JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE
北九州市立大学外国語学部英米学科卒業
- 留学先 :カリフォルニア州立大学イーストベイ
- 留学時期:2023年春派遣
- 留学期間:2023年3月~12月
大学のある街について
どんなところですか:San Franciscoに近いHaywardというところに位置しています。
ダウンタウンまでのアクセス:大学の無料のシャトルバス1本で行くことができます。
お薦めスポット:Haywardのダウンタウンへは買い物をするときくらいしか行かず、遊ぶときはSan Franciscoにいきます。
大学キャンパスの設備・雰囲気
設備:授業のある建物に加え、図書館やジム、いくつか飲食スペースがあります。
雰囲気:キャンパス内は緑も多く、リラックスできます。
キャンパス内外の治安について
キャンパス内:キャンパスは丘の上にあり、夜もcampus policeが車で巡回しているので安全だと思います。
キャンパス外:ダウンタウンへは1人でも買い物に行ったことはありますが、夜はホームレスがいるなどの理由で行かないほうがいいと思います。
学生同士の交流・友人関係
現地の学生:American Language Program (ALP) のときはあまり関わりがありませんでしたが、後半はほとんど現地の学生と話したり出かけたりしています。
他の国からの留学生:ALPのときは一緒に授業を受けたり、休日に出かけたりしていました。
日本人:留学生の中に占める日本人の割合は比較的多いので関わることも多いですが、あまり一緒に出かけることはありません。
留学の目的について
英語力の向上, アメリカ文化を学ぶ, 将来やりたいことを見つける
▶上記の目的は達成されましたか。
英語を話すスピードは早くなったと思います。また、英語又は日本語を教えたいという目標がはっきりしました。
留学を通して身に付いた、成長したと感じる点
英語力が伸びたのと、生活力、自主性が身についたように感じます。初めて実家を出たので自分で家事と勉強の両立をしなければならず、アメリカの主体性を大切にする雰囲気によって自主的に行動するようになったと思います。
留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点
留学前からアメリカについて学んでいたので、そこまでカルチャーショックはありませんでしたが、大学についての情報はえにくかったので実際に来てみないと分からないこともあるなと思いました。
今後の進路、目標について
日本の大学をすでに卒業しているので、帰国後すぐはアルバイトをしようと思っています。将来的には英語を使った英会話講師のような仕事か日本語を英語で教える仕事に就きたいと考えています。
同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと
CSUEBは多文化都市San Franciscoに近いこともあり、学生や教授のナショナリティーも様々で緑豊かなキャンパスです。文化を学べることに加えシリコンバレーも近いので、IT系に興味のある人にもぴったりの留学先だと思います。ほとんど雨の降らない気候で、休日には1時間ほどでSan Franciscoに行けるのも魅力です。
上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。
留学前は期待の方が大きかったものの、初の海外ということもあり、分からないことだらけでした。ですが、JSAFの皆さんや友達、家族の支えもあって楽しく充実した留学生活を送ることができました。少しでも留学に興味がある人がいれば、挑戦することをおすすめします。
プログラム費以外でかかった費用目安
生活費 | ミールプラン以外の食事代:$10〜20/回 |
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航空券代 | 約30万円 |
現地旅行費用 | なし |
教材費 | 語学研修:$110 (30+80) 学部:$60 |
その他 | $40/月 (買い物)、$20/回 (娯楽) |
渡航前に日本で準備しておけば良かったこと
特にありませんが、専攻が英語だったのでプラスで興味のある分野を勉強しておけばよかったと感じています。
日本から持ってくれば良かった物
ラップです!アメリカのラップは切れ味が悪く使いにくいです。少しフォーマルな服も持ってくれば良かったと思っています。
到着後すぐに購入が必要だったもの
寝具です。到着日にルームメイトに付いてきてもらって買いに行きました。
学生生活
寮生活について
ルームメイトとの関係について:寮に滞在していますが、ルームメイトとの関係は人によります。ほとんど話さない人もいれば、以前のルームメイトとは休日に一緒に出掛けました。
食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)について:春学期に滞在した寮はコンロがなく、自炊できなかったのでほぼ毎日食堂か学内のお店で食事をしていました。キッチンのある寮に移動してからもほとんどの食事は食堂などで食べましたが、たまに友達を寮に呼んで一緒に夕食を作りました。食堂はビュッフェ形式で、学内にはPanda ExpressやTaco Bell、ベーグルやバーガー、ポケのお店があります。
課外活動について
友達が代表を務めるJapanese Cultural Clubというクラブに所属しています。カラオケナイトに参加するなどしました。
休み中の過ごし方について
夏の長期休暇にはシアトルに旅行に行き、Thanksgivingは友達の家に招待されました。その他の休暇は寮に滞在して就活の準備などをしました。
おすすめのイベントやクラブ活動
毎月何かしらのイベントがあるので、出来るだけ沢山参加するのがいいと思います。そこで新しい友達ができるかも知れませんし、色々な人と話して英語の練習になります。
1週間のスケジュール
ALPのときは月曜から金曜まで授業がありましたが、学部生は月曜から木曜まで授業がある場合が多いです。時間は朝9時から夕方7時頃までと授業によって変わります。
友達やクラスメイトとの交友関係や付き合い方
ALPのときは日本人学生や他国からの留学生と関わることが多かったですが、現在は現地学生と関わることの方が多いです。
留学生活の中で最も良い思い出、大変だった思い出
いい思い出ばかりですが、現地の学生ととても仲良くなったことが最もいい思い出です。大変だったのは夏の長期休暇にほとんどの学生が寮を出て帰国したり旅行に行ったりしていたので、一人で過ごさなければならなかったことです。
一番の息抜きの方法
友達と話すことです。COREという図書館みたいなところにほぼ毎日行って色々な話をしました。
【In-N-Out】カリフォルニアにしかないハンバーガー屋さんで、値段も手頃で何度か友達と利用しました。写真のdouble doubleとanimal style fries、シェイクがおすすめです。
【Golden Gate Bridge】San Franciscoのシンボルの一つでもある橋です。この日は天気が良かったのですが、霧がかかっていることが多いです。
【Christmas tree at Peir 39】San Franciscoに行った際に撮影しました。Thanksgivingを過ぎると街全体がクリスマスモード一色です。
【Ferry Building】名前の通りフェリー乗り場の側にある商業施設です。おしゃれな雑貨屋さんや飲食店が入っていておきいに入りのスポットです。
学部授業①
- コース番号 :ART101
- 授業タイトル:Photography I
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
ラボ
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)
写真を撮るクラスだったのでテストはなく、評価は写真を提出すればフルポイントがもらえました。
授業を通して学んだこと(授業内容)
この授業を取るまではカメラに触れたこともなかったのですが、受講後はカメラの基本的な操作方法に加え写真編集の知識も身に付きました。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
専門用語が少しあったので、説明を理解するのに少し時間がかかりました。元々写真を撮ることが好きなので、全体的には楽しかったです。
学部授業②
- コース番号 :CS170
- 授業タイトル:Cyber Security for Everybody
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)
2回のテストとMidterm, Finalがありました。
授業を通して学んだこと(授業内容)
Computer Scienceは自分の専攻と全く違うので最初は取ろうと思っていませんでしたが、選択肢が少なかったこともあり、受講しました。基本的なことを教えてもらえたので難しすぎず、今後に役立つと思います。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
授業のスピードが速く、ノートを取るのが大変でした。ですがレベルはそこまで難しくなかったです。
学部授業③
- コース番号 :HOS110
- 授業タイトル:Intro to H & T
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)
数回オンライン形式のQuizがありました。
授業を通して学んだこと(授業内容)
HospitalityとTourismの基礎について学びました。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
夏学期に同じ教授のオンライン授業を受けて分かりやすかったので受講しました。授業中によく質問するタイプの教授なので楽しく学ぶことができました。
学部授業④
- コース番号 :MLL111
- 授業タイトル:Speaking of Love Multicultural
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
レクチャー
評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)
3回のテストがありましたが、Speechの授業だったので発表がメインでした。
授業を通して学んだこと(授業内容)
Speakingについてあまり深く考えたことがなかったので、それを知るいい機会になりました。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
教科書を読む課題が多かったので、その点は苦労しました。また、Speechを覚えなくてはならなかったのも暗記が苦手な私には大変でした。
授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作
エッセイ・ペーパー
科目名:intro to H & T
題材:Pandemic後の日本における外国人観光客の変化
内容:同上
大変だったこと、やり遂げての感想:グループプレゼンテーションをし、その内容についてのペーパーを書く課題でした。内容が日本についてだったので比較的簡単でしたが、WedサイトによってはRegion rockがかかるので資料を探すのが大変でした。
プレゼンテーション
科目名:Speaking of Love Multicultural
題材: Public Speaking Anxiety
内容: 話す内容はみんな同じで、人前で発表する時に感じる緊張をどのように和らげるかという内容でした。
大変だったこと、やり遂げての感想:このクラス最後のスピーチで、いつも話す内容を覚えられなかったので今回はスライドを使いました。アイコンタクトの頻度は減りましたが、発表は前回より良くなったと思います。
学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと
授業中に学生が手も挙げずに質問する点は日本との大きな違いだと思います。又、知ってはいましたが授業中にスナックを食べる人がいるのは最初は驚きました。
申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポート(FLOW含む)は、役に立ったと感じますか。またそれはなぜですか?
私は主にFLOWのみを利用しましたが、役立ったと思います。FLOWではコツコツ勉強した結果が目に見えて分かりましたし、英語力も少し向上したと思います。
英語力について
英語力は伸びていると感じますか。
留学当初の英語力は日常会話レベルでしたが、話すスピードが遅いのが課題でした。ですが、現在はスピードが速くなったように感じますし、現地の友達からもネイティブに近いレベルとまで言ってもらえる程になりました。
英語力を向上させるうえで苦労したこと、また自分自身で工夫したこと
リスニング | ●苦労した点 中には話すのが速い人や知らない単語もあるので、最初は話の内容を理解するのに苦労するときもありました。 ●工夫した点 友達と話しているときに知らない単語があるときはすぐ聞き返すなどしました。 |
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スピーキング | ●苦労した点 最初は話すスピードが速く、自分の意見を言ったり相槌を打つのが難しかったです。 ●工夫した点 友達が使っている表現を真似するなどしました。 |
リーディング | ●苦労した点 読むスピードが遅い上にリーディングの課題が多いので、大変でした。 ●工夫した点 まだスピードは遅いですが、ブラウザの読み上げ機能を使い効率的に課題を進めました。 |
ライティング | ●苦労した点 条件が課題によって違うので、それを満たすように書くのが少し大変でした。 ●工夫した点 提出する前にネイティブの友達によくチェックして貰っていました。 |