JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

横浜市立大学国際教養学部国際教養学科4年

  • 留学先 :カリフォルニア州立大学チコ
  • 留学時期:2022年秋派遣
  • 留学期間:2022年9月~2023年6月

留学の目的は何でしたか。

私の留学の目的は、ジャーナリズムを専攻しメディアに関する知識を身に着け、ジャーナリストとしての実践経験を積むことと、アメリカ社会とその文化を体験するということです。

上記の目的は達成されましたか。

両方の目的を達成することが出来たと私は考えています。チコ校にてフォトジャーナリズムやジャーナリズムのライティングといった多くの授業を受けるとともに、実際に生徒運営の報道機関に属して英語で取材・執筆を行いました。春セメスター後には、アラバマ州モビールにてテレビ局のインターンシップに参加するという貴重な体験をすることもできました。これらの私が経験してきたことは、将来の私の夢に役立つと信じています。加えて、アメリカでの生活を通して、日本人とは全く異なる文化に触れることができ、たくさんの新しい経験をしました。食事文化だけでなく、コミュニケーションの取り方なども違い、時にショックを受けることがありましたが、今となっては興味深い経験だったなと感じています。

友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

友達とは、一緒に買い物に行ったり、遊びに行ったりしました。ただ、テストや課題が多い時には、みんなで図書館で勉強していました。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

最も良い思い出は、多くの新しい人々と出会えたことです。ただ、渡米した当初は、日々すべてが大変だったことも事実です。慣れるとそれほど大変と思うことは少なくなりました。

一番の息抜きの方法は何ですか。

音楽を聴くこと、または映画やドラマを観ることです。

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

授業の課題、リサーチ等のために毎日使いました。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

家族とは1か月に2回程度で、友達とは2カ月に1回程度です。

留学先に持って行った方がよかったもの、持っていけばよかったもの、不要だったものなどあれば教えてください。

歯ブラシ数本

コロナ禍での留学で、苦労したこと、大変だったこと、またコロナ禍の留学だからできたことや良かったことを教えてください。コロナ禍での生活で工夫したことなどもあれば教えてください。

コロナ禍で苦労したことはそれほどありませんでした。

寮(ホームステイ)生活/ルームメイト(ホストファミリー)についてお書きください。

ホストファミリー/ルームメイトとの関係(どのくらい接点がありますか)

週末には、IN-N-OUTというバーガー点に出かけたり、料理を一緒に作ったりということはありました。

食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

食事はミールプランが基本でした。週末は自炊をしたり、カフェに行ったりして過ごすこともありました。

大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)は利用しましたか。 利用した場合、勉強を進める上で役に立ちましたか。

授業の関係で利用しましたが、時間がない時には、長いと感じることもありました。

JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。

旅行に関する費用
国際航空券代(往復):50万程
現地での旅行費用:50万程
個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:100万程
携帯電話料金:4400×11カ月
ミールプラン以外の食事代:10万前後
教材費(語学研修:           学部:8万円(2セメ)    )
ヘルスセンター使用料:なし
その他かかったもの(具体的に):なし

学部授業①

  • コース番号 :ENGL130EW
  • 授業タイトル:Academic Writing-ESL
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

15回・3本の論文執筆・授業後の感想

授業を通して学んだこと(授業内容)

留学生のためのライティングの授業で、MLAスタイルを中心として学習。ディスカッションスタイル。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

日々の授業が英語でのディスカッションで、異なった文化を持つ生徒と意見を交わすことができ、楽しかったです。この授業を通して、意見交換の重要性を感じることができ、親切に接してくれた教授には本当に感謝しています。

学部授業②

  • コース番号 :JOUR260W
  • 授業タイトル:Writing for Mass Media
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

毎回の課題・小テスト・3つの大きな課題

授業を通して学んだこと(授業内容)

ジャーナリズムのライティング(取材・執筆法【AP Style】)

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

 苦労したこととしては、実際に取材のアポイントメントを取り、翌日に取材し、すぐに執筆するというこのスケジュールです。時によっては、電話でそのアポイントメントを取ることもあったので、少し緊張することもありました。また執筆の際においては、Associated Press Styleに沿って書かなければならず、その細かなルールも気にする必要があり、苦労しました。ただ、取材は本当に楽しく、多くの人とコミュニケーションの取ることが出来ました。

学部授業③

  • コース番号 :JOUR 322
  • 授業タイトル:History of American Journalism
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

3つのテスト・毎週の小テスト・授業内の課題

授業を通して学んだこと(授業内容)

アメリカのジャーナリズムの歴史

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

 この授業は課題が多かったことが印象として挙げられる。毎週の課題として、2時間を超える映画を観るとともに、教科書のリーディングを30ページ程することが基本で、他の授業との兼ね合いで苦労することが多かった。ただ教授は前期から知り合いで本当に親切で、授業もわかりやすかった。課題は大変だったものの、多くのこと学ぶことができたので、この授業を取ることができて良かったと思う。

学部授業④

  • コース番号 :JOUR 353
  • 授業タイトル:Photojournalism
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー・ラボ

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

毎週のフォト課題

授業を通して学んだこと(授業内容)

ジャーナリストとしてのカメラの撮り方・編集の仕方・その歴史(有名なフォトジャーナリスト)

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業は精神的にしんどい授業で、毎週の授業だけでなく、外に出かけて知らない人に喋りかけて写真を撮らせてもらうということの繰り返しでした。時には、断られたりすることもあり、落ち込むこともありました。ただ、これは仕事と割り切って写真を撮ることで、最終的に何とか“A”という成績をもらうことが出来ました。教授にもかわいがっていただき、本当に感謝しています。

学部授業➄

  • コース番号 :ENGL131W
  • 授業タイトル:Writing Workshop-ESL
  • 単位数   :1

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

5回以上English Support Centerを訪れること

授業を通して学んだこと(授業内容)

英語の課題のサポート

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

課題の手伝いを在学生のボランティアの方々に手伝っていただきました。本当に丁寧に見てくれて感謝しています。

学部授業⑥

  • コース番号 :JOUR329
  • 授業タイトル:News Lab/The Orion
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

ラボ

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

8つ以上の記事の取材と執筆

授業を通して学んだこと(授業内容)

取材・執筆法・プロジャーナリストによる授業・ディスカッション・グループワーク

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

今期は履修登録せずにContributorとして活動したので、基本的には授業に出させてもらう形で、何か事件等起これば写真を提供する形態でThe Orionに貢献した。授業では、毎回プロフェッショナルのジャーナリストのお話を聞き、メディア業界に関する知見を深めた。

履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

エッセイ・ペーパー

科目名:Writing for Mass Media
題材:地元の日本語教授に取材
内容:日本に生まれ、アメリカに渡米し、チコにて日本人教授として日本語を教えている野村先生に取材し記事を執筆。
大変だったこと、やり遂げての感想:野村教授にアポイントメントを取るのが大変でした。メールを通して繋がりましたが、最初は取材を受けるつもりはなかったそうで、私のメールの文面に感動して受けてくださることになりました。野村先生には、日本語で3時間のインタビューを行いました。先生は本当に親切で、先生がこれまで経験してきたことを語ってくださいました。インタビュー中には、できるだけ先生の邪魔をしないように相槌を控えめにしました。時には涙ながらに語ってくれることもあり、本当に思い出に残るインタビューとなりました。加えて、記事に信憑性を持たせるために複数の人に取材を行い、野村教授がどのような人なのかを追求しました。基本的にみんな日本語が喋れたり、理解できる人でしたが、ネイティブの人たちだったので、英語で取材を行いました。その後、すべてのインタビューを聞き直して、要点をかいつまみ、執筆し提出しました。後日、教授からは良いストーリーだったよと褒められ、良い取材ができたなと感じています

プレゼンテーション

科目名:History of American Journalism
題材: An Award American Journalist Brent Renaudに関するプレゼン
内容: Brent Renaud氏の生涯に関して
大変だったこと、やり遂げての感想:大変だったことはないですが、ネイティブの方たちの前でのプレゼンは少し緊張しました。ただ、教授からはお褒めの言葉を頂き、追加点を頂きました。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

日本の授業とは全く違います。みんな積極的に発言し、自分の思っていることを授業中に教授や生徒たちに投げかけます。教授はただ単に納得したり諭したりするのではなく、わからないことはわからないと素直に喋る方が多いように感じます。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

わからないというのが正直なところです。少しは成長したのではないかと思います。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点
リスニングにおいては、ネイティブ同士でスラングを使われたりすると、本当に難しいです。また、スピードも速いので日本語で考えている暇は基本的にありませんでした。さらに、カリフォルニア州では世界中の人々が集まるので、母語に影響を受けて英語の話し方も国によって違い、人種によって理解度が異なるという点も苦労しました。
●工夫した点
工夫したのは、許容力です。最初に授業を受けた時にはすべてを理解しようとしていたため、たった一つの授業で疲れていました。それを繰り返すうちに、授業の全てを理解しようとする能力は体力的に非効率だと感じたため、難しい単語は、聞き流して文脈から話の内容を理解できるようになりました。あまり執拗に理解しようとしない自然な態度こそ、重要だと考えるようになりました。

スピーキング

●苦労した点
スピーキングには最初から最後まで苦労しました。知らない言葉が多いことに加え、日本語と発音が違う言葉も多くあります。コミュニケーションも違い、相槌をあまりしないため、本当に聞いているのか疑うこともありました。
●工夫した点
できるだけ簡単な言葉で説明し、物事を具体的な言葉で描写するという能力が重要だということに気づきました。それでも、幼少期から英語を学習していたわけではないので、コミュニケーションの取り方は人によっては難しいこともありました。

リーディング

●苦労した点
リーディングで苦労したのは、その量と単語の難しさです。授業によっては1週間以内に30ページ以上を難しい内容の教科書を読むこともあったため、授業やテストに向けて内容を理解するのに時間がかかり、他の授業との兼ね合いもあり大変でした。
●工夫した点
工夫したのは、難しい単語でも、最初は文脈から類推しその単語の意味が分かる場合には、辞書を使わないという手法を用いていました。それでも、その教科書において重要な単語は調べることがほとんどで、時間を取られましたが、良い経験になったと感じています。

ライティング

●苦労した点
私の場合、ライティングは論文のライティングとジャーナリズムのライティングの両方を勉強していました。中でも、ジャーナリズムのライティングの場合、字数制限が多い場合もあり、先に最も重要なことを記述しなければなりません。その場合においては、どの単語を使うべきか考えていたため、何度も迷い、何度も書き直していました。さらに、ネイティブスピーカーに比べて知っている単語数が圧倒的に少ないために、苦労することもありました。
●工夫した点
いかに簡潔に書くかということです。ライティングにおいては、ダラダラ書いていても結局同じことを書いていたら無意味です。そのため、どのように簡潔に冒頭部分を書き、その文にどのように面白味を持たせるかということが重要だと気づきました。一つ一つの単語が重要で、それをうまく組み合わせることによって文章が出来ているということがアメリカでのライティング授業を通して認識することが出来ました。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

とにかく単語を覚えました。

留学全体を総括して

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

留学を通して、自主的に何かをできるようになったと思います。旅行の計画や授業の課題などでも積極的にこなすようになり、大人としての階段を上っているように感じます。

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

アメリカは本当に自由な国であるがゆえに危険な国でもあるというイメージでした。ただ、州・地域によって治安も異なり、チコは基本的に安全で良い町でした。ただ、アラバマ州モビールは非常に犯罪の多い都市で毎日銃撃事件が起こっています。私から見れば異常な事態ですが、地域の人からすればそれが当然という実情もあります。アラバマの方が私がイメージしていたアメリカの雰囲気がより強いように感じます。

これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

これからの進路としては、メディア業界を志望する気持ちでいます。テレビ局でのプロデューサー職などを希望していますが、そのためにはより一層経験を積む必要があると感じています。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

チコは比較的安全な土地ですが、日本人はターゲットにされやすいことも事実なので特に大都市では周りに気を付けることをお伝えしていただければと思います。

留学全体を総括して

留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

留学期間中、多くの大変なことを経験しましたが、留学して後悔したことは全くありませんでした。それ以上に、多くのことが新しく、楽しかったです。

JSAFサポート(事前英語学習、出発前オリエンテーションについて)

JSAFでの出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポートは、役に立ったと感じますか。

時間によっては参加できない時間帯も多くあったのですが、自分では学習時間を取ることが難しい際に勉強を補助してくれたという点において役に立ったと感じています。

JSAFでの出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。

出発前のオリエンテーションは、ただ単に説明を聞き内容を理解するだけでなく、いざアメリカに行くんだという心のモチベーションを高めてくれたと思います。

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