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テネシー工科大学/Tennessee Technological University ’16秋派遣生体験談

 

▸2016年秋最終レポート

▸2016年秋第1回レポート

 


最終レポート

 ○留学生活を振り返って

(1)留学の目的は何でしたか。

英語力のさらなる向上はもちろんのこと、海外で暮らすことによりその国の暮らしや食事、環境などの文化を表面的にではなく深いレベルで体感し自分の将来につなげることが目的でした。もう少し詳しく言うと、授業スタイルは座学中心の日本の学校教育制度と違い、ディスカッションなど、自身の考えを積極的に発表させる授業が多いと聞いていたので、たとえ間違っていたとしても自分の考えを堂々と言えるようにし、身につけた積極性でリーダーシップを発揮できる人物になりたいと思っていました。また私は教職課程を履修しており、英語教師になることも将来の選択肢の一つとして視野に入れており、留学終了後には教育実習を控えています。留学経験者として、また年齢差の少ない若者からの言葉として留学で得た経験を話したいと思いますし、留学したい!と思ってくれる生徒が増えればうれしいと思います。小学校での英語必修化や、教科書のページ数が多くなるなど外国語教育の重要性がますます高まっている印象があります。しかし、英語なんて嫌いだ!という生徒も少なくないでしょう。そのような生徒に少しでも英語ができる楽しさを話せるのは私のような留学経験者であると思うので留学経験を自信をもって話したいとも思っていました。

 

(2)上記の目的は達成されましたか。

おおよそ達成できたのではないかと思います。海外での暮らしはどれも私にとって新しいことばかりで、とても楽しく、充実した日々を過ごせました。議論好きなアメリカ人のイメージの通り、自分の考えを表明することの大切さを実感し、自分も言いたいことがあるときは思い切っていうなど、積極性も身についたと思います。

 


○最終学期履修した全ての科目について、振り返ってお書きください。

【科目1】Life Span Development

授業形式:レクチャー

評価のつけ方:テスト5回。出席、小クイズ、クラスアクティビティ(出された質問をグループ内でディスカッション)

授業を通して学んだこと:

「human development」という、人間はどのように成長する存在であるかを「physical development」、「cognitive development」、「psychological development」の3つの観点から学ぶ。乳幼児の世話や教育から家族制度や保険制度といった範囲も学べたのは有意義でした。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:「家族の成長」という大きなテーマを扱う授業で、覚えることが多く、扱う年齢も出産前から老年期までを見ていくので大変でした。また、扱う内容や紹介される事例は「アメリカで起きたこと」になりがちで、これは仕方のないことなので、日本は必ずしもそうとは限らないということを頭の片隅において授業を進めました。教授はとても親切な方で困っていることはないか聞いて下さり、期末試験前には研究室で授業スライドを用いてより詳しく説明してくださり、大きな助けをいただきました。

 

 

【科目2】 General Psychology

授業形式: レクチャー

評価のつけ方:オンラインテスト、中間テスト、期末テスト

授業を通して学んだこと:

心理学の一般的、基本的な内容を学びました。専門用語も数多く登場し、その意味を覚えました。大講堂での授業なので生徒数も多かったですが、教授は生徒からの質問にも丁寧に答えながら授業を進めていきました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

50人から60人の生徒が講堂に集まって受ける形式の授業だったので生徒同士のコミュニケーションは頻繁ではありませんでした。心理学は前々から興味を持っていた分野ではあったもののほとんど勉強してこなかった分野だったので、事前の知識があまりない状態で授業に臨んでしまい、紹介される理論も一回説明されただけではわからないことが多かったです。

 

 

【科目3】 International Relations

授業形式: レクチャー

評価のつけ方:

中間試験1回。期末試験1回。授業内で毎回グループワーク。

授業を通して学んだこと:

コミュニケーション論。授業は4人ほどのグループをそれぞれ作って、最初に各チャプターについて教授の講義を聞き、次にグループワークで出された課題に答える授業が多かったです。コミュニケーションの理論を複数学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

グループの人は3人ともアメリカ人で、困っていることはないかいつも気にかけてくれ、親切な人ばかりでした。

 

 

【科目4】 International Relations

授業形式: レクチャー

評価のつけ方:4回のスピーチ。小テスト。

授業を通して学んだこと:

聴衆の前に立って効果的なスピーチをするにはどうすべきかを学びました。リンカーンやケネディなど「名スピーチ」と評価の高いスピーチをモデルに、「隠喩」や「直喩」などスピーチで効果的なレトリックを学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

クラスの人数は12人と少人数でしたが、人前で話すとなるとそれでも緊張してしまいました。指定された課題に沿って自分でスピーチを作り、発表する授業では、紙を見ながらのスピーチは「好ましくない」ものとされ、どれだけ暗記できているかも重要な評価基準でしたので、英語で、皆の前で、ジェスチャーなども使いながら堂々としたスピーチにするのはとても難しいことだと実感しました。

 

 


○履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

<エッセイ・ペーパー>

科目名:International Relations

題材:Cultural resume作成。(国の紹介)

内容:一つの国を選択し、その国の基本的な情報から文化などの特徴をまとめる。

大変だったこと、やり遂げての感想:

私が選んだ国はポーランドで、今までなじみの薄い国であったので、事前の知識がほとんどない状態で作成を始めたのが大変でした。インターネットからの情報はもちろんのこと、私はポーランドと日本のハーフの知り合いがいるので質問をし、その人や家族の実体験を紹介できるようにしました。その内容をもとにクラスメイトの前で用紙の発表も行いました。キルト教徒が90%近くを占めるとの数字が衝撃的でした。ポーランド出身の偉人にキュリー夫人やコペルニクス、ショパンがいることもこのプレゼン作成の段階で知りました。教授からはとても良い発表であったと言っていただきました。

 

<プレゼンテーション>

科目名:International Relations

題材:スピーチ

内容:Argumentative speech のアウトライン作成・提出とクラスメイトの前での発表。テーマはアメリカの学生は第二外国語を学ぶべきか否か。

大変だったこと、やり遂げての感想:

人の前に立ちいざスピーチをするとなると、思っていた以上に緊張するのだなと思いました。スピーチを覚えるのは非常に難しかったです。日本語のスピーチさえ内容によってはままならないのに英語で行うとなると非常に頭を使いました。すべてすらすら言えるレベルまで暗記したほうが良いのか、そんなことは不可能なのだから要旨だけ覚えたほうが良いのかなど、苦戦しながらプレゼンを行いました。教授から「もう少し発音が明快になると良い」といわれたのでこれからの課題だと思います。

 


○学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

日本の授業と違う点というと、その授業スタイルにあるかと思います。日本の大学で受ける授業は200人から300人が入る大教室で教授や講師の授業を聞いたり、教授の話を椅子に座りながら一方的に聞くような受け身の授業も少なくありません。といっても外国語学系の学科に所属していることもあってか、グループワークやプレゼンテーションがあったり、発言を求められたりと積極的な参加を求められる授業ももちろんありました。こちらの授業スタイルはより少人数で学生同士の距離感が近いと思いました。発言に関していえば、こちらの学生は非常に積極的というか、進んで自らの意見や考えを表明しようという姿勢が感じられます。20人から30人ほどのクラスになると即座にレスポンスをするというわけではありませんが、それでも教授から指名される前に誰かしらは必ず発言をしていて、日本の授業ではあまり見ない光景だと思いました。教授も親切な方が多く、分からないことがあればいつでも質問するようにといって下さり、実際にテスト前には教授の研究室を訪問し、重要な点がかかれた資料を見せていただいたりアドバイスをいただきました。

 


○語学力についてお書きください。

(1)留学開始当初と比べ外国語力はつきましたか。

英語力に関していえば、リスニングから伸びてきた印象があります。ライティングはもともと得意にしてきたほうで、チューターに私が書いたエッセイの添削をしてもらうことがよくありましたが、「分かりやすい」だとか「文法がしっかりしている」といってもらえることもありました。スピーキングに関しては、ジョークをサラッと言えるようになったり、相手と喧嘩できるような実践的な英語をすらすら言えるようになりたいと思ってきましたが、あまり達成できたと実感することはできませんでした。しかし、プレゼンテーションやスピーチなど、事前に英文を書いて読む練習をして臨んだ場合には、ある程度の話すスピードと滑らかさで話すことが出来るようになったのではないかと感じています。リーディングも私が苦手としている部分ですが、徐々に長文も読みこなせるだけの忍耐力のようなものはついてきたのではないかと思います。それから、私が言われてうれしかったのは「Your English is very good」とか「Your English skill is improved」などとアメリカ人の友人から言ってもらえるようになったことです。一人ではなく複数の友人が同じようなことを言ってくれるのがとてもうれしく思います。正直に言うと私自身は自分の英語力がどれだけ伸びたのかあまり実感できていないというか、本当に伸びているのか不安になることもあるのですが、昨年8月に知り合った現地の子も同じことを言ってくれるので少しは自信をもって良いのかなとも思います。私の癖で英語力を褒められた時もそんなことないよとネガティブ言葉で返してしまうことが多かったですが、ひとまず「ありがとう」と素直に、ポジティブに受け止めても良いのではないかと思っています。

 

(2)語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

交友関係については、日本人が多い環境でしたのでわざわざ会ったり遊んだりする関係にはならないように意識していました。こちらに来たのは英語を勉強するためであり、今まで身につけてきた英語を活用して新たな知識を得ることであり、英語力の向上が一番目を向けるべき課題だと思ったからです。幸いこちらの学生は皆フレンドリーであるときは教会に誘われ、ある時は食事に誘われ、ある時はちょっとした観光に誘われるなど非常に良い友人に恵まれました。彼らの話す英語は各々に発音や話すスピード、声色が異なっていて、この人の英語は聞き取りやすいけれど、少し聞きづらいと思う人もいて、それも良いリスニングの練習になりました。

 


○学生生活についてお書きください。

(1)1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

平日は授業に出席する以外は図書館やstudy roomで勉強。月曜の夜はTTUの学生や卒業生が集う教会に行きました。金曜の夜は中国人コミュニティの教会に行きました。時間に余裕があるときは夕食を作ったり、ジムに行ったりしました。土曜日は何もない日は勉強したりYouTubeを見たりして過ごし、日曜日は韓国人コミュニティの教会に行くこともありました。

 

(2)友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

友達には本当に恵まれていました。寮で仲良くなった子もいるし、授業で仲良くなった子もいます。はじめのうちは自分から話しかけるのをためらいがちになっていましたが、相手から気さくに話しかけてくれる場合が多く、そのおかげで自己紹介から始まって互いの趣味や出身国の話などを通して仲良くなることが出来ました。だんだん慣れてくると自分の方から積極的にあいさつや声がけをすることが出来るようになりました。

 

(3)留学生活の中で、印象的な思い出を教えて下さい。

これは非常に難しい質問です。良い思い出ばかりであり、大変だったことも含めてすべてが自分を成長させてくれたと思います。大変だった思い出は、グループで会話する場面で、特に混雑して騒がしい場合に、相手の英語が聞き取りにくかったり、こちらの英語がうまく伝わらなかったりといったことが多かったなと思います。ボリューム等の単純な理由を除いても、複数人で行う会話で、いつどのタイミングで自分が発言するかなどもスムーズに行うのは難しかったです。

 

(4)一番の息抜きの方法は何ですか。

ピアノを弾くことです。テネシー工科大学には音楽を学ぶ学部もあり、その学部に所属する学生が学ぶ音楽棟があります。この棟の二回にはグランドピアノやアップライトピアノなどが一部屋に一台置かれ、そのうちの一部の部屋は音楽専攻ではない学生も入ることが出来、自由にピアノを弾くことが出来ます。私はここで昔弾いていた曲や弾けるようになりたいと思った曲を練習していました。音楽はとても気持ちを安定させてくれ、良い息抜きになりました。

 

(5)日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

ノートパソコンは私にとっては必須アイテムでした。課題を行う時は図書館で行うことが主で、1階にある備え付けのパソコンで作成するときもありましたが、たまに違う環境で課題に取り組みたいと思った時は2階に上り、パーテーションで区切られた勉強スペースで行う時もありました。それ以外にも、領内にあるStudy roomで友人と課題に取り組む等していたので非常に役立ちました。使用目的は授業の課題作成、リサーチとYouTubeの視聴を息抜きにしていました。

 

(6)日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

必要な時を除いてあえてあまり連絡は取らないようにしていました。定期的に連絡を取る友達は数人いましたがそのうちの数人とは英語でやり取りをしていました。家族とは思に電話でやり取りをしていましたが、時々メールをしたり、手紙を書いて送ったこともあります。

 

(7)大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)は利用しましたか。利用した場合、勉強を進める上で役に立ちましたか。

チューター制度を利用していました。授業課題としてエッセイが多く課されていたのですが文法や単語の使い方が正しいのか、あるいはもっと効果的な単語があるのかといったことまでチェックしてくれ、自分のエッセイがぐっと良くなりました。スピーチ原稿の添削をしてもらったこともあり、そのままだったら自分の言いたいことが相手に正確に伝わっていなかった内容も、チューターのおかげで改善され、本番でも自身をもって発表することが出来ました。

 

(8)JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。

①旅行に関する費用・現地での旅行費用:約25万円

②国際航空券代(往復):約26万円

③個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:約20万円

④携帯電話料金:月40ドル

⑤ミールプラン以外の食事代:約9万円

⑥教材費:約7万円         

⑦ヘルスセンター使用料:0円

 


○留学全体を総括してお書きください。

(1)留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

私は世の中のことを何も知らないのだということが分かりました。こちらで一人の日本人と出会ったのですが、その人は勉強に対する意識が高く、私の知らないことを本当にたくさん知っていました。例えばアニメです。アニメオタクを自称するくらいのアニメ好きで硬軟様々なアニメを見て、そのストーリーなキャラクターの特徴などをすらすらと言ってしまいます。またアニメは例えば聖書や重大な歴史的事実などをもとにしてストーリーを作っていることも多く、この場面は聖書のあの話をもとにしてつくられているのだと勉強させられることが多いです。アニメと聞くとサブカルチャー的扱いを受け、アニメ好きへのレッテル貼りやステレオタイプを持つ人もいるかと思いますが、アニメには学ぶべき要素が満載であることに気づきました。世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるという事実をしっかり受け止め、これからの勉強に励んでいかなければと思いました。また、TTUはエンジニア系を学ぶ学生も多く、理系の友人も多くいました。私にしてみれば数学や化学はかなりの苦手意識を持っているのでそれらを学んでいるだけでもすごいと思うのに、同じ留学生の友人も学んでおりこのままでは負けてしまうなと思いました。負けてしまうというのは、文系の知識しかない私と英語も出来る理系とでは仕事の選択肢で劣るのではないかと思ったからです。英語はできて当たり前で、大切なのはそこからどのように英語の知識を活用し社会の役に立てるかをアピールすることだと思います。しかしまだまだ学ぶべきことはたくさんあります。分野に関わらず様々な側面から知識を吸収してこれからも勉強を続けようと思います。留学を通して、物事特定の側面ではなく広い視野を持って見ることの大切さと、勉強への意識の向上が最大の収穫ではないかと思います。

 

(2)留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

アメリカが大変気に入りました。もともと海外へのあこがれと自由な国というポジティブなイメージはありましたが、こちらで実際に出会った人や環境の素晴らしさにますます好きになりました。とこのようなレポートを書いている矢先にUnited Airlines のアジア人の飛行機からの強制降機事件が起こり、複雑な心境ではありますが。この事件だけでなく、アメリカは貧富の差が大きくなっていて、人種差別も根強く残っているのも事実だと思います。相手の国をよく知るためには相手の立場に立って考えることが重要だと思いました。換言すれば「国際感覚」をもって物事を見るということになるでしょうか。私の考える国際感覚とは「外国の立場、視点でもモノを考えられること」といえると思います。例えば、銃のついて考えてみると、アメリカでは銃犯罪が社会的な問題となり、銃を減らそうと議論なされており、日本人の視点で見ると「日本はこんなにも安全なのになぜアメリカでは銃を無くそうとしないのか?」となりますが、アメリカ人の視点で見ると「銃が無くならないのは周囲がキケンだから」ということになります。銃を持たなければ自分が殺されてしまうではないか!」というわけです。友人の車に乗せてもらい郊外を走ると、広い原っぱに家が一軒ポツリと建っている状況が多く「こんなところで警察を呼んでも相当な時間がかかる。そこに強盗や武器を持った犯人が侵入してきたら家族を守れるのは銃だけだ」と友人は話していました。即ち日本とアメリカの状況を個別的に捉えておらず、日本人の感覚・意見でしかない。自国だけでなく相手国の側に立って物事を考えられることが、相互理解が深まることにつながるのではないだろうか。

 

(3)これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

もともと英語教員を基本的に目指そうとは考えていて、その他に運輸系やマスメディアへの興味を持っていました。しかし、英語教員を考えてみると、毎日学校という場所に縛られ、授業の教案作成だけでなく、生徒指導や部活動の指導などかなり苦労の多い仕事だとも思います。私が言いたいのは大変だから、という意味ではなく、もっと海外に出て自分の英語力を駆使した仕事がしたいと思うようになってきた、という事です。そう考えれば、エアラインなどの運輸や海外支社のあるマスメディアを目指すのも現実的な選択肢に入れたほうが良いと思うようになってきました。そのためにはもっと真剣に興味のある分野について研究していかなければならないと思います。

 

(4)同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

大学のある町はクックビルという、言ってしまえば「田舎」にあります。テネシーはアメリカ南部ということもあるのでしょうか、学生、教授、街の人関係なくみな親切な人ばかりで、どこかゆったりとした、落ち着いた雰囲気もあわせとても気に入っています。広大なキャンパス内にいくつもある建物は赤(朱色)色のレンガ造りの建物がほとんどで非常に統一感があります。日曜日にはすべての交通機関がストップしてしまうほどの田舎であることが玉に瑕ですがむしろ勉強するには非常に良い雰囲気だと思います。LAやNYともかなりの距離がありますし、大都市に旅行に出かけるとなればかなり時間とお金も必要かと思います。その一方でグレートスモーキーマウンテンなどの広大で壮大な自然は身近に感じられます。個人的には全体的に言って治安も非常に良いですしこの町が大好きです。

 

(5) 留学を通しての現在の想いについて、自由に教えてください。

光陰矢の如しという言葉の通り、時が経つのはなんて早いのだろうという気持ちです。ここでの生活に不満がなく、日本に帰りたくないとすら思ってしまいます。テネシーには日本企業も多く、実際に日本人の方ともお会いでき、憧れの気持ちが強くなりました。将来どの仕事につくかはまだ決まっていませんし同じ場所に戻ってくるかは分かりませんが、必ずアメリカに戻ってこようと決心しました。

 

 


第一回レポート

○到着後から現在までのことについて教えてください。

(1)渡航前に日本で準備しておけば良かった点

英語力。明確なゴールは設定できないかもしれませんがもっと文法と単語力の強化をしていれば授業の少しは楽に感じることが出来たのではないかと思いますし、英会話もスムーズにできたと思います。基礎である英単語もあやふやな部分があったため、辞書に頼ってしまうことも多くあります。

(2) 日本から持ってくれば良かった物

冬服。Cookevilleは夏は非常に暑く、とはいってもカラッとした暑さでTシャツさえあれば夏の間は過ごすのに十分な気候でした。秋になってもなかなか気温が下がらずに、10月下旬までは半そであるいは夜には羽織物を羽織れば過ごせました。しかしある日急激に気温が下がったことがあり、その日を境に特に朝晩の寒暖差が大きくなり、11月上旬になるとコートが必要ン食らい気温が低くなることもありました。必要な時に買い物に行くのも良いですが、友人との約束を優先したり課題を行ったりする時間が必要だったのでなかなか買い物に行くことができませんでした。せめてジャンパーやコートを1枚持ってくれば十分しのげたのになあと少し後悔しました。

(3) 到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか

食料品。大学の授業が始まる前のオリエンテーション期間は開いているお店も少なく、また大学周辺に出かけるのも治安の面を心配してあまり外出しませんでしたのでもう少し日本から食料品を持参すればよかったと思います。具体的にはスナック菓子、インスタント味噌汁、インスタントご飯程度でしょうか。スナック菓子などは現地で友人が出来た時に日本のお菓子だということをアピールできますし、お菓子を媒介に会話すればコミュニケーションもはかどる気がします。

(4) 生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか

月によって異なりますが、100ドル以下だと思います。連休やお店のセール期間中など使う時には出費もかさみますが普段はあまりスーパーに行かず、飲料も水をペットボトルに入れて持ち歩いています。一番出費がかさんだのは冬服の購入でしょうか。詳細には計算していませんが計250ドルほどかかりました。(ブラックフライデーのセール期間中でなければ4-5割増しで払わなければならなかったかもしれません)

 


○大学について

(1)大学キャンパスの設備、雰囲気

大学のキャンパスは私の日本の所属大学と比べ非常に広大でキャンパスの全貌をつかむには少し時間がかかりました。建物は赤(朱色)色のレンガ造りの建物がほとんどで非常に統一感があります。

学内の雰囲気はとてもよく、学生は皆フレンドリ―で親切な方ばかりですし、教授も質問にわかりやすく答えてくださり、勉強するには非常に良い雰囲気だと思います。

 

(2)学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:フレンドリーな人が多く、「Hi Sho!」と向こうから声をかけてくれる人もいます。キャンパス外にある友人の家に遊びに行ったり、食事をしたりもしています。また、月曜夜に教会で夕食をいただいたり歌を歌ったりしていますが、この場で何人かに学生、社会人と仲良くなることも出来ました。

他の国からの留学生:韓国人留学生が一番多く、他に中国、インドネシア、タイ、ロシアやヨーロッパから様々な学生が来ています。普段からよく話すのはアジア諸国からきた留学生が主になります。

日本人:日常的に話しているのは男子学生1人女子学生1人ほどでしょうか。この2人とはこちらに来てから出会いました。日本の大学院生の彼はいつも英語で話すことをモットーとし、勉強熱心なので見習わなければならないという気にさせてくれるので尊敬しています。関西出身の彼女は私より1学年下ですが、アニメについての知識が豊富で、英語だけでなくフランス語も勉強しています。私を含めたこの3人+アメリカ人の友人3人で遊ぶこともしばしばありますが使うのは「英語」です。

 

(3)大学のある街について

どんなところですか:テネシー州やや東にあるCookevilleという田舎町に住んでいます。アメリカ南部ということもあるのでしょうか、学生、教授、町の人関係なくみな親切な方が多く落ち着いた雰囲気が気に入っています。

ダウンタウンまでのアクセス:徒歩だと20分かそれ以上かかるので学生は無料で乗車できる循環バスを利用します。私は良い運動になるのでバスの時間が合わない時に日中は徒歩で向かうこともありますが、歩きスマホはせず、時々後ろを振り返るなど周囲には注意しています。

お薦めスポット:ダウンタウンにあるブティックやさんが気に入りました。子どもへのクリスマスプレゼントに良いものはないかとお店を探していたときに見つけました。女性向けの店かと思っていましたが、この店は何人かの製作者の方が協同で経営しており、子どもから大人向けの商品まで食品、洋服、おもちゃ、アロマキャンドルなど豊富に取り揃えており、プレゼントを探すときにはとても良い店だと思います。

その他:大学構内にとどまらず、外に出ると良い出会い、新しい発見があるかも!上記の店では近隣の町に住んでいる日本人駐在員の奥様2人が買い物にいらしており、日本の在籍大学の話(一人は埼玉県の出身なので)や将来の夢などをお話させていただきました。少しあこがれの気持ちと世界で活躍できる人間になるために勉強しなければと感じました。

 

(4)キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:大変良いです。銃器等の持ち込み禁止の旨がかかれた看板が入り口などに掲示されています。また、キャンパスポリスが車両で昼夜関係なくキャンパス内を頻繁に巡回していますので安心感があります。

キャンパス外:こちらも非常に安定していると思います。テネシーは銃を携帯する時必ずしも隠す必要はなかったかと思いますが買い物に出かけても銃を腰にかけている人を見ません。ただ私のアメリカ人の友人はダウンタウンに向かう時は銃を車のダッシュボードに入れて携帯していますので、「自分の身は自分で守る」という意識が強いのだと感じました。

 


○英語力についてお書きください。

(1)英語力は伸びていると感じますか(その理由)

リスニングとスピーキングは伸びてきている実感があります。当然英語に触れる時間が日本に比べて圧倒的に長く、会話量も全く違うので、徐々にネイティブの人が話すスピードについていけるようになってきた気がします。

 

(2)英語力を向上させる上で苦労した点、またご自身で工夫された点はどのようなところですか

<リスニング>

●苦労した点

徐々に速いスピードでも聞き取れるようになってきましたが、特に年配の人が話す英語を聞きとるのは困難なことも多いです。

●工夫した点

聞き取れない部分はすぐに「なんて言った?」と聞き返すようにしています。

<スピーキング>

●苦労した点

日常英会話ではなく、授業のわからない点について教授に説明したり、日本についてわかりやすく伝えようとしてもとっさに適さ綱文章を思い浮かべることが出来ず苦労します。

●工夫した点

あらかじめ英文で書かれている紹介分は例文を覚え、こういう言い方があるのかという事を知ったうえでそのトピックについて話すと格段に出てくる英文の質が変わります。

<リーディング>

●苦労した点

長文を読むのが苦労しました。なかなか集中力が続かずトピックによっては読むのが大変な時もあります。

●工夫した点

一単語一単語を見るのではなく、センテンスごとのまとまりで文章を見るようにしています。

<ライティング>

●苦労した点

エッセイの書き方などは日本の大学でも学んでいたためそれほど苦労はしませんでしたが、参考文献の書き方をあまり知らなかったので少し苦労しました。

●工夫した点

MLAやAPA方式になかにも7thや8thなど少し違いがあるので書き方のお手本を見て正しく引用したことを証明できるようにしました。

 


○寮生活/ルームメイトのについてお書きください。

(1) ホストファミリー/ルームメイトとの関係

ホストファミリーは正式には大学につとめている教授とそのご家族とのことですが、あいさつとしてメールのやり取りをしただけでお会いしたことはありません。私の友人のホストファミリーの方によく声をかけていただいて家に訪問して子どもたちと遊んだこともあります。教会につとめているかたで私がそこに行ったことがあることも関係して、別のファミリーに家を訪問したこともあります。ルームメイトはNashville出身の1年生でおしゃべりというほどではありませんが人当たりがよく毎日何かしらの会話はしています。(今日の授業はどうだったか、課題は大変かなど)また、車が好きなのでその話もしてくれました。

 

 (2)食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

食事はほとんどをカフェテリアで賄っていますが友人から食事に誘われた際には予定が空いていれば必ず参加するようにしています。自炊は基本的にしていません。

 

 


○期履修した科目について、振り返ってお書きください。

【科目1】Changing the society

授業形式:レクチャー

評価のつけ方:

テストは学期中に3回と期末1回。1回目:62点 2回目:74点 3回目:98点(100点満点中)

授業を通して学んだこと:

マスコミュニケーションの理論について様々な専門用語を含みつつ学びました。グーテンベルクの活版印刷技術の発明までさかのぼり、歴史も知ることが出来ました。「ゲートキーパー理論」など今のマスコミの報道姿勢、方針を考えるうえで役立つ知識が得られました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

先生は20代後半の若い先生で、非常に話のスピードが早く、聞き取るのが大変でした。しかしスライドを用いて重要な点を示してくださったので非常に助かりましたし、時々「大丈夫?」と声をかけてくださりわからない部分を聞きやすくなるような環境づくりに努めてくださっていました。

 

【科目2】Social/Professional Etiquette

授業形式: レクチャー

評価のつけ方:毎週教科書や参考資料の指定カ所を読み、質問に答えオンライン上で提出。計11回。出席点。ファイナルの課題。

授業を通して学んだこと:

ビジネスの場におけるコミュニケーションのとり方、エチケットなどを教科書を用いて学びました。ビジネスにおけるコミュニケーションということで、学生の私がどれだけ学ぶ必要があるのだろうと思っていましたが、食事、服装、メールの送り方など、様々な実例を用いてわかりやすく書かれている教科書のおかげでビジネスコミュニケーションの基本を知ることが出来ました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

授業は50分の長さで1単位、基礎クラスだったこともあり、教科書の内容の復習が主でした。教授が質問すると多くの学生が自主的に答えたり自身の礼を出して活発に発言していました。決められたことを守り提出期限の間に合うように課題をやりさえすればそこまで大変な授業ではありません。ただ、一度だけ他のクラスの課題を誤ってオンラインで提出してしまったことがあり、お詫びと正しい課題を提出することは可能か聞いたところ、許しを得たので再度正しい課題を提出することが出来ました。

 

【科目3】Connections/Env-Sust Studies

授業形式: 少人数授業

評価のつけ方:

オンライン上で取り組む課題が中心でした。また、キャンパス内を回り、捨てられているごみの種類と量をリサーチするという課題もありました。また、「This I Believe」というタイトルで自分が信じる人、モノ、ことについて、自らの体験談をもとにしたエッセイを書きました。それらの総合評価です。

授業を通して学んだこと:

環境について学び、持続可能な社会を形成していくにはどうすれば酔うのか考える良いきっかけになりました。ごみのポイ捨てがどう環境に影響するのか知ることが出来ました。学内を見て回ると思ったよりもごみのポイ捨てが多く、喫煙禁止にもかかわらずたばこの吸い殻が数多く散乱していたのには少し驚きました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

少人数授業ということもあり、和気あいあいとした雰囲気の中で授業を受けることが出来ました。

 

【科目4】Learning Strategies

授業形式: レクチャー

評価のつけ方:毎回ホワイトボードに書かれている質問に対して回答を記入、メンターに提出したのち授業スタート。Week Scheduleの提出。プレゼン。

授業を通して学んだこと:

1年生が大学に入りどう勉強したり、生活していくべきかという基本的な学生生活の過ごし方を学びました。また、学生は寮(キャンパス内)に住むべきかどうかについて、賛成派反対派に分かれてディベートをしました。他には効率的な勉強方法やエッセイの書き方についてグループを作りプレゼンを行いました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

自分の意見を書くことが多く、意見をきちんと表明するのが少し大変でした。

 

【科目5】College Reading Improvement

授業形式: レクチャー

評価のつけ方:テストは3~4回ほど学期中にランダムで実施。内容は授業で学んだリーディングの基礎や用語を覚えているか確かめるというものでした。その他に自分が選んだ新聞記事や文献について要約したものの提出。Apliaというサイトを用い授業で学んだことを確かめるテストをしオンライン上で提出。

授業を通して学んだこと:

リーディング力を向上させるために教科書に沿ってPowerPointを用いて重要ポイントを解説。文章の読み方の基本を、専門用語も入れながら覚え、長文を読みやすくなるようにする。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

授業の進行スピードが非常に早く、先生の説明をノートに書き留めるのが難しかったです。課題で分からない点は中国人留学生にやり方を聞いて助けてもらったこともあります。

 

【科目6】English as a second Language

授業形式: レクチャー

評価のつけ方:エッセイを3種類作成。英語の重要イディオムを自分で例文を作りオンライン上で提出。授業内で与えられた課題に沿ってエッセイを作成(3回)。与えられたトピックの中から自分で一つ選びクラスメイトの前でプレゼンテーション。

授業を通して学んだこと:

ライティングスキルアップのために教科書を使用し、文章の組み立て方などを学びました。また参考文献を使用する際の引用の仕方を学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

アラブ系の学生と一緒の授業を取るのは子のクラスしかなかったので、交友関係が広がりました。

 


○課外活動についてお書きください。

(1)大学内の活動に参加していますか。

日本クラブ(Japanese Club)という活動に参加しています。日本語を教えているTTUの日本人大学生を筆頭に私以外に2~3人の日本人学生と10人前後の外国人学生に日本語を教えています。活動を知ったのは10月に入ってからですが、それ以来毎回参加し、活動後は食事に行ったりしています。

 

(2)スポーツはしていますか?具体的に教えてください。

キャンパス内にあるジムで運動しています。時間があるときは週3回から4回穂頻度で通っていましたが、現在のような試験期間中や課題が多い時には全く通えていません。そのほかに寮内に卓球台があるので卓球をして遊ぶこともあります。上手な人と試合をすることも多く、そのおかげで8月と比べてだいぶ腕が上がった実感があります。

 

(3)休み中の過ごし方について教えてください。

ヨーロッパへの旅行を計画しています。イギリス、ドイツ、オーストリアの3国を回れればと思っています。

 

 


 

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