新規協定大学派遣生現地レポートREPORT

ワシントン大学/University of Washington’16秋派遣生

○現地での生活について

(1)ホストファミリーとの生活はいかがですか。
ホストの家ではうまくコミュニケーションを取れていると思います。わからないことは常に「聞く」とい姿勢を心がけて生活しています。日本人も受け入れたことが何度かあるようで家の中に富士山の写真がついている茶碗やインスタント味噌汁があり驚きました。
またホストマザーは本当にアクティブで今までの人生であれほど活動的な50代の女性に会ったことはありません。家の近くのGreen Lake で毎日一緒に5~10キロランニングをしています。

○授業について教えてください。

(1)履修している授業についてお書きください。
ENGL 103B
ENGL 104D
JSIS 478G Diaspora Communities and Beyond
ADVISING Seminar N100A

(2)スコアアップのためにしていることはありますか。
Office Hourを毎回利用しています。それだけ小さい疑問でも解決して先に進みたいので教授には日々お世話になっています。TAは同じ学年が多く互いに話しやすいので勉強の相談もですがお互いの将来のことなども話せ授業だけでなく力になってもらっています。
授業を録音し図書館で聞いているのですがなかなか難しいトッピクなのでかなり苦労しています。そして宿題の量が尋常ではないので毎日の睡眠時間が3~4時間という苦しさです。
ENGL103と104は毎日授業があるのでクラスメイトとの仲が深まり嬉しいです。Graduate Studentsも多いので授業後に助けてもらっています。英語のクラスですがTED Talksを分析し議論したりクラス内で模擬国連のようなことをして全員が議長を経験したりと興味深い内容で面白いです。
AdvisingSeminarでは「文化の差異」について学習しています。一言で文化といっても今日のグローバル化によってその定義であったり差異への対応の仕方が変わってきています。できるだけ多くの国々へのAdaptする力を養うための一般教養のような授業です。

(3)大変なことも多いと思いますが気を付けていることはありますか。
毎日早起きで非常に苦しいことも多いですがその中でも楽しむことは絶対に忘れないで生活しています。「座学だけが勉強じゃない」と以前、日本語学校へTAをしに行ったときにある先生に教えていただいていたので私もできるだけ時間を見つけては外へ知らない世界を探検しにいっています。みんな勤勉で個性的でそして互いが互いを尊重し合っているそういう環境の中で毎日充実した生活を送れていることに感謝しています。

○友人関係について教えてください。

(1)印象に残っていることはありますか。
友人とシアトルマリナーズの試合を見にいきました。元楽天の岩隈投手が先発で私は大興奮でした。しかし何年ぶりかに見た岩隈投手のピッチングはいまいちで途中で降板させられてしまい自分のことのように寂しい気持ちになりなぜか涙が。すると一緒に行った台湾人の院生の子が突然のことにびっくりしてその後2人で爆笑。いい思い出です。

(2)おすすめの場所はありますか。
大学の隣にあるショッピングセンターのアイスクリーム屋さんです。このアイスクリームはすべて天然食材から作られているので地元の人々だけでなく観光客からも大人気、常に行列です。

(3)おすすめのお店はありますか。
ワシントン大学の西側には「The Ave」と呼ばれるレストラン街があります。本校は世界中から学生が集まるので世界各国の料理店が軒を連ねています。私はその中でも日本料理店の「UDON :D」というお店が好きです。
店内に入ると「いらっしゃいませ~」と大きな声で言われるのですがイントネーションがまちまちで面白いです。私は「ありがとう」というと「Sorry I dont know how to say you are welcome in Japanese」と言われそこから紙ナプキンでの日本語講座が始まりました。
日本の大学で日本語教員課程を終えていたので外国人に対して日本語を教えるという経験は過去に何度もありここにきて活きてきたなと思います。(日本語は大ブームです)