年度別留学体験談EXPERIENCE

モンタナ大学/University of Montana ’17春派遣生体験談

2017年春最終レポート

2017年春第一回レポート

最終レポート

○留学生活を振り返って

(1)留学の目的は何でしたか。

語学力の向上、将来就きたい職業を見つける。

(2)上記の目的は達成されましたか。

8割ほど達成できたと思う。


○到着後から現在までのことについて教えてください。

(1)渡航前に日本で準備しておけば良かった点

単語力をもっとつけておくべきだった。

(2)日本から持ってくれば良かった物

日本食は必須(カップラーメン、チョコなどの菓子類、保存食のおかずなど)

(3)到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか

リネン類、教科書。

(4)生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか

ミールプランがある学期中は月100ドル程度。


○大学について

(1)大学キャンパスの設備、雰囲気

キャンパス内に緑が多く、夏の間は広々とした芝生に横になりながら会話や読書などを楽しむ学生の姿が見られた。講義棟も全体的に綺麗で、勉強スペースも充実している。

(2)学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:ダンスや教育のクラスではグループ活動が多いため、授業外でも会う友達が多い。

他の国からの留学生:一番ともに時間を過ごしている。

日本人:お互いに相談し合える友達もいる。

(3)大学のある街について

どんなところですか:キャンパスの隣にハイキングができる山があり、自然に囲まれた場所。

ダウンタウンまでのアクセス:バスで5分程度。徒歩でも15分程。

お薦めスポット:カタリスト(オムレツが美味しい)、ブルーマウンテン(景色が綺麗)

(4)キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:夜に出歩いても安心。

キャンパス外:スーパー周辺や裏路地はホームレスの人をたまに見かけるが、危害を加えられるわけではない。

(5)初日のオリエンテーションは分かりやすかったですか

【語学研修】聞き取れなかった部分がないか先生が何度も確認してくれたため、わかりやすかった。

【学部】授業の履修の仕方など、アドバイザーが丁寧に説明してくれた。


○語学研修について

(1)クラスについて教えてください

雰囲気:アットホームで発言しやすい雰囲気。

(2)人数/国籍の割合

その他:リーディングとライティングのクラスは母国語が日本語が7人、スペイン語が4人、フランス語、中国語、ジョージア語がそれぞれ1人ずつ。スピーキングとリスニングのクラスは日本語が9人、アラビア語2人、インドネシア語が2人、また3週間だけ台湾人が4人追加されるといった大きめのクラスであった。

(3)1日の勉強時間と勉強場所(宿題など)

午前中のクラスが9:00~11:20、午後が13:00~15:20、グラマーがある日(週2日)は15:50まで。

宿題の量にもよるが、平均3〜4時間は机に向かっていた。エッセイやプレゼンテーションが近い日は、その準備にもっと時間がかかったため、勉強時間は5〜6時間になる日もあった。

(4)勉強するのに役立つ教材や方法など

ノートではなく基本的にタブレット(iPad)を使用して板書をとっていた。その方がなくすことなく、整理もできるので保管しやすい。


○英語力についてお書きください。

(1)英語力は伸びていると感じますか(その理由)

感じる。電子辞書を使う頻度が減った。

(2)英語力を向上させる上で苦労した点、またご自身で工夫された点はどのようなところですか?

<リスニング>

●苦労した点

先生の指示や、現地の友達の話を聞き取ることが大変だった。

●工夫した点

わからなかったところは曖昧にせず、正直にもう一回行って欲しいとお願いした。

<スピーキング>

●苦労した点

伝えたいことが違ったニュアンスで伝わってしまったとき。

●工夫した点

日本語に頼らず、英語を話さざるを得ない状況を作るようにした。

<リーディング>

●苦労した点

課題として出された小説や論文を読むこと。

●工夫した点

いちいち辞書を使わず、速読を意識して文脈から意味を推定して読み進めた。

<ライティング>

●苦労した点

論文に使用されるようなハイレベルの語彙力をつけること。

●工夫した点

他の論文を参考にした。


○今学期履修した全ての科目について、振り返ってお書きください。

【科目1】 Introduction to Interpersonal Communication

授業形式:レクチャー

評価のつけ方:

マークシートでのテストが全4回。出席点、テストの点数、プレゼンテーションの評価など全て加点式で、最終の点数で評価される。

授業を通して学んだこと(授業内容):

コミュニケーションを通してどのように関係を築いていくかそのプロセス。言葉による相互コミュニケーションだけでなく、表情やジェスチャーといったNonverbal communicationに関しても学習した。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

教授の話すスピードが速く、慣れるまで指示を聞き取ることが難しかった。そのため許可を得て録音をして後から聞き直して復習した。グループプロジェクトでは現地の学生と一緒に記事を要約したり、レクチャー形式の授業だけでなく、クラスメイトと会話をする機会があったのがよかった。

 

【科目2】Creative Drama/Dance for K-8

授業形式:

アクティブラーニング(机と椅子のない教室で身体を動かしながら学習する。主にグループ活動。セメスター前半がドラマ、後半がダンス、それぞれ異なった教授。)

評価のつけ方:

テストは無く、提出物と出席点から評価される。また、シアター専攻やダンス専攻の発表は原則出席で、それに関する簡単な問題が出された。

授業を通して学んだこと:

基本的にクラス内でグループを組み、その場で小学生向けの劇を考えて発表したり、予め準備していた表現運動をグループ内で1人が先生役をして行ったりと、積極的に参加せざるを得ない授業形態であった。実際にプレスクールに足を運んで自分たちの考えた活動を行う体験もできた。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

現地の学生に混ざってグループ活動で発言をすることが1番大変で、最初は同意しかすることができなかった。しかし回を重ねるごとに発言できる回数が増え、さらに授業外でもご飯を一緒に食べたり遊びに誘ってくれる友達ができたのが嬉しかった。

 

【科目3】Introduction to Sociology

授業形式:レクチャー

評価のつけ方:

全3回のテストとエクストラクレジットのみ。

授業を通して学んだこと:

民族や人種、国による性別や家族に対する考え方、またアメリカの社会の捉え方など。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

テスト範囲が広く、ほかの課題やテストがある中勉強するのが大変だった。また人数に対して教室が狭く、窮屈であった。

 

【科目4】Developmental Psychology

授業形式:レクチャー

評価のつけ方:

全4回のテスト、全4回のフィルムリアクション、論文の読解と要約、エクストラクレジット。

授業を通して学んだこと(授業内容):

子どもが認識力や語学力を獲得するまでのプロセス。また身体や心の発達時期とそのプロセス。妊娠から青年期までを幅広くカバーしている。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

体の部位(脳の機能の配置や、内臓など)

英語で覚えるのが大変だった。実際に授業に年齢の違う子どもを招いて、認識力を図るテストを行なっており、興味深かかった。

 

【科目5】Jazz DanceⅡ

授業形式:ダンス

評価のつけ方:

ターンやステップといった基本的な動きと、それを組み合わせて先生が作ったダンス(コンボ)を録画して評価される。出席点も換算される。

授業を通して学んだこと(授業内容):

ジャズの歴史、ジャズに使用される基本的なターンやステップなど。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

レベル2なので、初めてチャレンジするジャンプや柔軟性が必要な動きができるようになるには時間がかかったが、周りのレベルが高いので感化されてお互いに磨きあえたのが楽しかった。


○履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

エッセイ・ペーパー

科目名:Introduction to Interpersonal Communication

題材:記事の要約

内容:グループでコミュニケーションに関わる記事を選び、分析、要約する。

大変だったこと、やり遂げての感想:10枚以上の記事を2〜3枚にまとめるためには、全て読んだ上に重要なポイントを取り上げなければいけないので、時間がかかり大変であった。

 

プレゼンテーション

科目名:Creative drama/dance for K-8

題材: 絵本を元にした劇

内容: グループごとに絵本を1冊選んでそれに基づいた3分程の劇を作る。必要な小道具

製作し、中間テストとしてプレスクールの子どもたちの前で発表する。

大変だったこと、やり遂げての感想:授業外で集まって小道具を作ったり、劇のセリフを練習したりするのが大変だったが楽しかった。子どもたちが食いつくように聞いてくれたので、頑張って準備した甲斐があった。


○学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

日本の大学生よりも積極的に発言する学生が多い。学部や授業にもよるが、基本的に年齢層の幅が広い。しかし、どんな人でも受け入れてくれる態度が、留学生にとっても心地よかった。


○語学力についてお書きください。

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?(その理由)

日常会話に支障がないレベルにはなったと思う。専門的な用語を使用したプレゼンテーションにはまだ練習や入念な準備が必要だが、語彙力も当初に比べたらついたと思う。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

夏と変わらず、自分から英語を話さなければいけない状況に飛び込んだ。秋学期はダンス専攻の人がオリジナルで製作するダンスの発表会に参加したり、教会に顔を出したりと、楽しみながら英語を話せる環境を探した。


○寮生活/ルームメイトについてお書きください。

(1)ホストファミリー/ルームメイトとの関係

朝晩に会話するのに加えてたまに一緒に出かけたりする程度。冷蔵庫をシェアするなど、関係は良好である。

(2)食事

秋学期中は学食が開いていたので、基本的に昼食と夕食は学食でとっていた。ビュッフェであり、好きなだけ野菜を摂ることができたので良かったと思う。


○課外活動についてお書きください。

(1)大学内の活動に参加していますか。

寮でのイベントや、大学内の広場で行われる活動があれば基本的に参加していた。

(2)スポーツはしていますか?具体的に教えてください。

既に「語学力の向上のために努力したこと」の欄に書いたが、ダンスの発表会に2回参加した。また、同じダンスのチームメンバーで仲良くなった友達に誘われ、フリスビーの練習にも何回か参加した。

(3)休み中の過ごし方について教えてください。

友達と出かけるか、ひとりでカフェに行って勉強をしていた。日曜はバスが走っていないので、買い物があるときは土曜に済ませていた。


○学生生活についてお書きください。

(1)1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

平日は授業を受け、課題があれば放課後に済ませる。ダンスの練習が週2回あった。土日は次の週の予習をしたり、友達と遊びに行ったりしていました。

(2)友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

課題を一緒に図書館や学生センターで勉強したり、学食に一緒に行ったり、買い物に出かけたりしている。

(3)留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

良い思い出は、語学学校の先生にクラスの生徒全員が私だったらいいのにと言われたこと。授業態度が良かったことや提出物を褒められたのが嬉しかった。大変だった思い出は、「Creative drama/dance K-8」のクラスで、初日からグループを組まされ、即興で劇を作ったこと。私たちのグループは家に泥棒が入ったと思ったら息子だった!という内容になったのだが、発表直前で内容を少し変え、それが聞き取れず、ぐだらないようにすることが1番大変だった。

(4)一番の息抜きの方法は何ですか。

ピアノを弾くこと。

(5)日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

ノートテイク、課題の確認、提出など、使わない日はなかった。

(6)日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

家族は1〜2ヶ月に1回程度テレビ電話をしていた。仲の良い日本の友達とは、月1もしくは週1など、友達によっては頻繁に連絡をとって近況報告をしていた。

(7)大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)は利用しましたか。

利用した場合、勉強を進める上で役に立ちましたか。

ライティングセンターはよく利用していた。1時間かけてしっかり文法のミスの訂正、内容に関するアドバイスをしてくれるので、エッセイや簡単なフィルムリアクションでも利用していた。また、履修相談のアドバイザーはセメスター初めに4〜5回程お世話になった。

(8)JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。

①旅行に関する費用

・国際航空券代(往復):ビザを含めて20万円程。

・現地での旅行費用:フロリダ8泊で約15万円、イエローストーン国立公園に1泊で2万円程。

②個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:月1〜2万程度。

③携帯電話料金:月30ドル。

④ミールプラン以外の食事代:月50ドル程度。(月によって前後)

⑤教材費(語学研修:2万円程。(借りれる場合もある)     学部:2万円程。         )

⑥ヘルスセンター使用料:なし。

⑦その他かかったもの(具体的に):地元でのミュージカル鑑賞料50ドル前後。

(9)帰国前にインターンシップ/ボランティアを体験する派遣生

インターン/ボランティア先(プログラム名、企業名等):Flagship Program (Hawthorne elementary school)

インターン/ボランティア期間:9~12月、週1日

インターン/ボランティア先の見つけ方:学校でのボランティア説明会。

探し始めた時期・お勧めの探し方など:秋学期が始まってすぐに説明会が多く開かれるので、よくチェックしておくべき。

活動内容:放課後に2時間子どもたちと遊ぶボランティア。私のグループはチアリーディングを行った。

インターン/ボランティアを通して学んだこと:子どもたちは無邪気で人懐っこく、すぐに打ち解けることができた。子どもたちとの関わり方が少し日本と異なっており、子どもたちのやりたいことを優先するアメリカの文化に触れることができた。

大変だったこと、やり遂げての感想:子ども間の喧嘩を解決させることが言葉が出てこないときが多く、大変だった。


○留学全体を総括してお書き下さい

(1)留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

何事にも積極的に挑戦する勇気がついた。

(2)留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

人の少ない静かな大学だと思っていたが、学期が始まるとにぎわっており、さらに様々な学部の学生と関わることができたのがとても良かった。

(3)これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

英語や日本語を使って人とコミュニケーションを通して、お互いを理解できるような仕事に就きたいと考えている。コミュニケーションの授業を通して、自分は人とコミュニケーションを取ることが好きなことに気づいた。

(4)同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

大自然で何もないと思われがちであるが、半年いても散策できないほどのカフェや個人経営のレストランがあったり、もちろん自然と触れ合う活動もできるのでオススメである。英語に集中できる環境が整っていると思う。

(5)上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

日本に帰りたくないです(笑)


○JSAFのサポートについて

申し込み期限ギリギリまで悩んで相談に行った私に対して、優しく背中を押してくださったJSAFサポートの方々にはとても感謝しています。親身になって相談に乗ってくださったので、とても話しやすかったです。ありがとうございました!


第一回レポート

○到着後から現在までのことについて教えてください。

(1)渡航前に日本で準備しておけば良かった点

自分は取れていたが、大学基準のスコアは渡航前にとっておくべき。焦らずに語学学校の授業に集中できる。

(2)日本から持ってくれば良かった物

ハンドソープ類。除菌できる種類が少ないため。

(3)到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか

リネン類、お風呂用品。

(4)生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか

ミールプランがない段階で月2万程度。到着直後や、大学主催のイベントに参加した際にはもう少しかかった。


○大学について

(1)大学キャンパスの設備、雰囲気

綺麗で緑の多いキャンパスなので、時間がゆっくり流れているように感じる。図書館やカフェテリアなど静かで快適に勉強できるスペースも多い。また、語学学校の授業の一貫で大学内にいる人や、ダウンタウンでのインタビューがあったが、誰に話しかけても快く対応してくれるほど、みんな優しい。

(2)学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:日本人が好きな人が多く、ドライブやハイキングなどに連れていってくれる。また、ゆっくり話してくれるので、ちゃんと理解した上で会話ができる。

他の国からの留学生:日本人よりも積極的に留学生と関わろうとする人が多い。お互い第二言語として英語でコミュニケーションを取るので、高め合える。

日本人:英語だけでは完全に理解できなかったことなど、きちんと理解できるまで助け合える。困ったことがあったときに一番助けを求めたり、相談しやすい。

(3)大学のある街について

どんなところですか:自然が多く、ハイキングや川遊びなどアウトドアアクティビティが盛ん。ダウンタウンにはカフェやファミレス、多国籍レストランなどもあり、都会ではないがすれ違う町の人たちと挨拶を交わすといった、近い距離で生活できるあたたかい街。

ダウンタウンまでのアクセス:バスで10分、徒歩25分程度。日曜祝日はバスがないので自転車があると便利。

お薦めスポット:ファーマーズマーケット。毎週土曜の朝に開催しており、新鮮な野菜や、ワッフル、自家製レモネードなどを楽しめる。

その他:大学からとほ20分程の、“Free Cycle”というところでボランティアをすると無料で自転車を作って、もらうことができる。廃車になった自転車のパーツを組み合わせて自転車を作るので大変ではあるが、優しい人ばかりなので英語の勉強にもなり、行ってよかったと思っている。

(4)キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:とても安全である。

キャンパス外:夜はダウンタウンの細い路地などにホームレスを見かけることもあるが基本的にはとても安全。

(5)初日のオリエンテーションは分かりやすかったですか

スケジュールを紙にまとめて説明してくれてとてもわかりやすかった。


○語学研修について

(1)クラスについて教えてください

雰囲気:積極的に発言する活気のあるクラス。わからないときに質問しやすい雰囲気なので、置いていかれることがほとんどなかった。

(2)人数/国籍の割合

その他:リーディングとライティングのクラスは母国語が日本語が7人、スペイン語が4人、フランス語、中国語、ジョージア語がそれぞれ1人ずつであった。スピーキングとリスニングのクラスは日本語が9人、アラビア語2人、インドネシアが2人、また3週間だけ台湾人が4人といった大きめのクラスであった。

(3)1日の勉強時間と勉強場所

午前中のクラスが9:00~11:20、午後が13:00~15:20、グラマーがある日(週2日)は15:50まで。

宿題の量にもよるが、平均3〜4時間は机に向かっていたと思う。エッセイやプレゼンテーションが近い日は、その準備にもっと時間がかかった。

(4)勉強するのに役立つ教材や方法など

私は寮の部屋よりも図書館で勉強したほうが捗った。寮だと、すぐベッドに転がってしまったり、携帯をいじったりしてしまうので、図書館のほうが集中して勉強に臨めた。


○英語力についてお書きください。

(1)英語力は伸びていると感じますか

感じます!留学して2ヶ月経った今、特に対策せずTOEFL ITPに臨んだところ、渡航前と比較して30点程伸びていた。

(2)英語力を向上させる上で苦労した点、またご自身で工夫された点はどのようなところですか?

<リスニング>

●苦労した点

バスやスーパーなどで質問した返答を聞き取れず、結局わからなかったこと。

●工夫した点

課題でも出されたが、プラスして自分でpodcastやTEDTalkを聞いていたこと。また映画をなるべく字幕に頼らないで見るようにしている。

<スピーキング>

●苦労した点

言いたいことがすぐに出てこなく、会話がグダッてしまった点。

●工夫した点

習うより慣れろ精神で、なるべく自分を英語だけの環境に置くようにした。例えばランチの時間をひとりで部屋で過ごすのではなく、他国からの留学生と過ごすなど。

<リーディング>

●苦労した点

課題で出された小説を読むこと。量が多かったのと、古いスラングが多く理解するのに時間がかかった。

●工夫した点

速読を心がけた。全部の単語を調べるのではなく、コンテクストから意味を予想できる単語はそのまま読み進めた。

<ライティング>

●苦労した点

エッセイを書くことと、ボキャブラリーを増やすこと。

●工夫した点

ライティングセンター(院生がエッセイの添削をしてくれるところ)を活用した点。


○JSAFのサポートについて

(1)JSAFでの出発前英語研修は、役に立ったと感じますか。

参加してよかったと感じる。1日英語だけの生活を体験することももちろん良い経験になったが、その研修において同じ大学に留学する人と知り合えたので、心強かった。

(2)JSAF出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。

私の場合、夏派遣だったため人数が少なく、不安点や、素朴な疑問なども質問しやすい環境だったのでとても良かったと思う。


○寮生活/ルームメイトについてお書きください。

(1)ホストファミリー/ルームメイトとの関係

最大4人のルームメイトがいた。1人はアメリカ人で私を含めた3人は日本人。個々の寝室があったため、夜はだいたい部屋でひとりで過ごすことが多かったが、ご飯は時間が合えば一緒にリビングで食べた。アメリカ人のルームメイトもとても優しく明るい方で、買い物に一緒に行ったり、退寮するときにはルームメイトみんなでご飯を食べに行ったりと、とても親密だったと思う。

(2)食事

夏期のセメスターはミールプランが使えないので、ほとんど自炊をして過ごした。私が渡米する前からいた学生からキッチン用品を譲ってもらったり、友達に借りたりしてなんとか料理できる環境を作った。包丁などは自分たちで揃えた。なるべく野菜を取るよう心がけた。


○課外活動についてお書きください。

(1)大学内の活動に参加していますか。

夏期セメスターは活動がない。大学主催のイエローストーンへの旅行には参加した。

(2)スポーツはしていますか?具体的に教えてください。

友達とハイキングに出かけたり、ジムでランキングをする程度。テスト期間はほとんど行けなかったが、週に2〜3回は運動するようにしている。

(3)休み中の過ごし方について教えてください。

図書館やカフェで勉強したり、友達とハイキングやドライブに出かけることが多い。平日は朝早くから授業があり、課題も多いので休日にしっかり睡眠を取るようにしている。


○来学期に向けての目標や、準備しておきたいことを詳しくお書きください。

授業以外のサークルといった活動も充実させたいので、夏休み期間に英語を忘れないように励みたいです。

 

 

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