JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

成蹊大学経済学部経済経営学科4年

  • 留学先 :大学
  • 留学時期:2022年秋派遣
  • 留学期間:2022年8月~2022年12月

留学の目的は何でしたか。目的は達成されましたか。

語学力の向上と海外での生活を通して自身の成長

非常に達成されたと感じる

今回の留学で自分の人生が変わったといても過言じゃないです。

学生生活について

友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

留学生の友達とは一緒に夜ご飯を食べることが多く、特に中の良い人達とは旅行にも行った。

留学最初のころは留学生同志の交流が多かったが、中旬からはクラスメイトとの時間が増えていき、金曜日や土曜日に外に遊びに行っていた。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

最も良い思い出:友達とLAやマイアミにいったこと。外に遊びに行った時に、たくさん現地の友達ができたことを実感したこと。

大変だったこと:2週間目の時、新しいことに溢れて自分の限度を越えそうになった時。

プレゼンテーションをするときの準備。

一番の息抜きの方法は何ですか。

友達と外に遊びに行く。

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

パソコンは毎日使用。授業中にリサーチで使ったり、課題に使ったりした。中には授業中のパソコン使用を禁止する教授もいるので注意。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

友達とも家族とも日本にいるときに近い頻度でLINEはしていた。

留学先に持って行った方がよかったもの、持っていけばよかったもの、不要だったものなどあれば教えてください。

持っていくといいもの:圧縮袋(リュックひとつで旅行にいくとき便利)・筆記用具(日本のものは安くて質が良い)

持って行けばよかったもの:スーツ(ボスキャリ参加したい人)、フェイスパック(肌が乾燥してほしかったがアメリカではあまり売っていないのとすごく高い)、ハサミ(アメリカでも買えるが切れ味が非常に悪い)、薬

不要だったもの:日本食

寮(ホームステイ)生活/ルームメイト(ホストファミリー)についてお書きください。

ルームメイトとの関係(どのくらい接点がありますか)

寮(hilltop)

ルームメイトとは出かけることはなかったが、毎日話をして一緒にご飯を食べたりお互いの悩みを相談しあったりもした。

食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

ミールプランで自炊はなし・ビュッフェスタイルのため自分で調節できる。

その場で作ってくれるメニューもたくさんあり満足度は高い。

最後の週やthanks giving dayの時は特別なディナーがあってとても豪華で楽しかった。

学部授業①

  • コース番号 :BUSA152
  • 授業タイトル:when culture collide
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

それぞれが担当する分野を調べてきて生徒に対して授業を行う。

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席・エンゲージメント60% 

プレゼンテーション40%:2回

授業を通して学んだこと(授業内容)

人種やLGB T Q、様々な国の文化を知ることで、ビジネスの場でいろんなバックグラウンドを持った人とどのように接していくのが適切なのかをディスカッションを通して学んだ。多国籍の人と過ごすことに関連したテーマが多かった。他の国に滞在したことのある教授をゲストスピーカーとして、その国の生活スタイル、マナー、働き方なども聞いた。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

最初のグループプレゼンの準備のときは自分の意見をなかなか言えず、思うようにプレゼンが出来上がらなかった。その時勇気を出して案を出したら良い方向に進んで、教授にもほめられた。私がゲストスピーカーとして日本のことについて1時間授業を行う機会もあって、大変だったが教授からもクラスの皆からも好評で嬉しかった。また1時間授業を英語で回せるようになったこと自体も達成感でいっぱいだった。

学部授業②

  • コース番号 :BUSA240
  • 授業タイトル:Marketing
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャーが基本だが、少人数のため教授との対話が多い。毎授業テーマに沿ったディスカッションをする。

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席10% 

テスト20% 

課題10% 

Midterm exam20% 

Final40%:Presentation report

授業を通して学んだこと(授業内容)

マーケティングの基本的な知識。S T P・消費者行動・リサーチ・プロモーションなどレクチャーとケーススタディーを元に理論と実戦の両面から学んでいく。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

 実際の事例(Tesla/Victoria’s secret/adidas/Nike etc.)を用いて理論を学んだり、自分ならどのようにプロモーションしていくかをディスカッション形式でおこなったりしたことが興味深かった。

教授がとても親切でクラブ活動やj-termの参加を推薦してくれたりと助けてもらうことが多かった。

学部授業③

  • コース番号 :THEA145
  • 授業タイトル:Stage Make up
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

ラボ 基本的に自分でお題に沿ったメイクアップを考えて行う。教授は最初に説明をしたり途中でアドバイスをしてくれたりする。比較的自由度の高い授業だった。

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Final project 20%

各回の作品5%✖️16

授業を通して学んだこと(授業内容)

舞台メイクの仕方を学んだ。登場人物の背景を想像してそれにあったメイクを自分にしていく。例えば、老人や魔女、太った人、明るい女の子、妖精など。ゾンビやアインシュタインのメイクをしてみることもあった。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

 リベラルアーツカレッジだからこそ受けることのできた授業だったと思う。舞台メイクをした経験はなく初めてのことで面白かった。普段の2.3倍強調したメイクで、また普段しないような老人メイク・動物メイクや特殊メイクなども行って楽しかった。

学部授業④

  • コース番号 :BUSA260
  • 授業タイトル:Quantitative Business
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー・プロジェクト

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席貢献度20% 

課題30%

中間プロジェクト20%

アサイメント10%

ファイナルプロジェクト20%

授業を通して学んだこと(授業内容)

基本的な統計の知識、株価や為替の変動を分析してグラフにまとめたり、因果関係を調べたりして発表する。実際の企業を取り上げてそれぞれ企業分析・株価の分析を行いどの企業に投資すべきか発表したりもした。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

最初は聞き馴染みのない英語ばかり(統計の専門用語)で理解するのが大変だった。株価・為替の変動やExcelの使い方も学び、将来役にたちそうだと感じた。プロジェクトの際は友達や教授が助けてくれた。

学部授業➄

  • コース番号 :BUSA250
  • 授業タイトル:Supply Chain Overview
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー プロジェクト

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

出席貢献度20%

quiz10%

final Project 20

midterm project 10

assighment10

test10

project20

授業を通して学んだこと(授業内容)

サプライチェーンの基礎となる部分を学。Just in time、生産管理、環境との向き合い方、輸送方法などを国際的な視点で学ぶ。国ごとの地理状況経済政治状況も一緒に学んだ。また実際の企業を例に挙げて、サプライチェーンを分析し課題を見つけ対応を考えるような実践的なプロジェクトも行った。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

サプライチェーンは知っているようで知らないことが多く、面白かった。教授が韓国に住んでいたことのある人で日本や韓国を例に挙げてくれたのでわかりやすかったのと、授業に積極的に参加しやすかった。

学部授業⑥

  • コース番号 :BUSA150
  • 授業タイトル:Global Fashion Industry in Florence
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

基本はレクチャー、FUAの運営するお店で働く機会もあった。

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

F U Aでの成績70% 

Final 30%

授業を通して学んだこと(授業内容)

ファッション産業の今について特にラグジュアリーブランドや百貨店にいて学んだ。バイヤーの仕事や内容、現在のファッション業界と未来についてもインタビュービデオを用いて学んだ。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

イタリアの大学はアメリアの大学とはまた違って、特別な経験ができた。特にファッションには興味があったので授業内容も面白かった。

履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

エッセイ・ペーパー

科目名:Supply Chain Overview

題材:Holiday Supply Chain

内容:ある祝日やイベントをとり挙げてそのサプライチェーンについて考える

大変だったこと、やり遂げての感想:サプライチェーンの川上から川下まで考えていく上でたくさんの資料が必要となり、その資料を探すのが大変だった。

プレゼンテーション

科目名:when Culture Collide

題材: colorism in workplace

内容: colorismとは何か、また職場でどのように対応していくのか

大変だったこと、やり遂げての感想:入学して2週間くらいの時にした初めてのグループプレゼンで、さらに内容としては生徒に向かって授業をするという設定があったため、普通のプレゼンよりもハードルが高かった。初めはグループの人に意見を言うこともできずただ頷いているだけだった。そこで勇気を出してもう一回M TGやりたいというと考えてくれて自分の意見も通り、発表としても大成功だった。最初は厳しいと言われていた教授にも褒められてたくさん準備した分、達成感がすごくて自信がついた。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

Hartwick Collegeは全ての授業は25人以下で構成されていることもあり、生徒と教授の距離が近い。また、毎授業ディスカッションやスモールプロジェクトがあり非常にアクティブな授業だった。その分みんな、発表することに慣れている。また、リベラルアーツカレッジだったため、日本では取れないような他の学部の授業や、芸術っぽい授業も取ることができた。ほとんどの生徒が前向きに授業に取り組んでいた。オンとオフがしっかりしているという印象。

語学力について

留学開始当初と比べ語学力はどのくらいついたと感じますか?

リスニングとスピーキング力は上がったと思う。

最初の頃よりも、会話に入っていくことができたり自分から話しかけに行くことができるようになったりしたから。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

スラングや授業で使うような専門的な単語がわからないことが多く、知らない単語は聞き取れない。

向こうの人の話す早さについていくのに少し時間がかかる。

●工夫した点

わからないことはわからないと恐れずにいう。

リーディング

●苦労した点

授業にもよるが量が多い。

●工夫した点

一言一句理解しようとするのではなく、しっかり読むところとそうでないところを分ける。

ライティング

●苦労した点

Essayの正しい書き方を知らなかった。

●工夫した点

Writing centerに行って、指導を受ける。

スピーキング

●苦労した点

他の人が話している途中でも間に入ってくるため、いつ自分が話していいのかわからなかった。

●工夫した点

大きい声で話す。ゴモゴモ話していると聞いてもらえないから、主張激しく強気でいく。文法の間違いを恐れない。

他の人の言い方の真似をしてみる。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

友達との会話の時や、授業でもわからないことはわからないという。そうすると簡単な言い回しに変えてもらえる。英語のまま理解したり、訳さずに英語のまま話したりするようにを心がけた。

留学全体を総括して

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

自分のしたいことはしたいと周りに言えるようになった。それによって実現したいことを助けてくれる人にたくさん出会うことができた。自分で行動できる範囲が広がった。

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

リベラルアーツカレッジは想像よりもいろんなことに挑戦できる環境があった。

Hartwick Collegeは自然豊かで田舎とも言えるが、想像以上に素敵な街で素敵な大学だった。

これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

将来海外で働きたいと考えています・

進路はボスキャリに参加してオファーいただいたところに行きます。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

Hartwick Collegeは小さいコミュニティーだからこそたくさんの知り合いができます。イベントには参加した方がいいのと、授業内で友達を作りに行くのもおすすめ。最初に座った席が大体そのセメスターの席になるのと、グリープワークが多いので、最初どこの席に座るかは結構大事です。最初の2週間は授業の後、教授に話に行くと後々たくさん助けてもらえます。

留学全体を総括して

留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

人生で一番濃くてたくさん考えて、経験して幸せを感じた半年でした。

応援しえてくれた両親、友達、大学関係者の方、サポートしてくださったJ SA Fの方には感謝の気持ちでいっぱいです。

派遣先大学に向けて、メッセージを自由に書いてください。

Thank you for giving me this wonderful opportunity.

My life in Hartwick has been very special to me thanks to everyone.

I had an irreplaceable time in my future life.

JSAFサポート(事前英語学習、出発前オリエンテーションについて)

申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポートは、役に立ったと感じますか。

JSAFでの出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。

事前に少しだけ同じ大学の派遣生と交流を持つことができたため、スムーズに行動できた。

アメリカ再入国のためにはサインがいることを知れてよかった。VISA,寮や携帯関連など馴染みがない部分をフォローしてもらえて助かった。

その他、JSAFのこういうサポートが良かった、対応が良かった、紹介された留学先がぴったりだったなど。

Hartwick College は自分にぴったりの大学で、進めてくださったことに感謝しています。

派遣前の手続きもスムーズで困ったことがあると電話でもメールでもすぐに対応してくださいました。

個人的には、派遣当日に担当者(防後さん)の方からいただいたメッセージが非常に嬉しかったです。

渡航後も連絡をいただきいつも迅速に対応してくださいます。

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