JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

成蹊大学文学部国際文化学科4年

  • 留学先 :キングス・カレッジ・ロンドン
  • 留学時期:2021年9月~2022年5月
  • 留学期間:1学年間

大学のある街

どんなところですか:イギリスの首都

ダウンタウンまでのアクセス:テムズ川を渡るルートで徒歩30~40分。地下鉄なら20分程度。

お薦めスポット:テムズ川沿いのサウスバンク(聖ポール大聖堂が川越しに見える、Tate Modernの近くのスポット)

その他:小さい頃からイギリスの音楽に触れてきた自分にとっては夢のような街(色々な聖地もあり、音楽関連のイベントも多いため)

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:私と同じ授業を受講している他の学生は、皆それぞれ学部に属しているため、授業や学生生活を通してすでにお互いよく知った仲であることが多かったが、 私は異なる学部・学年の授業を複数履修していたため、同じ授業を履修している学生が一人もおらず、友達がつくりやすい環境ではなかったと思う。それでも、セミナーでいつも席が近くになる学生とは、数人ではあるが仲良くなれた。

他の国からの留学生:キングス・カレッジ・ロンドンには留学生が多いという話を聞いていたが、私が履修した授業では、私の他にアメリカ人とオーストラリア人の留学生しかいなかった。

日本人:大学で日本人に一人も会ったことがなかった。

滞在(フラット)

私の他にフラットメイトが6人いた。全員の出身国が異なったこともあり、キッチンを「きれい」だと感じる基準に少しずれがあったり、騒音など生活マナーに関する感覚に違いがあったりはしたが、伝えるべきことはきちんと伝え、また時には「自分と違う育ち方をしてきた他人と快適に過ごす」ために自分の中で気持ちの折り合いをつけるなど、うまく乗り越えてこられたと思う。仲良くなったフラットメイトとは、一緒にキッチンで料理をしたり、出かけたりするなど、楽しく過ごしていた。結論からいえば、フラットメイトにはかなり恵まれたほうだと思う。そのおかげで、一日を誰とも話さずに終えることがなく、寂しい思いをせずに暮らすことができた。今では、キッチンなどもすべて部屋の中についているstudioを選ばなくて本当に良かったと思っている。

留学の目的について

・日本の大学では学ぶ機会のなかった「クィア・スタディーズ」や「ジェンダー・スタディーズ」に関する授業を受講すること。
・小さい頃から憧れを持っていたロンドンで、特に自分の好きな音楽などの文化に直接触れること。

上記の目的は達成されましたか。
・特に最終学期に受講した授業は、どれも上記に関するトピックを扱ったものだったので、充実した学習ができた。
・計50回以上ライブに行き、UK音楽シーンに精通できた。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

高校生の時に留学経験はあるものの、そのときはホームステイだったため、今回の留学が初めての一人暮らしだった。1年間、外国で一人で生活することができたという経験は、自分の中で大きな自信につながったと思う。
また、以前の留学ではホストファミリーととても仲が良かったこともあり、逆にあまり外向的になれなかったが、今回は自分から友達を誘ったり反対に友達から誘われたりして様々な場所に行き、友達を通して行動範囲が広がっていった。それがとても心地よく感じ、ずいぶん外向的になれたと思う。

留学を通しての現在の想い

イギリスは、国の大きさや人と人との距離感が日本と似ているように感じる。ただ、日本よりは少し肩の力が抜けていてオープンなところがあり、知らない人とでも親しみを持って話す雰囲気があると感じた。

今後の進路、目標について

卒論を書いてから、再びイギリスでMaster Courseに入りたいと考えている。
また、授業を通して特に興味をもった分野に関しては、文献サイトのInstitutional Log Inの権利があるうちに、授業内で示された”Supplementary Reading”の文献をダウンロードして、勉強内容を振り返るとともに今後の研究に役立てたいと思う。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

・自分が履修する授業がどの学部・学科のものなのか、どのように授業が進行していくかなど、日本にいるうちに調べておくと、驚きが少なく楽な気持ちで授業に臨めると思う。(授業開始前のオリエンテーションや、初回の授業で詳しい説明があることもあるが、特に2・3年生対象の授業に関しては、受講生は皆授業の進め方がわかっているものとして初回から進んでいくため。)
・課題の中心がエッセイであることも多いので、日本にいるうちに「英語でリサーチをする」「英語でエッセイを書く」経験を積める授業を受講しておくと良いのではないかと思う。(仮に「英語でエッセイを書く」機会のない授業であったとしても、自由課題のレポートが課されるようであれば、英語でのリサーチがメインになるトピックを選ぶことをお勧めする。)また、文系科目の場合は、とにかくリーディングの量が多いため、日本にいるうちから簡単なものでも良いので英語の本を読んだり、自分の興味があるトピックの論文を読んだりしておくと役に立つと思う。
・留学生用のモジュールカタログには、数えきれないほどモジュールが挙げてあるため、どれも魅力的に思えるが、限られた時間の中で一人でできることには限界があるため、自分の体力も考えて慎重にモジュールを選ぶことをお勧めする。

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費毎月10万円振り込んでもらっていた(使用額は月による)。外食以外では、スーパーで買う食材費が週に30~50ポンドほど。
航空券代国際航空券代(往復):日程変更費用を含めておよそ15万円
現地旅行費用不明
教材費1学期につき3~4冊の本を購入する必要があったため、1年間でおよそ1万円
その他コンサート代など(自分の貯金と小遣いから使用)

渡航前に日本で準備しておけば良かったこと

イギリスの学生がどんなツールを使って勉強するのか調べておけば良かったと思う。学期が始まり、初めて登校したときに、教室内の学生全員がラップトップを開いている光景に圧倒され、OneNoteなどを使いこなす様子を見てとても焦ったため。大学にもよると思うが、キングス・カレッジ・ロンドンではデジタル化が進んでいて、手書きのノートをとる人は1人しかいなかったことに驚いた。

日本から持ってくれば良かった物

色鉛筆セット:友達にカードを自作するのが好きなので。
電子レンジで少量のお米を炊けるような調理器具(電子レンジ用の炊飯器)
サランラップ:イギリスのスーパーで売っているラップは、切りづらいうえにすぐくっつき、ストレスになったため。
鎮痛剤:薬は余るのではないかと思うくらい持って行ったほうが良いと思う。

到着後すぐに購入が必要だったもの

電気ケトル:共有キッチンについていなかったため。到着後は隔離が必要であり、温かい食事が一切なくて悲しかったので、インスタントスープやお茶を飲むためにオンラインで購入した。

学生生活

食事

朝ご飯:スーパーで買ったヨーグルト、果物、自分でハムやチーズなどを入れたサンドイッチ。
昼ご飯:学校に行く日は近くにあるGreggsや他のカフェで軽食を買うことが多く、家にいる日は自分でパスタなどを作るか、散歩ついでに何かテイクアウトするか(近くにあるベトナム料理屋がお気に入り)。お腹が空いていなければ果物などを食べていた。
夜ご飯:フラットメイトと出かけることもあるが、大体はフラットメイトと一緒にキッチンで何か作っていた。パスタが多かった。

課外活動

スポーツはしていましたか:
スポーツは特にしていなかった。日本では自転車によく乗っていたが、イギリスでは地下鉄やバスに乗るほどでもない距離ならどこにでも歩くので、それがスポーツのかわりになったと思っている。

休み中の過ごし方について:
予定がないときは、図書館か家で勉強することが殆どだった。勉強の合間に、買い物や散歩、読書をしたり、コンサートやサッカーの試合等に出かけたりしていた。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

良い思い出:
・日本では授業の中心トピックとして学ぶことがなかなかできなかった「クィア・スタディーズ」を中心とした授業を受けることができ、様々な読み物に触れられたこと。また、大学のログイン権を持ってあらゆる論文サイトから自由自在に論文をダウンロードできたこと。
・日本では、自分の好きなバンドがUKツアーやヨーロッパツアーをしているのを羨ましく見ているしかなかったが、イギリスではすぐに見に行けるのが嬉しかった。また、日本では自分と同じ音楽の好みを持つ友達があまりいなかったが、イギリスでは音楽を通じて簡単に友達ができ、此処こそ自分がいるべき場所だとさえ思った。
大変だった思い出:
・日本では、今までテスト前に徹夜をしたことがなかったが、イギリスでは課題を仕上げるために3回も徹夜する必要に迫られたこと。(図書館は24時間開いており、深夜の図書館の雰囲気は落ち着いていて意外と気に入った。)

一番の息抜きの方法

ライブに行く、窓の外を見る、料理をする

日本の家族、友人との連絡頻度

母とは頻繁に電話をして、学校や音楽、サッカーのことなど、とりとめのない会話をしていた。
日本の友達とはSNSでつながっているため、お互い何をしているかは何となく把握しているものの、時間をかけてチャットをしたり、電話をしたりするようなことは殆どなかった。

学部授業

  • コース番号 :5AAIC008
  • 授業タイトル:Gender and Media
  • 単位数   :15

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー(1時間/週)、セミナー(1時間/週)※対面

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

3000 words Research Project (100%)

授業を通して学んだこと(授業内容)

Centre for Culture, Media and Creative Industriesでの授業ということで、インターセクショナルなメディア研究について取り扱う中でも特にジェンダーの領域に関するトピックについて、フェミニズムの視点を中心に学ぶ授業だった。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

・今まで一般的なメディア研究をしてきた学生が、2年生になり始めて「ジェンダー」と関連した勉強をする、という2年生用の授業だったため、最初から授業に必要なコンセプトや考え方の紹介が丁寧でありがたかった。
・ ジェンダーを中心に据えたメディア研究は常に興味を持ってきたトピックでありながら、どこから手を付けていいのかわからなかったため、初歩的な内容が役に立った。特に、具体的な研究方法の紹介があったことは、今後自分がメディアテクストについて考えたり研究したりする際には役に立つだろうし、紹介された文献をさらに読んでおきたいと思った。

  • コース番号 :6AAEC026
  • 授業タイトル:Critically Queer: Literature, Culture and Queer Theory
  • 単位数   :15

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

毎週2時間のセミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

・Reader Response Forum (300-500 words × 4回提出、学期末にはここから1つをAssessmentのために選ぶ): 15%
・Final Exam(問題の公開から1週間後に提出):85%

授業を通して学んだこと(授業内容)

1990年代に登場したクィア理論を集中的に深く学ぶ(そもそも「クィア」とはどういう意味か?その意味は時代や社会的な情勢によりどう変化してきたか?個人やグループにより異なる人種や階級、経済状況も対象に含めたインターセクショナルな運動はどのように構成することができるのか?など)

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

クィア理論は比較的新しい学問分野でありながら、扱うトピックは幅広く、中心となる理論家も数多く存在するため、今までどこから手をつけるべきかわからなかったが、この授業を通してJudith ButlerやMichel Foucault、Michael Warner、Bell Hooksなどの理論家の文章を読み始めることができ、これからの勉強の土台となる学びができたという達成感がある。

  • コース番号 :6ABLCF03
  • 授業タイトル:s the Personal Political? Feminist, Queer and Trans Autobiography in Contemporary Media
  • 単位数   :15

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

毎週2時間のセミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

・Reader Response Forum(毎週提出、500 words): 15%
・4000-word essay:85%

授業を通して学んだこと(授業内容)

人種や階級、障がいの有無、国籍、セクシュアリティやジェンダーアイデンティティなどに基づく不平等により、否応なく形作られ周縁化されてきた自伝的テクスト(回想録やTV・webシリーズ、映画、コミックやブログなど)を読み、周縁化されたコミュニティがどう支配的・中心的な権力・文化形成に抗うことができるのか、周縁化されたコミュニティとそこに属する人々が近年のテクストのデジタル化をどう利用し、自我を表現しているのか、などを考える。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

セミナー前日までに行うリーディングでは、たいていの週でprimary texts(授業内容で言うところの自伝的テクスト)として1冊の本やブログポストを読む、あるいは映画やTVシリーズを見た後、そのテクストの批評テクストや関連した理論的な文章を読まなければならなかった。加えて、Response(500ワード)を書くことも求められたため、毎週毎週忙しかった。また、他の授業と比べてもそれぞれのテクストが長く難解だったため、非常に苦労した。とはいえ、Critically queerの授業と関連する部分も多く、同じ時期にこの2つの授業を受けたことで、理解が深まることもあった。卒論でも何か1つprimary textを選んで分析する、というスタイルを使うと思うため、似たようなことを毎週経験できたことはこれから役に立つと思う。

  • コース番号 :6SSG3080
  • 授業タイトル:Gender and Development in the Global South
  • 単位数   :15

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

毎週2時間の対面講義

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

・2500 words essay:90%
・200 words activity(毎授業後): 10%

授業を通して学んだこと(授業内容)

Global South(南半球の発展途上国地域)における複雑なジェンダーロール、ジェンダー規範、ジェンダーアイデンティティ、異なるフェミニズム思考の在り方やジェンダー不平等が原因で起こる暴力、貧困、雇用差別などの実態を勉強する。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

今まで受けてきた授業は理論がメインだったが、この授業では「フェミニズム研究」や「ジェンダー研究」で問われてきたことが、実際に様々な地域でのジェンダー不平等およびそれに伴い発生する問題に取り組む上でどう利用されているのか、また「理論」を「実践」に移すことがどれだけ大変なのかについて学べたので、それがとても新鮮で面白かった。

授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作

エッセイ・ペーパー

科目名:Is the Personal Political? Feminist, Queer and Trans Autobiography in Contemporary Media

題材:Essay Question: What are the contradictions of a desire for more queer visibility?

内容:映画『Appropriate Behavior』の分析を通して、queer visibilityを求める声の内包する矛盾(特に、visibleでわかりやすいクィアネスの表象が求められることにより、それがクィアネスの規範(ホモノーマティビティ)となり、そこから外れるクィアネスの在り方は排除・抑圧されてしまうことがあること、またその結果、ホモノーマティヴな規範の中でしかクィアネスの在り方やクィアネスの持つ可能性を想像することができなくなってしまう問題点)について述べた。

大変だったこと、やり遂げての感想: 特にこの授業とCritically Queerの授業を通して、今学期自分が一番よく考えていたのは、本来自由で多様で流動的で複雑であるはずの「クィア」の領域の中にも規範が生まれることが多く、それがいかにlimitingかということだったと思うので、それを1つのレポートにできたことで達成感がある。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと

・日本のゼミでは、少人数ながらもさらにグループ分けをしてディスカッションをすることが多く、さらにそこでも発言する人が少なくて困った経験が多かったが、ここではゼミ単位でディスカッションを行うことの方が多く、それでも誰も何も言わないような状況はあまりないのがすごいなと思った。
・日本では授業の感想としてリスポンス・ペーパーを書くことが多かったが、ここでは授業というよりも、上記のリーディングを終えて考えたことを書くことの方が多かった。

JSAFサポートについて

出発前オリエンテーション

対面ではなかったのは残念だったが、出発時に必要な書類などの準備から安全管理まで幅広い情報がぎゅっと詰まったオリエンテーションで役に立った。また、出発前に配られた分厚いプログラムも、留学中の生活に役立つ情報が満載だったので、日本にいる時から留学中のシミュレーションができた。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

はっきりとした変化を感じるのは難しいが、まず論文を読むのに翻訳機を使うことがなくなった。また、誰かにいきなり話しかけられても焦ることがなくなっただけでなく、特に何も考えずに誰とでもスモールトークができるようになったことから、語学力は向上したのだろうと感じる。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

リスニングに苦労したのは特に授業中だったが、授業担当の先生たちの英語との相性がよかったのか、自分が大学での英語に慣れたのか、最終学期はそれほど苦労することもなかった。

●工夫した点

友達とたくさん話す/セミナー中など、聞き取れなかった部分があればすぐに聞き直す 。

スピーキング

●苦労した点

特に授業中のディスカッションなど、自分の頭の中では考えられていることがうまく英語にできなくて苦労したことはあった。

●工夫した点

セミナーではみんな賢く話すため、自分も同じように話さないといけないのではなどと無駄に気張ってしまうことが多いが、自分は周りと違ってネイティブではないことを開き直ることで、賢く聞こえる構文や語彙を探そうとこだわらず、自分が言いたいことを言葉にして伝えることに集中するように工夫した。

リーディング

●苦労した点

とにかく読む量が多かったため、毎回課題をこなすのが大変だった。

●工夫した点

最初の学期はリーディングの量に圧倒され、リーディングをしながらハイライトをするので精一杯だったが、頑張って読んだのにあまり内容をつかめていないなと思うことが多々あった。しかし、学期が進むにつれてリーディングをしながら自分が大事だと思う箇所を引用したり、考えたことをメモしたりするノートをwordでつくるようになり、時間は相当かかったものの、内容がしっかり頭に入るようになった。また、あとからノートを見直せばわざわざ長い論文を読み直さなくても内容を思い出すことができるという状況を作ることができたので、効率的かつ効果的にリーディングができるようになった。

ライティング

●苦労した点

後半は、Readers Responseとして週ごとに読んだ論文をもとに考えたことを書く課題が多かったため、英語で書く習慣ができたと思う。ただ、課題の量が多く、しかもリーディングをすべて終わらせてから考えて書かないといけないためせわしなくて苦労した。

●工夫した点

内容が複雑であればあるほど、まず日本語で書くことを箇条書きにしてから英語にする方がスムーズな場合もあるが、なるべく英語だけで考えるようにした。英語で考えて、英語でメモをして本番のResponseも書いたほうが、自分のメモした日本語を正しく英語にしようとする無駄な努力を省けて効率的なことが多かった。

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