JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

神戸市外国語大学外国語学部第二部英米学科2年

オーストラリアカトリック大学
2023年3月~2023年8月(5ヶ月)

学校について

大学キャンパスの設備や雰囲気はどうでしたか。

綺麗だった。在学中に新しくできたスペースや教室などもあった。特に、図書館が大きく、個人勉強のスペースや数人で話し合いができるスペースなど分けられていて良かった。ただ読書をするために訪れるのもおすすめ。

大学のある街・周辺の環境はどうでしたか。

街の至る所にトラムが走っているため、通学が不便だと思ったことはない。カフェやレストランが非常に多く、放課後にクラスメイトと遊びに行く場所には困らない。

キャンパス内外の治安について、教えてください。

治安は良い。たまに警報機が誤作動で作動してしまい、授業中に外に出される。

現地学生や留学生とは、どのように交流しましたか。

クラスメイトと放課後に遊びに行ったり、ご飯を食べたりした。授業中に留学生向けのイベントがあると、先生が授業を中断して、参加させてくれるので、色んなイベントに参加できた。例えば、コミュニケーションイベント、ホットドッグパーティ、ホットケーキパーティなど。

学校スタッフについて、教えてください。

分からないことを聞けば、しっかり説明してくれる。図書館でコピー機の使い方が分からないときは司書の方が一緒に印刷してくれた。

担当の教師について、教えてください。

すごく良かった。教室の授業だけでなく、街中を歩いて、メルボルンの歴史について教えてくれたりした。誰かの誕生日には、近くのレストランに行かせてくれたりした。

授業では、どんな教材を使いましたか。

教科書を用いて発音の練習や文法練習、長文読解をする先生もいたが、自分でスライドを作ってオーストラリアのことを説明してくれる先生もいた。特に後者の先生はオーストラリア特有の言葉や発音なども詳しく教えてくれて楽しかった。

学校のおすすめポイントを教えてください。 また、どんな方にこの学校での留学をおすすめしたいですか。

少数の授業で先生との距離が近く、クラスのみんなと会話ができる。国籍も様々で、アジア圏が多いが、ヨーロッパや南米の人もいるので、文化の違いや価値観の違いが知れるのが楽しい。


授業について

面白かった授業とその内容

授業名:校外学習

理由・内容

街を歩きながら歴史のある建物などの説明を受けるのが面白かった。

頑張った授業とその内容

授業名:ライティング

理由・内容

お題を与えられて、それについて10分ほどで作文を書く授業。まず、自分の書きたいことをまとめて、そこから文章の構成を考えて書いていった。言いたいことをどう表現すれば良いのかは、先生のレビューで学んだ。

苦労した授業とその内容

授業名:プレゼンテーション

理由・内容

5分ほどでミニプレゼンテーションを作って、発表しないといけない授業があった。調べた内容をそのまま言うのではなく、自分の言葉に言い換えて述べなければならず、上手な言い換えができないときがあった。

現地での授業を総括して、日本の授業と違うと感じた点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを教えてください。

生徒の自己主張がすごかった。特に日本人は質問されて、当てられたら答えるという形式に慣れているが、他の生徒は、当てられていなくても自分が思ったことをバシバシと発言していくというスタイルだったため、圧巻された。自分の思ったことを率先して発言していかないと、授業に参加できていない気がしてしまう。


英語力について

英語力向上させる上で苦労した点はどのような点ですか? また、ご自身で工夫した点はどのようなところですか?

<リスニング>

苦労した点:発音の違いから聞き取りが難しかった
工夫した点:それぞれの国の発音の特徴を覚える。

<スピーキング>

苦労した点:言い方が分からない。正しいワードチョイスが出来ない。

工夫した点:とりあえず話して、先生に直してもらう。

<ライティング>

苦労した点:正しい語彙選択や文法の使い方が曖昧だった。
工夫した点:一週間の日記を作成して、先生に添削してもらう。

<リーディング>

苦労した点:精読は得意だが、早く読むことができない。
工夫した点:キーポイントだけ見つけて読んでいく。

1日の勉強時間と勉強場所

宿題は基本的になかった。放課後、家または図書館で2時間ほど、授業の振り替えりをしていた。

勉強するのに役立つ教材や方法など

高校受験に使った英単語帳をひたすら反復していた。初めて聞いた単語やイディオムをその日のうちにまとめてノートにした。

留学開始当初と比べ英語力はどのくらいついたと感じますか?

帰国後に街で見かける外国人の方が何を言っているのか、ある程度分かるぐらいには向上した。


学校生活について

一週間のおおまかなスケジュールを教えてください。

8:30-13:00 授業 14:00― 友達と遊ぶ、勉強する  18:00 夕食  22:00 就寝
9:00 起床  友達と遊ぶ、学校のイベントに参加する

友達やクラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。

ご飯を食べたり、休日に遊びに行ったりした。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

良い思い出:学校終わりに、担任の先生が別でやっているスペイン語の教室に遊びに行って、スペイン語も少し教えてもらったりした。

大変だった思い出:ホストファミリーとの会話はあまりなかった。

一番の息抜きの方法は何でしたか。

行きつけのカフェに行って、お気に入りメニュー(ベーコンワッフル)を食べること。

ホームステイについて

1人部屋 通学時間 :60分(電車&トラム) 通学費:4万円ほど/1ヶ月

滞在環境について(家族構成、生活スタイル、家の中の様子など)

両親、娘。お父さんは朝早くに家を出て、遅くに帰宅するのであまり会ったことはない。お母さんも日中は基本的に家におらず、夕方ごろに帰宅。娘はお母さんと一緒に出掛けている?

ホストファミリーとの生活はいかがでしたか?楽しかったこと、苦労したことなど教えてください。

あまり関われていないので、特にない。

食事はどのようにとっていましたか

一人で食事していた。机の上に用意されているので、それを一人で温めて食べる。

生活費(月のお小遣い)はどのくらいでしたか。

5万円ほど

日本から持ってくれば良かった物

衣類をもっと持ってくればよかった。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

月に一回ぐらい家族と電話していた。友達とはメッセージで時々話していた。


留学生活全体を振り返って

今回の留学の目的は何でしたか。

自分の英語力の確認と向上。
英語を話す事を怖がらなくなること。

上記の目的は達成されましたか。

達成された。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

最初はカフェに入って、気になるメニューがあっても怖くて注文できなかったが、店員さんに聞いたり、隣に座っている人に聞いたりできるようになった。良い意味で怖いもの知らずになれた気がする。

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

オーストラリアとは言え、メルボルンは多文化主義なので色んな国の人たちに会えた。こんなにも国籍が様々だとは思わなかった。

これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

英語の勉強を継続しながら、将来の職業について考えていく。できればワーキングホリデイなどを用いて、またオーストラリアに行けたらいいなと思う。

同じ留学先へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

オーストラリアではあるが、色んな国の人がいるのでたくさん話してみてほしいです。文化の違いがたくさん学べると思います。

上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

英語力が向上したことも大事だが、留学という行動を起こすことができたことを誇りに思いたい。現地で学んだこと、経験を大切にしながら、現地の友達にまた会うために学習を辞めずに過ごします

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