JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE
龍谷大学文学部英語英米文学科4年
ブリティッシュコロンビア大学
2023年8月~2023年12月(約4ヶ月)
学校について
大学キャンパスの設備や雰囲気はどうでしたか。
日本の大学よりも規模が大きく、キャンパスの近くに住宅地があるのでキャンパス内に食料品や病院、博物館、庭園などが備わっている。図書館やカフェで勉強をしたり、休み時間にキャンパス内を散歩したりと充実した時間を送れた。
大学のある街・周辺の環境はどうでしたか。
バンクーバーは自然と都市が合わさった町でとても過ごしやすかった。バンクーバー内にも様々な観光スポットがあるので飽きずに楽しむことができた。
キャンパス内外の治安について、教えてください。
キャンパス内の治安は非常に良かったと感じている。授業の一環でUBCの学生にインタビューを行ったことがあったが、どの学生も親切に質問に答えてくれたので、過ごしやすい場所だと感じた。
現地大学周辺のおすすめスポットはありますか。
キャンパス内にある”Bean around the world”というカフェ。 キャンパスのメインエリアからは離れたところにあるので落ち着いてコーヒーやお菓子を楽しむことができる。
現地学生や留学生とは、どのように交流しましたか。
語学学校には、CAと呼ばれる留学生をサポートしてくれるUBCの学生がたくさんいるので、学校のアクティビティの際には彼らとコミュニケーションを取ることができた。また、若者が使うスラングやカナダの文化をたくさん教えてくれた。
Language exchange programというのがあり、日本語を勉強しているUBCの学生と交流できるものがあり、参加していた。彼らには、日本語を教え、英語を教えてもらうもので非常に面白かった。
課外活動には参加しましたか? 参加した場合は、内容や感想を教えてください。
週に一回は参加するようにしていた。フットボール、バスケットボール、アイスホッケー、カーリングなどのウインタースポーツを体験したり、地元の人と交流できるボランティアにも参加した。すべての経験が初めてでとても面白かった。
学校スタッフについて、教えてください。
教師の人たちはとてもフレンドリーで親切だった。
担当の教師について、教えてください。
2人の教師はとても親切でフレンドリーだった。わからないところを質問するとすぐに的確な答えが返ってきたり、自分の出来を良く褒めてくれた。ただ、課題の量が想定していたよりも多く、ホストファミリーとの時間をあまり取れない時があった。
授業では、どんな教材を使いましたか。
Skills class では教科書をベースで使っていた。イベントが近づくと先生がそれに関する記事をコピーし、それをもとに授業が行われていた。Project class では教科書は使わず、3,4人のチームに分かれて先生の持ち寄ったトピックに基づいてプレゼンテーションを行った。
学校のおすすめポイントを教えてください。 また、どんな方にこの学校での留学をおすすめしたいですか。
自然と都会を味わいたい人、現地の学生と交流したい人におすすめ。
授業について
面白かった授業とその内容
授業名:project class
理由・内容
各チームでマガジンを作るというプロジェクトがあり、自分の興味のあるテーマを選ぶことができた。インタビューやインターネット記事を調べてカナダ人について調べる授業が興味深かった。
頑張った授業とその内容
授業名:project class
理由・内容
街の人々にインタビューをする機会があり、日本でもそのようなインタビューをしたことが無かったのでとても不安だった。しかし、インタビューした人はみな優しく、そのインタビューをもとによいプロジェクトを作ることができた。
苦労した授業とその内容
授業名:skills class
理由・内容
授業の中で、グループ内で頻繁にディスカッションがあった。自分の意見を述べることが苦手だったため、苦労した。
現地での授業を総括して、日本の授業と違うと感じた点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを教えてください。
一人で進めることがなくグループで行う授業が圧倒的に多い
ディスカッションが多い
現地のイベントや文化を調べることが多かった。
英語力について
英語力向上させる上で苦労した点はどのような点ですか? また、ご自身で工夫した点はどのようなところですか?
<リスニング>
苦労した点:ネイティブスピーカーの話すスピードが速く、リンキングをしながら話しているので聞き取るのが大変だった。
工夫した点:日本語に直す時間を作らず、英語の文を塊のまま受け取る。
<スピーキング>
苦労した点:頭の中で思い付いたことを話そうとすると、文法が乱れること。
工夫した点:速く話そうとせずに、ゆっくり話すこと。
<ライティング>
苦労した点:ボキャブラリー不足で自分の書こうと思っている文が書けない。
工夫した点:簡単な文法でも良いのでとにかく書いてみる。
<リーディング>
苦労した点:自分のボキャブラリー不足で英文の意味がつかめないこと。
工夫した点:授業で習ったイディオムや語彙を復習する、実際に使う。
勉強するのに役立つ教材や方法など
Ted talks
留学開始当初と比べ英語力はどのくらいついたと感じますか?
リスニング力とリーディング力は伸びたように感じる。カナダに来る前より、音がハッキリと聞こえ、英文を読むスピードが上がったように感じる。
学校生活について
一週間のおおまかなスケジュールを教えてください。
月 | 8:00 起床 9:00 登校10:15-12:00 skills class, 13:00-14:45 skills class, 15:00-16:45 project class 18:00夕食 20:30 お風呂 22:00-24:00 課題、卒論や資格勉強 24:00-就寝 |
火 | 〃 |
水 | 〃 |
木 | 〃 |
金 | 10:00-12:00 CAs work shop 友達と出かけたり、アクティビティに参加 22:00-24:00 課題、卒論や資格勉強 24:00-就寝 |
土 | 友達と出かけるor アクティビティ参加 22:00-24:00 課題、卒論や資格勉強 24:00-就寝 |
日 | 〃 |
友達やクラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。
日本人が多かったので日本での友達の作り方と同じだった。お昼時間には、日本人が同士でも英語を話すようにしていた。
留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。
良い思い出:カナダの文化を体験できた
大変だった思い出:英語が聞き取れない、話せない、自分の性格との向き合い方。
一番の息抜きの方法は何でしたか。
母親との電話、Youtubeで日本のお気に入りの動画を見る、好きな音楽を聴く
ホームステイについて
1人部屋 通学時間 :30分(バス) 通学費:1万円/1ヶ月
滞在環境について:部屋にタオルやハンガーは置かれていた。
現地調達:シャンプー、コンディショナー、服
ホストファミリーやルームメイト(フロアメイト)の関係について(どんな方でしたか?ルールなどはありましたか?コミュニケーションをとる上で工夫した点)
ホストファミリーはみなとても優しかった。何もわからない自分に対して、優しくいろんなことを教えてくれた。自分の悩みも聞いてくれて、自分を本当の家族のように受け入れてくれた。
食事はどのようにとっていましたか
昼食と夕食(17:30)は用意してくれた。パスタや、スペアリブ、スープ、サラダ、ハンバーガー、ピザ、ライス、餃子など様々な国の料理を作ってくれた。マザーはお菓子を作ることが好きなので、よくマフィンやスコーンなどをつくってくれた。
生活費(月のお小遣い)はどのくらいでしたか。
月に4、5万円程度
日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。
家族とはLINEで頻繫に連絡を取っていた。
留学生活全体を振り返って
今回の留学の目的は何でしたか。
自分の視野を広げること、沢山の外国人の友達を作ること、積極的になること、物事を多角的に見ること、自分に自信を持つこと
上記の目的は達成されましたか。
ほとんど達成された。語学学校の日本人の割合が非常に高かったこともあり、自分が想定していたほど外国人の友達はできなかった。
留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。
まず、留学に挑戦できたということが自分の中ですごく大きなものになった。留学をする前は、控えめな性格を変えたいと思っていたが、実際積極的になることに対してしんどく感じることがあり、無理に性格を変える必要はない、本来の自分も大切にしようという気持ちに変わった。また、これまで住んでいた日本とは全く異なる文化や価値観を味わうことができ、自分と違う人であっても尊敬することが大切だと感じた。
留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。
カナダは多国籍だと聞いていたが、それ以上に多様性を感じた。大学には様々な国の学生がいたり、同性カップルもよく見かけた。日本よりも多様性が認められていると感じた。
これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。
留学前に内定先が決まっているので、来年からはそこで働く予定をしている。せっかくの留学の経験を無駄にはしたくなく、昔から好きだった英語にはこれからも触れ続けていたいので、趣味で英会話を始めたり、いつかは仕事の一部に英語または外国人と関われる機会がもてたらいいなと考えている。
JSAFのサポートについて
留学前のわからないことにもすぐに答えてくれた。自分は現地の人と交流したいと思っていたのでUBC大学はとても自分に合っていたと思う。
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