JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE
獨協大学国際教養学部言語文化学科3年
- 留学先 :ノースアラバマ大学
- 留学時期:2018年8月~2019年5月
- 留学期間:9ヶ月

大学キャンパスの設備、雰囲気
キャンパスは緑が多く、落ち着いた雰囲気です。施設はきれいで使いやすいです。 テスト前の図書館は混みますが、PCスペースやスタディールームもあるので勉強は図書館でします。
大学のある街・治安
キャンパスは緑が多く、落ち着いた雰囲気です。施設はきれいで使いやすいです。 テスト前の図書館は混みますが、PCスペースやスタディールームもあるので勉強は図書館でします。
学生同士の交流・友人関係
現地の学生:授業のグループワーク以外ではなかなか話さないです。イベントなどで出会った少数の友人のみ。
他の国からの留学生:授業やイベントで仲良くなった留学生。お互い留学生とわかると現地の学生より質問しやすいので比較的早く仲良くなれると思います。ご飯作ったりします。
日本人:仲の良い日本人とはお昼ご飯を一緒に食べたり、日本食を一緒に作ったりします。毎日会うわけではないので、会うときは日本語で会話します。
滞在(ホームステイまたは学生寮)
私の場合スイートメイトですが、最初のセメスターは会ったときに少し会話するくらいだった。今学期はオフキャンパスに一緒にご飯を食べに行ったり、授業であった嫌なことを聞いてもらったり、彼女のアンケートに協力したり、と寮以外でも仲良くしている。
留学の目的について
語学力の上達と日本の在籍大学で学習できない科目の履修
留学を通して身に付いた、成長したと感じる点
トラブルが起きても英語を使って自分一人で対応できるようになったこと。完璧だとは言えないが、自分の要望を理解してもらえるまで交渉することができるようになったと思う。
留学を通しての現在の想い
アメリカ南部はまったく未知の場所だったが、みんなおおらかで自由に生活している感じがとても好きになった。体格も違うし、大人っぽく見えるが、話してみると日本の大学生と変わらないなと思うことも多かった。
今後の進路、目標について
日本での就職を希望しているが、旅行などなんらかの形で海外に行ったり、英語を使う機会を自分から見つけたりしていきたいと思う。
同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと
車がないとどこにも行けず日本での大学生活に比べ物足りないと感じることもあると思いますが、自然豊かなキャンパスを歩いていると嫌なことや、不安な気持ちが吹き飛びます。日本で着るようなお洒落な服は日常には必要ありませんが、たまにドレスコードがあるイベントやプレゼンがありました。
プログラム費以外でかかった費用目安
生活費 | 携帯電話料金:月40ドル、 |
---|---|
航空券代 | 国際航空券代(往復):26万円、ミールプラン以外の食事代:半年に1万5千円くらい |
現地旅行費用 | 25万円程度 |
教材費 | 学部:一学期300~400ドル) |
渡航前に日本で準備しておけば良かったこと
リスニングと語彙力を増やすことです。多くの留学経験者の方が渡航前にもっと英語を勉強しておけばよかったと言っていると思いますが、本当にその通りです。学生が話す英語は早くてなかなか慣れませんでした。
日本から持ってくれば良かった物
ジム用の靴。自分がジムに行くようになると思っていなかったので持ってきませんでしたが、最初のころ思い立った時に行けなったので。それ以外は大学内ではお洒落な服も必要ないですし、こだわりがなければアメリカのもので済むので特にありません。
到着後すぐに購入が必要だったもの
石鹸/洗剤類、寝具、バスタオル
学生生活
1週間のおおまかなスケジュール
春学期は毎日2コマずつ受講。すべて午前中のうちに終わるので平日の午後はほとんど図書館にいた。週に2回ジムに行っていた。土日は買い物に行ったり外食したりしていたが、部屋にこもってNetflixをみている日もあった。
留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出
もっともいい思い出はスイートメイトとその友達とご飯を食べに行ったこと。お店に行くまでの車の中で歌った曲を聴くと懐かしい気持ちになる。大変だったことは最後のファイナル。300番台のテストのために朝から深夜まで図書館にこもって同じクラスの友人と励ましあいながら勉強した。
一番の息抜きの方法
日本語字幕で映画を観ること。もともと洋画が好きだが、英語に疲れたときは日本語字幕に頼り切って映画を観た。少しずるをしている気分になって息抜きになっていた。
休み中の過ごし方
土曜日はバスでウォルマートによく行きます。また秋セメスターはフットボールやバスケのシーズンなので試合があれば観に行っていました。日曜日は図書館へ行く日もあれば、一日Netflixを見て終える日もあります。
日本の家族、友人との連絡頻度
友達は連絡がきたときに返す程度、家族には連絡事項や相談があるときに連絡していた。
学部授業
- コース番号 :GE102
- 授業タイトル:Global Environment and Societies
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
テスト3回、グループプレゼン、リサーチペーパー、クイズ
授業を通して学んだこと(授業内容)
基本的な地図の読み方や使い方、世界の各地域の地理的特徴など
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
教授がとてもGeographyを好きなのが伝わってきたし、実際に世界中を旅行したことのある人だったのでたくさんの写真を見せながら授業をしてくれてとても楽しかったです。今学期一番好きな授業でした。 唯一グループプレゼンはとても憂鬱でした。ミーティングの時点でなかなか発言できず申し訳ない気持ちになっていましたが、用意した情報に「それ使えそうだね」と言ってもらえた時はうれしかったです。
学部授業
- コース番号 :GE111
- 授業タイトル:Weather and Climate
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー、ラボ
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
テスト3回、in class activity(4回)、ラボ(週1)
授業を通して学んだこと(授業内容)
天気の変わり方や地球と天気の関係性
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など: ラボが大変でした。英語で書かれた問題を読み、英語で答えるのは、たとえ簡単な問題でも理解に時間がかかりました。課題も地図を描いたり、一週間の雲の様子を観察したりと、ほかのクラスの課題に比べ変わったものだったので少し面倒くさく感じたりもしましたが、大学生になってそのような課題をすることがなかったので新鮮でした。
学部授業
- コース番号 :RE111
- 授業タイトル:World Religions
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
テスト3回、リサーチペーパー2回、出席回数
授業を通して学んだこと(授業内容)
世界の宗教について
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
何名かゲストスピーカーの方を招いてくれて、より具体的に宗教の話を聞くことができました。日本では宗教について深く考えることがなかったのですが、アメリカで宗教をとても身近に感じるようになったのでキリスト教以外の宗教についても知識を得ることができてよかったと思います。リサーチペーパーは各7ページ以上という規制があり、とても苦労しました。また、テストも難しかったです。
学部授業
- コース番号 :COM221
- 授業タイトル:Human Communication
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
テスト3回、リサーチペーパー2回、出席回数
授業を通して学んだこと(授業内容)
世界の宗教について
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
何名かゲストスピーカーの方を招いてくれて、より具体的に宗教の話を聞くことができました。日本では宗教について深く考えることがなかったのですが、アメリカで宗教をとても身近に感じるようになったのでキリスト教以外の宗教についても知識を得ることができてよかったと思います。リサーチペーパーは各7ページ以上という規制があり、とても苦労しました。また、テストも難しかったです。
学部授業
- コース番号 :COM221
- 授業タイトル:Human Communication
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
テスト3回、個人プレゼンテーション、in class activity3回
授業を通して学んだこと(授業内容)
コミュニケーションに関して全般
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
1人15分のプレゼンテーションが私の中で今学期一番大きなタスクでした。日本でも人前に立って話すのが苦手な私にできるのかと不安でしたが、クラスの雰囲気がとても良かったので乗り切ることができました。レクチャー形式ではありますが、学生が活発に発言し、クラスもその発言をもとに進んでいくことが多かったのでついていくのが大変でした。
学部授業
- コース番号 :SO221
- 授業タイトル:Introductory Sociology
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
テスト3回(マルチプルチョイス)、グループワーク、ビデオレスポンス、出席
授業を通して学んだこと(授業内容)
社会学の概要(セオリーやアメリカ社会の現状などが中心)
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
とにかく話すこと、クラスメイトと関わることが求められた。名指しされたりはしないが、グループワークやペアワークが多く、自分の発言のできなさにとても落ち込んだ回もあった。テキスト以外にも本を一冊読む必要があり大変だった。アメリカ人頭の回転早すぎ!と毎回思っていた。
学部授業
- コース番号 :FL100
- 授業タイトル:Introduction to Language
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
テスト5回(記述式)、論文のレビュー(ペーパー)、その他宿題、出席
授業を通して学んだこと(授業内容)
英語の構造、言語習得
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
日本での専攻内容と少しかぶっていたこともあり、理解しやすかった。先生も英語が第二言語の人で、クラスメイトも留学生ということに理解を示してくれて、いつも助けてくれた。先生はいつも明るく、お菓子を配ったりしてくれて楽しい授業だった。
学部授業
- コース番号 :GE260
- 授業タイトル:People, Place, and Culture
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー、フィールドトリップ
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
テスト3回(記述+マルチプルチョイス)、ファイナルペーパー、グループプレゼン、ディスカッション
授業を通して学んだこと(授業内容)
文化、政治、経済、宗教など人に関する幅広い分野を地理的な違いから理解すること
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
課題がとても多い授業で、特に自分の意見を書いたり、シェアしたり、クラスメイトと意見交換することが多かった。大変だったけど、人種の話など教科書に書いてあることだけではない生の意見を知ることができ、より深く考えることができた
学部授業
- コース番号 :GE390
- 授業タイトル:Urban Geography
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー、フィールドトリップ
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
テスト2回(記述式)、グループプレゼン2回、ストーリーマップ、グループワーク、ディスカッション
授業を通して学んだこと(授業内容)
発展/衰退する都市にはどのような特徴があるか、世界の都市とアメリカの都市
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
留学生活を通して一番難しい授業だった。内容が難しいうえに授業中に突然ディスカッションが始まったり、一人一つ意見を言わなければいけなかったり、課題のために車に乗せてくれる人を探さなくてはいけなかったり…大変なことばかりだった。一番恥をかいたのもこの授業だったけれど、頑張った分が結果に出て、褒められた時の達成感が一番大きかった。授業に行きたくないと思った回数はダントツで一番だが、皆勤賞を貫いた思い入れの深い授業。都市開発の先駆けともいえるアメリカで学べてよかったと思う。
授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作
エッセイ・ペーパー
科目名:People, Place, and Culture
内容:経済成長と宗教の関係
大変だったこと、やり遂げての感想: 留学生活最後のペーパーだった。なかなか使えると思える文献を見つけられず苦労したが、とても時間をかけて書いたので良い評価をもらえてうれしかった。比較的ライティングが得意だが、経済と宗教を扱う内容は書きづらかった。
プレゼンテーション
科目名:Human Communication
内容: Public Communication
大変だったこと、やり遂げての感想: 15分という時間制限のあるプレゼン。15分ものプレゼンを経験したことがなかったうえに、プレゼンの内容にクラスでできるアクティビティーを組み込む必要があった。なかなかピンとくるものが思いつかずギリギリまで考えていたが、当日トピックを褒められたのがとてもうれしかった。
学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと
アメリカの学生は全員が積極的に発言するイメージだったが、意外とそうでもなく日本と同じようにレクチャー形式で基本的に聞いているだけの授業も多かった。一方で、ある授業では毎回のように突然ディスカッションが始まってしまい戸惑った授業もあった。また、アメリカはインターネット利用が日本に比べて高く(テスト、課題提出、ディスカッションなど)、効率の良い授業形態だと思った。
JSAFサポートについて
サポート全体の感想
疑問があっても明確な返答をくれたので助かりました。
申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポート
役に立ったとは思う
Pre Departure Orientation
役に立った。ほかの大学へ行く留学生と話すこともできてよかった。
うまく言葉やフレーズが出てこなくて出発前にもっと勉強しておこうという気持ちになった。
出発前オリエンテーションおよびEnglish Workshop
最後に不安なことを明確にできる場だったので、安心して出発することができた。
語学力について
留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?
以前より自分の意見を伝えられるようになったと思います。大学生活や旅行先で困ったことがあってもスムーズに対応できるようになりました。しかし、難しい単語は避けてしまうので、現地の人に比べて子供っぽい英語をしゃべっているなと思います。
語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと
リスニング | ●苦労した点 現地の人はスラングをよく使う上に単語の句切れがわかりづらく、聞き取りづらかった ●工夫した点 友人は聞き返すと大体言い換えたりゆっくり話してたりしてくれた。授業は予習時にキーワードを大まかに理解するようにしていた。テキストやPPTのわからない単語の発音と意味を頭に入れるだけで大事な話の部分は拾いやすくなったと思う。 |
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リーディング | ●苦労した点 本や論文は複雑な内容や身近でない内容のものもあり、最初は二周しないとまったく頭に入らなかった。 ●工夫した点 日本語の論文でもたまにするが最初に概要、序論、結論を読んで最後に本論を読む。内容理解がより深まるし、早く理解できると思う。 |
ライティング | ●苦労した点 日本の大学で英語のペーパーを書いていたので得意分野だったが、文法(特に冠詞の使い分け)を直されることが多かった。 ●工夫した点 文献選びはライブラリアンとの面談が必須だった。私はいつも余裕がなく添削してもらう時間がなかったが、余裕をもってペーパーを書き始めライティングセンターを活用することをお勧めします。 |
スピーキング | ●苦労した点 発音に自信がなく声が小さくなってしまっていた。初めてのプレゼンのフィードバックで所々聞き取りづらかったと書かれ、それがまた話すときの不安につながっていた。うまく言語化できなかった。 ●工夫した点 単語を調べるときは発音も確認していた。音量を上げることを意識すると発音が悪くても聞き取ってもらえると実感した。 |