東洋大学社会学部社会文化システム学科4

  • 留学先 :オレゴン大学
  • 留学時期:2021年秋派遣
  • 留学期間:2021年8月~2022年5月

大学のある街・治安

どんなところですか:自然が多く、施設も充実しています。

ダウンタウンまでのアクセス:キャンパスの隣がダウンタウンなのでアクセスはいいです。

お薦めスポット:Autzen stadium周辺

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:何人か仲がいい友達もいていい関係を築けています。

他の国からの留学生:アジア出身の友達が多いです。

日本人:10人ほどでその中でも仲がいいのは数人です。

留学の目的について

自分自身の英語力の向上が一番の目標であり、ネイティブと問題なくコミュニケーションできるレベルまで到達することです。また多文化に触れることで自分の価値観や視野を広げたいです。

上記の目的は達成されましたか?

9か月の留学期間で様々なこと、人種や性別の多様性を学ぶことができました。また行く前より英語を話す自信は確実に上がったと思います。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

自分の英語力もそうだし、様々な個性や考え方を持つ人を受け入れることができる対応力、寛大さが非常に伸び、多様性に対しての考え方も身に付きました。

留学を通しての現在の想い

コロナ禍の影響で留学が2度ほど延期になったことにより、就職活動とかぶってしまう時期だったので、正直留学自体を諦めようと思った時期もありましたが、リスクを取ってでも思い切って留学を実現し、本当に良かったと感じています。

今後の進路、目標について

将来的には英語を使う仕事にも就きたいと考えています。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

オレゴン大学では様々なスポーツ観戦イベントがあるので一通り観戦することをお勧めします。

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費小遣い、買い物、週末のお出かけ:月50ドル前後
現地旅行費用サンフランシスコ旅行200ドル
教材費200~250ドル
その他携帯電話料金:月60ドル、ミールプラン以外の食事代:毎週15~20ドル

留学先に持って行った方がよかったもの、持っていけばよかったもの、不要だったものなどあれば教えてください。

服を持っていきすぎて帰りの荷物が重かったので、あまり持って行かないことをおすすめします。

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、SNS等々)について教えて下さい。

パソコンは課題や論文を書くために調べるのに使っていました。

学生生活

友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

最初は積極的にいろんなイベントに行くことが大事です。そこでたくさん友達を作ることができるのでイベントに参加することがおすすめです。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

日本語を専攻している友達や日本に興味がある友達に日本に事や日本語を教えたりするのが個人的に英語も話せるし仲良くなれるし、日本のことを好きなってもらえるので楽しかったです。

一番の息抜きの方法

自分の部屋でNetflixを見ることです。

日本の家族、友人との連絡頻度

家族とは就活のために週一で連絡をとっていました。友達とはたまにです。

Japanese Student Organization 企画の小旅行 @ Pacific City, Oregon

寮(ホームステイ)生活/ルームメイト(ホストファミリー)についてお書きください。

ルームメイトとの関係(どのくらい接点がありますか)

ルームメイトとは一緒に遊んだりはあまりしなかったのですが、日本のアニメや漫画に興味があったため、話はすごく合いました。

食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

ダイニングには、アメリカの食べ物だけでなく寿司や白米も売っていたため、たまにアメリカの食べ物に飽きたときはそれを食べてました。

週末アクティビティの様子

学部授業①

  • コース番号 :GLBL-102
  • 授業タイトル:Foundations for Intercultural Competence
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

比較的アクティブなクラスで、毎回前もって決められているスモールグループに分かれてReadingや課題の内容にそれぞれの意見や異文化に対しての経験を話し合います。

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

・Weekly exercises and written reflections

・ Final reflection paper

・Class attendance and participation

授業を通して学んだこと(授業内容)

このクラスでは、多くの人が外国に行ったときや異文化に触れたときに人はどのような反応をし、どのようにその文化に溶け込んでいくかを学びます。授業では世界中の文化や習慣とアメリカの文化を比べ、どのような違いがあるか分析したりします。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

GlobalStudiesという科目のため様々な国から来た学生がとっていてそれぞれの国の様々な文化や価値観が人の行動にどのように影響を与えるのかその違いを学ぶのが非常に面白かったです。

学部授業②

  • コース番号 :J-201
  • 授業タイトル:Media and Society
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

ハイブリッド形式で授業を行っているので、対面かオンラインかをどちらか選ぶことができます。

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

・Mid-Term Exam (20%)

・ News Analysis (20%)

・Media Analysis Paper (25%)

・Final Exam (20%)

・Online posts and Participation (15%) 

授業を通して学んだこと(授業内容)

この授業では私たちが普段どのようにメディアとかかわっていて、メディアがどのように私たちの社会や私生活、考え方に影響を与えているのかを学びます。履修人数は100ー200人ほどの大規模の講義です。課題では毎日ニュースを見てどのメディアが一番よく、それぞれにどのような違いがあるかを分析する課題があります。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

今までメディアの授業をとったことがなかったので、難しいなと思ったのですが、思ったより面白く、社会学とも近い感じだったのでとってよかったです。

学部授業③

  • コース番号 :PSY
  • 授業タイトル:101 Mind and Brain  
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

履修人数は200ー300人ほどの大規模の講義です。今学期は、オミクロン株の影響でハイブリッド形式で授業を行っていて、対面かオンラインかをどちらか選ぶことができます。

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

・4 Midterms, (20% each, except 10% for the lowest score) 70% 

・InQuizitive online assignments 10%    

・Research Requirement (4.5 hours) 10% 

授業を通して学んだこと(授業内容)

この授業では、脳と心の心理学的な関係を講義形式で学びます。内容としては、薬物が与える人体、脳への心理学的影響やどう心理学実験や調査を進めていくのかなどを授業で習います。

基本的に心理学の単語もすべて英語で説明されるため、とても難しいです。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

心理学の専門用語を英語で暗記したりすることが多かったので非常に自分にとって難しく、テストがどの科目よりも難しく、それが成績の7割を占めているので、非常に苦労した授業でした。

学部授業④

  • コース番号 :FHS216
  • 授業タイトル:Diversity in the Human Services
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

 100人ぐらいのクラスですが、テーブルごとで授業内で2,3回ディスカッションがあり、個人の体験や差別に対してどう思っているかを共有します。この授業は差別の原因や本質や構造を日本の授業より深く学べます

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

・Syllabus Comprehension 5

・Reading Quizzes 20 

・Cultural Identity Reflection Paper 25

・Weekly Discussions  50   

・Social Justice Reflection Paper 30  

・Attendance and Participation 20 

TOTAL POINTS  150  

授業を通して学んだこと(授業内容)

この授業はアメリカの社会福祉と人種差別やダイバーシティがどのように関わっているかを学びます。アメリカでは、様々な人種やバックグラウンドを持った人々が共生しています。その中で自分たちの生活の中で差別がどうかかわり、我々にどうかかわっているかを学びます。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

アメリカの人種差別の現状や構造などを深く学べました。受けた科目の中で一番自分が学びたいことだったので、非常に興味深かったです。

学部授業⑤

  • コース番号 :ENVS201
  • 授業タイトル:Intro to Environmental Studies: Social Sciences
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

この授業は講義形式の授業だけでなく、ディスカッションを通してこの授業の内容深める授業もあります。Disucussionは週に一回あります。そこでは四つのグループに分かれ、それぞれで環境問題についての特定の問題についてしらべ、最後にプレゼンテーションを行います。

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

・Quizzes: 50%. (5 x 10%)  

・Research and Social Change Project: 20%  

・Discussion Sections: 15%  

・Active Learning Assignments: 15%

授業を通して学んだこと(授業内容)

この授業では、地球の環境問題について学びます。人間の生活や経済活動がどのように温暖化や大気汚染などの環境破壊に影響しているかを講義で学びます。

学部授業⑥

  • コース番号 :BA252
  • 授業タイトル:Global Perspective in Business 
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

この授業は60人ぐらいのクラスで比較的少人数のクラスだと思います。授業は基本講義形式です。授業外では、課題としてグループワークを二週間に一回行わなければなりません。これを4,5回行い、自分たちで決めた特定の地域の課題を深く掘り下げながら、進めていき最後にプレゼンテーションを行います。

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

・ 2 exams (A midterm and a final)  50 (25 each) 

・Group Project 35  

・Class participation 10  

・Peer evaluations  5  

Total 100

授業を通して学んだこと(授業内容)

この授業ではビジネスとグローバル化がどのようにかかわっているか、グローバル化が進む中でビジネスや経済でどのような影響があるか、また世界でビジネスや経済に関わる問題はどのようなものがあるかを学びます。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業はグループワーク主体で行われていたため、グループワークに意欲的でない生徒とのコミュニケーションの取り方に非常に苦労しました。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

リスニングとスピーキングはかなり伸びたと思います。やはり英語だけの環境にいたため、常に英語を聞いていたため、それなりに聞き取れるようになったんだと思います。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

お店で注文するときに店員が何を話しているのか何もわからなかった。

●工夫した点

なるべく英語に触れるようにアメリカの友達と一緒にいるようにした。

リーディング

●苦労した点

毎回大量に宿題が出るので、それを期日までに読んで終わらせて来るのが大変だった。

●工夫した点

宿題が出たらすぐに取り掛かり、図書館に向かい、土日までになるべく終わらせるように努力した。

ライティング

●苦労した点

文法を長年学んできたが、いざ書こうとするとなかなかアメリカ人のように書けなかった。

●工夫した点

時々友達のレポート見せてもらったり、レポート読むことでどうアメリカ人が文を書くか学び、少しずつ上達することができました。

スピーキング

●苦労した点

発音が悪く、伝わらなかった時がよくあった。

●工夫した点

友達に発音やわからない単語などを毎回聞いて改善するようにした。

JSAFサポートについて

色々な注意事項を詳しく説明してくださり、留学先の国の文化や気を付けたほうがいいことについてを事前に知ることができたので、留学前の事前準備の際に役に立ちました。

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