JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

横浜市立大学国際教養学部国際教養学科4年

  • 留学先 :テネシー工科大学
  • 留学時期:2022年3月~2022年12月
  • 留学期間:1学年間

大学のある街について

どんなところですか:田舎ですが、人が親切で過ごしやすいです。

ダウンタウンまでのアクセス:徒歩20分ぐらい

お薦めスポット:37 cedar restaurant and bar (キャンパスから歩いて行くことができて、ランチだと値段も手頃でおいしいです)

その他:年配の方のサザンアクセントがとても強いことがあり、たまに聞き取るのが大変です。

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:ジャパニーズクラブで知り合ったり、友達の友達を紹介してもらったりして仲良くなりました。

他の国からの留学生:留学生のイベントがよくあるので、そこで知り合って仲良くなった友達が多いです。

日本人:キャンパス内で会ったら一緒にごはんを食べたり、学内のイベントに一緒に行ったりしました。

寮(ホームステイ)生活/ルームメイト(ホストファミリー)について

ホームステイと寮のどちらも経験しました。

ホームステイ:朝夕の食事はほとんどホストファミリーと一緒に取っていて、時間があるときはよく子どもたちと遊んでいました。なにか困ったことがあったらいつでも言ってねと言ってくれていて、とても優しいホストファミリーでした。食事は、朝は主にパンで、ドイツ人のホストマザーがいつも手作りしていました。夕食はいろいろな国の料理を作ってくれて、ヘルシーなものが多くおいしかったです。週末の昼は簡単にサンドイッチなど各自食べたいものを食べることが多かったです。

寮:夏からは寮に住んでいましたが、ホストファミリーとも定期的に連絡を取り合い、月一ぐらいで会っていました。寮のルームメイトとは、春学期に知り合ってすでに友達だったので、部屋以外でも時々遊んだり、図書館で一緒に勉強したりしました。食事は、平日はほぼ毎日カフェテリアで食べました。ルームメイトが電子レンジと冷蔵庫を貸してくれたので、週末はスーパーで買ったラーメンや冷凍食品を電子レンジで調理して食べていました。外食するときも時々ありました。

留学の目的について

・英語力を伸ばすこと

・大学生活で何か頑張ったと言えることを達成すること

上記の目的は達成されましたか。

両方とも達成できたと思います。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

語学力が向上したことに加えて、留学して一番良かったのは、自分と向き合うことができたことです。新しい環境に身を置くことで、自分が何が苦手で、何が得意なのか再認識できましたし、自分自身を認められるようになったと思います。また、テストやエッセイで良い点数を取れたことは自信になりました。

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

渡航前はアメリカは多様性のある国だと思っていて、実際そうなのですが、テネシー州は白人がとても多い州で、一言にアメリカといっても州によって全く違うと分かりました。また、アメリカ人はフレンドリーというイメージを持っていましたが、シャイな人もいますし、一見フレンドリーな人でも深い仲になるのは実際とても難しいと言うことを実感しました。

今後の進路、目標について

日本で就活を頑張りたいです。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

同じ授業名でも、担当教授によって全く進め方が違ったりするので、取る授業を決める前にRate My Professorというサイトで教授の評判をチェックすることをおすすめします。

上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

留学中は何もかもが初めてで、一歩踏み出すのにとても勇気がいりますが、挑戦して後悔することは絶対にありません。一瞬の恥を気にしてチャレンジしないのはもったいないので、機会があれば何にでも挑戦してみてほしいです!

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費携帯電話料金:月約6000円
航空券代27万円
現地旅行費用$1500ほど
教材費2学期全部で$100ぐらい
その他個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:月約4万円程、ヘルスセンター使用料:$32くらい

渡航前に日本で準備しておけば良かったこと

単語や文法など、日本でできる英語の勉強をもっとしておけば良かったと思いました。

日本から持ってくれば良かった物、不要だったもの

持ってこれば良かったもの:s字フック、通学用のリュック、日本で使っていたトリートメントと日焼け止め

不要だったもの:穴開けパンチ、延長コード(日本のものも使えますが、寮のルームチェックで引っかかっている友達がいたので現地調達が無難)

学生生活

課外活動

ジャパニーズクラブに所属し、週1回ミーティングに参加しています。

また、時々ジムで運動しています。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出

良い思い出はワシントンDCやニューヨーク、ニューオリンズなどに旅行に行ったことです。

大変だった思い出は、寮生活中にコロナとインフルエンザに感染したことと、ファイナル期間のテスト勉強です。

一番の息抜きの方法

部屋で映画を見ること。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

家族とは2,3週間に1回ほど電話をしました。友達とはたまにLINEなどでやりとりをしていました。

休み中の過ごし方について教えてください。

友達と出かけるか、部屋で課題をやったりしています。ホームステイ中は、子供たちと遊んだりホストファミリーとハイキングなどに出かけたりしました。

学部授業

  • コース番号 :PSY1030
  • 授業タイトル:Introduction to psychology
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

テスト4回、出席、エクストラポイント(心理学の質問紙調査や実験への参加)

授業を通して学んだこと(授業内容)

心理学の各分野や研究方法などについて幅広く学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

日本の大学で心理学のゼミに所属しているので、既に知っていることも出てきましたが、最初は専門用語が多く、英語で理解するのに苦労しました。また、日本ではあまりやらなかった生物心理学の範囲では、前提知識がない上に一つ一つの単語が難しく、大変でした。ただ、テストに必要なことはすべてスライドに書いてあり、また、オンラインのテストだったので、テスト勉強はそこまで大変ではありませんでした。

学部授業

  • コース番号 :ESL1020
  • 授業タイトル:English as a second language
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席、授業参加、エッセイ3回、プレゼン1回、ディベート1回

授業を通して学んだこと(授業内容)

3週間に1回ほど大きめの課題(エッセイやプレゼンなど)が課され、授業ではそれらのフォーマットを確認したり、課題をこなすのに必要な文法事項(Narrative essayの課題が出たとしたら、過去形、現在完了形、過去完了形の違いなど)について学んだりしました。また、プリントを使ってボキャブラリーの確認をしたり、リスニングの練習をしたりしました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

人数が少なく、レクチャーといっても生徒との会話を中心に授業が進んでいったので、とてもフランクな雰囲気でした。文法のレベルは少し低めかなと感じたのですが、エッセイやプレゼンは他の留学生のほうが得意だったので、とても刺激になりました。何より、学部授業を受けていると、英語そのものを勉強する時間があまり取れないので、取って良かったと思いました。課題の評価基準がそこまで厳格ではなく、フィードバックをもらえたので、他の授業のエッセイの練習になり良かったです。

学部授業

  • コース番号 :SOC1010
  • 授業タイトル:Intro to Sociology
  • 単位数   :3 

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

テスト3回、クイズ2回、授業のアクティビティ(グループワークなど)、出席

授業を通して学んだこと(授業内容)

社会学の基本的な理論と、アメリカの社会問題について学びました

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

授業は基本的にレクチャーでしたが、授業の中で何回かグループワークをしました。スライドの内容だけでなく、授業で教授が話したことがかなりテストに出たので、毎回メモを取るのが大変でした。とはいえ教授がとても優しく、「分からなかったら何度でも同じことを説明する」と言ってくださり、とても質問に行きやすい雰囲気でした。少し大変だったのは、アメリカの社会について扱うので、英語で理解できなかった社会学用語をネットで検索しても日本語の説明が出てこないことがあったことです。また、同様の理由で、アメリカ人なら当たり前に知っているもの(過去の流行など)や出来事を知らなかったりして、授業中に教授が出す例がピンとこないことがあり、少し苦労しました。

学部授業

  • コース番号 :JOUR2200
  • 授業タイトル:Mass comm/changing society
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

テスト3回、エッセイ2回、グループプレゼン3回

授業を通して学んだこと(授業内容)

メディアとは何か、どのような歴史があるかなどマスコミュニケーション全体について学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

テストが選択問題ではなく記述式だったので、用語の定義などを英語で書けるようにしておかなければならず、勉強が大変でした。また、3回あったグループプレゼンは毎回思うようにいかず落ち込みましたが、回を追うごとにましになっていった気がします。

授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作

エッセイ・ペーパー

科目名:Mass comm/changing society

題材:My number one movie

内容:自分の好きな映画について、その映画の優れている点、批判点、脚本、キャスト、撮影手法などに言及して説明する

大変だったこと、やり遂げての感想:言及するべきポイントがかなり多く、それらを確認するためにもう一度映画を見直す必要がありました。特に大変だったのは、登場人物とそのキャストの名前すべて(たとえ数秒しか出てこないキャラクターでも)に言及し、そのキャラクターが映画でどのような意味を持つのか説明しなくてはいけなかったことです。それほど登場人物が多い作品を選んだつもりはなかったのですが、それでもかなり大変でした。

プレゼンテーション

科目名:Mass comm/changing society

題材: Kendall Jenner Pepsi Commercial

内容: グループごとに指定された、アメリカで過去に炎上したテレビCM(私のグループはKendall Jenner出演のペプシのCM)について、その内容、そのCMが伝えたかったメッセージ、そのCMの良い点と批判点、自分たちが今後その商品のCMを作るとしたらどこを修正するか考えて発表する

大変だったこと、やり遂げての感想: 私のグループが指定されたCMはアメリカ人なら誰もが知っているものだったのですが、私は授業で初めて見たため予備知識がなく、その日のグループの話し合いにはほとんど参加できませんでした。また、それが学部授業での初めてのプレゼンということもあり、プレゼン当日は覚えた内容が全部頭から飛び、ただスライドを読むだけのような形になってしまい、悔しい思いをしました。しかし、この経験から、プレゼンに対する姿勢が変わり、その後の授業に生かすことができたと思います。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと

私が取っていた授業はほとんどがレクチャークラスでしたが、それでも教授が生徒に質問したり、生徒が自主的に発言したりする場面が多く見られました。また、教授は皆生徒を教えることに熱心で、質問にはこころよく答えてくださりましたし、テストの前にはほとんどの先生がどのように勉強すれば良いのかスタディガイドを出してくださり、私たちがより多くのことを学ぶために協力的という印象でした。

語学力について

留学開始当初と比べ英語力はどのくらいついたと感じますか?

まだ試験のスコアを比較したわけではないのでどれくらいかは分かりませんが、確実についたと思います。夏学期ぐらいまではあまり自分の成長を感じませんでしたが、学部授業がはじまったときに、授業で先生の言っていることが分からないという状況にはならなかったので、その時に初めて成長を実感しました。また、留学当初から知っているネイティブの友達が話すのが速く、はじめは何度も聞き返したり、曖昧に答えたりしていたのですが、最近はそのような頻度が格段に減ったので、語学力がのびたなと感じます。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

現地学生(私が留学生ということを知らない)の英語が意外と聞き取れないことに気づいて苦労しました。また、1人南部訛りが強い教授がおり、その教授の授業は聞き取るのに少し苦労しました。

●工夫した点

とにかく慣れるしかないのですが、分からなかったら聞き返したり、聞き取れた部分から推測したりするようにしていました。授業については、録音の許可をもらってすべての授業を録音し、聞き取れなかった部分は復習で録音を聞いていました。また、前提知識があるのとないのとでは聞き取れる英語の量がまったく違ったので、ほぼ必ず授業の前に予習をしていました。

リーディング

●苦労した点

一回の授業で読んでおかなければいけない分量が多いので大変でした。

●工夫した点

全部完全に理解しようとせず、大事な部分だけピックアップして読むようにしました。また、どうしても理解できないときは翻訳サイトに頼りました。

ライティング

●苦労した点

語学研修の時よりエッセイで指定される文字数や枚数が増えたので、仕上げること自体が大変でしたし、はじめはエッセイのフォーマットに慣れず、苦労しました。また、英語で書いたレポートが成績に直結すること自体が初めてだったので、自分が評価に値するレポートを書けているのか、グレードがオンラインにアップされるまでいつも不安でした。

●工夫した点

私が取っていた授業では、教授がエッセイに含めてほしい内容を口頭で説明してくれたので、それらを漏らさず聞き、すべてエッセイに盛り込むよう気をつけました。書き終わったあとは、Grammarlyを使って文法のミスがないか確認し、ライティングセンターのチューターや現地の友達に見せて最終確認をしていました。

スピーキング

●苦労した点

学部授業が始まってからは、日常の会話はほぼ問題なくなったのですが、友人以外の現地学生(面識のないクラスメイトなど)と話すときに萎縮してしまい、普段以上に英語がぎこちなくなることに悩みました。また、授業中、急に意見を求められた時などに上手く話せなかったり、プレゼン中自分のイントネーションや発音が気になったりして落ち込みました。

●工夫した点

日常会話については、無理に相手にあわせて早く話したり、よどみなく話そうとしたりすると、自分が上手く話せているか必要以上に気にしてしまうので、自分のペースで大丈夫だと思うようにしました。授業については、予習の段階で自分の意見をノートにメモしておくようにしました。プレゼンは回数をこなすことで少しは慣れましたが、最後まで苦手でした。