新規協定大学派遣生現地レポートREPORT

アパラチアン州立大学 Appalachian State University 体験談

2015年2月度定期報告

○新学期のクラスについて教えてください。

獨協大学国際教養学部2年生 男性

ヒストリーのクラスは毎週リーディングの量が多く、また並行してリサーチを進めなければならないため大変です。しかし、1クラス15人程度なので、教授も親身になってトピックを考えてくれましたし、テキストの中には日本人が著者のものもあるので、帰国後のゼミに活かせるように頑張ろうと思いました。

成城大学社会イノベーション学部2年生 男性

この学期のクラスは自分の専攻と少し違う分野のものをとったので、とても新鮮で楽しいです。まだあまりテストなどは受けていないのでわかりませんが、これからもっと忙しくなってくるかもしれません。グラフィックデザインのクラスはAdobeのソフトを使って、マグカップのデザインをしたり、パッケージのデザインをしたりと、とても面白いです。あとは、学期の前期はスノーボードのクラスを取っていて、後期はロッククライミングの授業を取ることができました(後期は3月5日から始まります)。なので、東京では簡単にはできないことをいろいろ経験できそうです!!

東京女子大学現代教養学部2年生 女

Sociologyのクラスを取っています。このクラスは、概念的な話が多く苦労していたので先生に相談したところ、社会学専攻の学生がStudy Partnerになってくれることになりました。今週金曜日にテストがあり、復習を後回しにしていたので今週はずっとこのために勉強するつもりですが、Study Partnerの存在は心強いです。また、Final Group Projectのためのグループを作ることになりました。これも先生に頼んでStudy Partnerのいるグループに混ぜてもらうことになりました。当初決まっていたグループから変えることには、勇気がいりましたが、きっとこのほうが自分のためになると思います。

獨協大学国際教養学部2年生 女性 

今学期は、コミュニケーション、社会学、マネジメントのクラスをとりましたが、どのクラスもディスカッションが中心となっているクラスのため、他の学生の意見も聞くことができ、楽しみながら授業を受けることが出来ています。また、先学期に比べてリーディングの数も多いため、しっかりとリーディングをこなしてから授業に臨めるように、早く要領をつかみたいと思います。

新年度の抱負
–アパラチアン州立大学への派遣生から新年の抱負が届いたので、ご紹介します。

○新年度の抱負はなんですか?

◆「2015年の抱負は、やはりアメリカ留学を最後まで楽しむことです!! 勉強もほかのアクティビティも全力でやりきるというのが目標です。 」

◆「英語上達への努力を惜しまないこと、は言うまでもありません!せっかくアメリカに留学しているので、自発的にどんどん行動を起こして、振り返った時に後悔しないような留学生活にしたいです。週に一度は自炊をする、部屋をきれいにする、といった身の回りのことも大事にして、残りの期間を過ごしたいと思います。」

◆「留学生活はたくさんの人に支えられて成り立っていると感じます。前向きな心と笑顔を忘れない、ということを意識して生活しようと思います。また、自炊をしてしっかり栄養を取り、毎日ジムで運動もして、体調面にも気をつけていきます。」

◆「帰国までは「頑張りすぎない・楽しむ・痩せる」ことに徹します。せっかく友達やいい先生と巡り合えたのだから、残り4か月は楽しみたいところです。3月には親友がアメリカに来てくれるのでそれをひとまずの目標として適度に勉強をしたいと思います。」

第一回留学レポート(抜粋)

神戸市外国語大学2年生 女性

○英語力は伸びましたか?

リーディングとライティングが特に伸びていると思います。毎日膨大な量のページ数を読まなければならないので、わからない単語があっても辞書に頼らず、前後の文脈で判断する意識をしていたところ、リーディングのスピードが格段に速くなりました。また、Basic Writingという授業の課題として毎週3~7枚レポートを書いているので、ライティングのスピードも速くなりました。自分で書いた後、ライティングセンターに持ち込み、文法や文の構成などを添削してもらっています。アメリカの正式なレポートの形式であるMLA styleを学べたことも成果の一つです。

○どれくらい勉強をしていますか?

一日5~7時間は図書館で、勉強しています。Writing Centerがあって便利だからです。 設備が非常に整っていて、校舎は外装も内装も綺麗です。治安が良くて、キャンパスの雰囲気がとても良いと思います。おすすめはしませんが、たとえ、図書館で勉強した後11時ごろに一人で歩いていても危なくないので、安心して勉強できます。

○一番大変だったクラスについて教えてください。

Psychology of Parenting というクラスです。このクラスでは、試験やプレゼンテーションの他に、Service Learningという、外部でのボランティア活動が20時間課されています。日々の予習と両立するのが大変でした。また、教授が早口だったので聞き取るのが大変でしたが、パワーポイントを頼りに授業についていくようにしました。2時間半のレクチャーで集中力を保つのが大変でしたが、計6人の少人数のクラスだったので、教授との距離がとても近くて良かったです。

東京女子大学3年生 女性

○履修したクラスについて教えてください。

言語学の授業では、とにかく課題が多かったです。毎週このクラスのActivitiesのせいで遊ぶ時間がほぼなかったです。しかし、しっかりした内容のものを提出さえすれば成績の点数が一気に稼げるので、テストが嫌いな私にとってはよかったのかもしれません。英語専攻の友達などに添削を頼むのが一番だと思っています。

また、課題をもとにディスカッションする授業だったので、留学生にとってはとてもつらかったです。しかし実際には、教授がとても異文化に理解と関心のある方なので、「日本語を紹介する」など、 留学生として出来ることをさせてくれます。そんな教授のおかげでクラス全体が留学生に対して暖かい雰囲気があり、みんなが友達という感じです。今私が仲の良い現地の友達もすべてこのクラスの仲間です。一番つらいけれども、一番為になった授業だと思います。

○英語力は上がったと感じますか?

ここ最近やっと感じるようになりました。現地の人と話すとき、最初のころはWhat?と聞き返されることが多かったのですが、最近は話がどんどん進むようになりました。はじめは苦労しましたが、聞きのがしてしまったことなどを聞き返してきちんと返事ができるようにしていました。そして、自分の意見も交えることで、相手もそれに対するまた新たな質問を投げかけてくれます。Writingでは正確な文法を使わなければいけないけれど、会話においてはむしろ文法を気にするより知っている単語を並べてどんどん話した方が、会話が成立すると思いました。現地の学生同士の会話の内容が理解できたり、自分の話を理解してもらったりする機会が多くなったので、成長しているのかな?と思います。

○土日や長期休みの過ごし方について教えてください。

土日のどちらかは必ず空けて、課題の日にしています。基本的にパーティーなどが好きではないので、金曜の夜はアメリカ人の友達の寮に行ってトランプをしたり、2ドルで見れるキャンパス内の映画を見たりしています。長期休みは、基本的に旅行です。秋休みは仲良しの韓国人・日本人の女の子とNYに行きました。また、「Thanksgivingは現地の友達に誘ってもらって、10日間も実家でお世話になりました!冬休みは西海岸の親戚の家にホームステイし、ロスで日本からの友達と会う予定です。

11月度定期報告

神戸市外国語大学外国語学部2年生 女性

○授業について教えてください。

授業にはだいぶ慣れてきて要領がつかめるようになってきたので、困っていることは特になく、毎日図書館で計画的にリーディングを進めています。試験の結果を見ても、現在受講しているUnderstanding Culture、Social Problems in America、Psychology of Parenting、Psychology of Parentingではすべて8割以上の点数を摂れているので、順調だと思います。しかし、アメリカの大学は日本より厳しく、90点以上ではないとA評価が貰えません。

○日本人以外の友達を作るために工夫していることを教えてください。

工夫していることは特にありません。今仲良くしている友人たちは、ほぼ全員最初のオリエンテーションで話した人たちです。もし、友達を増やしたいのであれば、メールやフェイスブックで招待される留学生のイベントに積極的に参加すればいいと思います。もちろん、私もたまに参加しています。私が今一番仲良くしている友達は、相変わらず4回生のアメリカ人の子です。授業の合間にキャンパス外のお店へご飯を食べに行ったり、彼女の家でお泊りをしたりしています。ハロウィンは彼女の誕生日で、キャンパスのすぐ近くのCoBoという日本食レストランで誕生日パーティーをしました。日本のお菓子や表紙がポケモンの漢字練習ノート、お手紙などをプレゼントしたらとても喜んでくれました。来週末はベトナム人の友達の誕生日で、MAKOTOという日本食レストランで誕生日パーティーをする予定です。日本食が恋しくなるときもありますが、日本食レストランが近くに2軒もあるので助かっています。アパラチアン州立大学に来てから3ヶ月が経ちました。あと一ヶ月以内にfall semesterが終わってしまうことを考えると本当に早いので、気を抜かずに引き続き頑張ろうと思います。

獨協大学国際教養学部2年生 女性

○授業について教えてください。

授業についてはだいぶ慣れてきたと思います。最近は復習を中心にするようにしています。わたしが工夫していることは、授業中は先生の話に集中したいので、板書に集中するのではなく、なるべく先生の口頭の情報をメモするように心がけています。板書はあとから写真をとらせてもらったりクラスメイトにみせてもらったりして、復習しています。課題は、レポートやライティングのクラスはほぼ毎週課題がありました。ライティングセンターを積極的に活用しながら、課題をこなしています。

○日本人以外の友達を作るために工夫していることを教えてください。

とにかく積極的に課外活動やイベントに参加するようにしています。また、留学生のためのパートナー制度などを使って、アメリカの学生とも交流するように心がけています。私のパートナーは、いきなり友達の家に呼んでくれたり、教会に連れていってくれたりと、現地の方と交流するとてもいいきっかけとなっています。また、こちらにきて、一番感じることはやはり自分からアクションをおこして、友達を作ることが必要だということです。 仲のいい友達が出来てしまうとそれ以上なかなか努力しようという気持ちがなくなってしまいがちですが、わたしは自分の快適なラインを超えて新しいネットワークを常に作っていくことを心がけています。具体的には、自分からコーヒーに誘ったり、イベントで出会った人たちに積極的に話しかけたり、知り合いに自分から話しかけたり、名前を呼んだりすることです。積極的に、何事も自分から、自発的にやることが留学生活においてひとつの大事なことだと思いました。これからも今の現状に満足せず、いろんな方と交流できるよう努力するに必要があると感じています。

10月度定期報告

アパラチアン州立大学派遣生 神戸市外国語大学外国語学部2年生 女性

○大学の雰囲気について教えてください。

現地についてまず驚いたことは、雄大な自然に囲まれていること、現地の人たちが皆親切なこと、バスが無料であること、キャンパスが非常に大きいこと、課題の多さ、授業中の現地の学生の真面目さです。授業のために、寮のあるキャンパスからAcademic Buildingのあるキャンパスへ徒歩で移動するのですが、周りが綺麗な自然に囲まれていて本当に心地良いです。

○現地の学生とは仲良くなれましたか?

現地の人たちは本当に親切な方ばかりで、私がミールカードをなくした際には全力で探して下さり、無事見つけることが出来ました。また、日本で注文した寝具が予定通り届かず、数日間寒い部屋で何も無しで寝なければならなかった際に、アメリカ到着直後の買い出しに車を出して助けてくれた現地の学生が、寝具をわざわざキャンパス外の自分の家から持ってきて貸してくれました。本当に優しい人だと思いました。その方に寝具を返したときに、ドライブにも連れて行ってもらいました。おいしいお寿司が食べられるお店やアイスクリーム屋さん、綺麗な自然が見えるおすすめスポットに連れて行ってもらいました。キャンパス内で会った際にも仲良くして頂いています。

また、部屋は2人一部屋ですが、シャワーとトイレは隣のルームメイト2人と合わせて4人で共同で使っています。私以外は皆アメリカ人です。こちらの人は就寝時間が早く、起床時間が遅いので、就寝時間が遅く起床時間が早い生活を送っていた私は、ルームメイトに生活リズムを合わせるのに少し苦労しています。

○授業の雰囲気について教えてください。

授業が始まりまだ4日目ですが、噂通り、本当に課題が多いです。教授や現地の学生が言っていることは10分の1ぐらいしか分からず、非常に苦労しています。しかし、授業後に教授に、分からなかったところや次の授業までに準備しておくこと(課題)などを個人的に質問しに行くようにしています。また、授業中は教授の言っていることが少しでも理解できるように一番前の席に座るようにしています。現地の学生は、本当に熱心に授業を聞いています。授業中の携帯電話の使用は厳しく禁じられており、大教室でも授業中にスマートフォンをいじったりする学生は一切いません。私も、現地の学生に負けないよう、教授が言うことを一字一句を聞き漏らさないように、一生懸命授業を受けています。図書館には、机はもちろん、パソコンやソファがたくさんあり、ウォータークーラーも至るところにあります。勉強をするための設備がきちんと整っていると感じます。また、治安も非常に良く、留学生サポート体制がしっかりしている点でも、勉強する環境は非常に整っていると思います。