JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

獨協大学外国語学部交流文化学科4年

  • 留学先 :カンタベリー大学
  • 留学時期:2018年3月~2018年12月
  • 留学期間:1学年

大学キャンパスの設備、雰囲気

・自然が豊か  

これは天気がいい時に特に実感しますが、勉強で疲れた時に寝転がれる芝生があること、ちょうどよい木陰があるところ、大学の周りをきれいな川が流れていてカモがのんびり泳いでいるところなどなど、ほっとする景色が近くにあるところが気に入っています。

・キャンパスがきれい

大学の規模はあまり大きくありませんが、その分授業の合間の移動教室は大変ではありませんし、個人的にはこぢんまりとした雰囲気が好きです。またすべてではありませんがいくつか新しくできた教室棟もあり、学習環境も良好です。まだ数棟建設途中の建物があるのでこれからもっときれいなキャンパスが増えると思います。

・いたるところにカフェがある  

大学の各棟といっていいほどいたるところにカフェがあります。小腹がすいたときや授業の合間に休憩したいときに便利です。ただ難点は閉まるのがかなり速いということ。早くて15:30、一番遅いところでも17:00には閉店するので学校に遅くまで残って勉強したときは常に食べ物を持っていきます。

大学のある街・治安

どんなところですか:こぢんまりした街  

クライストチャーチは南島の中では一番大きい街ですが、日本の「都会」のイメージとはかけ離れています。自然と街のバランスが、田舎出身の私にはちょうどよく感じます。同じフラットの日本人学生は都会出身なのでダウンタウンの小ささに物足りなさを感じているようです。電車はありませんがバスで基本的にどこでも行くことができるので公共交通機関は整備されていて便利です。

ダウンタウンまでのアクセス:バスで30分程度  

バスはメトロカードという日本でいうPASMOのようなカードを作ればより安く利用することができます。本数は曜日や時間帯によってばらつきはありますが5~20分ほど待てば来るかなという状況です。

お薦めスポット:ハグレーパーク/ポートヒルズ  

バスで5分ほどのところにハグレーパークというとても大きな公園があり天気の良い日は散歩をしたり、ラグビーやサッカーの練習をしたりする子どもたちをよく見かけます。また周辺には美術館もあるので観光客の姿も多くみられます。芝生がとても広いのでイベントが開催されることも多くあります。  ポートヒルズはクライストチャーチの端の方にある小高い丘で上からの夜景がとてもきれいな場所です。

その他:ダウンタウン散策  

ダウンタウンは2011年に起きた大きな地震の跡がいまだに残っていて、壊れた教会や建物に書かれたウォールアートを見ることができます。震災後のシンボルとなっているカードボードカセドラルの近くには震災で亡くなった方を追悼するためにおかれたたくさんの白い椅子があったり、広い空き地が多くあり、震災後7年たったとはいえ完全な復興までは長い道のりになりそうです。  

しかし、ほとんどの建物が倒壊したであろうダウンタウンは新しい建物も多くあるので「新しい街」だなという印象も受けました。倒壊した建物・復興途中・新しい街といった3つの側面を感じることができるので、ダウンタウン散策も興味深いと思います。

学生同士の交流・友人関係

現地の学生:同じ授業でできた友だち  

現地の学生とは主に授業内で知り合います。私はニュージーランドでしか取れない授業(ニュージーランド・マオリの文化、歴史)の方を多く取っているので現地の学生は少ないですが、社会学の授業では現地の学生と多く知り合うことができます。私は授業で分からないところや、課題について聞きたいことがあったときに友だちに聞いて教えてもらっていました。また授業終わりにカフェに行っておしゃべりしたりすることもありました。

他の国からの留学生:同じ寮で生活する友だち  

ほかの国からの留学生との交流に関しては最初の授業が始まる前の留学生向けの交流イベントや、寮のオフィスが主催するイベントで主に知り合います。私はオリエンテーションで留学生向けに開かれたクライストチャーチ市内を周回するバスツアーでシンガポール出身の友だちと出会い、そこから連鎖的にどんどん友だちが増えていきました。また私は現地学生との交流よりほかの国からの留学生との方が深い関係を作りやすいと感じています。それは同じ寮で生活しているのは圧倒的に留学生が多いからです。お互いのフラットに遊びに行って一緒にご飯を作って食べたり、市内を探検したりとより仲良くなれる機会があります。

日本人:同じフラットに住む友だち

私は同じフラットに日本人の留学生は一人一緒に住んでいます。最初のころはよく一緒に出掛けたり、スーパーの買い物をシェアしたりしていましたが、お互い自分の生活が確立されてきたり、別々に仲の良い友だちができてくると一緒に何かすることは減ってきました。たまにはお互い日本語で話してストレスを発散して付きすぎず、離れすぎずの良好な関係を築けていると思います。

滞在(ホームステイまたは学生寮)

私の寮のフラットには5人生活していて全員女子学生です。国籍はSemester1で日本、インド、カナダ、ニュージーランド、Semester2では日本、インド、アメリカ、中国とバラバラでした。私は適応能力が高い方だと自負しているのですが、やはり全く知らない人と物や場所を共有して生活するというのは難しいなと思いました。時には価値観の違いによりイライラしたり意思疎通がうまくいかないこともありました。私たちのフラットはそれぞれ仲のいい友だちがフラットの外にいたので、だんだんフラットにいる時間が短くなっていき、一緒に過ごすことも減ってはいますが、キッチンや洗面所は共有なので毎日最低1回は話す機会はありました。

留学の目的について

・授業や友人との実践的会話を通じた総合的な英語能力の向上

・寮での共同生活を通じた異文化交流体験

・チャレンジ精神の鍛練

上記の目的は達成されましたか。  

されたと思います。特に最後のセメスターでは自分がとった科目の性質上たくさんの出会いの機会がありより語学力、および精神面で鍛えられたと思います。

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点

語学力だけでなく、精神的にかなり成長したと思います。初めて親元から1年間もの間離れて暮らすことで家事の大変さ、母の偉大さを感じました。またSemester2では新たに実践的な科目(CHCH101、PACE295)を履修したことで自ら自分のコンフォートゾーンから踏み出してみるチャレンジ精神も身につけられたと思います。自分から人に話しかけることに恐怖心をあまり感じなくなり、リスクを避けることが逆にもったいないなと思うようになりました。

留学を通しての現在の想い

ニュージーランドは移民がたくさんいて現地の人もきっとみんなどんな人に対しても優しいというイメージを持っていましたが必ずしもそうではないと思いました。ほかのアジア系の友だちとバスを待っていたり、道を歩いているときに車で脇を通りながら心無い言葉をかけられたことも何度かあります。私は逆に自分がマイノリティーの立場になってみたいという想いがあったので、このようなことがあると「なるほど、こういうことがあるのか」と単純に嫌な気持ちになるというよりは、新たな発見という解釈をしています。しかし何年も住んでいて、ただの一個人の偏見からこのようなことを言われるのはもっとつらいし、憤りを感じるだろうなと思います。

今後の進路、目標について

まずは大学に戻り、卒論を完成させ卒業できるように頑張りたいと思います。進路に関してはインターンシップで経験したような「誰もが自分の声を発信できる場所」を提供できるような場所に努めることができたらいいのかなと思うようになりました。またせっかく向上した英語力を無駄にしないように英語も生かせる仕事に就きたいです

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いこと

クライストチャーチは比較的田舎な街ですが、魅力もたくさんあります。CHCH101のような大きな自然災害を経験した街でないと経験できないコースもあるのでコミュニティー形成や地域活性化に興味がある人にはお勧めできると思います。  ただクライストチャーチの天気はコロコロ変わるので上着はいつでも絶対に必要です。風邪をひかないように気を付けてください!

プログラム費以外でかかった費用目安

生活費携帯電話料金:月NZ$20 1.25GB、ミールプラン以外の食事代:月平均2万~
航空券代20万円ほど(STAトラベルに委託)
現地旅行費用3人3泊4日のロードトリップの場合NZ$240~ (人数、期間によってバラバラ)
教材費学部:教科書2冊NZ$90(中古)、ノート、ファイルなど文房具NZ$20
その他キャッシュ引き出しのための手数料、小包の送料、個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:生活費 平均月3万~5万

渡航前に日本で準備しておけば良かったこと

・英語の学習  

英語学習については自分なりに十分な準備をしてきたつもりでしたが、いくらやったとはいえ足らない部分はあります。ニュージーランドは英語といってもアクセントが独特で最初は戸惑ったのでできるだけいろいろな英語を事前に聞いて耳を慣らしておけばだいぶ違ったと思います。

・科目の学習  

留学を始める前からニュージーランドでしか学べないマオリの文化や歴史を学ぼうと決めていたので、そのことについて概要だけでも日本で本を読んだり、調べたりしておけばよかったと思っています。もちろんこちらでは最も基礎的なクラスを取っているのでどの生徒もほとんどマオリに関する基礎知識がない状態ではありますが、英語で学ぶという点でのアドバンテージが私には足りなかったので理解に時間がかかります。少しでも日本語で分かっている部分があればもっと授業に早く慣れることができたかもしれません。

日本から持ってくれば良かった物

・上着、長袖Tシャツ  

到着したときニュージーランドは夏の終わりごろだったので想像以上に肌寒く感じました。夏とはいえ思った以上に爽やかで、日差しが痛いのでとても半そで一枚では歩けません。湿気もないので日陰に入ると寒いと感じるほどですし、朝晩も肌寒いです。パーカーやさっと羽織れるもの、長袖Tシャツは多めに持っていくことをおすすめします。

・大き目のエコバック  

私はこちらに来てからすぐに大学のオリエンテーションなどで不織布性の大き目な袋をもらえたのでそれを使っていますが、あるととても便利です。こちらのスーパーはレジ袋が有料のところもあるので買い物のときにもっていくと少しですが節約になります。またランドリーに行くときに服を入れて持っていくのにも使えます。わたしは母親に冬服を送ってもらうついでにIKEAの袋を入れてもらいました。これが非常に便利です。

・電気のプラグ(2~3個)  

ニュージーランドはコンセントがハの字型なので日本の電化製品を使うときは変換プラグが必要です。しかし私は1つしか持ってきていなかったので部屋に刺したまま忘れると大変です。出先でパソコン、携帯が充電できません。2~3個あると安心だと思います。

到着後すぐに購入が必要だったもの

・食料品/洗面用具  

私は寮での滞在だったので基本的に自炊生活になります。そのため到着してからとりあえず一番近くのスーパーに行き食料品を調達しました。またシャンプーやせっけんなどといった洗面用具も現地調達で済ませようと思い、日本からは持ってきていなかったので同じくスーパーで購入しました。

学生生活

1週間のおおまかなスケジュール

基本的に授業がある日は前日か当日の朝にお昼を用意し学校に行きます。授業がない日も週に1日か2日あったので忙しい時期でない限りは一人で出かけたり、図書館に行って勉強したりしていました。授業終わりの時間が遅くないときはそのままジムに行くことが多かったです。土曜日の朝はお散歩がてらファーマーズマーケットに行って朝ごはんを食べるのが好きです。また土曜の夜は友だちと夜出かけたり、日曜日も何かイベントがあれば友だちを誘って遊びに行きます。

課外活動

1. 大学内の活動に参加していますか。

・Student Volunteer Army (SVA)  

この団体はクライストチャーチ(カンタベリー地方)の山間部や湖のほとりでの植樹作業やレンガ作りなどといったボランティア活動を行う団体に参加しています。これまで2つの大きな活動に参加してきました。一つは海岸近くの丘の上から下まで盛り土を崩して運ぶという作業、もう一つは2泊3日のキャンプで湖の周りに生えている松の木の間伐作業でした。どちらも体力的にとても大変でしたが、ニュージーランドの美しい自然の中でメンバー同士の交流もあるのでとても楽しいです。

・Operation Friendship  

このクラブは毎週金曜日の夜にみんなでボードゲームをしたり、映画鑑賞をしたりする学生同士の交流がメインのクラブです。またこの団体にはいくつかの地元のご家族が協力していて、お宅にお邪魔して夕飯をごちそうになったり、車で自然のアクティビティができるところに連れて行ってくれたりといった交流が行われることもあります。ニュージーランド料理をごちそうになったり、ニュージーランドの文化や歴史についてもお話してくれるのでとても楽しく参加しています。

2. スポーツはしていますか?具体的に教えてください。  

大学のジムに通っています。平日はなるべく週に3回ほど行けるようにしています。また最近は友だちとジム内の体育館でバスケットボールをしたりズンバの無料の講座に参加したりしています。無料の講座はズンバ以外にもヨガ、ピラティス、激しい有酸素運動のプログラムなど時間や曜日によってさまざまあるのでこれからもいろいろ挑戦してみたいと思います。

休み中の過ごし方

主に友だちとダウンタウンに出掛けたり、レンタカーを借りてロードトリップをしたり、パーティーをしたりとほとんどの時間を自分の部屋以外で過ごしています。

学部授業

  • コース番号 :SOCI112
  • 授業タイトル:Global Society  
  • 単位数   :15pts

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー2コマ/週、チュートリアル1コマ/週

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Tutorial attendance and participation: 10%, Essay1: 20%, Essay2: 20%, Final Examination: 50%

授業を通して学んだこと(授業内容)

「グローバリゼーションとはなにか?」私たちの身の回りで起こる社会現象をグローバリゼーションの過程に当てはめて分析していきます。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

ほかの二つの授業とは違い「留学生向け」の授業ではないのでもちろん英語で授業内容を理解するのが一番大変でした。日本の大学で専攻していたのでなんとかついていくことはできましたが、留学前に少し復習した方がよかったなとも思いました。しかし講義はトピックごとに違う講師の方が来て授業をするので飽きることなくとても面白かったです。チュートリアルでは主に小さなグループでの簡単なディスカッションでした。いろいろな学生から多くの意見を聞くことができただけでなく、ディスカッションする時の姿勢が日本とは違ってみんな積極的でいいなと感じました。特にSemester2のチューターは今までの教授やチューターと比べるととても情熱的でどんな質問にも真摯に答えてくれるし、エッセイのフィードバックも一人一人行ってくれるのでとてもよかったです。 課題は主にエッセイで本を調べて読んで書いてレファレンスをつけてといった作業が毎回大変で、提出前は学校に深夜まで残ってやることもありましたが、力はついたかなと思います。

授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作

エッセイ・ペーパー

科目名:SOCI112

題材:国際犯罪について 

どのようになぜグローバリゼーションの過程が影響しているのか

内容:国際犯罪の例として違法薬物の国際取引について取り上げ、消費、生産、分配の三つの段階に分けて分析しました。

大変だったこと、やり遂げての感想:  

どのエッセイもそうですが、毎回テーマに沿った文献を大量に探して使えそうあところを選び、パラフレーズして組み立てるという作業がとても苦手で大変でした。特にパラフレーズには時間がかかり友人によく助けてもらっていました。このエッセイが一番高い評価をもらえたのでとてもうれしかったです。

プレゼンテーション

科目名:PACE295

題材: インターンシップを終えて

内容: インターンシップの内容や経験談、自分の伸びたスキル、今後の目標などについて5分間のプレゼンテーション

大変だったこと、やり遂げての感想: 私はプレゼンテーションが本当に苦手なのに加え、今まで取ってきたどの科目にもプレゼンテーションがなかったので鍛えることのないまま最初で最後のプレゼンを行ってしまいました。とても緊張しいなのでやはりしゃべっていて自分が何を言っているのかわからなくなってしまったり、余計なことをしゃべりすぎてしまったりといいプレゼントは言えない結果になってしまいましたが、今後の反省として生かしたいと思います。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたこと

・学生の反応の良さ  

どの留学先でもいえることかと思いますが、学生の授業中の教授に対しての反応が日本と比べていいです。授業中自然に学生から質問が出ることがとても多いです。日本だと授業終わりに質問する学生はいても授業中に質問する学生はほとんどいません。みんな周りを気にする日本と違って、こちらではよっぽど変なことを言わない限り授業中に発言して変な目で見られることはないし、だれも気に留めません。その雰囲気が私はとても気に入りました。

・授業時間の短さ  

こちらの講義時間はコースにもよりますが基本的に50分ほどです。日本では90分あり、長いなと感じることが多く、集中力を欠く学生も多々います。しかしUCの授業は基本的に60分ですが休み時間などは設けられていないため移動教室時間を考慮して大概の教授が45分から50分程度で授業を切り上げます。短時間で集中しやすいと思います。

JSAFサポートについて

サポート全体の感想

JSAFさんのメールでのやり取りが時にとても心の支えになったときがありました。何か困ったことがあったり、聞きたいことがあればなんでも真摯に受け止めてくれた飯室さんには特に感謝しています。ありがとうございました!

申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポート

出発前英語研修はMikeさんのセッションと同じようにモチベーションアップに効果があったのと、ほかの日本人学生の姿勢の勉強になりました。日本人同士で英語を話すのはなんだかぎこちない感じでしたが、それでも自信をもって話している学生を見て背中を押された気がします。

Pre Departure Orientation

 役に立ったと思います。あの講習を受けてから留学へのモチベーションが上がったのと同時に緊張感が増しました。それをきっかけにもっと勉強に励むようになりました。

出発前オリエンテーションおよびEnglish Workshop

役に立ったと思います。特に実際の派遣生からお話を聞けたのがとてもよかったです。実際の経験談を聞いたり、具体的な質問が直接できたので助かりました。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

主にリスニング力は顕著に向上していると感じます。英語での授業で耳が慣れてきたのと、友人との英語での会話が理由だと思います。最初のうちはニュージーランド英語に慣れるのが大変で教授が何を言っているのかわからないことも多々ありましたし、友だちと話していても何度も聞き返していました。しかし授業のレコーディングを聞いて復習したり、会話に慣れてくると授業が始まって2か月くらいで授業が理解できるようになっていきました。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点  

上でも述べた通り、ニュージーランド英語に慣れるのが大変でした。主にイギリス英語の影響を強く受けているのと同時にニュージーランド独特の母音変化があるので最初は本当にKiwiの教授や現地の学生が何を言っているのか理解できませんでした。

●工夫した点  

授業のレコーディングを聞き直しているうちにだんだんと耳が慣れていきました。また友だちと復習することで分からないパートを教えてくれるのでより理解度を高めることができました。

リーディング

●苦労した点  

最初はリーディングが遅かったのでリーディングマテリアルが当日の朝に配信されたり、量が多かったりすると追いつかなくて大変でした。

●工夫した点  

たくさん読んでいるうちにスピードが上がってきて、大事な部分と流し読みしてもいい部分の見分けがつくようになってきたのでポイントを押さえて読むことができるようになってきました。また最初はわからない単語を一つ一つ調べていましたが、それでは時間が足りないし、効率も悪いので前後の文脈から単語の意味をつかむように意識しました。それでもどうしてもわからないときだけ調べるようにしています。

ライティング

●苦労した点  

課題のほとんどがエッセイだったので毎回参考文献を探してパラフレーズをして書くという作業を行っていました。パラフレーズや要約をするのが本当に大変でした。

●工夫した点  

何度も書くうちに慣れていきました。またAcademic Skills Centreでスペルや文法、構成をチェックしてもらうこともできるので利用していました。また私は特に友人に読んでもらって添削してもらっていました。質問もしやすいのでとてもありがたかったです。

スピーキング

●苦労した点

言いたいことが言えないことでフラストレーションがたまることは多々ありました。また特に授業内のディスカッションでは自分の英語に自信がなくて発言できないことがほとんどでした。

●工夫した点  

わからない表現を言いたいときは自分の知っている単語を駆使して何とか理解してもらおうと努めました。すると私の優しい友だちは理解してくれようとしてくれ、わからなかった表現を教えてくれるのでそこで覚えるように心がけました。

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