語学力重点プログラム(FLAP)体験談EXPERIENCE
サンディエゴ州立大学/San Diego State University 2015年秋派遣生の声(FLAP)
女性/龍谷大学国際文化学部国際文化学科/2年
2015年10月~2016年3月(約5か月)
○ 留学生活全体について
今回の留学の目的は何でしたか
英語力の向上、海外の文化を知る、自立する、人見知りを克服する
上記の目標は達成できましたか
自分ではできたと思います。
○ 大学について
大学キャンパスの設備や雰囲気はどうでしたか
語学学校の建物は古そうですが、各教室に最低一台のパソコン、プロジェクターがあり、設備はすごく良かったです。先生もすごくフレンドリーで、多くの先生が日本にすごく興味あったり、日本文化が好きだったりですごく話を聞いてくれました。
大学のある街・周辺の環境はどうでしたか
サンディエゴはすごく安全でバスでは運転手さんがすごく優しく、トロリーでは頻繁にチケットのチェックに警備員の人が載ってくるのでとても安心して乗れます。環境はすごうよく、スーパー、ファッションモールなど多くあります。トロリー、バスは一度払うだけでその日は乗り放題なので簡単にどこでも行けます。
キャンパス内外の治安について、教えてください。
キャンパス内はトラブルがあるらしいですが私は安全だと思います。キャンパス内にたくさんの非常用の電話があります。キャンパス外も安全だと思います。ダウンタウンはたまにホームレスに話しかけられたり、たばこの煙を吹きかけられたりもありましたが、一人でなければ大丈夫です。
○ 授業について
授業では、どんな教材を使いましたか
テキストをコピーしたものを冊子にしたものをいくつかの購入しないといけない授業がありました。そのほかは先生がプリントを毎回の授業で配ってくれてそれを使いました。
担当の教師について、教えてください。
各授業の先生ほとんどがすごく優しくてフレンドリーですごく毎回の授業が楽しかったです。もし理解できなかったら個人的に聞いたり、授業が終わってから聞くとすごく丁寧にわかるまで教えてくれる先生が多いです。
現地での授業を総括して、日本の授業と違うと感じた点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを教えてください。
来たすぐは、人同士に上下関係がほとんどないことにすごく違和感がありなかなかなじめませんでした。授業では日本の授業に比べて話すことがすごく多いです。また、今まで私は日本人として意見を強く主張したことがあまりなかったのですが、現地では自分の意見をはっきりと言うことが求められたので、意識を変えるのも大変でした。
○ 英語力について
勉強するのに役立つ教材や方法など
自分で作る単語帳や日本語で書かれた参考書が私にとっては非常に役に立ちました。英語で話すのに慣れるために、自然な発音になるように書かれているものを声に出して読むことも有効でした。
留学開始当初と比べ英語力はどのくらいついたと感じますか?(その理由)
スピーキングがとても苦手でしたが、今はソワソワせずに会話できるようになりました。そのためになるべく自分で英語を話す機会を増やしました。
○ 学校生活について
現地学生や留学生とは、どのように交流しましたか
現地学生は日本語を勉強、興味のある学生がやっているサークル活動のようなものに行くと交流できます。また大学で日本語の授業のボランティアに申し込むとさらに現地学生と交流できます。留学生とは語学学校が開催するアクティビティーに参加すると友達ができやすいです。
課外活動には参加しましたか? 参加した場合は、内容や感想を教えてください。
頻繁に参加しました。二週間に一度、ボランティアの人と会話をするアクティビティーがあり、そこで正しい英語に直してくれたりするので良い機会です。あとはダウンタウンに行ったり、オールドタウンに行ったり、ホエールウォッチングに行くなど、たくさんのアクティビティーに参加しました。参加すると友達と話す機会が増えたり、新しい友達ができたりします。
友達やクラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。
なるべく遊ぶ時は、日本人以外の友達を混ぜて遊ぶ。クラスの日本人とはなるべく英語で話すように気を付ける。
一番の息抜きの方法は何でしたか
ダンスレッスンに行くこと、ジムで体を動かす、日本の友達や家族と電話する、映画を見る
留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。
良い思い出:現地でできた友達と、次の夏に台湾でまた会う約束をしたこと。ダンスレッスンを受けれたこと。ミュージカルがたくさん見れたこと。
大変だった思い出:最初のホストファミリーとあまり上手くいかず、ホストファミリーを変更するまで孤独感を感じていたこと。自分の英語力のなさで授業や他人との会話についていけなかったこと。
生活費(月のお小遣い)はどのくらいでしたか。
現金は300ドル前後、カードは買い物に行ったときなどに使っていました。
○ ホームステイについて
滞在環境について、教えてください(家族構成、生活スタイル、家の中の様子など)
家族構成はマザーと三人のシスターで、週末などにはいつも家族の友達がきてとても賑やかです。平日も一緒に遊ぶなど楽しい明るい毎日です。
ホストファミリーとの生活はいかがでしたか?楽しかったこと、苦労したことなど教えてください。
前のホストファミリーではすごくつらかったですが、変更してからすごくすべてが楽しかったです。会話の速さはやはり苦労しました。
食事はどのようにとっていましたか?
今のファミリーは食べ物についてはオープンでいつも何か夜は準備してくれますが、自分の好きなものを食べてね、という感じでした。
○ 留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。
人に頼らず自分でなるべく解決しようとする点、積極的になった点。
○ 留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。
もっと治安が悪いと思っていましたが、実際には治安はすごく良かったです。またアメリカにこんなに簡単に行けると思いませんでした。
○ これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。
英語の勉強を続けて、自分の好きなミュージカルについてももっと勉強して、将来の目標を決めたいです。
○ 同じ留学先へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。
SDSUの語学学校は常に日本の大学が団体でたくさん来ているので、その人たちに流されないように自分の芯をちゃんと持つことが大切だと思います。
▸2015年春体験談はこちら
▸2014年春体験談はこちら