か思い通りにいかない事があったとしても「まあいっか。」と思えること、そして次の行動はどうするべきか素早く気持ちを切り替えることが大切だと思います。

(5)上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

留学を通して感じたことは、語学はツールに過ぎないということです。語学を学ぶよりも、語学を通して何を学ぶか、それが大切だと身を持って感じました。他の西欧諸国に比べ、日本はまだまだ留学の制度が整っていないことを強く感じました。

○JSAFへのメッセージ

パリのテロが起こってから、危機管理についてのメールが頻繁に来るようになり、テレビが無い環境の私にとっては大切な情報源でした。ニュースを見る習慣が身についていなかったため、メールを通して知ることも多く、助かりました。

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