JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

東京外国語大学国際社会学部中央アジア学科3年

  • 留学先 :シアトルパシフィック大学
  • 留学時期:2018年8月~2019年5月
  • 留学期間:9ヶ月

大学キャンパスの設備、雰囲気

こじんまりしているが、きれいで緑がゆたかで落ち着いたキャンパス。図書館、学食、コンビニ、カフェ、銀行、大学のブックストア、メールストップなど、必要なものはだいたい揃っている。シアトルの特徴でもあるが、構内の高低差が激しいので、クラスが寮から離れていたり、とった授業のクラスが離れた場所にあると、移動が大変。課題提出の際に形式や文法をチェックしてくれるライティングセンター、勉強の方法・タイムマネジメント・言語サポートなどあらゆる悩みの相談にのってくれるラーニングセンター、授業の組み方や登録の仕方の相談にのってくれるアカデミックセンターなど、小規模な大学ならではの、人対人の手厚いサポートが受けられる体制が整っている。

大学のある街・治安

どんなところですか:静かで落ち着いているので、過ごしやすい。運河があり、橋から望める景色がきれい。

ダウンタウンまでのアクセス:バスで20分くらい。

お薦めスポット:Fremont, Queen Anneという街は歩いても20分くらいで行けるところにあり、適度にお店もあり、こじんまりしていてローカルでオシャレな街なので、散策するとお気に入りのお店やカフェが見つかること間違いなしのオススメスポット。Fremontでは、毎週日曜日にサンデーマンケットをやっていて、手作りの作品や、地元ならではの、オリジナリティあふれるものが手に入る。見て回るだけもよし、食べ物を探しに行くもよしで、休日のよい気分転換になる。

キャンパス内:生徒は物を机などに置いたままお手洗いに行ったり、食堂で食べ物をとりに行ったりしているくらいなので、治安は良いと思う。暴動などもなく、平和で落ち着いている。

キャンパス外:夜はお店も閉まり、明かりが少ないので一人歩きはオススメしないが、物騒な話はあまり聞かないし、これまで一度も騒ぎが起きたこともないので、比較的治安はよいと思う。

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:寮のフロアのメンバーや、同じ授業をとっている人、同じイベントに参加した人など、挨拶をしたり、簡単な会話や授業の話をしたり、食堂で見かけたら一緒にご飯を食べたりする顔見知り程度の人が多い。

他の国からの留学生:留学生向けのオリエンテーションや授業で仲良くなった人たちとは、特に気が合い、言語に苦労していることも理解してもらえるので、だいたいいつも一緒にいる。台湾、モロッコ、イタリア、韓国、サウジアラビアなど。

日本人:少し肩の力を抜いて話せて、わからないことがあればお互いに協力し助け合えている。共通の友達を多く持っているので、一緒に行動することが多いが、日本語をしゃべらない人がいる状況では、ほとんどの場合、英語でコミュニケーションをとる。

滞在(ホームステイまたは学生寮)

寮に入る前に約1ヶ月間、ホストファミリーにお世話になったが、寮に入る準備も手伝ってもらい、寮に入ってからも、1週間に1回ほどは連絡をとっていた。ホストファミリーのおかげで、シアトルに家や家族ができたようで、何かあっても連絡できる人がいると思うと安心できた。ルームメイトとは、お互いほどよい距離感で、快適に過ごせていた。それぞれに友達がいてプライベートがあるのであまり干渉はしないが、その日したことや勉強の進み具合など、部屋にいるときは話したりしていた。部屋の使い方なども、一度ももめたことはなく、よい関係だった。

シアトルに留学してすぐにお世話になったホストファミリーとは、今でもほぼ毎週末簡単な連絡をとっていて、毎学期1、2回は家にお邪魔して、訪ねています。ほぼ毎週末、How are you?と、ホストファミリーのほうが気にかけてくれてくれるし、訪れるといつも歓迎してくれて、話したり一緒に食事をしたり、出かけたりできて、とても嬉しかったです。また、シアトルに第二の家族がいるみたいで、とても安心です。ルームメイトとは、いつも一緒にいるわけではないですが、近すぎず遠すぎず、ほどよくプライベートがあって、とてもいい関係を築けていると思います。その日行った場所やあった出来事など、話したいことがあれば話すけれど、勉強していたり音楽を聴いていたりするときは、あまり話しかけず、それぞれ自分のことをしていました。お互い、少し迷惑をかけてしまったかなと思ったときは、素直に謝ることができるので、トラブルになったことは一度もありません。

留学の目的について

単にアカデミックな英語力を向上させるだけでなく、英語をツールとして使い、言語や文化の違いを超えたコミュニケーションができるようになること、言語や文化や生活環境が違う環境に適応する力を身につけること、思わぬトラブルや予測していなかった状況に直面したときに何をすべきか考えられる問題解決能力を身につけること、自分と向き合うことで、何でもいいので自分に自信をつけること、をこの留学を通して意識したい目的として考えていました。

上記の目的は達成されましたか

特に日常会話ではまだ言語の壁を感じてしまうことがありますが、うまく伝わらなくても自分の持っているものでなんとか伝えようとする力はついたと思います。毎日のように会う友達とは楽しい話ばかりでなく、悩み事やつらいことも共有できるようになったこと、そして旅先やクラブ活動を通して新しい出会いがあり、そこでは人見知りをせずに積極的に自分をアピールし相手を知るコミュニケーション力がついたと思います。また、適応力や問題解決能力は積極的に外出したり旅行をしたりすることで、伸ばすことができたと思います。特に適応力はコミュニケーション力に自信が持てるようになったこともあって、自分の強みの一つにもなったと思います。そして、今回の留学で、今まで大切にしてきた大好きな歌やフラダンスを通して人とつながり、貴重な経験がたくさんできたことで、これからもさらに磨きをかけながら続けていきたい、自信の持てるものになったことはとても大きなことだったと思います。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

言語や文化の違いを超えたコミュニケーション能力、違う環境で違うバックグラウンドを持つ人と暮らす適応力は身についたと思います。また、留学中は仕事もしておらず、日本でやっていたような忙しい部活にも所属していなかったので、何か役割を与えられた自分ではなく、ひとりの人として、自分の良いところや悪いところを知り、どんな自分になりたいか、や自分にしかできないことは何か、をたくさん考えて、たくさん自分と向き合いました。その中で、自分の体や心の状態を理解し必要に応じてケアする力、歌やフラなど自分の好きなことや得意なことを人前で恥ずかしがらず堂々と披露する自信や度胸もつき、留学する前より成長したと思います。

留学を通しての現在の想い

アメリカというと大きすぎてわかりませんが、1年間暮らしたシアトルに関しては、住んでみないとわからないことをたくさん知ることができたと思います。観光地としては、ものすごく魅力的とはいえないけれど、フィリピン、日本、中国や韓国などアジア系の人も多く、いろんな国の料理があったりグローバルな部分もある反面、コーヒーショップやマーケットに行くと地元の人が大切にしている文化や空間や食べ物があって、ローカルな部分も見られるのはシアトルの魅力の一つだと思います。また、華やか過ぎず、でも住んでいるから楽しめる部分があって、とても住むのにいい場所だと思います。また、シアトルは雨の都市と呼ばれるほど、どんよりした天気もたしかに多いですが、雨が多い分、晴れた日はみんな外の芝生に寝っ転がって勉強したり、ハンモックをつるしたりして晴れの日を思いっきり楽しむのもシアトルの文化です。大学も、SPUには小さなコミュニティの魅力がいっぱいあって、友達をつくるのが得意じゃなくても、学校が終わる頃にはキャンパス中に知った顔ばかりになるほどで、ひとの温かみが感じられて大好きなので、近くにあるワシントン大学のような、大きな学校も魅力はたくさんあると思いますが、SPUが自分には合っていて、SPUを選んで本当によかったと思っています。

英語力に関しては、正直、自分の努力次第でもっと伸ばせたかもしれないと悔しい部分もありますが、それ以上に、これから生きていく上で自分に必要な経験をたくさんできたので、すごく充実した貴重な時間だったと思います。お金も時間もたくさんかけてしまったけれど、その分得たものもすごく大きいし、お金や時間には変えられない大切なものをたくさん得られたと感じています。このような経験は自分の力だけではできなかったことなので、挑戦させてくれた親、サポートしてくださったJSAFの方や、日本の友達や留学中に出会った自分のまわり全ての人に、感謝の気持ちでいっぱいです。この留学を通して学んだことをしっかり心に刻んで、これからも頑張っていきたいです。

今後の進路、目標について

日本に帰ったら就活が本格的に始まりますが、留学中にたくさん自分と向き合った経験や、得たスキル、成長した部分に自信を持って、それを生かしてできることを考えていきたいです。具体的には、授業の課題の一つだったインタビューで、さらに興味が増したカウンセラーを自分の将来の可能性の一つとしても考えつつ、他の道も幅広く視野に入れて、自分が少しでも興味のあることは知る努力をして、焦らずじっくり自分の将来を考えていきたいです。また、今回の留学で、英語を使って多くの人と関わること、歌うこと、フラを踊ることはこれからも何らかの形で続けていきたいと強く思ったので、続けられる自分なりの方法を模索していきたいです。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

SPU はこじんまりした大学だけど、短期間でたくさんの人と出会えて、人と関わる機会がたくさんあって、楽しいイベントもたくさんで、助けが必要な時は手厚くサポートしてくれる人がいて、キャンパスにも大学のまわりにも緑がたくさんあって、きっといればいるほどSPUの素晴らしさがわかると思います。最初は、日本人がほとんどいない環境で普通の現地学生に混ざって授業を受けるのは大変だし、何もかもが初めてで疲れてしまうかもしれないけど、先生も生徒も、日本からの留学生にはとてもいい印象を持ってくれていて、日本にも訪れたことがある人やそうでない人も日本に興味を持ってくれているし、第二言語で学ぼうと頑張っていることの大変さを理解しようとしてくれるので、恐れず自分の興味のあることややってみたいこと、伝えたいことはどんどん挑戦してみてください。帰るときに自分がやってきたことを振り返ったら、きっとものすごい自信になると思います。どんな経験も無駄じゃないし、自分になっていくんだと思って、頑張ってください。

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:月4万くらい(観光、交通費、服、食べ物、イベントなど)、ミールプラン以外の食事代:週30ドルくらい
航空券代国際航空券代(往復):ヨーロッパ 約17万円(シアトル→フランクフルト5万円、ウィーン→シアトル10万、荷物 2万円)
現地旅行費用約10万円(約1週間)
教材費語学研修:合計100ドルくらい、学部:毎学期100〜200ドルくらい
その他郵送費約120ドル(荷物が増えてしまったので、 12冊のテキストとセーター2枚とジャケット1枚を日本に送りました。重さと送る場所と郵送機関によって金額が決まります。特に郵送機関によっては値段が3倍ほどになることもあるので注意が必要です。学校から送りましたが、学校の郵便局の人が、内容物や住所など送る際に記載する情報を、自分の代わりに打ち込んでくれたので、とても助かりました。)

渡航前に日本で準備しておけば良かったこと

英語でのレクチャーに慣れておくこと(話すスピード、ノートテイキング、ペーパーの書き方、大量のリーディングなど)、現地でメジャーなSNS をインストールして使い方を知っておくこと、旅行に行きたい場合はその計画を具体的にしておくこと(いつ、どこに、どうやって)。

日本から持ってくれば良かった物

冬服、化粧品、その他アメニティ、薬、文房具(特にペン、ボールペン)は、一応持ってきてはいたが、もう少し持って来ればよかったと思う物。冬服は運べる量に限りがあるので、ステイ先の住所が分かり次第、お金はかかるが、送ってもらうのがよい。化粧品は、肌が敏感な人は特に、自分にあった化粧品などは持ってくるべき。

到着後すぐに購入が必要だったもの

ファイルやノートなどの文房具、ホストファミリーの家に滞在しているときは特にすぐに買う必要のあるものはなかったが、寮に入るためシャンプーなどのアメニティ、洗濯物用の洗剤、ベッド用シーツや掛け布団(ホストファミリーに借りた)、洗濯用ネット、冬服、ブーツなどは買い揃えられるときに買う必要があった。

学生生活

1週間のおおまかなスケジュール

全体として、平日の日中は授業に行ったり図書館で課題をやって、三食学食で食べています。夕飯はいつも特に仲のよい友達と一緒に食べていて、朝と昼よりも長く学食にいて、その日あったことを話したり、食後の紅茶やデザートを楽しんでいました。夕飯を食べるのが5時から7時と早いので、その後夜は課題やギターの練習をしたりして、シャワーを浴びて寝るという生活でした。基本平日は学校にいますが、気分を変えたいときなどは、近くの町まで歩いて行ってカフェで勉強したり、買い物をすることもありました。土日は積極的に出かけるようにしていて、外食をしたり、Facebookで見つけたイベントに行ってみたり、ホストファミリーのところに遊びに行ったりしていました。また疲れが貯まっているときは、いつもより朝遅くまで寝て、疲れをとるように心がけていました。

大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)

SPUは生徒をサポートする体制が整っていて、自分が利用したライティングセンター、キャリアセンター、インターナショナルオフィスはどこも1対1でニーズに合わせて相談に乗ってくれたり、助けてくれます。ライティングセンターでは、レポートのフォーマットや、文法や言い回しなどをチェックしてもらい、キャリアセンターでは、春学期に授業で履歴書を書いたときに、予約をとって添削してもらいました。誰かに見てもらうと、自信を持って提出できるのでオススメです。また、インターナショナルオフィスでは、留学生にとって重要な保険や必要書類について確認したいことがあるときに、予約をとらなくてもオフィスが開いている時間にいけば、ちょっとした確認や相談は対応してくれるし、親身になってサポートしてくれます。こういう手厚いサポートは小さい学校ならではだと思います。

課外活動

正式にクラブ活動に参加しているわけではないが、アウトドア系のクラブが主催していたキャンプに参加し、とても安く手軽に、オリンピック国立公園周辺にいくことができたのは、留学の思い出の中でもとても貴重な経験になった。また、留学生の集まりがときどきあり、時間があるときは、興味のあるイベントには参加していた。例えば、ピザを食べながら歓談したりゲームをする会もあれば、カラオケをする会もあり、他の留学生と交流するいい機会になった

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

最も良い思い出でもあり、大変だった思い出でもあるのが、ハワイのクラブでやった年一回のLū‘auというイベントです。イベント自体もおそらく学校で一番大規模なイベントで、学校の体育館に数百人の人が来て、ハワイの料理と、私たちのパフォーマンスを楽しんでもらって、お祝いするというものでした。そのために冬学期からみんなでグループごとにダンスを練習して、本番直前は夜7時から10時くらいまでリハーサルをしたり、会場のセッテイングにほぼ丸一日かかったりと、準備も少し大変でしたが、日本の大学でフラダンスの部活に入って毎日のように勉強とアルバイト以外のほとんどの時間を部活に注いで、みんなで何かに取り組み作り上げることをしてきた私にとっては、またシアトルでも、大好きなフラを通してたくさんの人と繋がり、みんなで何かを成し遂げることができたことは言葉で表せないほどの幸せでした。そして、冬学期に入ったよそ者の私でも、みんなクラブの一員として輪の中にいれてくれたことがとても嬉しかったです。これだけでも忘れられない思い出ですが、ちょうどその頃、いつも一緒にいる友達の家族に不幸があったり、違う友達のルームメイトであり、ハワイのクラブの一員でもあった子が事故で亡くなったり、自分にとっても今までの日常が変わってしまうほど大きなことで、みんなにとってもつらく悲しいことがたくさんあり、そのような状況でイベントの開催をすることは、容易ではありませんでした。でもみんなでPrayer hulaを一生懸命練習して、亡くなった子や家族へのギフトとして送ることができて、自分もその中で、友達のことを思いながら心を込めて踊ることができて本当に良かったし、そういう大変なときだからこそ、みんなで集まって練習したり、一つの会場にみんなが集まり、お客さんも含めて会場全体が一つになれたときの光景は、とても美しく、一生忘れられない経験をさせてもらったと思っています。人生において本当に大切なことをたくさん学ばせてもらいました。

一番の息抜きの方法

学校の近くの運河のほとりを歩いたり、そこで歌を歌ったり、空を眺めることが大好きで、少し心に余裕がなくなったり、疲れたときはいつもそうして息抜きをしていました。

休み中の過ごし方

土日のような短い休みは、学校の近くのおしゃれな街に行って散策したり、カフェを見つけて勉強したり、サンデーマーケットに行ったり、運河のほとりを散歩したり、友達とお店を開拓してランチをしたり、近場でいける観光をしたりしていた。今は冬休み期間中だが、特に大きな旅行をする計画はなく、滞在させてもらっている家の家族に同行して、現地でしか味わえない、クリスマスと新年を体験したいと考えている。また、コンサートやその季節ならではのイベントや観光地に積極的に足を運びたいと考えている。

日本の家族、友人との連絡頻度

日本にいる母とはほぼ毎週末1〜2時間ほどの長電話をして、1週間の出来事を話したりしていました。日本にいる友達とは、主にInstagramやFacbookで見たストーリーや投稿で何か気になったことがあるときに、お互いに連絡していました。私の場合は、同じ時期に海外に留学している友達が多かったので、そういう友達に、感じたことや悩みなどを話すと共感してもらえたり、お互いに刺激になったりしてよかったです。

語学研修

1. クラスについて教えてください(セッションごとにお教えください)

雰囲気:英語だけの授業なので、慣れてきてしまうとどうしてもモチベーションが下がってしまうのが、他の生徒の雰囲気から感じ取れたが、興味を持ちやすいトピックやなじみのない単語などについては、意欲的に意見を伝えようとする姿勢や、知らなかったことを知ろうとする姿勢が見て取れて、刺激になった。また、少数なので、自由に発言できて、緊張する必要もなかったので、自分の意見を伝えるよい練習の場となった。

2. 人数/国籍の割合:

その他:4〜7人程度。中国、サウジアラビアから来る生徒が多く、7〜8割占めていたときもあった。

3. 1日の勉強時間と勉強場所(宿題など)

課題の内容によるが、1日1~3時間。ホームステイ時は、学校の図書館か、家。寮に滞在時は、図書館か、寮。

4. 勉強するのに役立つ教材や方法など

指定された教材を購入し使っていたので、他の教材は使用しなかったが、TED talk を聞いて聞き取れたことをメモしたり、話すスピードやいろいろな喋り方に慣れることは、英語でのノートテイキングに慣れるのに良い方法だと思う。また、テキストを読むときは、初めから辞書を引かずに、単語の意味を文脈から推測することを意識することで、大量のリーディングの速読に適応できるようになったり、テキストのメインアイディアをつかめるようになるのに役に立つと思う。

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

ほぼ毎日使っていました。学校の授業に必要なプリントをダウンロードして印刷したり、ペーパーを書いたり、旅行の計画をたてるためにリサーチしたりするのは、思い立ったときに自分のパソコンでできるのが一番便利だと感じました。

学部授業

  • コース番号 :GDEV2000
  • 授業タイトル:Introductin to Grobal Development
  • 単位数   :5

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー、ときどきグループワーク

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

全3回のエッセイ形式のテスト90%と授業参加度10%、(現在わかっているのは全3回中1回目試験80点)

授業を通して学んだこと(授業内容)

Poverty とは何か、DevelopmentとHumanitarianの違い、Development のためには何が必要かということは過去の経験からある程度わかっているがそれをどうやって実現するかということが現段階の課題であること、HumanitarianといってもChristianityなどの信念に基づいて行われるcharityと、ある程度強制的な義務として行われたり国の政策が絡んでいるjusticeがあるなど、支援の形にはさまざまな面があるということ、Post-conflict societyにおいて平和構築は成功しても国の再建の過程でliberal democracyを武力を行使してとりいれようとした場合成功しない理由は何か、などを学んだ。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

全体として、Global Developmentは日々の世界情勢から常に学ぶことがあり、変わり続ける常に新しい学問であり、正解がないことを前提に、世界情勢や一人ひとりの生活を今よりもよりよいものにするための方法を、さまざまな視点で理論や実際の経験から考え続ける学問であると感じた。日本でも、Global Developmentに直結する内容を学んでいるので、日本に帰ってから自分が何を学ぶべきか、自分の研究テーマのじ重要性などを考える非常によい機会となった。また、一方で、日本語であっても学ぶのが難しいと思われる理論を英語で学ぶのは、やはりとても苦労した。特に、授業の進度も早かったので、リーディングが追いつかず、大変だった。メインアイディアを理解するので精一杯だったし、理解しようとすればするほど、学問の複雑さに気づき、深みにはまってしまったときもあったが、それと同時に、毎回の授業で必ず何か、今まで自分になかったアイディアを吸収でき、学んでいる意味を感じられる、とても充実した授業だったと思う。

学部授業

  • コース番号 :WST2350 
  • 授業タイトル:Women’s Studies
  • 単位数   :5 

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー、ときどきグループで意見交換

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

全2回のエッセイ形式のテスト各80点満点、Weekly Paper全10回中高得点のもの4回分各10点満点、Social Action Paper 20点分、Conversation Paper 10点分 合計得点満点230点

授業を通して学んだこと(授業内容)

全体として、女性が平等な自由、権利を手にいれるために戦ってきた歴史や、それでもなお不平等といわざるをえない現状があること、それらは“当たり前”に受け入れられていて、その“当たり前”になってしまっている女性の役割、イメージによってつくられたあるべき姿、男性と対等に人生の選択をしたり意見を述べたりする権利が失われている状況によって苦しんでいる女性がいることなどを通して、日常の中でそのことに気づきまわりにそれを気づかせる大切さを学び、そこにWomen’s Studiesの役割や意味があることを学んだ。各週ごとに注目すべきトピックがあり、Intersectionarity, Representation, self-objectification, violence, work and family, religion などさまざまな切り口で現状を見て、最後に、まさに今注目されている4th wave feminismで私たちが注目すべきことや、できることを考えた

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

最初、授業を受ける前にもっていたfeminismに対する、男性を嫌っているといったような偏見は、feminismの目的ではないし、誤解であるということは、Women’s Studiesを知ったことではっきりとわかった。また、単に学問としてだけではなく、日常生活のなかで実際なにが起こっているのかを客観的に理解するうえでとても役に立つ知識をたくさん得られた。これから、社会に根付いているおかしな考え方や、私たちがこどもの頃から気づかないうちに押し付けられている不平等な考え方に気付いたとき、Women’s Studies で学んだ経験を生かして、はっきりとおかいしいことはおかしいと、自信を持って言えるようになったと思う。

学部授業

  • コース番号 :UCOL1000
  • 授業タイトル:University Colloquim
  • 単位数   :1  

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー、質問

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Short Paper それぞれ20 points 3回分、本の内容に対するquestions 20 points, participations 20 points (まだ成績が出ていないので結果は不明)

授業を通して学んだこと(授業内容)

クラスの大きなテーマとしては、race, class and gender を軸に、自分たちの世代で起こった出来事とそれらはどのような関係があるかということや、raceやgenderによって不利な立場になっていたり逆に有利な立場におかれているとしたらそれはどのようなことか、それはなぜか、ちょうど行われていたアメリカの中間選挙とはどのような関係があったか、などについて考えた。また、その他には、新入生向けのクラスなので、大学で学ぶべきことや、“よい生徒”とは単に良い成績をとるだけでなく、どのような生徒か、ということや、自分の知らない、または考えたことのない職業を知ることを通して自分は将来何をしたいかということを考えた。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

他の生徒の質問や意見を積極的に述べる様子が印象的で、ただ英語で意見を言うということだけでなく、本やレクチャーに対していつも自分の考えを持ったり、受けた情報を鵜呑みにせず客観的、批判的に物事を考えることの大切さを感じた。日本人はついつい受け身になりがちだと思うので、能動的に自分の意見を発信する力を身につけられるようになりたいと思った。

学部授業

  • コース番号 :GS1000 
  • 授業タイトル:Cultural Adjustment 
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー、ディスカッション

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Quarter Calenderの作成、Weekly Paper 全8回、American Student Interview, Life Story, Final Reflection Paper, 60%以上のParticipation

授業を通して学んだこと(授業内容)

文化の違いについて、時間、会話において重要なこと、イベントはどのように行われるかなどさまざまな視点で、筆者の経験をもとに書かれた本を通して、よい悪いではなく、文化の違いとして、あらかじめ知っておくことでトラブルや不快な思いをすることなく、お互いを尊重でき、現地にスムーズになじむことができるということを学んだ。それと同時に、本に書かれていることと、実際に感じる文化の違いのギャップも感じ、文化の違いとして知っておくことは大事だが、ひとはひとりひとり違う価値観や背景があるので、ステレオタイプを押し付けることにならないように気をつけるべきだということも学んだ。授業の中では、Life Storyの共有を通して、改めて、さまざまなルーツを持った留学生がおり、今までにたくさん移動してきた人、これが初めて違う国に住むという人もいて、その人にとって大切な存在、思い出、場所や宗教など、聞いてはじめて知ることがたくさんあった。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

特にLife Storyの共有が印象的だった。改めて、その場にこれだけ違うLife Storyを持っている人が同じ場所に集まり交わることの奇跡を感じた。さまざまな人に出会い、違う経験や意見から刺激を受けることは、自分の世界を広げるいい機会になると思った。また、それぞれの人には、文化の違いからは想像できないほどいろいろな側面があるので、話を聞く前に、相手を決めつけることがないように注意すべきだと思った。

学部授業

  • コース番号 :MUS1260 
  • 授業タイトル:Voice Class
  • 単位数   : 2単位

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

アクティビティ

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席 60/60、ジャーナル(歌の記録)?/5、コンサートレヴュー×2 ?/20、中間テスト 5/5、ファイナル ?/10

授業を通して学んだこと(授業内容)

毎回授業の最初に発声練習をし、アメリカで歌い継がれている有名な歌の歌謡集のようなものから何曲か歌を歌いながら、ちょっとしたテクニックや歌うときに意識することを学び、実践していました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

改めて歌は言語や文化に関係なく楽しめるということを学んだし、恥ずかしがらず、全力で楽しみ表現し、歌手になりきったつもりで歌うことが大事だと思いました。そして、いい意味で日本とは文化が違い、個人の能力や個性を主張することを大切にしていると思うので、みんなの前で堂々と歌うことや自分の個性を表現することができたときは、必ずといっていいほど褒め言葉をかけてもらえて、人前で一人でパフォーマンスをすることに、より自信を持てるようになったと思います。

学部授業

  • コース番号 :MUS1600
  • 授業タイトル:Exploring and Understanding Music
  • 単位数   :5単位

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席 ?/40、コンサートレスポンス ×4 ?/20、小テスト×4 ?/60、ファイナル ?/30

授業を通して学んだこと(授業内容)

時代を遡り、音楽が生まれた経緯や音楽の目的、さまざまなスタイル、楽器、作曲家など音楽に関わるありとあらゆる知識を学び、実際に音源を聴いて照らし合わせながら、音楽鑑賞に深みを持たせることを学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

知らない音楽用語などがあったり、ビデオを見て大事な知識を抜き出すのが難しいと感じましたが、もとから音楽に興味もあり、楽器もやっていたことがあったので、難しい知識や細かいことにはこだわらず、知らなかったことを知る楽しさを感じるように心がけていました。身近な音楽でも今まで知らなかった知識を得てから鑑賞すると、また違った楽しみ方ができるということを実感できたと思います。

学部授業

  • コース番号 :SOC2351
  • 授業タイトル:Globalization and Urban Livability
  • 単位数   :5単位

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

週一回の小テスト×7 ?/10%、中間試験 18.6/20%、期末試験 ?/35%、プレゼンテーション ?/10%、ペーパー ?/25%

授業を通して学んだこと(授業内容)

globalization, city, space, livabilityとは何かなど、社会学的な方法で、今何が起きているかを説明したさまざまな理論を挙げ、実際の都市や郊外に住む人々の暮らしや問題と照らし合わせ、想像力を働かせながら、理論の妥当性や欠点を指摘し、議論して理解を深めるというような授業でした。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

理論自体は複雑だったり、難しい言葉で説明していたりするけれど、実際暮らしている人々の生活状況に照らし合わせることで具体化されて、何が起きているかをみんなで考えるのが楽しかったです。また、20人程度の小規模なクラスなので、発言もしやすく、何度か発言をしたり、毎回授業の後に少し残って、考えたことを先生と話したり、理解が怪しいところを確認したりすることができて、とても良かったです。日本で学んでいたことにも深く関わる充実した授業だったと思います。

学部授業

  • コース番号 :BUS2910
  • 授業タイトル:Internship and Career Strategies
  • 単位数   :1単位

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席 ?/50、レジュメドラフト 19/20、インタビュー ?/35、LinkedIn プロフィール ?/25、模擬面接 ?/30、推敲済みレジュメ ?/40

授業を通して学んだこと(授業内容)

自分のアピールポイントや自分に向いていそうな仕事、レジュメの書き方、面接の仕方、人との繋がり方、メールでの連絡の仕方、LinkedInの使い方など、アメリカでの就活に役立つ知識を学び、実践していくという内容でした。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

自分のアピールポイントや自分に向いていそうな仕事、レジュメの書き方、面接の仕方、人との繋がり方、メールでの連絡の仕方、LinkedInの使い方など、アメリカでの就活に役立つ知識を学び、実践していくという内容でした。

学部授業

  • コース番号 :MUS1270 
  • 授業タイトル:Beginning Folk Guitar 
  • 単位数   :1単位

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

アクティビティ

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

パフォーマンス(主に中間試験とファイナル)や授業態度による総合評価

授業を通して学んだこと(授業内容)

ギターを弾き始めた初心者向けのレッスンで、持ち方や指の押さえ方から、メロディーやコードの弾き方などギターの基礎基本を学びました

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

アメリカではフォークギターで弾き語りができる人が多く、学校のイベントなどで披露している人がいて、かっこいいなと思ったのと、もともとギターに挑戦してみたかったのでこの授業をとりました。SPUは音楽の授業が充実していて、初心者向けのクラスがちゃんとあるので、わからないことやできないことがあっても全然恥ずかしくないし、和気あいあいと楽しくできて、よかったです。ギターができる友達と一緒に練習できたら、音楽を通してコミュニケーションをとることができていいなと思っていましたが、なかなか機会や時間がなく、そういうことができなかったのが少し残念です。でも音楽をやっていると、それだけで話題になるし、人と繋がるきっかけになるので、何か音楽をやるのはとてもいいと思いました。

授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作

エッセイ・ペーパー

科目名:ビジネス

題材:レジュメ 内容:自分のスキル、学歴や経験など

大変だったこと、やり遂げての感想:英語で自分がアピールしたいことをうまく表現した言葉を見つけて、簡潔で相手にも伝わりやすく、魅力的なレジュメを書くのは少し難しかったけれど、学校のキャリアセンターがとても充実していて、自分で書いたレジュメの添削をしてもらえたので、今後も自信を持ってそのレジュメを持つことができると思います。また、授業の中で就活のサポートをしてもらえるのはとてもいいと思いました。日本のレジュメの形式とは違うけれど、英語版のレジュメを持っていたらいつか使えるかもしれないので、これからもアップデートして持っているようにしたいです。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと

アメリカでとった授業で印象的だったのは、先生と生徒との距離が近くて気軽に質問したり意見を言うことができることや、授業で寝ている人や内職をしている人はほとんどおらず学ぶことへの意欲が高いこと、自分の意見をしっかり持っていてそれを発信する力があること、生徒の興味を引き出すための先生のスキル(話し方や、教材の使い方)や工夫(イメージしやすいように動画や写真、日常生活の話を交えるなど)が日本より充実しているように感じられることなどが挙げられると思います。全体的にどの授業をとっても質が高く、楽しい充実した授業という印象がありました。

JSAFサポートについて

サポート全体の感想

一番最初に派遣先を紹介されたときに、JSAF は名の通った大学よりも、ためになる経験ができる大学をおすすめしていますと言われたことは今でも覚えているし、本当にその言葉を信じて良かったと思いました。また、現地でも保険等の申請でわからないことがあったときにメールですぐに聞くことができて、いつも丁寧に返信してくださったので、何かあれば相談できると思えて安心でした。

申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポート

個人的にオンラインは、他の準備や日本の学校の勉強やクラブ活動に追われていてなかなか手がつけられなかったです。また、大学受験やIELTS受験のときと同じような勉強よりも、ネイティブスピーカーと話す機会をもっと設けて、日常会話の自分の英語力のレベルを自分で実感しておくことができたら、留学前の意識がもっと高まったかなと思います。

Pre Departure Orientation

内容もこれから留学するという実感が湧くものだったと思いますが、すべて英語で長時間セッションを受ける機会が普段あまりなかったこともあり、留学前の心の準備をするいい機会になったと思います。

出発前オリエンテーションおよびEnglish Workshop

出発前オリエンテーションは必要だと思います。留学前には書類や手続き、準備すべきことがたくさんあるので、オリエンテーションで重要な部分だけでも、把握していないことがないように確認しておけるのはいいと思いました。English Workshop は留学前に、同じように留学をしようとしてるたくさんの人に会うことで、自分もいよいよ留学するんだという実感が湧いていい刺激をもらえたし、心の準備をするいいきっかけになったと思います。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

英語を使いこなせるようになったとはまだまだ言えませんが、留学に行く前のように、英語力に自信がないから、英語を使うことにためらうということはなくなってきたと思います。流暢できれいな英語で話せなくても、伝わればそれで問題ないと思えるようになったことが大きいと感じます。相手の言ったことになんて返せばいいかわからなかったり、自分の理解があっているかわからないことは、留学して一年ほど経ってもなかなか変わらないけれど、そもそも何について話しているかわからないということはかなり減ったと思います。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点 特に会話では話の展開が早かったり、日常会話でしか使わないスラングがあったり、文化的な背景知識が必要な場合もあり、なかなか最後まで慣れず苦労しました。

●工夫した点 すべてを理解しようとせずに、大きな意味がつかめればいいと考え、話の一番大事なところを理解するように心がけていたと思います。

リーディング

●苦労した点 授業で扱うテキストは難しい内容のものもあり、大まかな内容をつかむので精一杯でした。また、何度も見たことのある単語でも、なかなか覚えられず、その度に調べていました。

●工夫した点 重要だと思う部分にラインを引いて、全体像やテーマを意識するようにしていました。

ライティング

●苦労した点 表現豊かなバラエティのある文章を書けるほどの、語彙力や表現力がなく、いつも同じような文章になりがちでした。

●工夫した点 素晴らしい文章や凝った文法を使うことよりも、読んだ人が理解できる分かりやすい文章を書くことをより意識していました。

スピーキング

●苦労した点 説明が難しいことや、複雑な感情などを英語で表現するのは、なかなかうまくできませんでした。また、まだ話す前に日本語で考える癖があると思うので、瞬時にレスポンスをするのは難しいです。

●工夫した点 とにかく、伝えてみたい、尋ねてみたいと思ったことはためらわないこと、そして英語は第二言語だということを相手に伝えたうえで話すことで、緊張をほぐし、プライドを捨てて、自分の喋りやすい環境を作るようにしていました。

インターンシップ・ボランティアについて

インターン/ボランティア先(プログラム名、企業名等):未定

インターン/ボランティア期間:7月いっぱい

インターン/ボランティア先の見つけ方:ネット 探し始めた時期・お勧めの探し方など:もともと学校が終わってからも何か興味のあることで、英語を使ってできる経験を積みたいとは思っていましたが、いろいろなことが重なり、精神的に余裕のない時期が続き、なかなか考える機会や時間がとれず遅くなってしまい、帰国の連絡をしなくてはいけないときにまだ自分はどうするのかわからない状況になってしまったので、そのことで精神的不安や負担が増えてしまいました。何が起こるかわからないし、時間がすぎるのは本当にあっという間なので、留学中は何かを考え始めるのに早すぎるということはないと思います。学校が終わってから何かしたいのであれば、日頃から情報収拾をしておいて、最後の学期に入る前にはやりたいことを見つけ、手配をとりはじめることをおすすめします。

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