東京外国語大学国際社会学部スペイン語専攻3年

  • 留学先 :サラマンカ大学
  • 留学時期:2016年8月~2017年5月
  • 留学期間:1学年間

大学キャンパスの設備、雰囲気

サラマンカ大学には世界中、そしてスペイン各地から学生が集まるので雰囲気はとてもインターナショナルな感じがします。また、キャンパスは市の旧市街にあるためとても美しいです。 cenインターナショナルコースが行われているサン・ボアルという校舎は4階建てでとてもきれいです。程よい大きさで中庭もあり、とてもリラックスした空間だと思います。

大学のある街・治安

どんなところですか:小さい街ですが、とてもきれいで歴史が詰まったところだと思います。美しい礼拝堂や大学、数百年前からずっと保たれてきた街並み、通いつくせないほどのバルやレストランなど、スペインの魅力をいっぱい持っている場所です。また大学を中心とした街でもあるため若者が多く、夜も非常に活発です。

ダウンタウンまでのアクセス:プラザ・マヨールまで徒歩で20分です。

お薦めスポット:カサ・デ・ラス・コンチャス(貝がらの家)などがあるコンパニーヤ通りはまるでタイムスリップをしたかのような美しさです。

キャンパス内:とても安全です。鞄や上着を忘れても誰も盗みません。

キャンパス外:概ね安全です。ただ夜中にバルやクラブが集中するエリアには一人で歩かないほうがいいようです。

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:近々日本人学生とスペイン人学生との言語交換イベントに参加してみようかと思います。

他の国からの留学生:サラマンカ大学には留学生が数多くおり、アメリカ人はもちろんのこと、イギリスやスイス、ドイツなど様々な国の学生たちと交流しています。個人的には友人のほとんどは留学生で、スペイン語や英語で会話をしています。

日本人:特に交流はありません。

今期では大学の授業で知り合ったスペイン人やほかの(日本人やアメリカ人以外の)留学生と交流することができ、前期とはまた違った交友関係を持つことができたかなと思います。スペイン語を話す機会も増え、個人的にはとてもうれしかったです。また日本語とスペイン語の言語交換イベントにも定期的に通うようにし、日本人の友人も作りました。これの一番のメリットはやはり大学や留学についての情報の共有で、そういったセーフティーネットを築けたのはよかったなと思います。 モジュラー・プログラム以外での友人を持った影響かもしれませんが、前期と比べてモジュラー・プログラムのクラスメイトとは交流をせず、それに伴い英語を話す機会が少し減りました。

滞在(ホームステイまたは学生寮)

私のホストファミリーにはお母さんと息子さんの二人がいます。息子さんは大学生で忙しいのかあまり見かけません。お母さんの方とはとてもいい関係を築けているのではないかと思います。主に昼ご飯を一緒に食べ、その時に会話をしています。とても気さくな方で、いっぱいしゃべりかけてくれるので最初の一か月はとても助かりました。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

留学を通してスペイン語力が全体的に向上したのは当たり前なのですが、人間的にも少し成長できたように思います。陽気なスペイン人の友人たちと時間を過ごし、彼らの遊ぶときは全力で遊ぶ姿勢を目にして、未来や過去ばかりに目を向けるのではなく、今の一瞬をもっと大切にしようと思いました。また自分で旅行の計画を初めて立て、モジュラー・プログラムとPCIを並行して受ける手続きを現地でし、お金のやりくりを全部自分でするようになって改めてお金の大切さを身をもって感じました。

今後の進路、目標について

スペイン語に関しては、DELEのB2を取るのが今の目標です。 進路はまだ具体的に決めていませんが、自分が持っている言語力を活かすことができる国際的な会社、または海外と何らかの形で交流がある日本企業がいいかなと考えています。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

スペイン語力を向上させたい、でも自分のスペイン語力にはまだ自信がないという人は、ぜひサラマンカ大学のモジュラー・プログラムへの参加を検討してみてください。訛りが少ないサラマンカで現地のスペイン語に触れる中で学校では先生がレベルに合った授業を提供してくれます。もし1年留学の場合は途中でスペイン人の学生と一緒に授業を受けられるPCIというプログラムに入ることも可能なので、後でさらにレベルの高いものに挑戦してみたいと思う人には最適です。 また、サラマンカに来る場合は最初の学期だけでもホームステイを体験することをお勧めします。スペインの家庭料理を楽しめるほか、何かあった時の相談相手やスペイン語での話し相手になってくれる家族の一員になれるのはとてもいい経験になると思います。

上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

当初思い描いていたほどスペイン人の友人を作るのが難しかったことです。友達を作るという行為に必要なものとは何かというのをよく考えるようになりました。相手に自分の考えていることを伝える力や相手が何を言っているのかを理解する力とは別に、相手に自分のことに興味を持ってもらう力(笑顔、積極性などなど)も非常に大事で、今後磨かなければいけない点だと痛感しました。日本にせよアメリカにせよ、今まで言語が通じない地域に行ったことがなかったので、これに今気付くことができてよかったなと思います。

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費ミールプラン以外の食事代:300ユーロほど(一食5~10ユーロ程度)、携帯電話料金:一か月15~20ユーロ
航空券代200~400ユーロ
現地旅行費用宿泊代含み一日60ユーロほど
教材費なし
その他個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:20万円ほど

渡航前に日本で準備しておけば良かったこと

もっとヨーロッパのファッションを調べておけばよかったと思う

日本から持ってくれば良かった物

マスク、調味料、変換プラグ(2個以上)、冬服

到着後すぐに購入が必要だったもの

ティッシュ、シャワー用品

学生生活

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

最もよかった思い出として際立つものはありませんが、友人たちと夜遅くまでバルで飲んだり踊ったりしたのはいつも楽しかったです。 大変だった思い出についても、おそらくこれからの期末試験やビザの手続きなどで予想される苦労を上回るものはまだないです。

一番の息抜きの方法

息抜きは一人でするのが好きなので、いつもストレスがたまった時は部屋でゲームなどをして過ごしました。またお気に入りのカフェでコーヒーを飲むのも好きでした。

休み中の過ごし方

休み中は主に家にいるか友達と過ごしています。また余裕があるときは国内旅行をしています。

日本の家族、友人との連絡頻度

もともと連絡がマメな方ではないので、日本の友達とはほとんど連絡を取りませんでした。家族とはラインで連絡をするほか、一か月に一度くらいの頻度で電話をしていました。

学部授業

  • コース番号 :-
  • 授業タイトル:Lengua española 
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

特に説明を受けていませんが、授業の出席率、発言などの参加率、課題の提出、中間と期末テストで評価を受けています。中間テストは受けましたが返還されていません。

授業を通して学んだこと(授業内容)

具体的には点過去と線過去の違い、接続法の活用法、過去未来形の活用法などを学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業を受け持っているエレナ先生は特に事前にやることを決めているのではなく、その学期の生徒たちが何に対して苦手意識を持っているのかを聞き出してそれに取り組むという方法をとっていて、非常に身になる授業内容だと思いました。生徒たちの授業態度も積極的でいい環境だったと思います。

学部授業

  • コース番号 :-
  • 授業タイトル:Conversación y Redacción
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席と授業への参加25%、課題と中間試験25%、期末試験25%、プレゼン25%

授業を通して学んだこと(授業内容)

日常的に使える単語や言い回しなどを学びました。病院やレストランなど、さまざまなシチュエーションでのふるまい方なども学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

概ね楽しい授業だったと思います。ベゴーニャ先生はとてもはつらつとした先生だったので、いい雰囲気の授業だったと思います。

学部授業

  • コース番号 :-
  • 授業タイトル:Literatura española 
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席と授業での参加20%、プレゼン20%、中間試験30%、期末試験30%

授業を通して学んだこと(授業内容)

スペインを代表する作家や詩人や文学の歴史について学んだほか、いくつかの作品を読みました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

読む量が多かったので少し苦労しました。しかしその分スペイン文学に触れることができたのでいい授業だったと思います。

学部授業

  • コース番号 :-
  • 授業タイトル:Current Spain
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

課題、授業での参加、中間試験40%、期末試験60%

授業を通して学んだこと(授業内容)

現在のスペインにおける政治と経済、それぞれの状況や問題について英語で学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

おそらく私が受けている授業の中で一番内容が濃い授業だと思います。課題の内容もほかの授業と比べて難しく、経済や政治の背景がない私には難易度が高い授業でした。でもその分興味深く、もっと学んでみたいと思わせる授業内容だったかなと思います。

学部授業

  • コース番号 :-
  • 授業タイトル:El Mundo Árabe en el Mundo Hispánico
  • 単位数   :-

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

授業を通して学んだこと(授業内容)

イベリア半島へのイスラム侵略から始まったアル・アンダルスの歴史、文化、今のスペインへの言語的・文化的影響などを学びました

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業はモジュラー・プログラム内の授業の中では難易度が高めだった印象を受けました。事前に配られたレジュメを読み、授業中では先生がパワーポイントを見せながらサクサクと進めるので最初は少し苦労しました。しかし授業内容自体は興味深く、他の生徒たちと和気あいあいと授業を受けていました。

学部授業

  • コース番号 :-
  • 授業タイトル:Español de los Negocios
  • 単位数   :-

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

授業を通して学んだこと(授業内容)

スペインの経済や企業について学ぶとともに、それにまつわる専門用語などを学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

純粋なスペイン語力でいえば易しめの授業でしたが、さまざまな用語を学べたのはいいことだったと思います。この授業で習った単語が大学の授業で使われるのを認識できたときなどは特に受けてよかったと感じました。

学部授業

  • コース番号 :-
  • 授業タイトル:Economics/Political Science European Union
  • 単位数   :-

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

授業を通して学んだこと(授業内容)

欧州連合の仕組み、存在理由、役割などを学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

今まではいまいち欧州連合がなんなのか、どういう役割を持っているのかを知らなかったので、とても興味深い授業だと感じました。先生も情熱をもって教えてくれるので内容自体は少し難しくても楽しむことができました。また授業外の課題として2回欧州連合のシミュレーションを先生が他に受け持っている生徒(スペイン人や中国人留学生など)とやったのが面白かったです。

学部授業

  • コース番号 :102415
  • 授業タイトル: Relaciones Internacionales
  • 単位数   :6

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

期末試験70%、課題の提出・授業への参加30%

授業を通して学んだこと(授業内容)

国際関係の歴史、仕組みなどについて学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

今期受けた大学の授業の中では一番難しい授業でした。先生は話すスピードが速いうえにパワーポイントをあっという間に進めてしまうのでノートに書き写すのも大変でした。また知らない単語も多く、先生のレクチャーも半分ほどしか理解することができず途方に暮れることが多かったです。あと一か月ほどで期末試験ですが、今後どう巻き返すかが一番の課題です。

学部授業

  • コース番号 :102483
  • 授業タイトル:Lengua Española
  • 単位数   :6

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

期末試験90%、授業への参加10%

授業を通して学んだこと(授業内容)

スペイン語の言語の研究として名詞や動詞の分析方法を学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

スペイン語の文法についての授業かと思いきや言語学の授業で最初は苦労しました。また言語というものが地域によって異なるので同じスペイン語でも共通したルールがないこともあり、曖昧な単語の分析をしなくてはいけないのはスペイン語が母国語ではない身としては難しかったです。しかし先生が根気強く教えてくれるので、何もわからない状態からまあまあわかるくらいのレベルまでには上がれたかなと思います。

学部授業

  • コース番号 :108107
  • 授業タイトル:Sociedades de Asia Oriental
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

期末試験60%、授業内の課題20%、レポート20%

授業を通して学んだこと(授業内容)

日本、北朝鮮、韓国、中国の文化、歴史、政治形態などについて学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

すでに日本人としての予備知識を持っているので大学の授業の中では一番楽な授業でした。またスペイン人から見た日本やアジア国を知ることができたのが面白かったです。授業を受けているスペイン人もみな中国語、韓国語、もしくは日本語を勉強しているので、その生徒たちと交流できたのも楽しかったです。

JSAFサポートについて

サポート全体の感想

日常的な疑問から病気などのトラブルまで、さまざまな場面でJSAFの現地サポートの方が非常に助けになりました。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

留学当初は一般のスペイン人の会話が聞き取れず、焦りばかりが募っていました。また聞き返すのも何か恥ずかしいような気がしてますますコミュニケーションが困難になっていたように思います。

●工夫した点

まずは聞き返すこと、理解できない単語や言い回しがあれば迷わず聞くことを心がけました。またスペインの音楽を聴いたり、ホストファミリーのお母さんと時間を過ごしたりして日常会話におけるスペイン語に慣れるように工夫しました。

リーディング

●苦労した点

リーディングはほかの分野と比べてさほど苦労はしていませんが、物語や記事を読むときに動詞の活用を正しく理解して意味をくみ取るのが一番難しい点だと感じています。

●工夫した点

特に自分で工夫をしているわけではないのですが、文法の授業で取り上げられたものがあればそれをリーディングに活用するようにしています。またリーディングで学んだ新しい単語は単語帳に追加して勉強しています。

ライティング

●苦労した点

ライティングにおいても動詞の正しい活用に一番苦労しています。

●工夫した点

ライティングの課題が出たときはできるだけ辞典や翻訳サイトを使わずに書き、書き終わってから辞典で調べて答え合わせをするようにしています。

スピーキング

●苦労した点

スペイン語をしゃべる中で一番苦労している点は語彙力のなさです。話したいことがあってもとっさに単語が浮かばず、しゃべることをあきらめたことも何度かありました。他にも文法的な難しさもあり、直説法や接続法など、しゃべっている中でとっさに出てこないことが多く苦労しています。

●工夫した点

現時点での対策はとにかくスペイン語を話すことです。言語交換イベントに通い、スペイン語が母語の人たちと二時間ほど会話をしてスペイン語で話すことに慣れるよう頑張っています。語彙力に関しては単語帳を作って勉強をしています。