JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE
順天堂大学国際教養学部3年 大山 理紗さん
・留学先:セントクラウド州立大学
・留学時期:2020年秋
留学しようと思ったきっかけは何ですか?
高校時代からなんとなく留学したいという思いは持っていましたが、真剣に長期留学を考え始めたのは大学1年の夏です。1年次にフィリピンへの短期語学留学に行き、そこで自分の英語力の低さを実感したことがきっかけでした。また、街中で外国人に道を聞かれて答えられなかったり、英語で映画を見たときに全く理解できなかったりといった経験から、留学したいと思うようになりました。
留学の目的は何でしたか?
一番の目的は、自分の苦手なライティングとスピーキングスキルを高めることでした。留学前はリーディングとリスニングをメインで勉強しており、いわゆるテストで良い点を取るための勉強でした。そこで、実際にアメリカ人と話したりメールでやり取りしたり出来るような、使える英語を習得するために留学しました。
留学開始当初と比べ語学力はどのくらいついたと感じますか?
リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの全てのスキルが向上したと思います。帰国後の方が英語で映画を見たときの理解度が高かったですし、アメリカでさんざんリーディングをしたおかげで英語の文章を読むことが苦にならなくなりました。
セントクラウド州立大学を選んだ理由は何ですか?
決め手になったのはJPネットワーク(日本文化を学ぶサークル)の存在です。このサークルに入れば誰かしら友達ができそう、という安易な考えで決めました。留学は、知り合いが誰もいない状況で始まるため、サークルやクラス規模を見て自分が馴染みやすそうな大学を選びました。
セントクラウド州立大学の設備、雰囲気はどうでしたか?
田舎の大学なので、とにかく広くて自然にあふれています。リスなどの動物もいます。キャンパス内には白人はもちろん、黒人、アジア系の人もいますがアジア系の比率は非常に低い感じがします。 キャンパスの設備は整っている方だと思います。キャンパス内にはカフェや図書館、売店などがありますし、お金を引き出すことも可能です。売店では教科書、化粧品、服、お菓子などを買うことができます。映画を観たり、ボウリングをしたりする施設もあります。
セントクラウド州立大学の学部授業は日本の授業形式とどのような違いがありましたか?
アメリカでの授業は授業を聴くというよりも、授業に参加するというイメージに近いと思います。グループワークがあったり、授業内課題があったりと、積極的な姿勢で授業に参加することが求められました。また、日本の大学と比較すると課題とクイズの量が比べ物にならないくらい多いです。比較的少人数クラスで、教授との距離感が近いのも特徴だと思います。
語学力上達のために工夫したことを教えてください。
積極的にイベントに行ったり、友人と遊んだりすることで、英語に触れる機会を増やそうと努力しました。英語の音楽を聴くときは、歌詞を見て英語の勉強をしました。
JSAFサポートについて感想を教えてください。
留学前から留学後まで、手厚いサポートをしてくださいました。留学前オリエンテーションや、留学中のメールでのやりとりなど、困ったことがあればすぐに相談できる体制が整っていたと思います。勉強が大変な時にメールで励ましてくださったり、自身の留学経験を話してくださったりと、精神的な面のサポートもあり心強かったです。
これから留学する後輩へのメッセージはありますか?
車がないととにかく不便なのでまずは買い物やイベントに連れて行ってくれる人を探すことをお勧めします。
不安もたくさんあるとは思いますが、行って後悔することは無いと思います。もちろん勉強は大変ですし、海外の食文化や生活習慣に慣れるまでは日本に帰りたいと思うことはあると思います。ですが、留学で学んだことは留学後の英語学習や生活で役に立ちます。
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