語学力重点プログラム(FLAP)体験談EXPERIENCE
トロント大学 2014年春派遣生の声(FLAP)
○留学レポート(抜粋)
トロント大学派遣生 東京女子大学3年生
2014年4月~2014年12月(8.5ヶ月)
●大学キャンパスの設備、雰囲気について
ELPの授業が行われている教室はOISEという他のキャンパスから道を一本挟んだところに位置しますが、図書館や他の建物までのアクセスに困ることはありませんでした。また、冬になるとスケートリンクもキャンパス内に設置されました。料金を払う必要がありますが、ジムもあり、快適に過ごせました。 またキャンパス内外の治安も良く、学校スタッフの方は授業ではなかなか習うことのできないスラングを教えてくれたり、一緒にBarに行ったり、学校の事以外でも相談にのってくれたりと、とてもフレンドリーでよい方たちばかりでした。
●大学のある街・周辺の環境について
観光地が多くあるような街ではありませんが、日本人にとっても住みやすい環境だと思います。電車は時刻表がありませんが、長くとも5分待てば次の電車が来るような、活発な街です。また、たくさんの種類の食事を楽しめます。日本食はもちろん、韓国、中華、タイ、ブラジルなどなど、短い滞在の中で自分の行ってみたかったレストランにすべて行くことは不可能でした。
●現地学生との交流について
ボランティア活動を一緒にする機会や、ブラジリアンダンスの教室など、積極的になればなっただけそのような機会を得ることができました。
●課外活動について
毎週木または金曜日の授業前に行われるワークショップでテストに向けての対策ができました。また、毎週水曜日の授業後にボランティアミーティングがあり、ボランティアに誰でも簡単に参加できる環境でした。
●学校のおすすめポイント
Reading 、Writing、 Speaking、 Listening まんべんなくスキルが上がるところです。Writingが重視されていますが、何かを書き始める前にディスカッションの時間が設けられることが多かったので、同時にSpeakingの力も鍛えられたと思います。また、先生の質は高く面倒見のいい先生方ばかりだけでなく、生徒の質も高かったように思います。
●授業について
Focusという授業では少しアカデミックな内容から外れた授業や、スラングの授業などで、生きた英語を学ぶことができ、とても面白かったです。授業は参加型で先生に発言を求められることや、ディスカッションの時間も設けられることが多かったです。恥ずかしくなるくらい、多くの日本人は日本やアジアの事を知らず、ディスカッションに何度も苦労しているのを目にしました。自分の意見をはっきり言うという文化ではなく、お互いに尊重しあいながら、あいまいな表現を使って発言するという点など、日本と似ている部分も多々あったと思います。
●留学を通しての現在の想い・後輩へのメッセージ
勢いで決断をした留学でもあったので自分の選択が本当にあっていたのかと考えることもありましたが、本当にいってよかったと思います。留学は語学力を見つめなおすいい時間になると思うのでいくら周りに日本人がいても比べないことと、あきらめず何事も楽しむことが大切です。環境に不満があれば、その環境を自分で変えていく勇気を持つことが必要だと思います。