JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

獨協大学国際教養学部言語文化学科3年

  • 留学先 :カリフォルニア州立大学ノースリッジ
  • 留学時期:2018年8月~2019年5月
  • 留学期間:1学年間

大学キャンパスの設備、雰囲気

大学の設備として一番驚いたのはジムです。CSUNのジムはとても綺麗で大きくとても充実していると思います。 また学内の色々なところにファストフード店があり、ちょっとしたお菓子や飲み物を購入できる場所やカフェなどがあるのでこちらも充実していると思います。 キャンパス内の雰囲気としては常に天気が良いのもあり活発な雰囲気です。

大学のある街・治安

どんなところですか:LAの中心街からは少し離れていますがショッピングセンターなどもあり何もないわけではないです。交通機関は日本と比べるととても酷いですがUberなどがあるのでそこまで不便ではないです。

ダウンタウンまでのアクセス:電車やバスを使うと1時間半〜2時間ほどかかりますが、車だと40分ぐらいで着くと思います。しかし交通渋滞が頻繁に起こるので車でも時間がかかる時もあります。

お薦めスポット:グリフィス天文台はおすすめです。

キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内: キャンパスパトロールや警察が巡回しているのでとても安心できます。また寮内は夜の時間帯は学生証を提示しないと入れないようになっているので部外者が入ってくる心配もあまりありません。

キャンパス外: 夜は人通りもあまりなく暗いのであまり1人では出歩かないようにしています。

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:今はIEPに通っているので基本的に現地の学生と交流する機会はほとんどありません。パーティーなどで交流することが多いです。またジムに通っているのでそこで友達を作ることもできました。

他の国からの留学生:自分の住んでいる寮のフロアが留学生だけのフロアとなっているのでみんなと交流があります。主にアジアとヨーロッパからの学生が多く交流もかなり多くあると思います。

日本人:自分が思っていた以上に日本人が多かったのですが、何か困った時に同じ言語を話す人がいるととても安心します。

滞在(ホームステイまたは学生寮)

このセメスターはルームメイトは同い年のオランダ人ひとりだけでしたが、夕飯を学食で一緒にたべたり、ゲームを一緒にしたり、一緒に部屋にいれば話したりととても仲は良かったと思います。お互いを気遣いしあっていたのでストレスもなく生活することができました。

留学の目的について

英語力向上、その地域の生活や文化を知るため

上記の目的は達成されましたか。

自分では満足しています

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

英語力ももちろんですが、自分の場合はやはり寮で関わった人の影響は大きいと思います。住んでいたフロアには、アジア人は基本的に日本人か中国人でしたがそのほかにも、ヨーロッパからきている人たちがたくさん住んでいました。オランダ、ドイツ、フランス、スウェーデン、デンマーク、オーストリアなどからきている人たちが住んでいて各々の国についてや、あまり知らないヨーロッパのことについてたくさん話をしてきたので自分にとってはとても新しい情報ばっかりでとても興味深かったです。以前はヨーロッパの国々にあまり興味がなかったのですが機会があったら出会った友達に会いに旅行をしてみたいなと思いました。

留学を通しての現在の想い

大学についてですが、そもそも日本とアメリカで大学の概念が違うなと改めて感じました。日本の大学で受けてきた授業のいくつかでは寝ている生徒や関係のないことをしている生徒が多かったですが、アメリカの大学の授業では寝ている人は見たことがありません。携帯などをいじっている生徒はいますが、基本的に全員プロフェッサーの話を真面目に聞いていました。本当に生徒一人一人が自分の学びたいことを勉強しに大学に来ている印象でした。

今後の進路、目標について

具体的に就きたい職業は決まっていませんが、RTMの授業を履修してみて自分がやっていたモトクロスが海外では人気のモータースポーツなのになんで日本ではモトクロス業界が衰退しているのかを考える機会があり、どうしたらモトクロス業界を活性化させられるかを考え始めました。完全に決まっている訳ではありませんが、大きく貢献できるような職を探していきたいと考えています。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

CSUNは場所も学校の施設などがとても充実しているので生活をしていて不便なことはないと思います。強いて言うと、公共交通機関が日本に比べとても悪いので移動は少し不便です。バスや電車に比べお金がかかってしまいますがUberなど日本でいうタクシーのようなものがとても便利に使えるのであまり気にならないと思います。 カリフォルニアは天候がとても良いので毎日過ごしていて気持ちいいですし雨が降らないというのはなにかと楽です。LAのダウンタウンの方やサンタモニカやベニスのビーチも何人かで割り勘してUberを呼べば安くすみますし、渋滞がなければ30〜40分程で着くので遊びにも行きやすいと思います。

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費ミールプラン以外の食事代:10万
航空券代13万(冬休み中に日本に帰った際)
教材費語学研修:3万 学部:2万      
その他個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:10万

渡航前に日本で準備しておけば良かったこと

学部に入るためのIELTS 6.0は早く取っておけばよかったと思いました。

日本から持ってくれば良かった物

日用品として使えるものは近くのスーパーなどで全部揃えられるので特にありませんでした。また学内のお店の品揃えも充実しているのでとても重宝しています。ですが自分にあった風邪薬などは持っておいた方がいいと思いました。アメリカの薬を使うのは少し不安があるので持っているだけでも安心すると思います。

到着後すぐに購入が必要だったもの

ベッドのシーツ、バスタオル、歯ブラシやシャンプーなど日々の生活に必要なものは初日に購入しました。細かいものなどは後々揃えていきました。

学生生活

1週間のおおまかなスケジュール

授業があったのは火曜日、木曜日、金曜日でした。土日月曜日は基本的に出掛けたり、寮で友達とゆっくりしたり、誰でも使えるサッカーグラウンドがあったのでそこで友達と大人数でサッカーをしたり、ジムに行ったりと体を動かすことが多かったかもしれません。水曜日は基本的に授業の課題などをやっていた印象です。

大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)

IEPに通っていた時はIELTSの勉強などでチューターを使っていました。やはり自分ではわからない箇所などを丁寧に説明してくれるのでとても良かったと思います。

課外活動

1. 大学内の活動に参加していますか。

学校内でイベントがたくさんありますが自分の興味の持ったものには参加するようにしています。

2. スポーツはしていますか?具体的に教えてください。

スポーツはしていませんが学内のジムに週4〜5回通っています。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

最も良い思い出は、寮の同じフロアに住んでいる生徒を中心の人数をたくさん集めインターナショナルチームを作り試合をしたことです。みんで全力で試合をしたのでとても疲れましたがチームごとに結束して良い試合ができたのでとても楽しかったですし良い思い出を作ることができたなと思いました。

一番の息抜きの方法

ルームメイトがテレビにつなぐスピーカーを買ってきてくれたので、自分の好きな音楽を大きめの音でソファに寝転がりながら聴いてリラックスしていました。

休み中の過ごし方

車がないので基本的には学校周辺へ外食をしに行ったりしています。お金はかかりますがたまにダウンタウンへいったり周辺の観光場所など訪れたりしています。

日本の家族、友人との連絡頻度

家族とはLINEで連絡を取っていました。電話などはしていません。友達とはSNSやLINEで連絡を取っていました。

語学留学

1. クラスについて教えてください(セッションごとにお教えください) 雰囲気: Speaking/Listeningのクラスでは主にクラスメイトとのディスカッションやプレゼンテーションを行なっています。Reading/Writingのクラスでは教材を使いクラス内で読み進めたり、エッセイを書いたりしています。

2. 人数/国籍の割合:

主にアジア人が多く中国人が多いです。 

3. 1日の勉強時間と勉強場所(宿題など)

学校が終わって寮に戻り自分の部屋で主に勉強しています。 課題の量によりますが1日に最低2時間、多い日は3時間ほど勉強しています。

4. 勉強するのに役立つ教材や方法など

IELTSの対策をするのに日本の教材があったら良かったなと思いました。 勉強するのに電子辞書をたくさん使っていますが英和辞書ではなく英英辞書を使っています。

学部授業

  • コース番号 :MUS107
  • 授業タイトル:MUSIC TODAY   
  • 単位数   : 3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Assignment1 Report 47/50 Assignment2 Report 40/50 Exam1 71/100 Exam2 84/100 Final – /100

授業を通して学んだこと(授業内容)

1840年代から現代の音楽の特徴や歴史、その音楽が社会に及ぼした影響などを学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

授業時間が2時間45分で間の休憩が5分ほどしかなかったのでその点では大変でしたが、自分が音楽について興味がありとても好きなので授業自体はとても楽しかったです。先生の講義を聞いているだけのスタイルなのですが内容が面白く他の生徒も真剣に聞いていて雰囲気も良いクラスでした。

  • コース番号 :RTM302 
  • 授業タイトル:LEADERSHIP REC/HS   
  • 単位数   :3 

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Report1 – /100 Mid-Term Exam – /100 Report2 – /100 Report3 – /100 Final Exam – /100

授業を通して学んだこと(授業内容)

リーダーシップとはどのようなものか、どのような種類のリーダーがいるのか、より良いリーダーになるためには何が必要で何をしなければならないのかなどを学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業では教室の外に出て、グループアクティビティなどをしました。予定では週末を使ってJoshua Tree National Parkにフィールドトリップを行う予定でしたが悪天候で中止になってしまい行けませんでした。ですが授業内で他の生徒と協力してやるアクティビティなどがあったので友達も作れ楽しかったです。

  • コース番号 :RTM303 
  • 授業タイトル:PROMO RECR EXP  
  • 単位数   :3 

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Assignment1 30/30 (30%) Assignment2 28.5/30 (30%) Attendance/Participate (40%)

授業を通して学んだこと(授業内容)

授業内では現代の企業のマーケティングの仕方や製品のプロモーションのやり方を昔と比べたり色々な面から考え、課題として各々が調査をするブランドや企業を決め、調べてレポートを書きました。もう1つの課題では自分の好きな雑誌を選び、その雑誌の広告について調べる課題でした。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

今までマーケティングの授業を受けたことがなかったので初めて知るようなことがたくさん出てくる授業でした。また課題で日本の企業を選択して調べたので、そこでも今まで知らなかったことや違う視点から見ることができたので良かったです。

授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作

エッセイ・ペーパー

科目名: MUS107

題材:Report – Popular Song Analysis

内容:音楽の分析(音)と歌詞の分析(言葉)

大変だったこと、やり遂げての感想: 音の分析の部分ではどのような「流行」が使われているか、ビートの音の中にどのような種類の音楽技術が使われているかなどを分析しなければいけなかったので大変でした。自分の選んだ曲を何度もなんども聴いて音だけに集中して分析をするのはなかなか大変な作業でした。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと

第一印象としてはアメリカの授業は日本の授業に比べて良い意味で「自由」だなと思いました。良い意味でというのも、授業中に何をしても良いということではなく生徒の授業への参加の仕方が自由だなと感じました。どの授業でも挙手をして質問をしたり、自分の意見をプロフェッサーに対してどんどんぶつけているイメージです。日本では基本的に聞いているだけか、当てられたら答えるのが当たり前なような気がします。

JSAFサポートについて

申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポート

役に立ったと思います。特に具体的に何をどのように勉強すればわからなかった自分にとってはそれを知る良い機会でした。

Pre Departure Orientation

とても役に立ちました。留学をする前に知っておいた方がいい情報をたくさん得られたので。

出発前オリエンテーションおよびEnglish Workshop

とても役に立ったと思います。自分の知っていたこともありましたが、まだ知らなかった情報なども得ることができたので良かったと思います。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

やはり現地の人の英語はとても早いので授業を受けていても常に聞くことを意識していないと聞き取れないのでリスニング力は上がったと思います。リーディングとライティングに関してはまだ苦手意識はありますが少しは向上したと思います。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

色々な国から来た人たちがたくさんいたので、人によってはアクセントに癖がある人などもいたり早口な人たちがいたのでその点では苦労しました。

●工夫した点

映画などをたくさん観て耳を慣らすようにしました。

リーディング

●苦労した点

自分の中で1つの課題が単語力だったのでリーディングはとても苦労しました。やはり単語力がないと文章がなかなか理解できないので。

●工夫した点

当たり前ですがわからない単語はすぐに調べて書き込んでいました。そこから長期的に記憶を定着させたかったので、同じ単語が出て来た時にまたその意味を書き込むようにしていました。

ライティング

●苦労した点

ライティングは得意ではないので苦手意識がずっとあり、いつも時間がかかってしまっていました。

●工夫した点

IEPに通っていた時は授業での課題とは別に自分でエッセイを練習で書いて、先生に直してもらっていました。大学の授業では一緒に受けている友達に書いたものをチェックしてもらい、文法などを直してもらっていました。 ○ 今学期履修した全ての科目について、振り返ってお書きください。

スピーキング

●苦労した点

発音が難しい単語などに苦労しました。

●工夫した点

友達に正確な発音ができるまで聞いてもらっていました。また自分でも独り言のようにぶつぶつ言っていました。

学校情報はこちら