聖心女子大学文学部国際交流学科3年

  • 留学先 :ジョージタウン大学
  • 留学時期:2018年8月~2019年5月
  • 留学期間:1学年間

大学キャンパスの設備、雰囲気

キャンパスはそれ程大きくないため、歩いて移動できるので便利です。ただ、設備は古く、壊れていることが多く、よく友達と「ジョージタウン大学は学費が高いのに、どこにお金を使っているのか(笑)」と話しています。特に図書館がいわゆる欧米の大学の図書館のような綺麗な作りでないので、不満を言っている学生が多いです。 キャンパス内の雰囲気は落ち着いていて、緑が綺麗だと思います。学生は、平日は勉強、週末(特に夜)はパーティーという雰囲気です。今はファイナルの時期なので、どこへ行っても勉強している学生ばかりで、図書館は混雑しています。人にもよりますが、全体的に真面目な学生が多いのかなという印象です。

大学のある街・治安

どんなところですか:ジョージタウンは高所得者が多く住む街です。そのため物価が高く、家も大変立派なものばかりです。治安がとてもいいのは日本人としては安心です。DCは格差の街と言われますが、ジョージタウンと他のD.C.の街を比べると一目瞭然でその違いが分かりました。

ダウンタウンまでのアクセス:ジョージタウンには地下鉄の駅がないため、少し不便です。DCの中心部に行くには、バスを使うか、ウーバーを使うことも多いです。大学からは近くの駅まで無料バスが走っているので、それを使って出かけることも多いです。時間のある時は歩くこともできますが、30分~1時間ぐらいかかります。

お薦めスポット:M streetとWisconsin streetにはレストランやお店が沢山並んでいるため、よくそちらに出かけます。有名なカップケーキのお店として、Georgetown Cupcakeがあります。毎日行列ができるほど人気です。

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:寮のフロアのお友達と大変仲良くなりました。日々顔を合わせることが多いので、一緒に出かけたり、フロアにある勉強部屋で一緒に勉強したりしています。また、最初のオリエンテーションで同じ班だったお友達とも大変仲良くなりました。お互い初めてのジョージタウン大学だったので、まだ友達が少なく、初めの方は特に一緒に過ごすことが多かったです。授業が同じ友達とは、たまに話したりしますが、既に友達のグループができているので、親しくなるのは難しいです。

他の国からの留学生:到着したばかりの時、留学生用のオリエンテーションが毎日あったので、他国からの留学生とも大変仲良くなりました。同じフロアに住んでいるフランスからの交換留学生と特に仲がいいです。

日本人:上智からの交換留学生とすごく仲良くなりました。他には、ジョージタウン大学には日本人があまりいないので、日本人の交換留学生は全員分かります。2ヶ月に一回程集まり、日本食を食べに行っています。時折日本人と会えるのは嬉しいです。

留学の目的について

学問の面では、英語力の向上と国際政治の基礎知識をつけることでした。また生活面では初めて親元を離れて自立した生活を送ることが目的でした。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

私は以下の3つ点で成長したと思います。

• 考える力がついた:留学中は友人と政治や人種問題について授業以外でも話す機会が多かったので、自分の身の回りで起きていることを客観的にそして時には批判的に考えられるようになりました。

• 自己肯定感が高まった:留学をやり遂げることが出来たという達成感から、以前と比べ自分に自信がついたと思います。

• 他人を思いやる大切さを実感した:自分がマイノリティー側に立つ機会が多かったため、慣れない環境にいる時にどういった不安を持つのか実感することが出来ました。そのため、より自分と異なる人の立場を想像できるようになったと思います。

留学を通しての現在の想い

留学前は国際関係で有名、というイメージが強かったですが、今はキリスト教、裕福な家庭からの学生が多い、忙しく活動している学生が多い、常に大学の一部が工事しているなど色々と新たなイメージが付け加わりました。

今後の進路、目標について

今は4年生のため、就職活動を出来る範囲で取り組みながら、アメリカの大学院進学を視野に進路を考えています。まだ未確定の要素が多いですが、アメリカで学んだことを生かして、将来を選択したいです。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

ジョージタウン大学は国際関係や国際政治を専攻する学生にとっては絶好の留学先です。教授のレベルの高さや授業の種類の多さ、またワシントンD.C.という立地も最高でした。一方で、学生には主体性が求められます。自分からチャンスを掴みにいかなければならないため、留学生にとっては少し大変な部分もあると思います。チャンスを活用するためには、情報収集が欠かせません。積極的に友人に聞いたり、大学のリソースに相談したり、主体的に相談に行くことをお勧めします。

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費ミールプラン以外の食事代:20万、携帯電話料金:3万円
航空券代国際航空券代(往復):25万円
教材費学部:3万
その他② 個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:20万

渡航前に日本で準備しておけば良かったこと

1) アメリカについての勉強(アメリカの歴史、政治制度、州の名前、歌手や映画など、アメリカ人が一般常識として知っていることを事前に学んでおくと、授業のディスカッションについていきやすかったり、現地の友達と会話しやすかったりすると思いました。日本のことは海外に行くとよく聞かれると言われたので、ある程度勉強しましたが、アメリカのことも一緒に勉強したらよかったです。)

2) ワシントンにいる知り合いの連絡先をできる限り集める(こちらに来て、色々な方からワシントンで働いている方、暮らしている方を紹介していただきました。全ての方とお会いする度、大変刺激的で勉強になったので、より多くの方の連絡を聞いておけばよかったと思いました。特に、ワシントンは国際機関やシンクタンク、政府系機関にお勤めの方が多いので、将来の勉強にもなります。)

日本から持ってくれば良かった物

・資料をまとめるファイル

・部屋を装飾できるポスターや写真、ライト

・iPad(データ上のファイルを読むことが多く、印刷せずに書き込めると便利なため)

・日本のお茶

・赤ペン(持ってきましたが、インクがなくなってしまいました)

・無印用品(アメリカでは貴重で人気のため、持って来ればお土産になりました)

到着後すぐに購入が必要だったもの

・お布団、シーツ、枕と行ったベッド用品

・机上のライト(既に部屋の机にライトはついておりましたが、日本のものに比べ暗かったので購入しました。)

・水筒

・教科書

・洗剤

学生生活

1週間のおおまかなスケジュール

月曜日から木曜日にかけては授業に参加し、空き時間は図書館に行って勉強していました。金曜日と土日は友人と出かけたり、買い物したり、テスト前は勉強したりと、色々な過ごし方をしていました。

大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)

留学生のサポートセンターは、ビザ関連で必要な手続きや単位のことで質問に何度か行きました。メールも含め、親切に対応してくれました。ライティングセンターは一度利用してみましたが、あまり役に立たなかったので、それ以降は使用しませんでした。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

最も良い思い出:楽しかった思い出は沢山ありますが、最も良い思い出は友人と夜遅くまで寮の部屋で語り合ったことです。色々と話しているうちに、気が付いたら深夜だったことや、一番長い時は朝だったこともありました。ジョージタウン大学らしく、社会問題についても様々議論できたのが楽しかったです。 大変だった思い出:最初の一週間が一番大変だったと思います。初めての留学生活で不安が大きかったのと、時差ボケで疲れていながら現地の環境に慣れ、新しい友人を作るのが体力的に大変でした。

一番の息抜きの方法

日本のバラエティーをYouTubeで見ること、友人と食事や買い物に行くことでした。

休み中の過ごし方

テスト前は勉強が忙しく、友人と図書館や勉強部屋にいます。テストがない時期は、映画館や美術館に行きます。美味しいものを食べに行くことも多いです。先週はスケートに行きました。

日本の家族、友人との連絡頻度

家族とはLINEのグループで週に2、3回連絡を取っていましたが、あまり電話をすることはありませんでした。友人とは1ヶ月に一度程度電話していました。

学部授業

  • コース番号 :INAF-355-01
  • 授業タイトル:Immigrants, Refugees & State
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

1) Two quizzes – worth 30% of final grade:1回目(13.5/15)、2回目(14.5/15)28% 2) Student presentation and paper – worth 30% of final grade :未定 3) Take-home exam – worth 30% of final grade:未定 4) Class participation – worth 10% of final grade.:全て出席しました

授業を通して学んだこと(授業内容)

国際社会およびアメリカにおける移民難民問題を学びました。(難民の歴史、国連難民高等弁務官事務所、難民条約、難民のためのグローバルコンパクト、中南米移民、子どもの移民難民、アメリカの移民制度など)

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

以前から興味のある分野だったので、大変面白かったです。トランプ大統領の就任以降、移民問題がアメリカ国内で話題となっている中で勉強できたのは、貴重な経験でした。

学部授業

  • コース番号 :GOVT 260
  • 授業タイトル:International Security 
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

1) midterm exam (25 percent):B+

2) attendance and participation (25 percent):全て出席しました

3) final exam (25 percent):未定

4) term paper (25%):未定

授業を通して学んだこと(授業内容)

アメリカを取り巻く安全保障について、理論・歴史・現在という3つの軸から学びました。(国際関係の理論、覇権国争い、ペロポネソス戦争、ポエニ戦争、冷戦、中国とロシア、北朝鮮およびイランの核開発問題、テロリズム、最新テクノロジー(AIやロボット兵士)など)

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

日本では中国や北朝鮮の話題が尽きないので、それらをアメリカの視点から学習できたのは興味深かったです。一昔前まではテロリズムがアメリカにとっての最大の脅威とされていましたが、今は中国とロシアとの大国間競争が最大の関心事となっており、時代の変化を感じました。

学部授業

  • コース番号 :GOVT264
  • 授業タイトル:Contemporary U.S. Foreign Policy
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

1) Mid-term Exam #1(25%):A-

2) Mid-term Exam #2(25%):A

3) Class participation (including response sheet at end of each class)10%:全て出席しました

4) Final Exam(40%):未定

授業内課題、授業内チーム課題、テスト4つ

授業を通して学んだこと(授業内容)

第2次世界大戦以降のアメリカの外交史を学びました。(冷戦、朝鮮戦争、キューバ危機、ベトナム戦争、冷戦崩壊、湾岸戦争、保護する責任、ルワンダ大虐殺、パリ協定、9.11テロ、アフガニスタン戦争、イラク戦争、ロシアと中国、核不拡散問題)

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

パワーポイントをほとんど使わない教授だったため、初めの方はノートを取るのに苦労しましたが、他の友達と協力するなどして乗り越えています。今まで断片的に知っていたアメリカの外交史でしたが、授業を履修したことで、全体像を知ることができました。

学部授業

  • コース番号 :CULP 221-01
  • 授業タイトル:The Media and International Affairs
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

1) Attendance, weekly memos (15%):全て出席しました

2) In-class presentation (15%):A (15%)

3) Short paper (30%): B (25.9%)

4) Long paper (40%): 未定

授業を通して学んだこと(授業内容)

アメリカのメディアの報道姿勢について学びました。(トランプ大統領、フェイクニュース、ロシアによる選挙干渉、スノーデン、WikiLeaks、イラク戦争における報道、機密情報と報道機関、アメリカの国際報道など)

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

セミナー型だったため、授業に参加するのに苦労しましたが、先生に当ててもらうようにお願いしました。また、アメリカの新聞社やテレビ局の仕組みなどを分かっていなかったので、初めはメディアのシステムを理解するのに苦労しました。アメリカのメディアのあり方や捉えられ方は日本とは全く違うため、比較できたのが興味深かったです。

学部授業

  • コース番号 :INAF379
  • 授業タイトル:Environmental Displacement and Migration
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

1. Participation and group presentation: 20%

2. Paper 1 (Midterm): 30%

3. Paper 2 (Final): 30%

4. Take-home final exam: 20%

授業内課題、授業内チーム課題、テスト4つ

授業を通して学んだこと(授業内容)

環境問題によって強制移動させられている人々とその影響について学びました。津波、台風、干ばつといった自然災害は気候変動によって深刻化しており、被害の激しい地域では人々が移動を余儀なくされています。日本を含め世界各地で見られる環境移民や環境難民と呼ばれる問題について議論を交えながら学習しました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

ゲストスピーカーが毎週のように来てくださったのは嬉しかったです。特に印象的だったのが、アルゼンチンから現在ジョージタウン大学のロースクールにフルブライト生として来ている政府交渉人の方が、環境会議における政府間交渉の裏側を教えてくださったレクチャーです。

学部授業

  • コース番号 :WGST350
  • 授業タイトル:Gender and Sustainability
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

1. Weekly essays/discussions- blogs: 15%

2. Class Project: 30%

3. Class participation: 15%

4. Final Exam: 40%

授業を通して学んだこと(授業内容)

発展途上国におけるジェンダー問題を主に農業の観点から勉強しました。ジェンダー問題は、あらゆる他の 問題の中に組み込まれており、ジェンダーの視点を活用する重要性を知りました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

日本で学んできたジェンダー問題は、国内における差別や日本からの視点だったため、違った視点から学ぶことができたのは貴重な経験になりました。

学部授業

  • コース番号 :INAF332  
  • 授業タイトル:Political Economy of Asia 
  • 単位数   :3 

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

1. Participation: 20%

2. Debate: 20%

3. Midterm: 25%

4. Final Policy Paper and Presentation: 35%

授業を通して学んだこと(授業内容)

東南アジア及び東アジアにおける経済成長について学びました。西洋社会とは違った形で「奇跡」と呼ばれるほどの成長を遂げることができた原因について考えました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

少人数のセミナーだったため、発言する機会が多かったのは嬉しかったです。また、ディベートやプレゼンテーションも多く、パブリックスピーキングの力が鍛えられました。

学部授業

  • コース番号 :IPOL 330-02 
  • 授業タイトル:Hard power and US Statecraft   
  • 単位数   :3 

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

1. Campaign Analysis Paper: 10%

2. In-Class Presentation: 20%

3. End- of-Term Decision Paper: 40%

4. • Class participation and oral presentations: 30%

授業内課題、授業内チーム課題、テスト4つ

授業を通して学んだこと(授業内容)

現役のアメリカ軍司令官から、米国のハードパワーについて学びました。シビリアンコントロールが徹底されている中でも、政治家と司令官との争いや、陸海空軍の部隊間での揉め事など、規律の正しい軍隊における人間的な側面が垣間見られました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

現役のアメリカ軍司令官から、米国のハードパワーについて学びました。シビリアンコントロールが徹底されている中でも、政治家と司令官との争いや、陸海空軍の部隊間での揉め事など、規律の正しい軍隊における人間的な側面が垣間見られました。

学部授業

  • コース番号 :INAF 455 
  • 授業タイトル:Refugee and Migrant Children 
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

1. Sectoral Group Report: 25% 2. Class Participation and contribution to final report: 25% 3. Final Paper and Presentation on Country Policies toward Children: 50%

授業を通して学んだこと(授業内容)

子どもの難民保護について、アメリカとスウェーデンの状況を比較しながら学びました。最終レポートでは日本の子ども移民・難民の状況について書きました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

「子ども」という視点から難民問題について考えたのは初めてだったので、新たな発見が数多くありました。また、春休みにスウェーデンに実際に行くことができたのは、素晴らしい経験になりました。

授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作

エッセイ・ペーパー 科目名:Refugee and Migrant Children 題材:Child Migration in Japan 内容: 日本における子どもの移民および難民について 大変だったこと、やり遂げての感想:以前から興味ある分野だったため、調べていて楽しかった印象があります。書き終えた際は達成感がありましたが、まだ調べられるという悔しさもありました。

プレゼンテーション 科目名:Media and International Affairs 題材: Iraq War and Media Coverage 内容: メディアがイラク戦争開戦の世論形成をどのように後押ししたか 大変だったこと、やり遂げての感想:留学先での初めてのプレゼンテーションだったため、大変緊張したのを覚えています。プレゼン後、教授が褒めてくださったのが大変嬉しかったです。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと

留学先と自大学で最も違う点は授業の数と課題の量だと思います。日本では十数個の授業を一学期間で履修しますが、その分一つ一つの授業の課題は少なく、期末テストだけで成績が付けられることが殆どです。一方で、留学先では最大でも5つ程の授業しか履修しませんが、各授業の宿題の量が多く、空き時間に勉強をしなければ授業についていけません。このように授業の数と課題の量は異なっていると思いました。

JSAFサポートについて

サポート全体の感想

留学中もJSAFの方が事務手続きをサポートして下さるため、勉学に集中することが出来ました。また、JSAFを利用していなければ留学できなかったようなハイレベルの大学で学ぶことができたのは、大変貴重な経験になりました。

Pre Departure Orientation

役に立ちました。留学の不安が大きかった時期だったので、不安を希望に変えるのに助けられたと思います。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

英語力は上達したと思います。10をネイティブレベルとすると、留学前は6程度だったのが、8まで成長したと思います。特に、周りの環境が全て英語というのが当たり前だったため、英語で生活するのに慣れたのが大きな成長でした。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点 始めは特に友人との会話に苦労しました。人によってアクセントや話すスピードが異なるため、様々な話し方に慣れるのに時間がかかったと思います。

●工夫した点 英語に触れる機会を極力増やすようにしました。また、自分から積極的に質問をすることで、知っている話題で会話を盛り上げるようにしました。

リーディング

●苦労した点 授業の教材に難しいものがあり、読んで理解するのに時間がかかりました。

●工夫した点 時間に余裕のある時は分からない言葉を全て調べる、時間のない時は必要最低限分からない単語を調べるなど、状況に応じてリーディングの仕方を変えることで対応しました。

ライティング

●苦労した点 課題のために高尚な文章を書くのに苦労しました。

●工夫した点 課題を提出する前に友人に確認してもらい、自分の文法ミスやどのように変更することで高尚に聞こえるかを把握するようにしました。また、宿題で読んだ文章を真似るなど、上手な文章を模倣することから始めました。

スピーキング

●苦労した点 疲れているときは、どうしても日本語の方が簡単に話せてしまうので、英語で話し続けることに苦労しました。

●工夫した点 もともと話すのは好きだったので、積極的に友人と話す機会を設けるようにしました。