JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE
成蹊大学文学部英語英米文学科2年
アイルランド国立大学ダブリン
2023年8月~2023年12月(4ヶ月)
学校について
大学キャンパスの設備や雰囲気はどうでしたか。
大学の敷地が非常に広く、地域の方々が散歩やランニングをしており、また多くの学生が在籍しているため活気がると感じました。自然豊かで敷地内にはカフェテリアやコンビニ、運動施設などが充実していました。
大学のある街・周辺の環境はどうでしたか。
大学は国の首都にあるためシティセンターへのアクセスがよく、放課後に気軽に行くことができます。
キャンパス内外の治安について、教えてください。
キャンパス付近キャンパス内の治安は非常によく問題なく過ごすことができます。アイルランドは比較的治安も良いので、この留学期間中にスリや事件に巻き込まれることはありませんでした。
現地大学周辺のおすすめスポットはありますか。
シティセンターがおすすめです。多くのお店やミュージアムなどがあります。日本でいう渋谷のようなスポットで、有名ブランドやお財布に優しいお店もあります。
現地学生や留学生とは、どのように交流しましたか。
現地学生と関わる機会は無かったのですが、他の留学生とは沢山交流しました。授業内での活動や語学学校が主催するアクティビティを通して沢山会話しました。また、仲の深まった友達とは週末に出かけることもしました。
課外活動には参加しましたか? 参加した場合は、内容や感想を教えてください。
学習面では発音を良くするための活動、交流面では観光地に他の留学生と行くアクティビティに参加しました。クラスの違う留学生と関わることができ、また英語力も伸ばすことができて非常に良い経験でした。
学校スタッフについて、教えてください。
学校のスタッフは非常に優しく丁寧な対応をしてくださいました。あまり関わる機会は無かったですがとても良い方々でした。
担当の教師について、教えてください。
先生はアイルランドの方だったのでなネイティブの英語を学ぶことができました。授業の合間に質問があるか尋ねてくださったり、生徒の理解度を確認しながら授業を進めてくださる良い先生でした。また、明るい先生でジョークを交えたりなど飽きない授業をしてくださいました。
授業では、どんな教材を使いましたか。
4技能全て学べるOUTCOMEという教材を使いました。多くの単語や表現が記載されており、わかりやすかったです。
プリントが配られることもありました。
学校のおすすめポイントを教えてください。 また、どんな方にこの学校での留学をおすすめしたいですか。
毎日何かしらのアクティビティがあるので、多くの学生と関わりたい人。また自然豊かでのびのびとしたい方におすすめです。イタリアやフランスなどヨーロッパの方が多くいるのでヨーロッパ出身の学生に関わりたい人にもおすすめです。
授業について
面白かった授業とその内容
授業名:反応の仕方
理由・内容
ゴシップや悲しい話、良いニュースへの返し方を学ぶ授業でした。ロールプレイをしながら、No way!やOh dear.などを言い会話するのは非常に楽しく会話も弾みました。
頑張った授業とその内容
授業名:プレゼンテーション
理由・内容
トピックは自由だったので日本についてプレゼンしました。準備期間が半日しかなかったので個人的に大変でした。また、原稿なしかつ自分の言葉、英語力で伝えることが難しく何度もつまずいてしまいました。ですが、クラスメイトの興味のあることや国について知れて良い授業でした。
苦労した授業とその内容
授業名:ディスカッション
理由・内容
4人グループになり環境問題について話や自国の政治について話す授業は非常に苦労しました。そもそも自分いこういったトピックの知識が少なく、またスピーキング力が低いので自分の言いたいことを伝えるのが難しかったです。意見を言えても理由を伝えるが非常に難しいと感じました。
現地での授業を総括して、日本の授業と違うと感じた点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを教えてください。
日本の英語の授業よりも圧倒的に話し合いの数が多く、自分の意見が求められる機会が多くありました。また、積極的に発言ができ間違いを恐れる必要のない授業の環境は、日本とは大違いだと感じました。日本では堅い英語やこれが正しい英語だと教えられますが、現地での授業ではネイティブがよく使う表現や、これはあまり使わないなど実際に会話で使える英語を学べるので非常にタメになるものばかりでした。日本もこういった授業をする環境を作るべきだと感じました。
英語力について
英語力向上させる上で苦労した点はどのような点ですか? また、ご自身で工夫した点はどのようなところですか?
<リスニング>
苦労した点:話される速度が速く聞き取れない。音のつながりや日本では聞かない表現が使われると意味を理解できない。
工夫した点:海外のYouTuberの動画を見て聞くことに慣れたり、シャドーイングをしたりした。また、あまり良い事ではないけれど、バスで会話している方の話を聞いてリスリングの練習をしていました。
<スピーキング>
苦労した点:言いたいいことが伝えられないこと。
工夫した点:とにかく沢山話しました。恥ずかしがることなく、相手が使った表現を盗みながら積極的に会話しました。また、語彙力がないと話せないので単語も沢山覚えました。
<ライティング>
工夫した点:ライティングをやる機会があまりなかったので特に苦労した点はないのですが、話せれば書けると思ったのでスピーキングを一生懸命頑張りました。
<リーディング>
苦労した点:読む速度が遅い。
工夫した点:中古で本を買って隙間時間に読んでいました。なるべくスラスラ読めるように子供向けの物語を選んで読みました。
勉強するのに役立つ教材や方法など
YouTube、TED Talk、単語帳、英語学習のスマホアプリ
娯楽をう全て英語にする。洋楽を聞いたり、洋書を読んだり。
学校生活について
一週間のおおまかなスケジュールを教えてください。
月 | 〜13時学校 大学で自習 |
火 | 〜13時学校 時々アクティビティ参加 |
水 | 〜13時学校 大学で自習 |
木 | 〜13時学校 大学で自習 |
金 | 〜13時学校 大学で自習 |
土 | 旅行、国内観光、友達とおでかけ |
日 | 旅行、国内観光、家で休む |
友達やクラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。
私は人見知りなので留学当初はクラスメイトに全く話しかけることができませんでした。徐々に慣れてきてことで、話しかけたり話しかけられる機会も増えました。クラスメイトは皆英語を話したいと思って留学しているので、躊躇わずに話かけて様々な事を話しながら仲良くなりました。また、国ごとに文化が違うので安易に相手を否定せずに笑顔で話しました。また、英語を話す機会を作るために遊びやご飯に誘われたら基本的に断らないようにしていました。良い交友関係を保つのにもつながっていたと思います。
留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。
良い思い出:
ウルグアイ出身の子と仲良くなり、様々な場所を一緒に観光したり、ボーリングをして遊んだりと多くの楽しい時間を過ごしました。また、ヨーロッパの各地に旅行したことも印象的な思い出です。日本とは異なる建物や食文化を体験することができて楽しかったです。
大変だった思い出:ホストファミリーとの関係。
一番の息抜きの方法は何でしたか。
日曜日に好きな事をして過ごすこと。お昼前まで寝て、外に出ることなく一日家でまったりすること。
ホームステイについて
1人部屋 通学時間 :45分(バス) 通学費:6000円/1ヶ月
滞在環境について:
シャンプー、リンス、ゴミ箱用のゴミ袋などを現地で調達しました。
ホストファミリーやルームメイト(フロアメイト)の関係について(どんな方でしたか?ルールなどはありましたか?コミュニケーションをとる上で工夫した点)
ホストマザーと日本人のハウスメイトがいました。ホストマザーはアクティブな方でテニスやコーラス、ハイキングなど様々な趣味を持っていました。少し言い方がきついところもあり、コミュニケーションをとるのが苦痛に感じる時もありましたが、しっかりと受け答えして、自分の考えを伝えるなどしてうまく関係を保っていました。ルールは、シャワーの時間が5分、洗濯は週に1回という様な感じでした。
食事はどのようにとっていましたか
お昼は基本的にサンドウィッチを作って持って行ってました。授業後に食べていました。たまに学校のカフェテリアやお店で食べました。夜は家で出されてものを食べていました。ジャガイモが多いのではと思っていたのですが、そこまで多くなくパスタがよく提供されたいたと思います。
生活費(月のお小遣い)はどのくらいでしたか。
5、6万円
日本から持ってくれば良かった物
ドライヤー
現地に持っていって便利だった物
箱ティッシュ、日本食、カイロ、鏡
日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。
週に1、2回電話をしたりメッセージを送ったりしました。
留学生活全体を振り返って
今回の留学の目的は何でしたか。
英語力の向上。
上記の目的は達成されましたか。
はい。
留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。
この留学を通して、コミュケーション力が非常に伸びたと感じています。今までは人見知りで自分から話しかけることが少なかったのですが、現在は積極的に話かけ、間違っている事を恐れず伝える事を意識してコミュニケーションが取れる様になりした。また、英語力を見てみるとスピーキングはもちろん、特にリスニング力が大きく伸びたと感じます。留学当初は、先生が何を言っているのか理解できませんでしたが、今は話される速度にも慣れ、先生やお店の人が何を伝えているのか理解できるようになりました。
留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。
特に変わった点はなく、アイルアンドの方々は心が温かく迎え入れてくれます。そして、お酒が好きだというイメージもそのままで、実感することが出来ました。唯一思ったことは、観光スポットや遊ぶ場所が少ないなと思いました。
これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。
英語を必要とする職業に就くという目標があります。そのために、帰国しても英語に触れる機会を沢山つくり、留学で培った英語力を無駄にしないようにしたいです。
同じ留学先へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。
私は楽しい留学生活を想像していましたが、その思い描くような充実した留学生活を送るには、自分がいかに積極的に行動するかが重要だと思います。黙っていれば何も起こらないし、友達もできない。英語力を伸ばすには積極的に会話に参加したり、課外活動に参加したりなど、なるべく多くの時間英語に触れるべきだと思います。日本人とはなるべく関わりたくないという人もいるかもしれませんが、日本人の子からの紹介などで外国人と関われることもあるので、日本人と関わることが悪いことだとおもはないで欲しいです。
上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。
もっと英語が好きになったし、もっと外国の方と関わりたいと思いました。自分にとって素晴らしい経験だったと思います。
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