出発前オリエンテーションORIENTATION
2020年春・夏派遣生出発前オリエンテーションおよびEnglish Workshop

English Workshop
English Workshopは、JSAFが長年続けている、学部留学(SAP)および語学+学部授業同時受講プログラム(FLAP+)派遣生向けに実施している、1日海外授業の模擬体験です。
この日は1日中、“English Only”ということで、日本語は一切禁止で、英語ネイティブ講師によるワークショップを受けます。今回は長年英語教育に携わるベテラン教師のTatiana先生に担当してもらいました。
~Morning Session~
Greeting and Introductions of Teachers
まずは、受付からスタート。もちろん、ここから英語での会話となります。その後、今回のEnglish Workshopの注意点についてJSAFスタッフより説明し、先生の自己紹介と進み、徐々にスタートしていきます。
Expectations and Introduction
各クラスに分かれてから、まずはアイスブレイク!一緒に過ごすクラスメイトの名前と顔を覚えるため、各クラス先生が工夫をしたアイスブレイクのアクティビティを行いました。今回は、自分の名前と、名前をローマ字表記にした場合の最初のアルファベットと同じ英単語をクラスメイトに伝え、これを順番に行なっていきました。例えば、はなこさん(Hanako)であれば、Hanako/Happy、となり、次の人は、前の人の名前と英単語を言い、さらに自分のを加えていきます。一クラス17人だったため、最後の人はなんと先生を含めて17人分の名前と英単語を覚えなければなりません。忘れてしまったら、もちろん英語でクラスメイトに教えてもらう必要があるので、最初は緊張していた皆さんも、少しず英語にも慣れ、リラックスしてくる様子が伝わってきました。
Tips for English Study and University Life abroad
海外の大学あるある!ということで、実際に留学をすると普段の生活や学校での勉強など様々な疑問点が出てくるかと思います。そこで、ネイティブの先生より、現地での学生生活について日本との違いを中心に、実体験も交えながら話してもらいました。ポイントは、先生の話す英語のスピードは通常の会話と変えていない、ということです。つまり、派遣生には実際に現地に降り立った時に入ってくる英語のスピードに慣れてもらう、ということも目的としています。苦戦しながらも皆さん真剣に先生の話を聞いていました。
Listening Skills & Note Taking
午前中ラストのレッスン!もっとも皆さんがグッタリする時間ですがとても身になったという声がとても多いパートです!人気のTED Talksを用いたリスニング&ノートテイキングの授業を行います。学部授業は英語を学ぶ授業とは異なり、先生が話すスピードはナチュラルでとても速いです。ポーズなくどんどん進んでいきます。派遣生は、いかに効率よくメモを取るか、また、学部授業で必要なリスニング力がどれだけ高いものかを実感し、今後留学までに英語をもっと頑張ろう!というモチベーションを得ることが出来ました。




~Lunch Time~
待ちに待ったランチタイム!と思いきや・・・お昼休みは抜き打ちで「Small Talk」を行ってもらいました。Pre-Departureセッションでも何度も出てきた「Small Talk」、派遣生は「Most Impressive Experience in Your Life」という題を与えられ、それぞれが1分程度で”Happy””Scary””Surprising””Sad”などをテーマにした小話を英語で披露しました。なかなか上手に話を続けられなかったり、詰まってしまうこともありましたが、皆さんどうにか伝えようと身振り手振りを交え一生懸命頑張る姿がとても印象的でした。現地で遭遇する「急に意見を求められる場面」の良い練習になればと思います。
~Afternoon Session~
Oral Presentation
午後はドキドキのプレゼンテーションからスタートです。事前に与えられたテーマのもと3~5分のプレゼンテーションを準備し、1人1人、前に立って発表を行いました。皆さんしっかり準備をして臨んでくれました。聞く側もただ聞くのではなく、「Peer Evaluation Sheet」を記入し、クラスメイトのプレゼンテーションを「声の大きさ」「話し方」「姿勢」などから評価します。説得力があったかどうかは、話している本人ではなく、聞いている人たちが感じることなので、客観的な意見を聞いて、留学してからの糧にしていってほしいと思います。
★全員スピーチが終わった後、先生からのアドバイスで、「Emotion」というキーワードをもらいました。もっと身振り手振りを使ったり、単純に声のボリュームを上げる、笑顔で話す、という要素を加えるだけで、利き手側の印象も大きく変わります。 英語を上手く話すこと以上に、伝えたい気持ちを表に出す、これが海外ではとても大切です。
Class Discussion
午後の部、最後のクラスはディスカッションです。各クラスチームに分かれて、テーマに沿って「賛成」「中立/もしくは一部賛成・反対」「反対」の立場に沿ってディスカッションとディベートを行いました。準備してきたことをただ読むのではなく、迅速に意見を構築して反撃する難しさや、そのために知識を幅広く得ておくことの大切さを学ぶことができましたね。
Self Evaluation
最後は、自分自身でのFeedbackと先生方からのFeedbackをしてもらい、本日のEnglish Workshopは終了となります。朝から夕方まで、「English Only Policy」のもと必死に頑張った派遣生たち。終わるころにはグッタリ、でもやりきった!という顔をしていて頼もしく感じました。また、派遣生を代表して2名にこのワークショップの感想を英語で発表してもらいました。English Workshopでの経験を糧に、現地でもぜひ頑張ってくださね!そして、英語学習はずっと続けましょう!




出発前オリエンテーション (東京/1月12日・大阪/1月18日)
JSAFでは出発前オリエンテーションを開催しています。オリエンテーションでは出発前に同期派遣生に会える最後の機会です!!JSAFのプログラムに参加するにあたって覚えておかないといけないこと、そして留学先でトラブルに巻き込まれないようにするために大切なことをお話する1日です。ここでは、2020年1月12日(日)実施の東京会場(午前の部)の様子をお届けします!
12日(日)のオリエンテーションは、午前(アメリカ派遣組)+午後(アメリカ以外派遣組)に分けて行い、 JSAF代表理事のあいさつ、ハンドブックの中身の説明、留学に向けての重要事項の確認、ビザ・航空券の案内、アクティビティー、先輩の体験談および、先輩派遣生へのQ&Aを行いました。
JSAF森山代表理事のあいさつ
JSAF代表理事である森山から派遣生に対して、挨拶をしました。この貴重な留学という機会を与えてくれた家族や大学の人に感謝の気持ちを忘れずにもがいて一生ものの経験をしてきてください。


重要事項の確認
ここでは、危機管理、履修登録、プログラム費、ハウジング、大学への支払い等、特に今までの参加者から質問の多いことや、渡航するに当たり特に伝えなければならない重要な事項を細かく説明しました。また、ハンドブックに書かれている、留学するにあたっての有益な情報についてお話をしました。しっかりとした準備をしていくことで留学は成功をします。早め早めに準備をしていきましょう。また航空券やビザ、予防接種、持ち物についても説明をしました。持っていかないといけないことなどの質問も多く出ましたのでみんなで確認をしていきました。
アクティビティー
大事なことをお話した後は派遣生同士で考えながら行うアクティビティー!4のグループに分かれ、2つのトピックについて考えてもらいました。このグループはプログラムも行き先もバラバラのグループだったので初対面の派遣生同士緊張しながらも、色々と意見を出し合って時折、笑いが起こっていました。トピックの内容としては「ルームメイトとのトラブル」「旅行前の準備について」など留学中にほとんどの人が経験するであろうことについてどう解決していくか、お話合いをしてもらいました。グループの発表のあとに、スタッフの方からも補足をさせていただきました。とても和気あいあいとした雰囲気でトラブルについて事前に知るいい機会となったのではないでしょうか。


先輩派遣生の体験談第一部
体験談は2部構成となりました。今回の先輩は学部留学から3名の先輩体験談を呼びました。 第1部ではアメリカに留学していた先輩派遣生の自己紹介および現地での生活のことや、先輩が経験してきたことを話してもらうというものでした。現地大学の特徴、課外活動について、休み中の過ごし方、学部授業で大変だったことなどについてそれぞれ答えてもらいました。
先輩派遣生の体験談第二部
第2部ではイギリスとオーストラリアへ留学していた先輩派遣生が2人が、現地での生活やホームステイ・寮滞在のこと、留学中の失敗談や休み中の過ごし方など話してくれました。 先輩派遣生:高橋弾くん(カリフォルニア州立大学チコ)・五十嵐望美さん(イーストアングリア大学)・山口優くん(オーストラリアカトリック大学) 皆さんお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!!

