成城大学経済学部経営学科3年

  • 留学先 :プラハ経済大学
  • 留学時期:2018年8月~2019年5月
  • 留学期間:1学年間

大学キャンパスの設備、雰囲気

建物が新しいものと古いものに分けられている。新しい方は主に留学生がよく使うものと思われる。また、カフェやパブリックスペースがあるので勉強したいときやゆっくりしたいときはそれらの場所にいることがある。図書館は古い建物の方に設置されており、勉強するときはよく使用していた。

大学のある街・治安

どんなところですか:トラムの最寄駅からすぐの場所にあ理、また学校のすぐ後ろにメインステーションがある。周りにはレストランやカフェが多い。また、学校に向かう途中で旧市街が広がっている光景が目に入るので飽きない。

ダウンタウンまでのアクセス:トラムで5分くらいでプラハのセンターに着く。歩いても15〜20分くらいで行けるので便利。

お薦めスポット:大学裏の公園、old town square

その他:スケート場, プラハ城(大学から近い)

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:チェコ人(buddy system, 現地で知り合った人)

他の国からの留学生:fall semesterはアメリカ人の割合が非常に高い、だいたいどの授業でもアメリカ人は同じクラスに多い。あとはイタリア人やドイツ人、フランンスジンなどの他のヨーロッパから来た人。

日本人:一緒に留学している人のみ

滞在(ホームステイまたは学生寮)

こちらの寮はツインルームが2つある設計になっている。自分はたまたま一緒に留学している人が同じ部屋になったこともありあまり苦労はしていない。もう一つの部屋にはアメリカ人が滞在していたが、基本的にあまり会話はなく、(そもそも出かけていることもしばしばなので)あったら挨拶するぐらいです。

留学の目的について

日本の外の世界を見に行くこと

上記の目的は達成されましたか。

はい

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

物事を考える視野が広がった

留学を通しての現在の想い

チェコは日本と経済的格差は感じなかった。思ったより、英語が話せる人の割合が高かった。

今後の進路、目標について

ひとまず、日本の大学に戻るか、また新たな国へ挑戦するかのどちらかになると思う。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

留学しに来ているアメリカ人の割合が高いので、アメリカ英語には慣れておいたほうがいい。 プラハはとにかく綺麗で、素敵な街なのでぜひ行くことをおすすめします。

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費ミールプラン以外の食事代:7万円程度、携帯電話料金:1万円程度
航空券代国際航空券代(往復):20万円
現地旅行費用10万円弱
その他寮の洗濯機使用量(1回 200円) 5000円程度

渡航前に日本で準備しておけば良かったこと

ISISカード

日本から持ってくれば良かった物

日本の調味料、耳かき

到着後すぐに購入が必要だったもの

トラムのチケット simカード

学生生活

1週間のおおまかなスケジュール

月〜木曜日は授業があるが、それ以外の日は授業がないのでそれぞれの授業の復習や課題をこなしたり、プラハの町を周たり余裕があれば他の国に旅行に行ったりしていた。

課外活動

1. 大学内の活動に参加していますか。

buddy systemが毎週主催している様々なイベントに時折参加している。

2. スポーツはしていますか?

具体的に教えてください。 寮のすぐ目の前にテニスコートやバスケットスペース、フットサルコートがあるので時々フットサルに参加したり、寮の中に設置されているスポーツジムに週に2〜3回通っている。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

最も良い思い出はプラハの街を思いっきり堪能できたことです。中世の街並みがそのまま残っているので、長い歴史を感じながら街を散策できた日々は元来ヨーロッパが好きな自分にとって貴重な日々だったと思う。 最も大変だった思い出は、アメリカ人の生徒と一緒にやったマーケティングの授業です。前期の授業なのですが、まだ英語に慣れたいないこともあり、チームでの作業についていくのに非常に苦労したことを覚えています。

一番の息抜きの方法

ジムでの筋トレ、音楽を聴くこと

休み中の過ごし方

授業がなくても学校に行ってパブリックスペースや図書館で勉強したりする。プラハ城やカレル橋と行ったスポットもトラムですぐに向かうことができるので気分転換に赴いたりする。

日本の家族、友人との連絡頻度

週2回~月1回

学部授業

  • コース番号 :IP—331
  • 授業タイトル:Global Business and International Trade
  • 単位数   :2

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

前半 レクチャー 後半 セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Attendance 30, case study 10、active participation 10、term paper 10、presentation 10、final test 30

授業を通して学んだこと(授業内容)

レクチャーでは主にグローバルビジネスにおけるセオリーやケース、どのような障壁がトレードを行う上で考えられるかを考察する。セミナーではレクチャーの延長でそのまま別の教授が解説を続けることもあれば、case studyを行いクラスでディスカッションを行うこともしばしばだった。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

後半のセミナーではcase studyを行うことが多く、配られたレジメをすぐに読んで理解し、ディスカッションに参加しなければならないのだが、読むのが遅く、なかなかディスカッションの輪に入るのに苦労した。

  • コース番号 :IP- 317
  • 授業タイトル:Globalization and World politics
  • 単位数   :2

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

前半 レクチャー 後半 セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Attendance 24, active participation 16、mid-term test 15 presentation 15、final test 30

授業を通して学んだこと(授業内容)

グローバリゼーションについて様々なトピック(移民問題、発展途上国における問題点、環境問題など)を通じて多角的に考察する授業。次の授業までに読んでくるように指示されたreading課題やTed talks なども使って授業ごとのトピックについて学ぶ。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

トピックによってはそもそも前提知識が欠けていたので、授業中の話や他の生徒とのディスカッションについていくのに苦労することがあった。またfinal examは600字が2問、500字が1問、200字が1問のshort essay なのだが扱うトピックが様々でかつ、生徒のpresentationも出題範囲に含まれるのでそれぞれある程度の知識と自分なりの意見を用意する必要があったので復習が欠かせなかった。

  • コース番号 :IP-314
  • 授業タイトル:International Management
  • 単位数   :2

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

前半 レクチャー 後半 セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Attendance 20、case study 10, team paper 10、presentation 10、mid-term test 20 final test 30

授業を通して学んだこと(授業内容)

国際的な企業組織のマネージメントをセオリーやモデルケース、カルチャーの違いなどを基に比較し、どのようなマネージメント方法が最適化を考察する

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

教授が非常に親切でかつきっちりしている方だったので、わからないことには親身になって対応していただいた。また、非常に他の国の文化や企業について博識な方で、授業を聞いていて非常に驚かされた。この授業では日本人が自分だけのこともあり、日本のことについて度々質問されることが多かった。

  • コース番号 :IP-310
  • 授業タイトル:Product Brand Marketing
  • 単位数   :2

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

前半 レクチャー 後半 セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Attendance 20、team-presentation 40、mid-term test 20 final test 20

授業を通して学んだこと(授業内容)

マーケティングの知識を学ぶとともにどのようにマーケティングシェアを広げていくかを考察する。授業ではチームを作り、実在するブランドをチェコで普及させるためにはどのような方法があるかを話し合う。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業は2〜3週間に1回授業で扱った内容(Marketing MIX、segmentationなど)にフォーカスしてショートプレゼンを行うので自然とおなじチーム同士で話し合う機会が多くなる。そのため最もコミュニケーションをとることが多い。自分のチームにはアメリカ人が多く最初はスピーキングスピードに慣れるのに苦労した。ただ、自分たちで試行錯誤してブランドの普及方法を考えていくので面白さはこの授業が一番だった。

  • コース番号 :IP-312
  • 授業タイトル:International Strategy
  • 単位数   :-

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

前半 レクチャー 後半 セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Attendance;20 Team paper and Presentation; 30 Final-exam; 50

授業を通して学んだこと(授業内容)

企業戦略における問題の解決プロセス、戦略やステイクホルダーの分析の重要性、他の企業との関係性など

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

教授の方が非常に厳しく、プレゼンテーションの時の質疑応答に的確に答えることが難しかった。 授業中にやる確認問題も紛らわしい問題が多かった。

  • コース番号 :IP-318
  • 授業タイトル:European Security and International Institutions
  • 単位数   :-

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

前後半レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Attendance 20 Presentation 15 Mid-term 25 Final-exam 40

授業を通して学んだこと(授業内容)

第一次世界大戦〜冷戦末期までの歴史を用語ごとに学びながら、国際組織がどのように安全性を確保しているかを考察する。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

自分は高校の時に世界史は途中でやめたこともあって、初めてきく単語が多くて戸惑ったが、教授の方が親切に質問に答えてくれたこともあって、あまり苦は感じなかった。また今学期はフランス人とアメリカ人が多く留学しに来ていて、たいていのクラスはその2カ国の生徒しかいないのだが、この授業は少人数の授業もあってか、この2カ国以外の国の生徒も来ていて多国籍なクラスで雑談時は楽しかった。

  • コース番号 :IP-334
  • 授業タイトル:International Relations
  • 単位数   :-

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

前半セミナー, 後半レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Attendance 20 presentation 25 mid-term 25 Final-exam 30

授業を通して学んだこと(授業内容)

GlobalizationやBrexit, 環境問題など様々な観点から国際関係を考察して行く

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

教授が年配の方であったこともあって英語が聞き取りづらかったので、授業中は集中して聴くようにしていた。期末テストが長めのエッセイだったこともあって、準備するのに少し苦労した。

授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作

エッセイ・ペーパー

科目名:Global business and International Relations

題材:How BRICs will influence the World?

内容:近年、目覚ましい経済成長を遂げているBRICsが今後どのような影響を世界にもたらすのか?をそれぞれの国のstrongポイント、weakポイント, 関係性、地理的特徴、世界経済の情勢などの視点から考察していく。

大変だったこと、やり遂げての感想: それぞれの国々の特徴を調べ、それらを分析してどのような影響をもたらしていくのかということが、国が多いこともあってまとめるのに時間を要した。エッセイとしての点数はそれなりだったが、教授からは日本の観点も加えたほうがより内容が充実したのではないかという指摘をされ、満足はできなかった。

プレゼンテーション

科目名:Globalization and World Politics

題材: Blood Diamond

内容: アフリカを中心に、発展途上国の抱えている問題の一つであるBlood Diamondがなぜ問題になっているのか、この問題がどのような影響を与えているのかということを経済、環境、政治的観点から考察する。

大変だったこと、やり遂げての感想: 内容云々というより、プレゼン自体が50分間もの時間を与えられていることもあり、いかに内容をわかりやすく、魅力的にして聞いている他の生徒や教授を飽きさせないかをチームで考えたこと。また、スクリプトも見ることが禁止されているので自分のパートを覚えるのも苦労した。その分、終わったあとは充実感があった。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと

思っていたほどみんな前の方の席には座らないという印象を受けた。やはり、授業中は発言をする頻度は日本より高い。特にアメリカ人の生徒は些細なことでも授業中に質問する機会が多いと感じた。

JSAFサポートについて

申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポート

まず、英語に触れる時間が確保できるので役に立ったと思う。IELTSに出てくる単語はAcademicなこともあり留学中によく目にすることが多かったように感じたので利用していくべきだと思う。

Pre Departure Orientation

留学がどういうものかが少し想像できたから、役に立ったと思う。

Be a risk takerは実際に留学先で安全に暮らしていくために必要なことを教わったので役に立ったと思う。

出発前オリエンテーションおよびEnglish Workshop

留学がどういうものかが少し想像できたから、役に立ったと思う

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

日本語に触れる時間が圧倒的に減り、必然的に英語に触れる時間が増えるので多少早い英語を聞けるようになったり、ボキャブラリーが増えたこともあり、自分の外国語力は少しは上達したと思う。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

アメリカ人の方の英語のスピードには慣れるのには苦労した

●工夫した点

なるべく喋る機会を増やす、時間があるときはNetflixなどで英語を聴く

リーディング

●苦労した点

スピード不足

●工夫した点

毎日必ず複数のニュースの記事を読むようにした

ライティング

●苦労した点

同じ言い回しや表現の繰り返しになってしまいがちだったこと

●工夫した点

時間をかけてでもなるべく多くの言い回しを使ってみる、語彙の強化

スピーキング

●苦労した点

文を作るスピードと正確性、語彙

●工夫した点

ちょっとしたことでも英語でなんていうか考えるなどで、文を作る練習をする、喋る機会を増やす