新規協定大学派遣生現地レポートREPORT
ソノマ州立大学 Sonoma State University 体験談
2015年2月度定期報告
今学期の授業について教えてください。
【English 236】
人数が多く講義形式なのですが、発言する学生が多いです。文学と言っても、今は詩をメインにやっていて、個人的に英語の詩は難易度が高くて苦手で、教授の話し方が早いので、苦労しています。毎回の授業で課される読み物の量がとても多いです。
【American Mulicultural Studies 370】
朝早い授業ですが、内容に興味があり、人数もそこまで多くないので発言しやすい環境です。教授も良い人で、話も分かりやすいです。個人的にAsian Americanについてはとても興味がありますし、AMCSのクラスは一番面白い授業だと思います。
【Theater 120B】
基礎の授業なのでかなりゆっくり進みますが、日本でのトレーニングとはまた違ったことをやったり、演技とは何かをみんなで話したりする機会もあり、ためになっています。教授はTHARの学部長で、話し方が非常にゆっくりですが、いつもいいことをいってくれます。
【Theater 220B】
120Bとは異なって少しレベルの上がった内容ですが、少人数で、役者を目指している知り合いばかりです。みんな仲が良くとても楽しく、教授も秋のセメスターでお世話になった方なのでとてもやりやすいです。一人一人の演技が個性的で大変面白いですし、彼らの役へのアプローチの仕方を見るのは勉強になります。たまに、台本のニュアンスや意味がわからないこともありますが、教授が協力的なので助かっています。
新学期に生活は変わりましたか?
寮での生活については、私のルームメイトが今学期からいなくなってしまったのと、もう一人別の部屋の子も他のところへ移ってしまったため、今現在いるのは4人です。共有場所を掃除したり掃除機などかける人もおらず、私が友達に借りてよくかけていますが、その他に問題はないです。会うと少し話すくらいの関係ですが、静かで過ごしやすいです。
(青山学院大学文学部3年生 女性)
2015年の抱負
2015年の抱負は、今年は自分にとって新たなスタートの年になるのですが、そのスタートダッシュをどのように切るかというところです。というのも、この留学が終わり、日本へ帰ってからの自分の行動が非常に重要になってくるからです。残りの留学生活は、ここでしかできないことをすること、周りにどう思われるかというのを気にせず、自分がどうしたいのか、自分にとって意味のあることをするというのを目標にしたいと思います。
(青山学院大学文学部3年生 女性)
2014年11月度定期報告
今学期の授業の状況を教えてください。
今日でプレゼンと期末試験が終わりました。あとは、来週、再来週提出のエッセイとプレゼンテーション、Final WeekにはFinal Paperが1つとシンポジウムで頼まれたプレゼンテーションのみとなりました。来学期は、文学系を2つ、Theater系を2つという感じです。
休み中の予定について教えてください。
来週のThanksgivingでは、留学生の四人(日本人、カナダ人、スウェーデン人、ドイツ人)と車でラスベガス、Grand Canyonへ行く予定です。つい最近誘われたばかりで、まだ詳細はわかりません。また、冬休みは、12月17日からボストンに行き友達の家に滞在する予定で、その後は、日本人の友達と合流し、30日から1月6日までCancunへ行く予定です。
(青山学院大学文学部3年生 女性)
2014年10月度定期報告
現地の授業は大変ですか?
授業のたびに課題が出されるので大忙しですが、先生がとても丁寧な方なのでわかりやすいです。
文学のクラスは講義、ディスカッションという形をとっていて、その時に講義を理解できているかクイズが出されるのですが、何について話していたかという大まかなことは理解できていても、細かい質問に対しては答えられないという状態です。また、ディスカッションでは毎回テキストを50ページ程読んでいかなければならないので少し大変です。そのため、毎週オフィスアワーを使って、先生に質問攻めをしています。その先生は私の状況を理解してくれているので、とても助かっています。また、映画のクラスで行う発声練習では、各自で選んだ詩を使って練習をするのですが、先週の授業ではいきなり、これから皆の前で一人ずつ発表だと言われて驚きました。幸い、早めに詩を覚えておいていたので何とかなりましたが、これも先生の言っていることを聞き逃しているからだと痛感しました。
ルームメイトとの関係はどうですか?
ルームメイトとの関係は良好だと思います。ただ、ゴミ出しや掃除、キッチンの片付けなどに関しては誰も気づかないことが多く、私が率先してやっている感じです。私としては全然問題ないのですが、共同生活をしている中で、役割を決めることがやはり必要なのかなとも思います。来週、RAとの話し合いがあると聞いたので、そこで提案してみようと思っています。最近クラスの友達と遊ぶ機会も多いです。
最近挑戦したことはありますか?
以前から興味があったワインテイスティングのクラブに、この前初めて挑戦しました。
テイスティングとはいえ、次から次へとグラスに注がれるので驚きましたが、ワインに詳しい人から話を聞けたり隣の席の人と仲良くなったりと、勇気を出して一人で乗り込んでみて良かったと思いました。この付近にはワイナリーがたくさんあるので、近々友達と探ってみる予定です。新たな目標として、「ワインに詳しくなる」というのを掲げてみました。こっちへ来てから、何でも自分から行動に移す、ということを躊躇なくできるようになったと思います。
また、演劇のオーディションにも挑戦してきました。事前課題を準備するよう言われていたのに、結局それを披露する機会はなく、その場で渡された台本を使いiPadで自分の動画を撮りながら演技をするということを突然要求されたので、驚きました。ほとんどの人がダンス専門で、演技をする人はほんの一握りだったにもかかわらず、皆の前で突然発表したので少し戸惑いもありましたが、終わった後、何人かにあなたの演技良かったよとわざわざ声をかけてもらえてとても嬉しかったです。やっぱり、自分を知ってもらうこと、自分から何かを発信したり表現することは何よりも大事だということに気づかされました。映画専攻の人とも話せて、自分の輪が少し広がりました。日本では考えられない程ラフなオーディションでしたが、たくさん収穫がありました。また、最近感じるのは、忙しい都心から離れて、今の生活の中で毎日自然に触れられることが自分の五感を鍛えるのに役立っているということです。空や木など、今まではあまり気にしていなかったことが最近では結構大切になってきていて、天気に敏感になったり、自然を感じる時間が長くなったりしています。俳優にとって感じるということは何よりも大事なことなので、今の状況はとても自分のためになっていると思います。
(青山学院大学文学部3年生 女性)