出発前オリエンテーションORIENTATION
2019年春派遣生
出発前オリエンテーション (関西/1月12日・東京/1月13日)
JSAFでは出発前オリエンテーションを開催しています。オリエンテーションでは出発前に同期派遣生に会える最後の機会です!!JSAFのプログラムに参加するにあたって覚えておかないといけないこと、そして留学先でトラブルに巻き込まれないようにするために大切なことをお話する1日です。
今回のオリエンテーションは関西、関東どちらも語学力重点プログラム(FLAP)の派遣生も一緒に行いました。ここでは、一番人数の多かった13日(日)実施の東京会場の様子をお届けします!
13日(日)のオリエンテーションは、JSAF代表理事のあいさつ、ハンドブックの中身の説明、留学に向けての重要事項の確認、ビザ・航空券の案内、アクティビティー、先輩の体験談および、先輩派遣生とのトークセッションの順番で行いました。
JSAF森山代表理事のあいさつ
JSAF代表理事である森山から派遣生に対して、挨拶をしました。この貴重な留学という機会を与えてくれた家族や大学の人に感謝の気持ちを忘れずにもがいて一生ものの経験をしてきてください。
重要事項の確認
ここでは、危機管理、履修登録、プログラム費、ハウジング、大学への支払い等、特に今までの参加者から質問の多いことや、渡航するに当たり特に伝えなければならない重要な事項を細かく説明しました。また、ハンドブックに書かれている、留学するにあたっての有益な情報についてお話をしました。しっかりとした準備をしていくことで留学は成功をします。早め早めに準備をしていきましょう。また航空券やビザ、予防接種、持ち物についても説明をしました。持っていかないといけないことなどの質問も多く出ましたのでみんなで確認をしていきました。
アクティビティー
大事なことをお話した後は派遣生同士で考えながら行うアクティビティー!7のグループに分かれ、7つのトピックについて考えてもらいました。このグループはプログラムも行き先もバラバラのグループだったので初対面の派遣生同士緊張しながらも、色々と意見を出し合って時折、笑いが起こっていました。トピックの内容としては「ルームメイトとのトラブル」「ホームステイ先でのトラブル」「日本人との付き合い方」「旅行中のトラブル」など留学中にほとんどの人が経験するであろうトラブルをどうやって解決していくかということについてお話合いをしてもらいました。グループの発表のあとに、付け加えがある人は発表をしてもらい、スタッフの方からも補足をさせていただきました。とても和気あいあいとした雰囲気でトラブルについて事前に知るいい機会となったのではないでしょうか。
先輩派遣生の体験談
体験談は2部構成となりました。今回の先輩は学部留学から3名、語学力重点プログラムから1名の先輩体験談を呼びました。
第1部では先輩派遣生の自己紹介およびクラス全体からの質問に答えるというものでした。現地での生活のことや、先輩が経験してきたことをクラス全体で聞いていくというものでした。現地大学の特徴、課外活動について、休み中の過ごし方、ルームメイトとの関係、学部授業で大変だったことなどについてそれぞれ答えてもらいました。
第2部では先輩派遣生が一人ひとり分かれて個別に質問を受けました。派遣生は自分と同じ大学や地域、似たような校風の大学などに行った先輩のところに集まりました。ここでは2回シャッフルタイムがあり、自分の行き先だけではなく、実際海外でどのように生活をしていたのか、ボストンキャリアフォーラムに参加をした先輩派遣生のところに行く、在籍大学が同じ派遣生のところに行くなど自分の聞いてみたいことが聞けそうな先輩のところを3回に分けて回りました。
先輩派遣生:高橋弾くん(カリフォルニア州立大学チコ)・村上惠美さん(グリフィス大学)・北山由紀乃さん(オレゴン大学)・下境大貴くん(サンディエゴ州立大学)
皆さんお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!!
最後に・・・関西でのオリエンテーション参加者とも記念撮影をしました!
English Workshop(2019年1月12日実施分)
いよいよ出発前オリエンテーションとEnglish Workshopの日がやってきました。1日目は「JSAF English Workshop」を行います。Pre-DepartureセッションでMike先生から学んだことを基に、実際の留学生活を模擬体験します。今回はアメリカ出身の2名の先生、Kevin先生とTatiana先生のもと、2クラスに分かれ授業を行いました。
~Morning Session~
Introduction(自己紹介)
まずはアイスブレイク!今日一日一緒に過ごすクラスメイトの名前と顔を覚えるため、各クラス先生が工夫をしたアイスブレイクのアクティビティを行います。最初は緊張してガチガチだった皆さんも、少しずつゲームや先生との会話を通してリラックスしてくる様子が伝わってきました。
Tips for English Study and University Life Abroad
留学まであともう少し!英語はもちろん普段の生活についても派遣生は疑問点が沢山あります。折角ネイティブの先生に来ていただいているので、質問を沢山してみよう!ということで、現地の学生生活について気になることをどんどん質問していきます。寮生活や授業の取り組み方など、日本とはだいぶ異なる学生生活に皆さんもなるほどな~と聞いていました。
Listening Skills & Note Taking
午前中もっとも皆さんがグッタリ、ですがとても身になったという声がとても多いパートです。人気のTED Talksを用いたリスニング&ノートテイキングの授業を行います。学部授業はESLとは異なり、先生が話すスピードはナチュラルでとても速いですし、ポーズなくどんどん進んでいきます。派遣生は学部授業で必要なリスニング力がどれだけ高いものかを実感し、今後留学までに英語をもっと頑張ろう!というモチベーションを得ることが出来ます。最後にもらうアンケートでも、このパートはかなり勉強になったと評価の高い授業です。
~Lunch Time~
お昼休みは抜き打ちで「Small Talk」を行ってもらいました。Pre-Departureセッションでも何度も出てきた「Small Talk」、派遣生は「Most Impressive Experience in Your Life」という題を与えられ、それぞれが1分程度で”Happy””Scary””Surprising””Sad”などをテーマにした小話を英語で披露しました。なかなか上手に話を続けられなかったり、詰まってしまうこともありましたが、皆さんどうにか伝えようと身振り手振りを交え一生懸命頑張る姿がとても印象的でした。現地で遭遇する「急に意見を求められる場面」の良い練習になればと思います。
~Afternoon Session~
Oral Presentation
午後はプレゼンテーションからスタートです。事前に与えられたテーマのもと3~5分のプレゼンテーションを準備し、発表を行いました。聞く側もただ聞くのではなく、「Peer Evaluation Sheet」を記入し、クラスメイトのプレゼンテーションを「声の大きさ」「話し方」「姿勢」などから評価します。説得力があったかどうかは、話している本人ではなく、聞いている人たちが感じることなので、客観的な意見を聞いて、留学してからの糧にしていってほしいと思います。
Class Discussion
最後のクラスはディスカッション。各クラス3チームに分かれて、テーマに沿って「賛成」「中立/もしくは一部賛成・反対」「反対」の立場に沿ってディスカッションとディベートを行いました。急に先生から変化球の質問が来ることもあり派遣生はみんなドキドキ・・・準備してきたことをただ読むのではなく、迅速に意見を構築して反撃する難しさや、そのために知識を幅広く得ておくことの大切さを学んだようです。
朝から夕方まで、「English Only Policy」のもと必死に頑張った派遣生たち。終わるころにはグッタリ、でもやりきった!という顔をしていて頼もしく感じました。Englsih Workshopでの経験を糧に、現地でも是非頑張ってください!
Pre-Departureセッション(11月/12月実施分)
昨年より新たに開始した出発前のセッション!今回は2019年春派遣を対象に11月に1回、12月に1回という日程で実施をしました。11月では「Study Abroad Success」12月では「Culture Shock」という題でJSAF副代表・国際教育のエキスパートであるMike Matsuno先生より派遣生の皆さんにお話をしました。
「Why do you want to study abroad?」
Mike先生は最初にこう切り出しました。ほとんどの学生が英語力を伸ばすため、友達を作りたいため、多文化を知るため、という答えを出します。
そこで「Why do you want to speak English very well?」
と聞くと教室の中は静まり返ります。一番大切なのは英語を使ってなにをしたいのか、英語ができるようになったらそれで次にどうつなげたいのか?
そこが一番大事なゴールです!それぞれ持っている夢や目標を達成するためには、今回の留学を成功させるためにはどういうことが必要なのか?向こうでどういうことに気を付けて生活をすればいいのか?日本人との付き合い方はどうすればいいのか?など皆さんが気になっている内容についてMikeからお話がありました。最初は緊張をほぐすためにペアワークを多く取り入れた内容で笑いも沢山湧き上がっていました!
どんどん質問をしてどんどん当てて、どんどん答えてもらう形式の海外の授業スタイルで、セッションは進んでいきました。
最後の方は派遣生からの発言や質問も多く飛び交っていました!また「Culture Shock」のセッションでは、Culture Shockは誰にでも起こり得ること、留学を経験している人なら起こって当然のことというMike先生からのお話がありました。Culture Shockが起こったときにどういう風に乗り越えていくかという話に真剣に耳を傾けていました。出席をした派遣生からは「留学先で気を付けることや出発目になにをすればいいのか知ることができた」「留学に向けてもっと英語の勉強をするべきだと感じて気持ちが引き締まりました」などなど沢山の感想が寄せられました!これからもJSAFでは出発前の派遣生に向けたイベントを実施していきますのでよろしくお願いします。