新規協定大学派遣生現地レポートREPORT

バルパライソ大学/Valparaiso University’16秋派遣生

○大学について

(1)大学キャンパスの設備や雰囲気
キャンパスや寮、図書館が新しく充実しているところが良いです。またカフェテリアの食事が毎日変わるので食事を楽しむことができます。なにより先生方が優しく日本に対して興味を持っている人が多いのでオフィスアワーなどでの会話を楽しむことができます。

(2)学生同士の交流・友人関係について教えてください。
友達は最初のオリエンテーションのときに一緒に知り合った留学生の友達とまず仲良くなりました。そのあとは授業でも毎回顔を合わせていると次第に仲良くなる人もいます。またカンバーセーションパートナーというアメリカ人学生のパートナーを持つこともできるので友達作りにはあまり苦労していません。

(3)授業について教えてください。
授業は少人数制がほとんどで一人ひとりへの配慮が行き届いています。こちらの大学では日本人の学生が少なく、日本人としての意見や興味が比較的注目されやすく「日本はどうなのか」という質問は授業中によくされます。この大学で面白いと感じたのは学生の人種分布の割合に関してです。バルパライソ大学では学生の約半数が白人です。インディアナ州はもともと保守的な州だそうでいまだに黒人やアジア人に対する意識というのが強く他の州と比べよりアメリカの古い文化や考えについて触れる機会が多いのではないかと思います。授業の中にはついていくのが大変なものもありますが高いクオリティのAcademic CenterやWriting Centerを活用できるので精一杯活用しながら乗り越えていきたいです。そのうえで自分が日々の日常の中で日本という国をどのようにしたらより伝えることができるのか意識していきたいです。

○寮生活・ルームメイトについて

(1)ルームメイトとの関係
ルームメイトはメキシコ系アメリカ人です。寮の同じフロアでは私たち日本人2名と中国人1名、そして彼女メキシコ系アメリカ人2名、インド系アメリカ人1名以外の10名はみんな白人です。ですので、どちらかというとマイノリティー同士として仲良くなりやすかったように思います。彼女は明るくて優しく、かつ幸いにもとても気を遣ってくれる子なのでとくに生活で苦労していることはありません。