東京女子大学現代教養学部国際社会学科3年

  • 留学先 :ワシントン大学 / University of Washington
  • 留学時期:2016年秋

到着後から現在までのことについて教えてください

渡航前に日本で準備しておけば良かった点

英語力、特にreading 私は日本語でも読むのが遅いので英語だと特に苦労しています

日本から持ってくれば良かった物

サトウのごはん、履きやすい靴下、生理用品、薬(予想より消費しました)

生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか

2万円程度(旅行に行くともっと高いです)

大学について

大学キャンパスの設備、雰囲気

ワシントン大学はアメリカ西海岸で最古最大級のキャンパスです、それゆえ私が一番苦労しているのが授業間の移動です。学生5万人が一気に教室移動を開始するので今まで味わったことのない大学の”規模感“を常に身をもって体験しています。雰囲気は歴史的な建造物の中、自然が沢山あるので凄く落ち着きます。既にここを去るのが寂しいです。

学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:FIUTS というUWの委員会に入っており、またAmnesty Internationalという学生団体にも属しているので教室外でも現地の学生との交流を図っています。またHost familyを通じて沢山輪を広げています。UW Language Exchange Programにも登録し、日本語をサポートする代わりに現地の学生から生の英語を学んでいます。
他の国からの留学生:FIUTSではFacilitatorとして活動しているので、他国からの留学生を楽しませるイベントを企画しています。そこでは世界各国からの学生と一般的な会話だけでなく、政治や経済の問題、人権問題についても討議しています。
日本人:早稲田の学生が大量にいますが、私の名前が珍しい為か日本人だと思われないので敢えて日本人ではない風に振舞って出来る限り日本人との交流を避けています。ただ”日本人“といっても全く日本で育ったことのない学生や、MBAを取りに来ているハーフの学生等、バックグラウンドが様々なのでそういう点では日本人との交流も重要だなと感じています。

大学のある街について

どんなところですか:Seattleのdowntownからは遠い?20分くらいのところで、ワシントン大学が中心となって成り立っている“University District” という大きな街です。人々は皆(大学のチームカラーである)紫を身にまとい、常に「ああこの大学はSeattle全体に支えられて、そして一方で大学がSeattleを支えているのだな」と感じます。今でもやはりワシントン大学には入れた事が凄く嬉しく、初心を忘れていません。
ダウンタウンまでのアクセス:バス1本で20分程度です。LINKでは15分位で着きます。
お薦めスポット:Kerry Park, University of Washington Suzzallo Library, Mount Rainier

キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:治安の「ち」の字も感じた事のないくらい安全です。
キャンパス外:大統領選の後はデモが絶えず、警察との銃撃がありました。その時の緊張感は段々と薄れているので安全だと思いますが、暗くなると私はUberを使います。女性の1人歩きはどの国でも危険ですね。

寮生活/ルームメイトについてお書きください

ホストファミリーとの関係(どのくらい接点がありますか)

ホストとはすごく良い関係です。以前「希和、あなたは本当の家族のように大切よ」と言われたときには涙が出てしまいました。一緒に料理をし、ランニングをし、ジグソーパズル30000ピースに挑戦し、、、私は人に恵まれているなと常に感謝の気持ちでいっぱいです。

食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

ホストの料理が典型的なアメリカンフードではなく、本当に健康的でバランスのとれた食事であるため私は何も苦労していません。しかしマザーの料理がおいしすぎてついつい食べ過ぎてしますので、太りました。(笑)以後気を付けます。

勉強以外の時間の過ごし方について教えてください

大学内の活動に参加していますか

FIUTSとAmnesty Internationalという団体に属しています。また以前はSusan. G Komen Puget Soundというピンクリボン運動を行う乳がん啓発NGO団体でのボランティアも行いました。加えて毎週土曜にSeattle World School に行き、tutorとして数学と英語をベトナムからの移民に教えています。

スポーツはしていますか?具体的に教えてください

教室移動が既にスポーツです。毎日万歩計は10Kを指します。
その他にも時間があるときにIMAという信じられない程のジムに行きwork outしています。写真添付致します。大学とは思えない施設です。Green Lakeの周りも走っています。

休み中の過ごし方について教えてください

土曜日はtutoringの活動で一日が潰れます。しかしやりがいのある活動です。
日曜日は課題をし、時間があるときはFIUTSでFacilitatorとして色んな行事を企画実行していました。夜には友達や家族と共に出かけたり、フットボールを観賞したり、また一緒に料理を作ったりしました。

 

留学生活を振り返って

留学の目的は何でしたか

日本の人権問題をワシントン大学という多様性に富む環境の中で啓発していくと共に、アメリカや他国における人身問題やグローバル化に伴う移民や難民問題を学修する。また世界中の友人をつくり、自分の将来や自身のidentity/personalityを探す事

上記の目的は達成されましたか

大学の授業や、ギリシャへの短期留学を経て、そして課外活動を乗り越え目標を達成したと心から感じています

到着後から現在までのことについて教えてください

渡航前に日本で準備しておけば良かった点

英語力、スペイン語力、第4外国語力

日本から持ってくれば良かった物

胃痛薬、風薬、生理用ナプキン、東京都の電車地図

到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか

洗濯用洗剤

生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか

1万円位、旅行に行くと結構使いました。(特に交通費)

大学について

大学キャンパスの設備、雰囲気

ワシントン大学は学生が全世界から5万人集まっており、我々学生の需要に伴い施設が本当に充実しております。そして雰囲気は皆広大なキャンパスライフをいきいきして過ごしており、しかし勉強も手を抜かず勉強とその他のstudent life を謳歌しておりました。

学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:UWからの短期留学に応募する事により、そして大学内のクラブ活動に参加することにより、現地の学生との交流が深まりました。また、ホームステイやLocalのコミュニティーランニングクラブも凄く良かったです。
他の国からの留学生:授業は大体世界中からの学生が集まっており、全世界に友人ができた事が何よりうれしかったです。ワシントンという多様性に富む州で勉強する事ができ感謝しております。授業中もそして日常でも会話内容を比較して沢山差異を学ぶことが出来ました。
日本人:東京大学、慶応や早稲田、そして大阪大学等優秀な大学からの日本人学生との交流もあり本当に彼らからも学びを得ることが出来ました。

大学のある街について

どんなところですか:Seattle 都会であり自然に囲まれ、最高のロケーションでした。
ダウンタウンまでのアクセス:バスやリンクですぐ。UWの学生は交通費が無料です。
お薦めスポット:Seattleは公園や国立公園、ハイキング場の数が凄いので自然で遊ぶのがいいと思います。

キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:キャンパス内は本当に安全でした。警備やSeattle警察も警備しており、(大統領選直後以外)危険を感じた事はありません。
キャンパス外:ワシントン州はマリファナが合法なので本当に匂いが気になり、夜は若干身の危険を感じることもありました。あまり夜暗くなってからは出歩かない方がいいと思います。

初日のオリエンテーションは分かりやすかったですか

分かりやすかったのですが、大学が広すぎて迷子になりました。説明は親切でした。配られる資料がものすごい量なので大きめのカバンを持っていくと良いと思います

英語力についてお書きください

英語力は伸びていると感じますか(その理由)

英語力は伸びたと感じています。それ故にギリシャのハーバード大学にも短期留学する事ができ、そして東京女子大学のネイティブの先生方にも(帰国後に会いに行った際に)非常に褒められました。自分だと伸びたのかどうか分からない時もありますが、周りからの声に本当に喜んでいます。

英語力を向上させる上で苦労した点、またご自身で工夫された点はどのようなところですか?(スキルごとにご記入ください)

リスニング
●苦労した点
特に後期はレベルの非常に高いクラスばかり履修していたので、本当に専門用語や難単語についていくのに苦労しました。
●工夫した点
バスの中や大学内でも周りが話している事を盗聴(?)というか意識して聞くようにしています。ホストが電話しているときなども聞いていました。
 
スピーキング
●苦労した点
世界中からの学生が集まっていたので様々ななまりの英語(例えばインド英語等)を理解し彼らに私も英語で何かを発するというのが大変でした。
●工夫した点
とにかく日本人とは関わらないようにし、全世界の友人ととにかくためらわず喋っていました。
 
リーディング
●苦労した点
毎週300ページ近くの宿題があったので睡眠時間を削っての勉強は本当に苦しかったです、、読んでも読んでも減らなく、増える一方で何で…?と思う時もありました。
●工夫した点
スキミングを身に付けました。そして先生のオフィスアワーやクラスメイトに聞きまくりました。
 
ライティング
●苦労した点
最終レポートが難題でした。日本語でもかけない程難しい内容をどのようにして英語で書こうか本当に悩みました。
●工夫した点
(writing centerは混んでいてなかなか予約が取れないので)友人や大学院生に頼み何度もチェックしてもらっていました。皆親切で本当に感謝しております。

今学期履修した全ての科目について、振り返ってお書きください

【科目1】Diaspora Communities and Beyond

授業形式:レクチャー、ディスカッション、課外授業 週1(Seattle World School,
Vietnamese Friendship Association)
評価のつけ方:出席、授業参加、課題提出(ネット上で)、オフィスアワー
授業を通して学んだこと:
Diasporaというのは古くからユダヤ人の移民のことを指しますが、この授業ではその定義の枠を超えて、移民や難民が直面する数々の差別や隔離等の困難や不安、そして受け入れ国側の政府、NGO団体等の対応の仕方を国ごとに学修しました。ギリシャの経済危機がdiasporaに及ぼした影響や、メキシコからの不法移民問題、アメリカ東海岸の観光地化に伴うdiasporaの生活環境の変化等、グローバル化に伴う諸問題をdiasporaという基準のもと見ていきました。
全体を通して苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
この授業の教授が私の授業態度や成績を評価して下さり結果としてギリシャへの短期留学を推薦してくださったので本当にこの教授との出逢いに感謝しています。UWに来てこの教授と出会えた事が一番うれしかったです。

【科目2】Writing about Sources

授業形式:レクチャー、セミナー、たまにPC room、ディスカッション
評価のつけ方:出席、授業参加、課題提出(ネット上で)
授業を通して学んだこと:
物事をクリティカルに考える力や、ディスカッションの力が付きました。全く異なる専攻(建築、医学、数学、宇宙学等)のクラスメイトと互いの分野についての議論をし、「自分はこの問題についてどう考え、どう行動していくのか」を刺激し合い一般教養も養いました。何よりも文章力をつけることが出来たと思います。
全体を通して苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
月曜日から金曜日まで毎日8:30から授業だったので、朝満員のバスでの通学が辛かったです。宿題も多く4時に起きて2時間予習復習をしてから授業に臨んでいました。苦しかったですがやはり楽しさや新たな環境で今までとは全く異なる勉強スタイルでの学修の嬉しさの方が勝っています。大学院生が多かったので、私の人生の先輩方に話を聞くことができ、授業以外でもすごく学びの多いクラスでした。
 

【科目3】Academic Listening and Speaking

授業形式:Student-centeredなクラスです。我々がディスカッションリーダーを務めhandoutを印刷し、授業を行うことも多々ありました。レクチャーベースの時もあります。
評価のつけ方:出席、授業参加、課題提出(ネット上で)、最終レポート
授業を通して学んだこと:
プレゼンテーションの能力が一番大きいと思います。日本の大学でもプレゼンテーションの授業は履修していたのですが、今回のUWでの授業は全く異なるスタイルの教授法で、かつ教える内容も違うものだったので新鮮な学びとなりました。また授業をリードし、クラス全体を統合しleadershipをとるという事の難しさを痛感しました。国籍が違うとディスカッションで語ることの発言内容が180度違い、ヒートアップする時もありましたが、十人十色の学生の中での語り合いは非常に刺激的なものでした。
全体を通して苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
この先社会に出ていく中で人前に立って何かを伝えたり、そして皆をまとめたり、そういう能力は必要不可欠であると思います。この授業では主にそういった将来必ず役立つであろう能力に焦点を当てて学修しました。人に何か自分の意見を伝え納得させる、そういう力は自分には欠けていたのだと気づかされ、また同時に人というのは一難しい生き物なのだと痛感しました。多種多様なクラスメイトと切磋琢磨できたと思います。

【科目4】Greece Today

授業形態:レクチャー、ディスカッション、映像資料
評価のつけ方:出席、Quiz、midterm、最終レポート、クラス内発言、授業態度
授業を通して学んだこと:
これは前学期に履修したJSIS478 Diasporaのクラスの延長とも言えます。前学期に各国の移民や難民問題に関連する諸問題を勉強しその中でもギリシャの経済危機の後の人的移動や、1974年の独裁政権崩壊時の強制的移動に際する人権問題に私は非常に興味を抱きました。またギリシャというhomogeneousの国におけるminorityに対する人権問題、差別や偏見の根底にある原因を他国との国際関係をもとに勉強しました。現在各地で人種差別や、ある特定の宗教、バックグラウンド、そして民族に対して偏見を持ちそして人々の分裂が過激化してきています。この社会問題を今後の将来を担う我々がどのように考え、行動していけばよいのかをギリシャ国内の実際に起こった歴史上の出来事を具体例に分析、調査、研究しました。
全体を通して苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
このクラスの98%程がアメリカ人で、アジア人0という環境の中非常に難しい内容を学んでいたのでとにかく「自分は負けない!必ずついていき、現地の学生にも劣らない、絶対にいい成績を取るんだ!」という意地のもと必死に食らいついてしつこい位質問をしたり、周りに助けを求めたり。とにかく全力でした。

【科目5】Changing Generation

授業形態:レクチャー、グループワーク、ディスカッションリーダー
評価のつけ方:出席、授業参加、発言、Extra credit、midterm、グループワーク、プレゼンテーション、最終レポート、オフィスアワーを訪れたか否か、毎回のsummary投稿
授業を通して学んだこと:
東アジア諸国(主に日本、中国、そして韓国)とアメリカとを文化人類学適に比較し、戦後から今日にかけてそれぞれの社会ではどのような問題や傾向が生じているのかを学びました。例えばWestern countriesから導入されたNeoliberalismにより教育改革や企業と政府間の関係性が大幅に変わり、それは庶民の生活にも大きく影響を与え結果として60年代、70年代から今日にかけて何が起こっているのか(中国における山間部や沿岸部での経済的格差や社会的差異の現れ、日本の教育制度改革がなし得た又なし得なかった社会改革を他国との)比較をもとに解釈していく、国際関係学と人類学が融合した授業です。グローバル化が進む現代社会におけるxenophobia(外国人嫌い、外国人排他)や、ネット社会と化した日本における人身取引の現状、教育改革や政府の指針変革が起こす社会格差や自己形成に関する諸問題を多面的に学修しました。このクラスは300番台で大学院生が多く、課題も毎回50ページ程度あり非常に難しいですが日々自分の周りをステップバックして深く考える事の出来る学びの多い授業でした。
全体を通して苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
グループプレゼンテーションのメンバーが本当に優秀な方々であったので私はたまに「自分は本当にこのグループに貢献できているのか」と劣等感を抱く事もありました。しかしメンバーから希和の視点や観点は斬新で我々の持っていない考え方であり、必要不可欠な存在だと言われた際には本当に涙が出る程嬉しかったです。英語力ではなかなか貢献できませんが、態度ややる気、そして勉学に対する熱意を彼ら院生は感じてくれたのです。
 

【科目6】Appreciation Of Architecture Ⅰ

授業形態:レクチャー、ディスカッション、授業内poll system
評価のつけ方:出席、授業内参加率、テスト前ディスカッション参加態度、テスト3回、オフィスアワーへの参加の有無
授業を通して学んだこと:
建築学の授業は一見すると国際関係学と建築学は別のもののように聞こえますが、実は凄く深い結びつきがあるのです。私は東京女子大学でも、そしてワシントン大学でも4年間、international relationshipを「現在」から過去に対して見て来ました。つまりベクトルの矢印が今現在から昔に向かって伸びている(過去←現在)矢印の方向だったのです。しかし建築学を学ぶ事で、今の国際関係がどのように形成されているのかを建造物の背後にある歴史や事実また、それらから生じた出来事や事実から考える事が可能となったのです。つまりベクトルが真逆(過去から現在に→ 伸びています)で、新しい観点から国際関係分野を多面的に判断出来るようになりました。これは今までにない新たな発見で、考え方や考察の仕方を180度転換して国際関係、世界史の学びを深めるという事の面白さ、そして新鮮さに感動しました。国際社会学科に属し、国際関係を主に学ぶ私が建築学を履修した意味はここにあるのかな、と思っています。

履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい

エッセイ・ペーパー

科目名:JSIS 240
題材:For this assignment you should refer to the articles by Featherstone (2011) and by Wodak and Angouri (2014), but you are welcome to cite other relevant articles, should you wish.
内容:
ギリシャの経済危機が何故生じ、ここまでの被害を被ったかを国際的かつ国内的に分析、供述したもの。
大変だったこと、やり遂げての感想:
ギリシャ留学まで時間がない中本当に毎日寝ずに仕上げました。ギリシャへの飛行機の中でも必死に本を読み、書き進め、そしてようやくの想いで完成させたので満足です。

プレゼンテーション

科目名:JSIS 305
題材: 様々な文献や人権問題の専門家へのインタビュー調査
内容: 戦前、戦後、そして現代にかけて人身取引は日本国内、国外でどのように変化してきたのか。また年代における差異を比較することで人身取引という定義や認識がどのように変わっているのか。
大変だったこと、やり遂げての感想:
日本語でも難しい内容を英語でかつpublic presentation であったので本当に苦労しました。ただ終わった際にやり遂げたことによる達成感や多くの学びを得ることができました。教室で扱った文献資料と我々グループとの学びを互いに比較し合い、それらを組み合わせて最終レポートを個々人で制作したので最後まで自分の意見や考えを全力で述べる事が出来良かったです。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい

ワシントン州という米国の中でも多様性に富む場所で7か月近く勉強し、私は世界中からの学生から沢山の刺激や感動を貰う事ができました。様々なバックグラウンドや価値観、そして考え方を持った年代も性別もそして人種も超えた友人が私の人生における宝物です。日本の大学の中では積極的で努力していたかもしれないですが、世界にはまだまだもっともっと私をinspireしてくれる仲間や戦友が数多くいるのです。誰もが一人一人異なり、十人十色の環境の中で私が発言したこと一つ一つを尊重してくれ、そして興味を持ってくれます。何故なら私の語っている事は彼らにとっては生の「日本」を知る絶好の機会で、かつ私の人生や歴史そのものを心から尊重してくれます。私も彼らが皆それぞれ歩んできた人生や、それによって培ってきた価値観やものの見方や考え方を柔軟に受け入れ吸収する力を養いました。私の人生で一番濃い、忘れる事のない、この先の人生で必ず糧になる時間を手に入れ、私は本当に幸せです。このような貴重な経験を与えてくださり本当に本当にありがとうございました。全てに心の底から感謝しております。次は(このワシントン大学での経験や学修をもとに)大学院でまた留学したいと考えている今日です。
 

語学力についてお書きください。

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?(その理由)

留学当初は緊張もありましたので、最初の3日程はなかなか喋れませんでした。しかし私は英語力だけでなく社交性やコミュニケーション能力も身に付けたかったので、恥を忘れ思う存分話していました。するとみるみる伸びたと感じています。一方で日本語力が低下したと母親に注意を受けているこの頃です。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい

とにかくネイティブのコミュニティに身を投げました。Amnesty International, Susan G Komen Puget Sound 等のボランティア活動やサークル活動を通じ、アメリカ人の中に入ろうと意識して(出来るだけ日本人とは交流を持たないようにして)いました。ネイティブだけの輪の中に入る事は本当に最初は辛かったですが自分の英語力の為にも努めました。

寮生活/ルームメイトについてお書きください

ホストファミリー/ルームメイトとの関係(どのくらい接点がありますか)

ホームステイ先は本当に「最高」の一言に尽きます。Motherとは毎日のように一緒に家の真向かいにあるgreen lakeという5キロほどの美しい湖を走っており、スポーツを楽しむことで絆や距離がぐんと縮まりました。料理を共にしたり、アメフトを見て叫んだり、2人で恋の話をしたり、お互いに言語交換をしたりと。本当の家族のように接してくれたため別れがつらかったです。彼女に会いにSeattleへ戻りたいです。私は本当に人に恵まれているな…と感謝しております。

食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

先ほど述べた通りたまに一緒に作ったり、ランニングの後に食べに行ったりしました。ほとんどはmotherの手作りの料理で(毎日毎食全世界の料理を作ってくれたので)本当に最高でした。

課外活動についてお書きください

大学内の活動に参加していますか

大学内の活動に4つ参加していました。
FIUTS, Unite UW, Amnesty International UW, International Rescue Committee

スポーツはしていますか?具体的に教えてください

休みの日は勉強をしていましたが、パッパッと終わらせ大体友人や家族とどこかへ出かけたりハイキングをしたりしていました。ランニング、バドミントン、バレーボール、ボルダリング、登山、ハイキング、ローラースケート、アイススケート、バスケ等大体体を動かして休日を過ごしていました。それかポートランドやカナダ等近隣へドライブで連れていってもらっていました。

学生生活についてお書きください

1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい

月から金:朝から晩まで授業で予習復習、土日:ボランティア活動やチューター活動、友人や家族とスポーツや旅行

友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか

何故でしょう、友人やクラスメイトとすぐに打ち解けることができ、本当に人間関係に恵まれました。最高でした。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい

良い思い出:
いい思い出は決められません、全部です。「I am so glad to have you in my life」と皆に言われたことですかね。
大変だったのも決められません。毎日が全力で必死で、「自分はよく2~3時間睡眠で生きていられるな」と思っていました。病気になる余裕もないほど忙しく、血を吐く時もありました。でも質の高い教育を受けられている事に日々感謝しながら毎日を充実して過ごしておりました。

一番の息抜きの方法は何ですか

友人ととにかく笑い合う。朝のランニングの際のsunriseも最高でした。息抜きは友人や家族です。

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい

パソコンは必須です。授業の予習復習だけでなく就活にも使っていました。Skypeもしていました。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか

日本の家族とは週に1回程度lineまたは無料の国際電話でコンタクトをしていました。たまにハガキも。

大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)は利用しましたか。利用した場合、勉強を進める上で役に立ちましたか

学生が5万人もいると常に混んでいるので私は友人や家族をwriting centerとして助けてもらっていました。

JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください

①旅行に関する費用
・国際航空券代(往復):10万(往復)、旅行代(20万)、ギリシャ留学(10万)
・現地での旅行費用:ギリシャ留学費用30万
②個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:10万(?)
③携帯電話料金:月3000円
④ミールプラン以外の食事代:ほぼ0
⑤教材費(学部:2万円)
⑥ヘルスセンター使用料:3000円

留学全体を総括してお書き下さい

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

まずは自分に自信が付いたという事です。初めて一人でアメリカ生活をし、そしてワシントン大学という世界でも名高い大学で良い成績を取れた事、自分で計画し考え、そして実行に移した、これは私の人生にとって大きな糧になります。出発前は正直本当に心が不安で押しつぶされそうになる事も多かったです。しかし周りの人々の協力や優しさに何度も救われ、無事に留学を終える事ができました。最後にはギリシャのハーバード大学への短期留学も修了し、本当に充実した大学生活を送る事が出来ました。精神的にも、学術的にも、社会的にも、肉体的にも成長できた7か月だったと思います。

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか

留学前は「自分はこれから世界ランキング11位の本当に優秀な大学に行くのだ…」と恐れもありましたが、実際に行ってみると(私は全力で目の前にある事を一つ一つ打ち込んでいったので)そのような環境の中に居ても自分をしっかりともって全てに一生懸命であれば道は拓けるという事を感じました。ランキングはただの数字、もちろん周りは一生懸命で優秀な人ばかりでしたが、私はこのような環境でも通用するという自信が付きました。次はもっともっと上の大学院を目指してみたいな、という気持ちで胸がいっぱいです。

これからの目標、進路についてはどのように考えていますか

将来いつになるか分かりませんがまたアメリカの教育を受けたいと考えています。大学院進学には莫大なお金がかかるのでまずは最初に働いてからお金を貯めて自分の力で大学院進学をしたいです。ここワシントン大学での学びは一生忘れる事のないものとなりました。明確になったのはやはり私は国際関係や国際交流分野での仕事に就きたいという事です。FIUTSやUnite UWという経験を経て、国と国とを繋ぐのはやりがいのある仕事であるという事がはっきりしました。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい

私が上の方で書いた「持って行った方がいいもの欄」を参考にしてください。ワシントンという素晴らしく、そして荘厳で美しい環境の中で勉強に打ち込むことのできる喜びを思う存分噛みしめて、思いっきり楽しんできてくださいね。ただ切り替えるところはしっかりと切り替えて勉強とそれ以外とを区別する事で充実した時間になると思います。履修登録は授業が尋常ではない程あるので前々から準備しておいてください。そして教室間が1キロあったりもするのでスニーカーお忘れなく!(笑)

上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい

アメリカの大学生活は自分自身で1から作り上げるものです。やりたい事や挑戦したいことがあれば何でも躊躇せずに飛び込んでいってください。行く先々で違う、異なる学びや経験が待っています。しかしやるからには必ず全力で手を抜かず常に前向きな気持ちで行うと、自然と周りの人々からの信頼関係や絆を深める事に繋がります。私も授業以外にも課外活動や部活動、地域のコミュニティ等ありとあらゆる場所に自分が「ここにいた」という証拠や思い出をしっかりと残せた気がします。ワシントン大学やSeattleは私の第二の故郷です。一瞬一秒も無駄にせず、やりたい事は全て後悔の無いよう全力投球で頑張ってきました。この機会を与えてくださった両親、JSAFの皆様、そして東京女子大学の方々全てに心から感謝に気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。