JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE
神戸市外国語大学外国語学部英米学科3年 芦谷 優さん
・留学先:グリフィス大学
・留学時期:2019年秋
留学をしようと思ったきっかけを教えてください。
元々小学生の頃から海外へ留学したいと考えていたのですが、高校でしたニュージーランドでの3週間のホームステイを機に、より長期で海外に滞在したいと思ったのがきっかけです。
JSAFを通してグリフィス大学に留学をしようと思ったきっかけを教えてください。
まず私の大学と提携を結んでいたのと、カウンセラーの方と相談をして、オーストラリアのグリフィス大学に観光を学べるコースがあるということだったので、グリフィスに決めました。
グリフィス大学の印象はどうでしたか?
留学生を多数受け入れているからだと思いますが、スタッフや教授の対応が柔軟でした。授業が速くて聞き取れないことがある、と伝えると、その講義のトランスクリプトを送ってくれたり、授業の内容を理解できたかと講義の後に声をかけてくれたりと、ありがたかったです。
グリフィス大学の学部授業は日本の授業形式とどのような違いがありましたか?
日本の講義よりも、学生参加型でした。1つのコースがレクチャーとワークショップに分かれていて、レクチャーが日本の大学で一般的に受けるような教授が前で説明する講義で、ワークショップは主にレクチャーで扱った内容を応用・発展させたり、ディスカッションなどが中心となって構成されていました。レクチャーでは教授が前で話すと言っても、意見や質問があれば手を挙げて積極的に質問したり、時にはディスカッションに突入したりもしました。日本よりも教授と学生、または学生間でのディスカッションや質疑応答が多く行われていました。
現地での生活を通して学んだことは何ですか?
自分と異なるバックグラウンドや文化を持つ人と接することが増え、その違いを必ずしも理解しないといけないわけではないけども、違いがあるんだという事を知って受け入れて、お互いが違う考えや文化などを持っているんだ、違うことがあって当たり前なんだ、という考え方を持つことの大切さを学びました。
グリフィス大学で語学力上達のために工夫したことを教えてください。
現地の学生や他の国から来た留学生とよく話すようにしました。自分自身、知らない大勢の中に飛び込むのが苦手だったので、本当に仲の良い友人を5人ほど作って、一緒に食事をしたり、そのうち2人(インドネシア人の友人)はフラットメイトだったので、夜遅くまで共通の趣味やお互いのことについて語り合ったりして英語に慣れるようにしました。
グリフィス大学での交友関係について教えてください。(現地の学生やInternational、日本人との付き合い方など)
同じ講義を取っていたりして頻繁に会っていた日本人の友人は2人くらいでした。あるコースを受けた時に横に並んで座った現地の大学生数人と、インドネシア人の友人2人、ベトナム人の友人1人が一番近しい友人でした。あとは講義で会うとよく話したりする他国から来た留学生が数人いました。今でもインスタなどで連絡を取っています。
留学中に一番苦労したことを教えてください。
ネイティブの速さについていくことと、語彙の不足です。
JSAFサポートについて感想を教えてください。
友人のような距離感で返事をしてくださったので、定期的な報告も楽しかったし、相談事も安心してすることができました。
これから留学する後輩へのメッセージはありますか?
留学はやっぱり楽しいことだけじゃなくて、辛いこともあります。無性に泣きたくなることもあるかもしれません。そんな時は無理せず、我慢せずもう泣いてしまったり、周囲の人を頼ったり、家族やJSAFに相談したりして過ごすのもアリだと思います。(私は何度かベッドで一人泣きしましたが、泣くと幾分かすっきりしました(笑)
勉強のために留学する人が多いと思いますが、勉強だけでなく、適度に息抜きしたり、旅行したり遊んだりして、充実した留学生活を送ってほしいと思います。
留学を通して自分が一番成長したと感じること
辛い時のメンタルの保ち方が以前よりうまくなったかなと思います。日常生活のすべてを自分でしていたので、炊事洗濯を自分でするという面でも自然と成長しました。
上記の質問以外で、 留学を通しての現在の想いについて教えてください。
留学前は、留学すれば自分の英語力はとても伸びるだろうと思っていましたが、実際は伸びていてもまだまだペラペラではなく、聞き取ることが難しいこともまだあります。ですが少なからず成長はしているはずなので、これからもこの今の状態から落とすことなく、勉強を継続して、より伸ばしていきたいと思っています。
今回の留学は自分が将来やりたいことを学ぶことも理由の一つだったのですが、集中的にその分野について学び、将来これをメインにした職業につくことはもちろんですが、留学中にも経験したコロナのことや周囲の影響を受けて、そこだけでなく、他の分野にも目を向けることが出来ました。なので、私が今回の留学で学んだことを活かしつつ、以前とはまた違った見方でインターンや就活に取り組みたいと思っています。
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