JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

成蹊大学理工学部システムデザイン学科2年

  • 留学先 :インディアナ大学-パデュー大学インディアナポリス
  • 留学時期:2016年8月~2017年5月
  • 留学期間:1学年間

大学キャンパスの設備、雰囲気

IUPUIのキャンパスは日本とは比べ物にならないほど広く、学部によって建物が違い、車移動が必須となります。そのためキャンパス内にはシャトルバスが走っておりとても便利です。語学学校はキャンパスセンター(本館のようなもの)の道路を挟んで反対に位置しており、近くに大学のフードコートやビュッフェがあり昼食をとる際もとても便利です。 キャンパス内では、温かい時期になると学生が外でのんびりお話したりお昼寝したり、サッカーやフリスビーをする学生が多かったです。各校舎内では自習をしている学生が多く、頭のいい大学だけあり意識が高かったです。

大学のある街・治安

車社会であるため交通量が多いのですけれども、自然も豊かでとても穏やかな街です。週末になると川沿いや、ダウンタウン近くにはファミリーやカップルで溢れかえり、とても過ごしやすい街です。

夜になると人通りも少なくなり、ダウンタウンから15分以上車で走れば危険な香りのする街です。武装強盗、レイプや誘拐などが度々ニュースで流れていますので、東京と比べたら危険な地域ではあります。マリファナが違法な州なのですが、時折街角でマリファナの匂いがしたり、マリファナを売りつけてくるホームレスなどもいました。

学生同士の交流・友人関係

大学の寮に滞在していましたので、寮主催のイベントで交流したり、ジムで仲良くなった友人と週末遊ぶなどして現地学生とは仲良くなりました。また、留学生とは毎日一緒にいますので、気が付いた時にはとても仲良くなっており週末も平日も暇さえあれば一緒にいるような感じでした。主な週末の流れとしましては、友人宅に集合し、ゆっくり過ごして夜に外に行き映画、ボーリング、ディナーという流れでした。

滞在(ホームステイまたは学生寮)

寮について:2 人部屋 

通学時間 :5分 (バス)

通学費(1か月):0円

滞在環境について、教えてください: 滞在したのは大学のドミトリーです。大学のシャトルバスの停留所から5分ほどでつきます。ドミトリーは3、4階建ての建物が10棟ほどありその中の一つでした。アメリカ人のルームメイトがおり、シャワー・トイレ・ベッドルームはルームメイトと別でリビング・キッチン・ランドリーが共通でした。

ルームメイトはいましたか?その場合、どんな方でしたか?ルームメイトとの生活についても、教えてください: ルームメイトはIUPUI コンピュータエンジニアリングの学生でアメリカ人です。彼は、ほとんどを部屋にこもりゲームかYouTubeをしていましたが、宿題でわからないところを聞きに行く際はとても優しく教えてく入れました。

留学の目的について

 総合的な英語力の向上です。

上記の目的は達成されましたか。

ボキャブラリーに関しては日常会話で苦労しない程度は付きました。リスニング、スピーキングに関しましては一人旅ができ、アクシデントにも対応でき身をもって目的が達成できたと実感しています。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

スキルの中で特にリスニング、スピーキングに関しましては一人旅ができ、またアクシデントにも対応できほどのスキルを身に付けることができました。

留学を通しての現在の想い

とくにないです。1つだけ、向こうの学生のメリハリ、集中力や自分の意見を言う姿勢には改めて驚かされました。

今後の進路、目標について

これからは、身に付けたスキルを落とさぬよう英会話スクールに入り、また観光客や留学生に対してのボランティアなどもしていけたらいいなと考えております。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

日本と関わりたくない人にお勧めの学校です。また、宗教的、人種的に差別的思考をもっているかたには向かない街だと思います。

同じ留学先へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

日本と関わりたくない人にお勧めの学校です。また、宗教的、人種的に差別的思考をもっているかたには向かない街だと思います。

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費寮費や学費を抜いて19万円くらいでした。

日本から持ってくれば良かった物

特になかったです。

到着後すぐに購入が必要だったもの

単語力

学生生活

1週間のおおまかなスケジュール

月 9:00-13:30学校、その後ジムに行き帰宅し夕食を作り宿題をする。

火 9:00-16:00学校、その後ジムに行き帰宅し夕食を作り宿題をする。

水11:30-13;30学校、その後ジムに行き帰宅し夕食を作り宿題をする。

木 9:00-16:00学校、その後ジムに行き帰宅し夕食を作り宿題をする。

金 9:00-11:00学校、その後友人の家に行くかダウンタウンで遊ぶ。

土 ジムに行き、友人の家に行くかダウンタウンで遊ぶ。

日 友人の家に行くかダウンタウンで遊ぶ。

友達やクラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。

国籍関係なく男女問わず、ほぼ全員と交流関係が結べたと思います。一番仲が良かった子たちは一緒のセメスターからスタートした子たちで毎日一緒にいました。週末も一緒に過ごし、特に用事がなくても、ある友人宅に集合していました。

課外活動

友人の叔母がスタッフを務めるインターナショナルフェスティバルでトルコのブースでお手伝いをしました。トルコの民族衣装や、郷土料理を扱い、他国の人たちと交流しました。日本人である私を快く受け入れてくれてとても楽しい時間でした。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

良い思い出: すべてがいい思い出でした。一番の思い出は友人たち3人で行ったシカゴ旅行です。いつもいるメンバーで行ったシカゴは国籍がちがい、性別が違うという環境で国民性を感じる場面も少しありましたが楽しかったです。

大変だった思い出: 大変だった思い出は特にないと思います。

一番の息抜きの方法

一番の息抜きは寝ることでした。週末では毎日10-12時間ほど睡眠をとり平日の疲れをとっていました。時間を無駄にしていると実感していましたので、別の息抜き方法を見つけたいなと思いました。

日本の家族、友人との連絡頻度

家族には月に一度くらいでしたが、友人たちとは週に数回LINEを使って連絡を取っていました。

語学留学

学校スタッフについて、教えてください。

学校スタッフの方々は皆親切で、しっかりと面倒を見てくれます。また、日本とは違い教師と学生の関係が近くフレンドリーで窮屈なく授業に挑めました。また、銀行口座開設や、寮の転居のアプライなど、プライベートなことであってもすべて手助けしてくれました。  

担当の教師について、教えてください。

とても面倒見のよい方々で頼りになりました。

授業では、どんな教材を使いましたか。

基本的にはテキストにそって授業は進行されました。しかし、レベルが上がるにつれ、エッセイを書くことが多くなりましたので、テキストを使う機会が減りました。また、下書きを2,3回に分けてエッセイをし上げるため、先生も毎回添削してくれているため、先生たちが大変なのではないかと思う部分もありました。それほど皆熱心に学生と向き合ってくれている学校でした。

授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作

面白かった授業とその内容

授業名:Grammar            

理由・内容: 日本では文法の名称を日本語で勉強していたので、英語名称で覚える機会ができたとてもスキルとして身に付き楽しかった。

頑張った授業とその内容

授業名 R&W(Lv.5,6)         

理由・内容 :エッセイ作成が授業のめいんでしたので、書き上げる回数ごとにスキルが上がっていることが実感できてやりがいがあった。

苦労した授業とその内容

授業名 R&W・L&S           

理由・内容:毎回単語の小テストがありましたので、各授業で覚えなければならないものがあり、自宅での予習と自習がかかせませんでした。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと

大きな違いは教師と学生の距離感と学生の意識の高さです。教師はとてもフレンドリーに接してくれて、プライベートな話題でも親身に接してくれます。また、IUPUIは全米でも優秀な大学ですので、まじめな学生ばかりかと思っていましたが、日本の大学よりはじけて遊びます。しかしながら、そういった人たちも授業の合間は自習するなど意識の高さに驚かされます。また、健康面にも配慮する学生が日本より多い気がしました。近くの大きなジムはIUPUIの学生がほとんどのシェア占めていました。男女問わず筋肉で鍛え上げられた学生が多く、アメリカは健康管理ができていないとキャリアアップできないというのは本当なのだなと思いました。

JSAFサポートについて

サポート全体の感想

最初の数週間はJSAF様のサポートが心の支えになっていた場面もありました。大学選びからビザの手配まですべてやってもらえてとても頭が上がらないです。本当にお世話になりました。今後とも機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

語学力について

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点:耳が慣れていないため、聞き取るのがとても難しかったです。また、人種によって癖があるのでそれをしっかりと聴けるようになるのも時間がかかりました。

〇工夫した点:兎にも角にも友人と時間を共にし、耳をならせました。また音楽を歌詞を読みながら聴き耳を鳴らせようとも努力しました。

リーディング

●苦労した点:単語力が少なかったので、文章を読んでいても止まってしまうことがよくありました。

〇工夫した点:わからない単語が見つかるたびに和英辞典で調べるのではなく、英英辞典で調べるようにしていました。

ライティング

●苦労した点:日本では英語でエッセイを書いたことがなく、書き方や英語での表現のしかたがわかりませんでした。

〇工夫した点:先生に書き方を教えてもらい、また添削何回もしてもらいました。

スピーキング

●苦労した点:RとLサウンドには苦労しましたし、今でも時々友人に指摘されます。運がよく毎回訂正してくれる友人ができ、特訓させられました。

〇工夫した点:友達に毎回アクセントを訂正してもらいました。

JSAFでは「派遣生からのレポート」を読んでいただいた皆様からの感想をお待ちしております。

感想はこちらまでお願いいたします