JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

青山学院大学文学部英米文学科4年

  • 留学先 :イーストアングリア大学
  • 留学時期:2018年3月~2018年12月
  • 留学期間:1学年間

大学キャンパスの設備、雰囲気

郊外に位置しているので、緑豊かで広々としたキャンパスです。キャンパス内に湖もあり、天気の良い日は湖の周りをお散歩したりすることもでき、自然をいつでも感じられるような素敵なキャンパスです。街の中心部とは距離があり離れていますが、キャンパス内にカフェや銀行、本屋、ランドリー、スーパーマーケットがあるので、特に不便さは感じません。大学の図書館は24時間いつでも空いており、個室の勉強スペースもたくさんあるので、勉強するにはとても快適な場所です。

大学のある街・治安

どんなところですか:ロンドンのような大都会ではなく有名な観光地でもなくこぢんまりした街ですが、街の中心部にはお店やショッピングモールもいくつかあったりするので、特に不便さは感じません。またNorwichは昔ロンドンに次いで栄えていた街ということで中世からの古い建物や教会が多く残っていたり、一方古い建物を再利用して現代の暮らしに合わせたり、現代的な建物が建っていたりと、伝統と現代がミックスしているような街で素敵な雰囲気です。またここで暮らしている人たちも優しい人たちばかりです。

ダウンタウンまでのアクセス:キャンパスから街の中心部に行くバスが6,7分ごとに出ています。バスだと20分、徒歩だと40分ぐらいです。

お薦めスポット:Norwich Cathedral, Forum, Norwich Market

キャンパス内:今のところ問題ないです

キャンパス外:今のところ問題ないです

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:来たのがSpring Semesterの半ばで、あと2ヶ月でAcademic Yearが終わるという中途半端な時期だったので、大学のSocietyに入ろうとしても4月からの参加は拒否されてしまい、今のところ交流はありません。一つだけ来てもいいよと言ってくれたSocietyがありましたが、スケジュールが合わず1回参加したきり行っていません。

他の国からの留学生:留学生向けのイベントを開いている学外の活動に毎週参加しているため、そこで交友関係を広げています(学外といっても参加者はみなUEAの学生です)。また、語学学校では、同じ授業のクラスメート以外の人たちとの交流はほぼありません(春の間はなかったのですが、夏にINTOで計画された旅行がいくつかあるので、そこに参加すれば他のクラスのINTOの留学生とも交流できると思います)。

日本人:同じクラスメートの子とは授業の合間にお昼を一緒に食べて話したりしています。(クラスメートとは日本人同士でも英語で話すようにしています) あとは、私が参加している留学生のコミュニティーで日本人留学生(ほとんどはMaster Courseを勉強している大学院生)とも交流することができ、情報交換をしたりとかなりお世話になっています。

滞在(ホームステイまたは学生寮)

私は一人部屋でキッチンをシェアしている寮に滞在しているので、同じキッチンを使っているキッチンメイトがいますが、ほとんど話したことがありません。一つのキッチンを(しかもあまり広くなく食べるスペースも一つしかない)20人でシェアしているので、使おうと思っても他の人が使っていたりして自由に使えません。そこでコミュニケーションがとれればいいのですが、キッチンメイトが中国人でみな中国人同士で固まって中国語をしゃべっているので、入る隙間もないという状況です。

留学の目的について

大学卒業後の進路の模索 [就職、日本orイギリスの大学院 (大学院に進学する場合の専攻は何か)]、語学力・コミュニケーション力の向上、よりグローバルな視野への拡張

上記の目的は達成されましたか。

・今回の留学を通して、今後自分が何をやっていきたいのかが以前より明確になりました。(まだこれ!といったはっきりした決断には至っていませんが) そして、大学卒業後の進路としてイギリスの大学院への進学も考慮に入れていたので、現地で修士コースを勉強する日本人留学生の先輩方と交流することができ、大学院での留学生活の様子や情報を直接知ることができました。イギリスでの留学生活を終えた今の時点では、大学院へ進学する時にはイギリスより日本の方が自分にはあっているのではないかと感じています。

・語学・コミュニケーションは、今回の留学で完成形に持ち込むことができたわけではありませんが、一番格闘してきたことでもあるので、特に精神的な面で(母語でない取得中の言語で母語話者に対して話しかける勇気など・・・)以前よりも自信を持って挑戦する心構えを持つことができるようになりました。なので、大の苦手であった会話力はこの留学で一番成長できたと思います。全般的な語学力(ライティング・リスニング・スピーキング・リーディング)では、思ったよりも上達することが出来ませんでした。しかし、この留学を通してどのように語学を勉強していけばいいのか方法を見つけることができたので、今後の日本での生活においても語学の勉強は続けていこうと思っています。

・視野は以前よりも断然広げることができました。今回の留学前は、日本生まれの日本育ちである生粋の日本人ではありましたが、海外の文化には興味があり積極的に情報収集はしていたので、周りの日本人たちよりも私はグローバルな視点を持つことができていると思っていました。しかし、この留学で様々なバックグラウンドを持つ人たちと交流することができ、そして海外の大学で政治を勉強した経験を通して、自分にはまだまだ未知の世界がたくさんあること、そして他の海外の人たちと比べて、今までの自分はあくまでも「日本人・アジア人」という限定的な狭い視点に立っていたのだと気づくことができました。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

留学の最初の時期は語学学校での授業は多国籍のクラスメートで少人数でハイレベルだったので刺激的で楽しかったし、待ちに待ったイギリスでの留学生活が叶ったということでしばらくはホームシックにはならずにとにかく留学生活を楽しんでいました。しかし、夏休みが明けてからの学期は、それまで一緒に授業を受けていたクラスメートが故郷へ帰り、イギリスには日本人と中国人だけが残り、今度の学期の授業は1人中国人・10人日本人という日本人だらけのクラスで、授業内容も中学校で勉強したようなすごく簡単なレベルで前の学期と本当に同じレベルなの?というような授業でつまらなく、また趣味の音楽やバレエ鑑賞もみな夏休みに入ってしまいコンサート自体がなかったので、イギリスで語学を勉強している・留学しているやりがい・意義を見いだすことが困難な環境になり、かなりホームシックになりました。かといって、イギリスで気軽に空き時間に一緒に外に出かけていくようなクラスメートや友人を作ることもなかったため、毎日つまらない授業を受けては放課後は一人で部屋にこもって毎日泣いている日々でした。そんな学期もなんとか乗り越えて待ちに待ったUEAの授業が始まってからも、フラットメイトでもクラブ活動でも授業でも友達を作ることができず、結局はずっと一人行動になっていることに嫌気がさした時期もありました。しかし、11月ごろになってようやく友人を作ることができて楽しいクリスマスもやってきてやっと慣れてきた〜というところで帰国しなければならなかったのが本当にもどかしかったです。この留学中はずっと一人で行動していたので終始孤独感がなかなか拭えなかったのですが、最後には自分一人でも出来るんだという自信に変わりました。また個人的な信条としては、この留学中には聖書の言葉や音楽にたくさん助けられ、またワールドカフェというクリスチャンの団体や教会のコミュニティーにとてもお世話になったので、今回の留学を通して自分の弱い信仰が強いものへと成長できたと感じています。この留学をしなければここまで自分の信仰が育つことはなかったし、またこれまで自分を支えてきてくれた親や友人や周りの人たちへの感謝の思いが生まれることはなかったと思います。

留学を通しての現在の想い

今回イギリスへ留学する前は、憧れの思いが強かったのでイギリスでの良い面をたくさん期待していた部分があったのですが、実際に住んでみて日本と同じような欠点や社会問題や現状があることを肌で感じることができました。(高齢化、クリスチャンの人口減少、Brexitをはじめとする政治の混乱、貧富や世代の格差など) やはりどうしても日本に住んでいて外国の文化に触れていると良いイメージを抱きがちですが、実際に住んでみてより日本とイギリスの状況を比較して置き換えて物事を考えられるようになれました。

今後の進路、目標について

まだはっきりとは決めてはいませんが、大学卒業後の進路は日本で大学院進学を考えているので、それに向けて準備をしているところです。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

教えたい・伝えたいことは沢山あるのですが(笑)、一つ言うならば、留学はいくらでも充実したものになったり全然収穫のないものになったりと、それをどうするかは本当に自分次第だし、無限大に可能性を秘めているので、せっかくのこの貴重な留学生活を思う存分自分なりに楽しんでもらえればと思います。留学前・留学中において周りの多くの人が進む道とはかなり異なる道を選択することが時には焦りを感じるかもしれませんが、それはそれ、自分は自分と、自分を持ち続けることが大切だと思います。その考えを持ち続けることで留学後の今後の生活においても力になると思います。

上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

この留学をしてみて、楽しいこともたくさんありましたが、留学中はむしろ辛い思いを沢山したのでそっちの印象の方が強く、日本に帰ってきて日本での生活が天国のように感じていて、帰国してからそろそろ1ヶ月が経ちますがそんな日本での生活にも慣れてきた今、イギリスの存在が遠くに感じられて今回の留学の記憶が薄れてきて嫌な記憶として消してしまいそうな感覚にいます。しかし、今の自分がいるのは今回の留学の経験があったからこそであるし、今後日本での生活をしばらく続けていくことになっても、この経験が必ずいつか生かされる時が来るのだろうと感じています。

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費携帯電話料金:月々1500円、ミールプラン以外の食事代:月々1万円
航空券代往復:約20万円
現地旅行費用約25万円
教材費学部:なし[指定されたリーディングは図書館で本を借りるかE-bookで済ますことができました]
その他交通費(キャンパスとcity centre間のバス) 往復500円 (私はだいたい月に2回ぐらいcitycentreに出かけていたので、合計9000円ぐらい?)

渡航前に日本で準備しておけば良かったこと

イギリスに関しての調査(歴史・文化・政治など)、イギリス以外のヨーロッパの調査

日本から持ってくれば良かった物

イギリス以外のヨーロッパの旅行ガイドブック

到着後すぐに購入が必要だったもの

コンタクトレンズの洗浄液(あまり持って行ってなかったため)、洗濯洗剤

学生生活

1週間のおおまかなスケジュール

語学学校1学期目 (4~6月) [月から金まで毎日授業、土日は休み]

8:30-10:30 午前の授業

10:30-11:30 トピックの講義・授業 or チュートリアル

11:30-13:30 お昼休み

13:30-15:30 午後の授業

[放課後] (月)19:30~ ワールドカフェの集まり (木)19:30~ ワールドカフェの聖書研究会 

語学学校2学期目 (7~9月) [月から金まで毎日授業、土日は休み]

(月のみ 9:30-10:30 トピックの講義)

11:30-13:30 午前の授業

13:30-14:30 or 15:30昼休み

(月以外14:30-15:30 トピックの授業)

15:30-17:30 午後の授業

[放課後] (月)19:30~ ワールドカフェの集まり (木)19:30~ ワールドカフェの聖書研究会 

大学秋学期 (9~12月) [平日授業、土日は休み]

月 12:10-13:00 レクチャー

14:10-16:00 セミナー

19:30~ ワールドカフェの集まり

火 全休

19:30~ ワールドカフェのトークセッション or 何かしらの用事

水 11:00-13:00 セミナー

19:30~ セント・アンズ教会のアルファコース

木 11:00-12:00 レクチャー

16:10-17:00 セミナー

19:30~ ワールドカフェの聖書研究会

金 13:10-14:00 レクチャー

19:30~ セント・トーマス教会の聖書研究会

大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)

チューターは初めましての時に一回会いましたが、それ以降は結局使いませんでした。(担当するチューターによってかなり対応が違うみたいですが、私のチューターの場合はフランス出身の方でかなり強いフランス訛りで聞き取りづらく話していることがあまり理解できなかったのでそれ以降行くのが億劫だったのと、向こうから声をかけてくることもありませんでした) ライティングセンターも利用したかったのですが、余裕がなく利用しませんでした。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

最も良い思い出は、今回のイギリス留学生活で叶えたかったことが沢山できたことです。私はイギリスの教会音楽がとても好きで自分の大学の部活動でもそれをやってきたので、その本場の礼拝音楽を味わうことが今回の留学生活での楽しみの一つでした。なので、週末や休みがある時はコンサートや礼拝に出るためにしょっちゅう一人でも出かけていました。

一番の息抜きの方法

私のこれまで過ごしてきた息抜きの方法は歌と踊りです。しかし、そのうちの踊ることに関して、ずっと小さい時からこれまで続けてきたクラシックバレエのレッスンを今回の留学生活でも続けようとしたのですが結局できず踊れるような環境も備わっていなかったので、結局この留学生活では歌うことが唯一の息抜きの方法でした。

休み中の過ごし方

外にでかけてショッピングor観光か、部屋に引きこもるかその時の課題の量によって過ごし方を変えています。

日本の家族、友人との連絡頻度

親とはテキストメッセージでその都度連絡をとりあったり様子を伝えたりしていました。友達とも必要があればという感じでした。

語学留学

1. クラスについて教えてください(セッションごとにお教えください)

雰囲気:クラスの人数はクラスごとによってかなり異なっていて、私のクラスの場合は6人とかなり少人数のクラスでした(あるクラスは20人ほど生徒がいるそうです)。なので、私のクラスはかなり先生と生徒との距離が近く、わからないことがあればいつでも質問ができます。また、先生もカリキュラムがあるものの学生の要望にあわせてフレキシブルに授業を行ってくれるので、真剣に勉強に取り組むことができるような雰囲気です。

2. 人数/国籍の割合:

その他:6人(日本2人、カザフスタン2人、サウジアラビア1人、ブラジル1人)

3. 1日の勉強時間と勉強場所(宿題など)

ほぼ毎日授業の課題があったので、その課題をこなすのに2時間ぐらい使いました。あとは、オンラインコースでの課題や、自習勉強として現地の新聞を毎日読むようにしていて、正味1〜3時間ぐらいその時間に当てていました。

4. 勉強するのに役立つ教材や方法など

INTOが提供しているサイト、intouea.comでListening, WritingやVocabularyなどの勉強ができます。

学部授業

  • コース番号 :PPLX4052A
  • 授業タイトル:INTRODUCTION TO CONTEMPORARY POLITICS
  • 単位数   :20

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー(1時間x 2)、セミナー(2時間x 1) [週につき]

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Coursework1 (Essay, 2000 words, 35%) :わかりません

Coursework2 (Seminar/reading log, 3000–3500 words, 65%) :わかりません

授業を通して学んだこと(授業内容)

授業の前半は政治理念について学びました。現在主流なイデオロギーである自由民主主義とは何かを根本的定義から学び、そして自由民主主義と資本主義との利点や課題等を現代社会、または過去の歴史において考察しました。そのあとはイギリスとアメリカの政治制度を学び、どちらが民主主義的な制度であるかをセミナーで議論した上で、権力がどこに存在しているかという設問をルークスの政治理論を基に考察するという中間課題のエッセイのトピックへと移りました。後半は、政治の参加者としての現代政治のシステム(投票制度や市民の不服従)を学び政治がどのように機能しているかを考察した上で、イギリス・アメリカ以外の政治(フランス・ドイツ)、そしてヨーロッパ以外の地域(中東・アフリカ)や現代社会が抱える政治的対立や問題(ヨーロッパの移民問題・イギリスのEU離脱)について議論しました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業では、政治理論から様々な国の政治(アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・中東&アフリカ)、そしてアイルランド問題や移民・EU離脱問題と扱うトピックが多岐に渡ったので、毎回のトピックの話題についていくのが大変でした。また、一般的な政治の話題について議論する際、イギリスの大学なので当たり前ですがやはりイギリスが話題になるので、ある程度知識は入れてきたものの日本で生まれ育った私がその話題を理解するのには限界がありました。特に中間課題のエッセイでは、母国語の日本語で読んでもなお理解するのが難しい内容なのにも関わらず、その政治理論を理解した上で更にどちらも母国でないアメリカかイギリスかを選んだ上で、権力はどこに存在するのか?というその国に長年住んだことのあるような詳しい人でないと答えが出てこない設問について書かなければなりませんでした。しかし、毎回のセミナーでの先生と学生との議論は本当に興味深く、刺激される日々でした。この授業を取っている生徒はFreshers(一年生)だったにも関わらず、それなりの情報や知識を持っていました。もしこの授業を日本の大学で一年生にやらせてもこうはならないだろうなと感心しながら授業に参加していました。

学部授業

  • コース番号 :PPLI6070A
  • 授業タイトル:POLITICS AND FOREIGN POLICY OF THE ASIA-PACIFIC
  • 単位数   :20

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー(2時間×1)

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Coursework1 (First Essay, 1500 words) : 56

Cousework2 (Final Essay, 2500 words) : わかりません

(同一の授業でしたが交換留学生は正規学生と違う評価の仕方で正規学生のシラバスしかなかったので、私の場合それぞれの課題に評価の割合がどのくらい置かれていたのかがわかりませんでした)

授業を通して学んだこと(授業内容)

この授業ではアメリカ合衆国の東アジア地域における外交政策を、アメリカ合衆国の建国の歴史から現在の状況に至るまでの過程を学ぶことができました。毎回のセミナーでは、時代を順々に追っていて当時のアメリカはどのような考えで実際にどういった政策をとったのか、またそれに対しての日本や中国の反応はどうだったのか、そしてヨーロッパ諸国はどう見ていたのか、といった多岐に渡った視点から、歴史を学んでいきました。そして現在に至るまでの過程を勉強していく中で、今のアメリカのアジア地域との外交関係のあり方、そして今後どうなっていくのかを考察していきました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

このトピックは私が大学生活での勉学を通して一番興味のある分野だったので、そのトピックの授業をイギリスの大学で受講することはとても多くの気づきがありました。イギリスから見たアメリカとアジアという視点は、これまで日本で勉強してきた私にはなかった考えに沢山触れることができ、さらに視野が広がりました。この授業はLEVEL6という最終学年のYear3の生徒たちが履修しセミナーのみの少人数の授業で、授業では先生と学生との間のディスカッションが繰り広げられかなりハイレベルでしたが、今まで勉強してきた事前の知識もあったのである程度先生や学生のディスッカションについていけることができましたし、何より自分が一番興味のあるトピックだったのでとても面白かったです。先生が語る歴史も興味深いものでしたが、なによりこの授業を一緒に履修していたイギリス人学生たちは先生に負けないぐらいの情報量と知識を持っていて、先生と学生との間に繰り広げられるディスカッションにとにかくすごいなと圧倒される日々でした。先生とお話しした際、実は日本人の奥さんがいて日本にも住んだことのある方でした。本当はもっと詳しく個人的にお話ししたかったのですが、私が留学生活をこなすのに精一杯だったのであまりお話しする機会が作れませんでした・・・。それでも最終日に尋ねたところ、日本へ帰国した後も気軽にメールしていいよと言ってくださいました。この授業を履修した経験は今後の自分にとっても大きな収穫となったので、この留学をしてみてよかった、この授業を履修してみて本当に良かったなと思います。

学部授業

  • コース番号 :PPLI4056A 
  • 授業タイトル:GLOBAL POLITICS 1  
  • 単位数   :20

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー(1時間×1)、セミナー(2時間×1)

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Coursework1 (Essay Plan, 500 words): これを出さないとこの授業はパスしないが、評価には入らない

Coursework2 (Essay, 2000 words): わかりません

授業を通して学んだこと(授業内容)

この授業には教科書(Global Politics by Heywood.A)があり、基本的にこの教科書の章の話題に沿って授業が進められた。初回にはRealism, Liberalism, Marxism, Social Constructivismの考え方を学び、それ以降は国産関係の分野に存在する概念・理論の話題についてそれぞれの見方からどういう定義になっているのか、またその例をセミナーで議論した。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業は希望したものではなく、もともと他の授業を取ろうとしていたのだが定員オーバーで取れず、なくなくとった授業だったのであまり積極的には取り組みませんでした。INTRODUCTION TO CONTEMPORARY POLITICSと同じくIR(International Relations)のコースの一年生が全員取る必修の授業ということで履修したのですが、セミナーでは担当の先生や一緒に受けた学生もあまり熱心ではなくディスカッションもさほど発展せず、最後の方には5,6人ほどしか生徒が来ない中で仕方なしに先生も授業をしていたという感じでした。理論的・概念的なトッピクで想像しづらく、かつ、同じクラスの生徒も詳しい人や知識がある人が少なかったので、憶測のままディスカッションが進んで、先生もそれに対してあまり情報をくれるわけではなかったので、授業に出てもあまり得るものがありませんでした。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと

ほとんどの授業が受け身型の講義形式である日本の大学と比べて、イギリスの大学では基本的に授業は日本と同じく大教室での講義と、少人数のクラスで先生と学生とのディスカッションするセミナーとの組み合わせで、勉学の本質である「自ら調査し学ぶ」ことにフォーカスしているなと感じました。日本では教授の講義を学生たちがそのまま丸呑みして知識を身につける印象がありますが、イギリスでは教授の講義を元に自ら調査・予習し知識を得た上でセミナーではディスカッションを通して互いの持つ知識を確認しあい学びを深めるので、日本の授業よりもこのスタイルの方が私は勉強しやすくモチベーションが保ちやすいと感じました(ただ上から教授の話を聞いて鵜呑みにして従うスタイルは昔ながらの文化ゆえで日本らしいスタイルなのかもしれませんが、これだけでは勉学に取り組む学生という身分にしては何も意味がないように思います)。一方で、同じ授業を履修しているがクラスが違う人たちの話を聞いたところ、担当する先生や一緒に受ける学生によって同じ授業でもクオリティーにかなり差があるという欠点も感じました。(これも個人主義が根付いている欧米ゆえなのかなと思いましたが) しかし、私が在学している日本の大学と比べて、やはりイギリスの大学に通っている学生たちは勉学に対するモチベーションが高く、授業に真剣に取り組んでいる学生が多いと感じました。

JSAFサポートについて

サポート全体の感想

イギリスへの休学留学は、JSAFさんのサポートがなければ踏み込めない決断でしたし、今はこの留学をしてみて心から良かったと感じています。今回の留学を決める際の個別相談では、私の要望に合った留学プランを紹介して頂きました。留学の手続きでは申請書などをJSAFさんに提出したりしたあとは、「これ以上何もしなくていいの!?」と思うくらいJSAFさんにお任せすることができたので、その他の諸々の手続きに追われることなく留学前の準備に十分時間をかけることができました。その上で私にも必要な連絡や情報提供をして頂けたので、安心して留学先に向かうことができました。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

自分から何もしなくても英語が常に喋れるという置かれた環境に満足してしまうのではなく、そこから積極的に輪を広げるようにしました。イギリスは様々なバックグラウンドを持つ人たちが集まっている国なので、ちょっと手を広げただけで日本では出会えないような人たちに出会うことができます。日本では英語を勉強するとなるとゆっくり・はっきり話してくれる英語だけしか聞こえてこないのでそれだけに慣れてしまい、それ以外のいろんな人たちが話す英語を受け入れるのが難しいです。なので、できる限りいろんな人が話すいろんな英語に慣れようと心がけることで、語学力もどんどん広がると思います。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

話者によって英語の聞き取り具合がかなり異なること。同じイギリス人でもアクセントの違いで理解度にかなり差が出る。

●工夫した点

とにかく慣れ。何回も聞いてその人のアクセントに慣れることで聞き取れるようになるはず。

リーディング

●苦労した点

読む文章によって理解しやすいものと、理解しづらいものがある。たとえ単語を調べても、文章の構成が複雑な故に理解するのが難しいものがある。

●工夫した点

いろんな文章を読んでとにかく慣れることは大事だが、それ(自分の力)だけでは限界も感じた。理解するためには、やはりより英語がわかる人の助けが必要。

ライティング

●苦労した点

適切なボキャブラリー・表現が分からない、文章の組み立て方が分からない

●工夫した点

リスニングから学ぶスピーキングに通じるが、これもまずはリーディングでひたすら慣れて表現を覚える。それから書く機会を増やして自分で文章を組み立てる練習をする。

スピーキング

●苦労した点

相手の会話を大方理解できていない状況だと、会話に加わること・自分から積極的に話すことが難しい。語学力以前のそもそもの問題である、会話力・コミュニケーション力という点において、人見知りの性格で見知らぬ人と自分から会話を切り出したり、たわいもない会話を喋り続けたりすることが好きではなかったので、スピーキング向上のための喋る機会を増やすことに苦労した。

●工夫した点

会話の中で自然と話せるようになりたいのならば、まずはとにかくリスニング。だいたい相手の会話が聞き取れるようになったら、そこにどう自分が答えるか・会話に加わるかを練習する。これもとにかく慣れ。スピーキングの表現を増やすにも、相手がよく喋る言い回しをそのまま真似したりして覚えて使っていたので、そのためにもリスニングは大事。あとは発音の練習。(ネイティブに近づきたいのならばそこまで練習するのもアリだと思うが、相手に伝わるのならば十分) 英語での会話に加わる機会がないのならば、独り言でもいいので英語で文章を作る機会を無理矢理にでも増やして話す練習をする。