JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE
獨協大学国際教養学部言語文化学科3年
- 留学先 :ウェスタンオレゴン大学
- 留学時期:2018年3月~2018年12月
- 留学期間:1学年間
大学キャンパスの設備、雰囲気
雰囲気はこじんまりしていて暖かく平和です。とても小さなキャンパスなので、クラスメイトや知り合いをキャンパス内で見かけることが多いです。友達とすれ違ったら挨拶したり、ちょっと会話をしたりします。
大学のある街・治安
どんなところですか: すごく田舎で車がないとどこにも行けません。多分夜ふらふら歩いても安全です。花がたくさんあって、友達とおしゃべりしながら散歩するとすごく気持ちいです。
ダウンタウンまでのアクセス: 大学から五分くらい歩くとすごく小さなダウンタウンがあります。寿司屋、中華、ピザ、メキシカン、サブウェイ、パブ、タピオカ、アイス屋さん、コンビニなど飲食店がたくさんあります。公園もあって、暑い日には子どもたちが噴水の近くで水遊びをしています。可愛い服や雑貨が売っているお店もあります。
お薦めスポット: 公園がおすすめスポットです。アイスパーラーの近くにあって、アイスを買って公園のベンチでおしゃべりしながら食べます。
留学の目的について
英語力の向上、異文化理解
上記の目的は達成されましたか。
ある程度達成した
留学を通して身に付いた、成長したと感じる点
人間性。 外交的になったと思う。
留学を通しての現在の想い
出発前、オレゴンは田舎というイメージだったが、9か月滞在してみて、自然が豊かで、税がなく、(少なくともモンマスには)面白く暖かい人が多いオレゴンが好きになった。
今後の進路、目標について
海外で仕事をしてみたい。
寮生活について
四人で部屋をシェアしていました。割と仲が良かったです。食事を交代で作ったり、ご飯の後映画やドラマを観たり、犬の散歩のついでにアイスやタピオカを買いに行ったりしました。休みの日に一回だけ海へ遠出したのが楽しかったです。私以外みんなアメリカ人なので会話に入るのは難しいですが、たまに話をふってくれるのでがんばって答えていました。
最初のルームメイトのうちの一人は夏休みにお出かけしたり、サンクスギビングに家に招待してもらったり、一番仲のいい友達になった。他のルームメイトたちは、一緒にボードゲームをして仲良くなった人もいれば、特に話さずに過ごした人もいた。
プログラム費以外でかかった費用目安
生活費 | ミールプラン以外の食事代:2万円、ヘルスセンター使用料:45,000円 |
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航空券代 | 国際航空券代(往復):4万円 |
現地旅行費用 | 10万円 |
教材費 | 学部:3万円 |
その他 | 個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:30万円 |
渡航前に日本で準備しておけば良かったこと
・語彙力 発音が悪くて意味が伝わらなかったとき、違う言葉で言い換えるようにしています。語彙力があればコミュニケーションがスムーズになって会話が盛り上がると思います。 ・発音 自分が思っていたより自分の発音が悪かったので、日本にいるとき音読の練習をもっとすればよかったかなと思います。また、アメリカ人が使う言い回しは留学生のものに比べると理解しにくかったので、アメリカの映画やドラマを観て慣れておくとよかったと思います。 ・専門科目の勉強 私はアメリカの歴史・文化を専攻しているのですが、自分の知識が浅かったので授業の課題をやるときにすごく時間がかかりました。日本にいるときにアメリカの歴史の流れ、世界史を復習しておけば授業をもっと理解できたかなと思います。
日本から持ってくれば良かった物
・シーブリーズ(液体)、汗拭きシート 缶のスプレータイプの制汗剤はありましたが、液体とシートのタイプは近くのドラックストアにはなかったです。ジムや体育の授業の後、シャワーあびる時間がないとき便利かと思います。
・冷えピタ 近くのドラッグストアになかったです。熱が出たことはまだありませんが、体がだるくなった時に欲しいなと思いました。
・モバイル充電器 モバイル充電器は持ってきたのですが、その充電コードを持ってくるのを忘れたので、別のモバイル充電器をアマゾンで注文しました。旅行に行くときなどにモバイル充電器は必須だと思います。スマホの充電が切れたら迎えも呼べず、電車やバスも本数がないので充電器は本当に大事です。
到着後すぐに購入が必要だったもの
寝具 ベッドシーツ、枕、掛布団は最初の何日かは5ドルくらいで貸し出されました。 そのあと日本人の先輩が余っていたのをくれたので、ラッキーでした。 ・シャンプー、リンス、ボディソープ 私は春派遣で、ルームメイトは秋から寮に住んでいたため、着いてしばらくの間は、ソープ系を貸してもらっていました。現地に着いて2,3日後くらいに買いに行ったと思います。
学生生活
1週間のおおまかなスケジュール
月~木:授業、金土日:復習、予習、宿題、友達と遊ぶ
大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)
チューター、ライティングセンターどちらも利用し、とても役に立った。
課外活動
インターナショナルクラブに入っています。毎週木曜17時から1時間、体を動かして遊んでいます。たまに面白いイベントがあって、インターナショナルナイトといういろんな国の人がパフォーマンスをするイベントと滝を見に行ったのが楽しかったです。
育を取っていたので、週2回90分バドミントンをしていました。日曜は1時間ジムに行って、走ったり少し筋トレをしていました。
留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出
サンクスギビングで友達の家に行ったこと。
ルームメイトとお金の件でもめたこと。
一番の息抜きの方法
睡眠
休み中の過ごし方
基本宿題をやりますが、たまにレストランに行って友達の誕生日を祝ったり、海に行ったりしました。
日本の家族、友人との連絡頻度
家族は大体月一回メールで、友達は月5回くらいライン、たまにライン電話で連絡を取っていた
学部授業
- コース番号 :COM111
- 授業タイトル:Principles of public speaking
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
スピーチ3~4回、オンラインクイズ2回、期末エッセイ1回
授業を通して学んだこと(授業内容)
・どうやったら緊張しないで人前でスピーチできるか
・スピーチに効果的な様々な表現方法
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
苦労したことは、即興のスピーチです。出されたお題について、前に出て三分間話さなければならなかったり、ランダムで選んだ知らない単語だらけの文章を感情的に読まなければいけなかったりして大変でした。しかし、クラスメイトは留学生に寛容だったので一生懸命やれば大丈夫でした。
楽しかったことはクラスメイトのスピーチを聞くことです。例えば、素晴らしいスピーチを選んでそっくりにまねするmanuscript speechでは、クラスメイトの好きな俳優やミュージシャン、政治家などがわかり、それぞれの個性が知れて楽しかったです。
学部授業
- コース番号 :COM112
- 授業タイトル:Interpersonal communication
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
オンラインクイズ3回、ペーパー1回、期末クイズ1回
授業を通して学んだこと(授業内容)
・コミュニケーションのスタイル
・どのように人間関係が築かれ、壊れていくか
・家族のコミュニケーション 子供のしつけ方、どのように子供とコミュニケーションをとるか
・お金とコミュニケーション
お金が人間関係にどう影響するか
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
苦労したことは、教授が板書をあまりしないのでノートをとるのが大変でした。録音を聞いてなんとかやっていました。
楽しかったことは、コミュニケーションのコンセプトを説明するときの例が面白かったです。身近な例や、教授の子どもの頃の話は楽しくて、飽きずに授業に集中できました。また、抽象的で理解しにくいコンセプトも、すんなり理解できました。
学部授業
- コース番号 :HST201D
- 授業タイトル:History of U.S.
- 単位数 :4
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
小エッセイ250w 10回、プレゼンテーション1回、期末ペーパー800w
授業を通して学んだこと(授業内容)
ネイティブアメリカンのカルチャーから19世紀初頭の歴史
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
苦労したことはリーディングの量が多かったことです。 楽しかったことは、自分の好きなトピックを選んでクラスメイトの前でプレゼンテーションをしたことです。
学部授業
- コース番号 :PE132
- 授業タイトル:Badminton
- 単位数 :2
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
実技
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
実技、トーナメント戦、ペアアセスメント、ビデオアナライズペーパー、ファイナルペーパー
授業を通して学んだこと(授業内容)
バドミントンの技術
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
苦労したことはダブルスでの声掛けです。試合をしていくうちにどういうフレーズで声をかければいいかわかってきました。
楽しかったことは試合です。言葉を話せなくても、楽しさを共有できるので割と友達を作りやすいと思います。
学部授業
- コース番号 :ANTH216D
- 授業タイトル:Cultural Anthropology
- 単位数 :4
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
出席20%、クイズ30%、中間25%、期末25%
授業を通して学んだこと(授業内容)
文化人類学の四つの分野について、文化の尊重と人権のバランスについて
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
教授がアフリカ出身でアクセントがあったのでノートが取りにくかった。 授業内でアフリカとアメリカの文化の違いや、もしくは中国、サウジアラビア、日本の文化の違いについてディスカッションしたのが面白かった。
学部授業
- コース番号 :HST404C
- 授業タイトル:Gender History
- 単位数 :4
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
毎週rough writing, Roundtable paper, 映画のリアクションペーパー
授業を通して学んだこと(授業内容)
女性の権利向上ついて歴史
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
毎週リーディングのリアクションペーパーと9-12ページのペーパー二枚が大変だった ネイティブアメリカンとWestern European PeopleのGender ideologyの比較が面白かった
学部授業
- コース番号 :PE176
- 授業タイトル:Beginning Rock Climbing
- 単位数 :2
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
実技
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
出席、ビデオのリアクションペーパー、安全チェックテスト、期末テスト
授業を通して学んだこと(授業内容)
ボルダリング
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
クライミング中の合図の単語がわからなかった 体全体を使って登るのでいい運動になって気持ちよかった
学部授業
- コース番号 :SOC390
- 授業タイトル:Critique of Education
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
出席、グループプロジェクト(エッセイ)×3
授業を通して学んだこと(授業内容)
アメリカの学校が資本主義者の利益になるようにコントロールされているということ
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
グループプロジェクトだったので、チームメイトとコミュニケーションをとりながら自分のパートに取り組まなければならず大変だった。 アメリカの学校の批判をする際、アメリカの学校(小中高)に通ったことがないため日本の学校と比べてリサーチしたことが楽しかった。
学部授業
- コース番号 :SOC465
- 授業タイトル:Introduction to LGBTQ Studies
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)
毎週の課題、インタビュープレゼンテーション、ファイナルプレゼンテーションビデオ
授業内課題、授業内チーム課題、テスト4つ
現代のLGBTQについて
授業を通して学んだこと(授業内容)
現代のLGBTQについて
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
課題が毎週2,3個あって大変だった。Coming out monologueが学ぶことが多く勉強になってよかった。
授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作
エッセイ・ペーパー
科目名:Gender History
題材:ネイティブアメリカンとヨーロピアンのGender roleの違い
内容:ヨーロピアンが持ち込んだ思想によってネイティブアメリカンの文化は変えられていった
大変だったこと、やり遂げての感想:9-12ページのペーパーが大変だった
プレゼンテーション
科目名:LGBTQ Studies
題材: Interview for Danny
内容: LGBTQの人たちの権利向上の貢献した人にインタビューをしてプレゼンする
大変だったこと、やり遂げての感想:繊細なテーマなのでインタビューする際に、言葉のチョイスに気をつけた。
学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと
アメリカは積極的に発言する人が多かった。
JSAFサポートについて
サポート全体の感想
春派遣留学申し込み締め切りぎりぎりの時に、留学先の大学紹介や手続きをやっていただいたことはすごく助かりました。ウェスタンオレゴン大学は紹介していただいた通り、留学生が少なく現地の学生との交流の機会が多くありました。アメリカ人の学生が多いことで、大変だなと感じることもありましたが、最終的にはウェスタンオレゴンで勉強できてよかったと思っています。今までサポートありがとうございました。
Pre Departure Orientation
自己紹介をした後に自分より前に自己紹介をした人の名前を覚えて言っていくゲームが面白かったです。同じゲームを寮で自己紹介の時にやったので、事前にルールを知っていてよかったです。
語学力について
留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?
10点中、5から7くらいに向上したと思う。リスニングは大分良くなり、授業や会話が大体理解できるようになった。スピーキングはまだまだで、一回で伝わらないことが多い
語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと
リスニング | ●苦労した点 男の人の声が低くて聞き取りにくかった ●工夫した点 聞き返す |
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リーディング | ●苦労した点 専門用語が難しい ●工夫した点 何回も調べるうちに覚えていった |
ライティング | ●苦労した点 サマライズが大変だった ●工夫した点 ライティングセンターに行ってアカデミックな単語や自然な表現になるように添削してもらう |
スピーキング | ●苦労した点 発音が悪すぎて伝わらない ●工夫した点 発音しやすい言葉を使いこなす |