JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

順天堂大学国際教養学部2年

  • 留学先 :セントクラウド州立大学
  • 留学時期:2020年8月~2021年5月(予定)
  • 留学期間:9か月

大学キャンパスの設備、雰囲気

田舎の大学なので、とにかく広くて自然にあふれています。リスなどの動物もいます。キャンパス内には白人はもちろん、黒人、アジア系の人もいますがアジア系の比率は非常に低い感じがします。

キャンパスの設備は整っている方だと思います。キャンパス内にはカフェや図書館、売店などがありますし、お金を引き出すことも可能です。売店では教科書、化粧品、服、お菓子などを買うことができます。映画を観たり、ボウリングをしたりする施設もあります。

大学のある街・治安

どんなところですか:正直何もないです。自然と湖とお店があるくらいです。

ダウンタウンまでのアクセス:ミネアポリスまで車で1時間強かかります。

お薦めスポット:特になし

その他:高いビルが全くなく、東京とはまるで違います。

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:chialphaというグループがあり、その集まりによく参加しています(毎週金曜日)。また、サークル活動を通して話したり、買い出しに連れて行ってもらったり、ご飯に連れて行ってもらったりしました。正直、同じ授業を取っている人や寮の人とはあまり交流がなく、顔見知り程度です。

他の国からの留学生:留学生自体ほとんどおらず、顔見知りが数人いる程度です。

日本人:日本人の知り合いは全部で7人います。そのうちの1人とはよく買い物に行きますし、他の4人とは一緒に外出することが多いです。どこへ行くにも車が必要なので、外出の際に乗せてもらっています。

滞在先と食事について

通常は2人1部屋なのですが、今年度はコロナウイルス対策のため2人部屋を1人で使っています。そのため、ルームメイトはいません。

1セメスターに50食のミールプランを使用しており、2日に1回程度食堂でご飯を食べていました。自炊は全くしていないので、食堂に行かないときは冷凍食品やシリアル、カット野菜などを買って生活していました。私が滞在している寮は、地下に共用キッチンがあります。

渡航前に日本で準備しておけば良かった点

スラングを勉強しておけば良かったなと思っています。というのも、ネイティブとチャットしているときにスラングの意味が分からず、毎回調べなければならなかったからです。よく使われるスラング、略語、表現を知っておけばもっとスムーズにチャットができたなと感じます。

生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか

月によってバラバラですが、平均5万円ほど使っています。教科書代と洋服代、食費がほとんどです。こちらでの生活は自費なので、自分と同じように自費で生活する場合には日本で貯金しておくことをお勧めします。予想以上にお金がかかります。

到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか

布団、教科書、食料、飲み水、電気ケトル・冷蔵庫(あると便利です、冷蔵庫はレンタルしました)

日本から持ってくれば良かった物

歯ブラシ(アメリカの歯ブラシはヘッドが大きく使いづらかったため)

日本食(セントクラウドでも購入できますが、種類が限られているうえに日本の2~3倍くらいします)

英語力は伸びていると感じますか

感じます。留学前までは英語で話すことに抵抗があったり、英語の長文を見ると嫌気がさしたりしましたが、今はあまり感じなくなりました。ネイティブの人が良く使う表現、スラングも少しずつ理解できるようになってきました。

英語力を向上させる上で苦労した点、またご自身で工夫された点はどのようなところですか?(スキルごとにご記入ください)

1.リスニング

●苦労した点

人によって話し方が違うため、聞き取りづらい人の英語が全然理解できなくて苦労しています。また、日本人のカタカナ英語とは発音がかけ離れていることがあり、混乱することもしばしばあります。(例:centerはセンターというよりもセナーに聞こえる)

●工夫した点

動画サイトでリスニング上達に関する動画を見たり、海外実況者のゲーム実況を見たりして勉強しました。

2.スピーキング

●苦労した点

言いたいことをどう表現すればいいのか分からず、言葉に詰まってしまいます。自分の場合、疑問文を作るのが特に苦手で、文を構成するのに時間がかかってしまいます。また、sやth、vなどの発音がうまくできず、「なんて言った?」と聞かれることもたびたびあります。

●工夫した点

日常生活で頭の中で考えていることを英語に直して考えてみたり、使えそうな表現をスマートフォンにメモしたりしています。

3.リーディング

●苦労した点

解剖学や心理学の教科書には専門用語や病気の名前がたくさん出てくるので、理解するのに苦労しました。他にも、1文が長すぎて頭が混乱することもありました。知らない単語に出会ったときに、複数の意味から文脈に合ったものを探すのも大変でした。

●工夫した点

細かなことは気にせず、大まかな流れの理解に重点を置いて読むようにしていました。

4.ライティング

●苦労した点

同じような言い回しばかりになってしまい、単調な文章しか書けずに困っています。日本語に引きずられて、頭でっかち(主語が長い)文になってしまいがちです。

●工夫した点

インターネットで調べて、より自然な言い回しを探しました。

感染症対策をしている中で友人を作る上で工夫している点や、授業や課題に取り組む点で工夫している点、注意している点があれば教えてください

友だちを作るのは苦手でひとりでいる方が気楽ではありますが、サークルやイベント、Floor Meeting(同じ階に住む学生と折り紙を折ったりゲームをしたりするイベント)などに積極的に参加するようにしています。

授業は予習・復習を欠かさず行い、ついていけるようにしていました。また、課題の内容や方針に関して分からないことがある場合はその都度質問していました。英語力がまだまだ低く課題に時間がかかるため、課題は早めに終わらせるよう努力しました。

学生生活

大学内の活動に参加していますか

JPネットワークというサークルに所属しています。このサークルは、日本文化に興味を持つ人たちが集まるコミュニティで、日本の文化や言葉を教えたり、折り紙などの工作をしたりしました。例年は日本食を作ったり、みんなで出かけたりするのですが、サークル内でコロナウイルス感染者が出てしまったため今年は中止になってしまいました。

スポーツはしていますか?具体的に教えてください

定期的にしているわけではありませんが、何度かオンラインのフィットネス講座に参加しました。

休み中の過ごし方について教えてください

休みの日は、平日に終わらなかった予習・復習・課題を終わらせていました。それ以外は、動画を見たり、ゲームをしたり、ストレッチをしたりしていました。セントクラウド周辺での集まり(ご飯を食べたりゲームをしたり)にもときどき参加しました。

学部授業

  • コース番号 :BIOL202
  • 授業タイトル:Human Anatomy and Physiology
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー(Zoom)、ラボ(in person)

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

レクチャーエグザム×4(各100点) 87・84・78・66

ラボエグザム×2(各100点) 85・80

ラボアテンダンス5点×10回 50/50

ラボワークシート5点×10回 47/50

A=90~100% B=80~89% C=65~79% D=50~64% F=less than 50%

授業を通して学んだこと(授業内容)

上皮組織・外皮・細胞小器官・骨組織・骨格系・細胞結合・筋肉組織・関節・神経系・特殊感覚など

人間の体を構成する組織全般について学びました。ラボでは顕微鏡を使って細胞を観察したり、人間の死体を使って筋肉を識別したり、牛の膝の解剖、羊の脳の観察をしました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

日本語でも知らないような単語ばかりで、単語を覚えるのが一番大変でした。ラボエグザムは記述式だったのでスペルもある程度覚えなければならず、必死に勉強しました。ですが、死体の観察などのなかなか経験できないことができて、1番楽しくやりがいのある授業でした。

学部授業

  • コース番号 :CPSY101
  • 授業タイトル:Applying Psychology
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー(Zoom / in person)

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席点5点×30回 150/150

ジャーナル5点×15回 現時点で65/75 おそらく満点だと思います

ファイナルペーパー100点 / 30点 まだ成績が出ていません

Extra Credit あり

A=90~100% B=80~89% C=70~79% D=60~69% F=50~59%

授業を通して学んだこと(授業内容)

パーソナリティー・ストレス・自己実現・メンタルヘルス・対人関係・精神障害など

100番台のコースなので、心理学を浅く広く学ぶコースでした。心理学が自分たちの生活にどのような影響を与えているのか、それをどう活かしていくのかを考えました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

授業内でいくつか心理テストを受け、自分がどういう人物なのかをより客観的に、より深く知ることができて面白かったです。毎回のように他の学生とディスカッションがあり、他の生徒の考えや経験から多くのことを学ぶことができたと思います。

学部授業

  • コース番号 :EAP201
  • 授業タイトル:Listening and Speaking for Academic Purposes
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

オンライン

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Listening 計86点(成績の20%に換算) 86/86

Speaking 計131点(成績の15%に換算) 131/131

Vocabulary 計105点(Quizと合わせて成績の25%に換算) 105/105

Vocabulary Quiz 30点×3回 30・29・30

Presentation 100点(成績の30%に換算) 100

Exam 100点×2(成績の10%に換算) 100・100

A+=98~100% A=94~97% A⁻=90~93% B+=88~89% B=84~87% B⁻=80~83%

C+=78~79% C=74~77% C⁻=70~73% D+=68~69% D=64~47% D⁻=60~63% F=below60

授業を通して学んだこと(授業内容)

日本の英語の授業と同じような内容です。穴埋め・T/F問題・などがメインで、日本の教科書よりも簡単な気がします。そのため、学部スタートの学生ならEAPを取るよりほかのコースを取った方が良いと思います。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

プレゼンテーションが一番大変でした。10分から15分のpersuasive/research basedプレゼンテーションだったので、準備に時間がかかりました。それ以外は思った以上に簡単で拍子抜けしてしまいました。

学部授業

  • コース番号 :CMST171
  • 授業タイトル:Speech Anxiety Reduction
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

オンライン/in person

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Chapter Assignment 計214点 214/214

Final Speech 50点 50

授業を通して学んだこと(授業内容)

なぜ人前で話すときに緊張するのか、どうしたらあまり緊張しなくなるのか(腹式呼吸・認知再構成法・系統的脱感作法・メンタルリハーサル・スキルトレーニング)について学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

様々なアクティビティによって、パブリックスピーキングに対する不安が徐々に減ってきているのが感じられてうれしかったです。課題の量は1単位に見合わないほど多かったですが、これからの人生に役立つ内容なので、このコースを選択してよかったと感じています。

現地到着直後からの様子

Q 現在の現地での研修状況を教えてください

大統領選が近いので大学から”選挙に行きましょう!”と言った内容のメールがとにかくたくさん来ます。

街中を通ると家の前に支持者のプレートを置いてあったり、交差点に立って演説している人もいます。 選挙に関心があるのはいいことですね!

ハロウィンは残念ながら当日に風邪をひいてしまったのですが、幸いなことにコロナではありませんでした。

先日受けたbiologyのテストで85点取れました!

平均点が55点なので、言語の壁がありながらもそれなりの点数が取れて自信になりました。

Q 授業の様子を教えてください

授業は月曜日から金曜日まで朝の8:30から対面授業があります。

月から水はReadingとWriting 、木と金はListeningとSpeakingの授業が午前中にあり、午後にcommunicationのクラスやsupport hourがある日もあります。

 学生は私を含めて8人(国籍は日本4人、香港1人、タイ1人、オマーン1人、サウジアラビア1人)で、少人数制のため、発言や質問もしやすい環境です。

今は最終のエッセイに向けて、テーマを決めたりリサーチをしていますが、support hourでは先生が時間をとって一人一人の進み具合や質問に答えてくれます。オンラインのテキストを使っており、資料なども全て大学のサイトからダウンロードする形なので、毎日パソコンと一緒です。先生は暇にならないようにとたくさん課題を出してくれます。

授業の様子を教えてください

【生物学(Biology)】
 日本より積極的に発言する学生が多いです。LABのクラスは講義を受けるというよりも、顕微鏡や模型、解剖された死体を実際に使って自主的に学習するスタイルになっています。

英語については専門用語も多いので単語の意味を細かく調べています。知らない単語が多すぎて日本語と結びつけないと覚えられません。骨や体のパーツを覚える際は実際にその部分をタッチして、声を出しながら覚えています(笑)

【心理学(Psychology)】
心理学のクラスでは授業までに教科書を一通り読んでいます。毎週30~40ページ読まなくてはいけないので、一語一句調べることはせずに、内容の理解に重点を置いています。

【予習復習】
復習はスライドやZOOMの録画を見直しています。理解できなかった部分を調べることもあります。予習しないとついていけないので、復習よりも予習メインで勉強しています。どのクラスにも共通して行っているのは単語調べの際に発音も確認することです。読めない単語は覚えられないので。

【クラス規模】
私が選択しているコースは10~20人程度の小規模クラスです。日本と違って国籍や年齢はバラバラで、色々なバックグラウンドを持つ人たちが集まっています。

Q 現地での生活について教えてください

平日は、起きて授業を受けて勉強してYouTubeを見て寝るというのを繰り返しています(笑)。

2週間に1回程度、サークルに参加したり買い出しに行ったりします。毎週金曜日は友人の家でパーティー(ご飯を食べたりゲームをしたり話したり)があるのでそれに参加しています。

土日はミネアポリスにいる友人の家に遊びにいったり、平日に終わらなかった課題を消化したりしています。

Q 現地での語学力について、どんな対策などしていますか?

1番伸びたと思うのはリーディングです。毎週予習として70ページほどテキストを読んでいるので慣れてきました。語彙やネイティブが良く使うスラングも少しずつ覚えてきました。

リスニングとスピーキングも多少はマシになったかなという感じですが、言いたいことがうまく伝えられなくて落ち込むのは未だに良くあります。最近は、分からない単語があったときに英和辞典ではなく英英辞典で調べるように心がけています。

Q 留学中のセントクラウド州立大学の良いところを教えてください

 セントクラウドの良いところは、なんといってもクラスの規模が小さいところです。私が選択しているコースはどれも10人から20人ほどの少人数クラスで、大規模クラスに比べて発言や質問がしやすいです。

教授も学生が理解できているかを常に気にかけてくれるので、授業が難しくてもおいて行かれる心配もありません。私が留学生ということもあってか、学生・教授・スタッフの皆さんが優しく、分からないことも何でも教えてくれます。

また、大学の雰囲気もとても良いです。自然に囲まれていて開放的なキャンパスになっています。寮のセキュリティーもきちんとしていますし、コロナ対策もしっかりと講じられており安心して生活できます。授業に必要な教材や文房具・服などをキャンパス内で購入することもできますし、現金の引き出しやコピーなど大抵のことがキャンパス内で済ませられます。

 

こちらの派遣生の留学先であるセントクラウド州立大学の詳細はこちら

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