JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

東洋学園大学グローバルコミュニケーション学部グローバルコミュニケーション学部3年

  • 留学先 :ミネソタ州立大学マンケート
  • 留学時期:2022年秋派遣
  • 留学期間:2022年8月~2023年5月

留学の目的は何でしたか。

語学力の向上、新しい価値観、知識を身につける、友達を作る

上記の目的は達成されましたか。

さまざまな国籍の人と友達になり、日々の生活を一緒にすることで、英語力が留学前よりも向上し、新しい価値観を身につけ、視野を広げることができました。

大学のある街について

どんなところですか:栄えてはいませんが、学校周辺にはスーパーやレストラン、コンビニ、薬局などが徒歩圏内にあり、バスの移動で都心に出ることもできるので、不自由なく過ごすことができます。学校構内、構外ともに静かで過ごしやすいです。困っていることがあれば声をかけてくれる良い人が多いです。

ダウンタウンまでのアクセス:バスで1時間半ほどで都心に出ることができます。

学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:特に日本に興味のある現地の学生と親しいです

他の国からの留学生:オリエンテーションなど初日に会った人たちと時間を過ごすことが多いです

日本人:ルームメートや同じJSAFの派遣生と特に親しいです

学生生活について

1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

月曜から木曜日はそれぞれ2〜3つほど授業があり、金曜日は授業はありませんでした。土日は、友達と過ごすことがほとんどでした。

友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

日々海外の人と交流するように努めました。しかし、日本人も周りにいたため、距離感を掴むのが難しかったです。どちらとも仲良くやっていくためにも、日本人との遊びの誘いはあまり断らず、自ら海外の友達を遊びに誘い交流できる時間を確保するように工夫しました。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

友達と一緒に食事をしたことが一番印象に残っています。食事の時間は必ず友達と一緒で、1日の出来事を話したり、趣味のことを話したり、大人数で賑やかに食事をすることができたりしたので、食事の時間がいちばんの思い出です。また、日本料理を振る舞うことができたり、反対に、違う国の人が母国の食事を作ってくれたりして、みんなで楽しく食事を作って、食べることができた時間だったので、とても印象的です。

大変だった思い出は、人との距離感です。日本で過ごす場合、友達でも朝から晩まで一緒に過ごすことがありません。しかし、ほぼ同じ屋根の下、毎日を友人と過ごし、良い関係を築きながら生活することはとても大変でした。日本人、外国人共に、共同生活を一年近くすることは大変だと感じました。

一番の息抜きの方法は何ですか。

近くのカフェやキャンパス内の静かな場所、日の当たる屋外で1人で勉強をしたり、コーヒーを飲んだりすることがいちばんの息抜きでした。前述したように、ほとんどの時間を人と過ごしていたため、私はそれがストレスになったりしていました。そのため、1人で静かな落ち着いた場所で過ごすことで気持ちが整理され、息抜きをすることができました。

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

ほぼ毎日パソコンは使っていました。図書館にパソコンがあるので、それを使って課題等できますが、授業中にインターネットを使うことがあったり、Zoomなどのオンラインの授業は自前のパソコンではないと厳しいので、ノートパソコンはとても重要だと感じます。また、プレゼンテーションなどは、自分のパソコンを繋げて行うので、とても必要性を感じます。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

家族には週に一回程度、週末にビデオ電話で連絡をとっていました。日本の友達とは滅多に連絡をしていませんでした。

留学先に持って行った方がよかったもの、持っていけばよかったもの、不要だったものなどあれば教えてください。

日本の調味料。日本食を作る際に、材料は揃っても調味料が揃わず、味が変わってしまうことがほとんどだったので、調味料があると食にこまることなく、過ごすことができるのではないかと思いました。

寮(ホームステイ)生活/ルームメイト(ホストファミリー)についてお書きください。

ルームメイトとの関係(どのくらい接点がありますか)

秋学期は、2人部屋で日本人のルームメイトと一緒に生活をしました。とりわけ仲良くなることもなく、挨拶程度の仲で、日常的に困ったことがあれば助け合うなど、良い距離感で問題なく生活することができました。春学期は1人だったため、問題なく、過ごすことができました。寮生活は、共同のキッチンスペースやランドリー、バスルームで多少不便さを多少感じましたが、共有スペースで会うと会話ができ、仲良くなれたりするので、その点が寮生活の良い点だと思いました。また月に一回程度、寮ではイベントが開催されるので、多くの人と知り合うことができ、楽しく過ごすことができました。

食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

食事は、カフェテリアがあったので、ほとんどの夜ご飯はカフェテリアでとり、昼食は、キャンパス内にあるお店で買って食べました。週末は、自炊や外食をして食事をとりました。

大学内の活動に参加していますか。

参加していません。

スポーツはしていますか?具体的に教えてください。

授業終わりに友達と楽しむ程度に、バトミントンや野球をしていました。ジムやキャンパス外にあるグラウンドに行って体を動かしていました。

休み中の過ごし方について教えてください。

休みの日は、友達の家に集まって、料理をしたり、映画を見たり、ゲームをしたりして過ごしました。また、知り合った現地の方に、自分たちだけではいけないような少し遠い場所やおすすめの場所まで連れて行ってもらったりして、一緒に過ごし楽しみました。

おすすめのイベントやクラブ活動があれば教えてください。

月毎に多くのイベントが開催され、国際色が強い学校だったので、各国ごとにイベントが開催されていました。それぞれのイベントで、伝統的な衣装を身につけることができたり、食事を食べることができたりして、実際にその国の文化を体験することができたので、とても面白かったです。

JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。

① 旅行に関する費用

・国際航空券代(往復):423,580

・現地での旅行費用:400,000

② 個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:300,000

③ 携帯電話料金:0

④ ミールプラン以外の食事代:60,000

⑤ 教材費(語学研修:0 学部:0 )

⑥ ヘルスセンター使用料:0

学部授業①

  • コース番号 :AVIA101
  • 授業タイトル:World of Aviation
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

最終課題

授業を通して学んだこと(授業内容)

飛行機の歴史、仕組み、航空会社の歴史、世界の飛行機

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

日本の大学では、航空系に関する授業は滅多にないので、とても印象的で、興味深い授業でした。授業形態はレクチャー形式で先生が一方的に説明して、講義を受ける形でしたが、飛行機の歴史や、仕組み、航空業界に関することを学ぶことができました。この授業では、出席が取られず、テスト等もなかったため、自主的に、自分が意欲的に学ぶことが求められました。そのため、学生の授業の出席率はあまり良くありませんでしたが、少人数で行われたため、生徒が先生に質問がしやすく、先生も豊富な知識を持っていたため、学びを深めることができました。

学部授業②

  • コース番号 :CMST203
  • 授業タイトル:Intercultural Communication
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

出席/参加

小テスト

インタビューエッセイ

ファイナルエッセイ

ファイナルプレゼンテーション

ファイナルリフレクション

授業を通して学んだこと(授業内容)

異文化コミュニケーションの理論・概念、異文化間交流の背景を形成する文化・歴史・権力の役割

効果的なコミュニケーションの方法

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

 この授業では、色々な角度から、多様化が進む社会で必要なコミュニケーションの方法やプロセスを学びました。この授業は、私が受けてきた授業の中で一番活発的で、グループワークや発表の多い授業でとても印象的です。ほとんどがアメリカの学生で、グループディスカッションなど会話をする場面でわからないことや、話についていけず、発言がうまくできないことが多々あり、苦しい思いをしました。しかし、コミュニケーションの授業だったので、異文化を持つ私に対して発言の場があったり、最近の話題を踏まえた授業内容だった時は、若者スラングや趣味嗜好を知るなど、同世代のアメリカ人の話題を掴むことができ、とても楽しかったです。日本ではタブーとされている内容を扱うなどし、深く学ぶことができたので、新しい発見がたくさんあり、多くの知識をこの授業では身につけることができました。

学部授業③

  • コース番号 :MRKT100
  • 授業タイトル:Foundation of Business Concepts
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

クイズ

プレゼンテーション

ファイナル課題

授業を通して学んだこと(授業内容)

マーケティング・アカウンティング基礎

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

 この授業では、マーケティングの基礎を学びました。マーケティングで使われる用語を学んだり、実際にアメリカで起きた過去の事件などをもとに、どのようにビジネスを展開すると良いのか、を学びました。毎回の授業で課題が出されますが、それが面白く、取り組んでいて楽しかったです。模擬ビジネスのような簡単な課題があり、それはとても興味深く、面白かったです。身近にあるお店を分析したり、どのようにすれば売り上げがさらに伸びるのか改善点を探したり、実際にあるお店を例に挙げ、ビジネスマンになったような気分で楽しく学ぶことができたので、とても深い学びになりました。

学部授業④

  • コース番号 :PSYC219
  • 授業タイトル:Psychology of Diversity and Inclusion
  • 単位数   :4

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

クイズ、ファイナルレポート

授業を通して学んだこと(授業内容)

LGBTQ、社会格差などの社会問題

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業は大教室で多くの学生と一緒に授業を受けました。先生のレクチャーで授業が進められましたが、生徒が多く発言していたのが印象的です。どのような人がこの社会で生活しているのか知り、どのように接することが良いのかを学びました。LGBTQがテーマになった講義の時は、アメリカ社会で生活する人に注目して解説されました。日本では、同性婚はまだ認められておらず、あまり公となっていない問題がたくさんあります。アメリカと日本でそのような点を比べたときに、日本はアメリカに比べて遅れているなと感じました。この授業では、日本であまり取り上げない問題を、授業を通して知ることができました。また、アメリカと日本の社会の違いも比べることが明らかにすることができ、日本社会で何が足りないのかを知ることができたのでとても面白かったです。

学部授業➄

  • コース番号 :MUSP121
  • 授業タイトル:Wind Ensemble
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

実技

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

なし

授業を通して学んだこと(授業内容)

音楽を楽しむ気持ち

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

この授業は、音楽を楽しむことを第一の目標に行われていました。週に4日1時間の授業で、月ごとの演奏会に向けて練習しました。先生はとても高い技術を持っていて、指揮のレベルが高いのにも関わらず、生徒との距離がとても近く、身近で高い専門知識や技術を学ぶことができました。部活動やサークルのような雰囲気で、生徒が練習を進めたり、楽器のパートごとに練習があったりと、生徒が主体となって授業をする日もありました。和やかな雰囲気で賑やかに行われていたので、とても楽しく参加することができました。みんなで一体となって演奏し、一つの音楽を完成させることはとても楽しく、とても貴重な経験になりました。どの授業よりもクラスの仲間や先生と仲良くなり、話すことができたのがとても印象的です。

履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

エッセイ・ペーパー

科目名:Intercultural Communication

題材:異文化理解

内容:授業で扱ったテーマを数個取り上げ、授業全体をまとめ、どのように社会に還元するか明らかにする。

大変だったこと、やり遂げての感想:

このエッセイの課題は、この留学を通して一番ページ数の指定があり、授業で学んだことを取り上げ、自分の考えや意見を明らかにしながら書かなければいけなかったことがとても大変でした。採点も厳しく、エッセイにふさわしい単語や文法で書かなければいけませんでしたし、構成もとても重要としていたのでとても難しく、時間をかけて行いました。それまでも数個エッセイの課題があり、それらはネイティブにチェックしてもらいながら書き進めていましたが、これは最後の課題だったため、自力で集大成のように完成させました。評価は悪くなく、満足するものだったので、この留学でここまで書けるようになったのかと実感しましたし、自信にもなりました。

プレゼンテーション

科目名:Intercultural Communication

題材: 異文化理解

内容: 異文化論争の理解とその対処法を明確にし、授業を展開する

大変だったこと、やり遂げての感想:

この課題では、2人1組がチームとなり、一つ映画を取り上げ、文化論争について説明し、どのように対処すれば良いのかをクラスの前で発表するものでした。テーマに沿った素材を見つけることに苦労しましたし、どのようにクラスのみんなに理解してもらうのか、内容をまとめることが大変でした。実際に授業を展開し、グループディスカッションを交えたり、クラスの人と意見交換をしながら、自分たちの授業を作り上げることがとても難しかったです。クラスのほとんどがアメリカの学生でプレッシャーがあり、不安でしたが、楽しく、笑顔で聞いてくれたり、発言をしてくれていたので、とても良かったです。評価もAを取ることができ、自信につながりました。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

アメリカの授業は、基本的に生徒が主体で、生徒の発言や意見を中心に授業が行われていると感じました。生徒が積極的に発言し、生徒と先生の距離が近いところが日本とは違うと思います。そのため、生徒同士、または先生との意見交換をしやすく、内容を深めることができました。また、授業形態を対面、オンラインなど生徒が自分自身で選ぶことができ、制約なく授業に参加できるところが、アメリカの授業の良い点であり、自分で責任を持って授業を受けることができるので、自立心を身につけることができると思いました。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

日常会話や英語の授業に支障がないくらいの英語力がついたと思います。留学当初は、単語や文法を気にして、間違いを恐れて話すことができていませんでしたが、日常的に英語を使ったことで、話すことに抵抗がなくなり、話すことで多くのことを学ぶことができ、日常会話には自信を持てるようになったと思います。また、授業などで、留学当初はうまく発言することができなかったり、他の学生と意見交換できなかったり、知らない単語にあうたびに辞書などを引いて確認したりしていましたが、学期の後半では、辞書を引く回数が減り、ネイティブの学生とも交流でき流用になり、そのような点に成長を感じます。さらに、課題に取り組む時間も、留学当初は、エッセイなど時間がかかっていましたが、回数を重ねることで、自然と英語力が身につき、課題にかかる時間が減り、そのような点にも英語力が初めよりも身についたと感じます。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

ネイティブの話すスピードが早かったり、知らない単語を言われたりして一度で聞き取ることができなかったこと点。

●工夫した点

聞き直したり、ゆっくり言ってもらうなどし、何度も聞いて理解するように心がけました。

リーディング

●苦労した点

知らない単語が多く文章を理解できなかった点。読解速度がネイティブに追いつかず、授業で遅れてしまった点。

●工夫した点

知らない単語が出てきたらひたすら調べ、内容を理解するように努めました。また、時間がない場合は、周りの文脈から推測して理解しました。

ライティング

●苦労した点

単語、文法、構造を気にしすぎてしまい、時間をかけてしまう点。

●工夫した点

ライティングの回数を重ね、ネイティブに添削をしてもらうことを心がけました。ネイティブがエッセイでよく使う言い回しや、コツ、単語を教えてもらったことで、書いている途中に何度も踏みとどまることなく書くことができるようになりました。

スピーキング

●苦労した点

単語や文法を気にしてしまい、思ったことをすぐに話せない点。

●工夫した点

簡単な言い回しを覚えて、とにかく英語を使うようにしました。また、間違いを恐れずに、積極的に話すこと、早く話そうとせず、ゆっくりと落ち着いて、言いたいことを伝えることを心がけました。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

毎日とにかく英語を話すように努力しました。そのために、多くの海外の人と知り合い、英語を話せる場を自ら作るなど、環境づくりを意識して、語学力向上の努力をしました。また、常に英語に触れ、慣れるように、頭で何か考える時も英語で考え、口にしてみたりしました。友達との会話で聞き取れない時は、聞き返したり、その意味を教えてもらって、諦めず、自分で理解するようにしました。テキストなどから学ぶよりも、友達から学んだ方が、理解しやすく、どのように使えるのかを知ることができたので、知らないことがあれば、直接聞いて理解するように努めました。また、新たに知った単語や用法は、日常会話やエッセイの課題など一度でも使うようにして、覚えるようにしました。

留学全体を総括して

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

英語力はもちろん、この留学では、自分自身を大きく成長することができたと感じています。留学前は、自分自身の行動に自信がなかったり、自分1人で行動を積極的にするということがありませんでした。しかし、数ヶ月をアメリカで過ごし、アメリカの文化を感じながら、思ったことをはっきりと相手に伝えることや行動にすることが身につき、自分の意見や意思を持って行動ができるようになりました。特に1人でアメリカを旅行した時は、特に自分に成長を感じました。飛行機の乗り継ぎでわからないことがあった時は、空港の職員さんに声をかけることができたり、観光先の地元の人に話しかけて仲良くなることができました。知らない人と話すことは日本語であっても上手くなかったのにも関わらず、異国の地で、国籍が違う知らない人に、自ら英語で話しかけ、コミュニケーションを取れていることに自分自身でも驚きましたし、人間性、英語力ともに成長を感じました。

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

留学以前は、アメリカ人は愛想が悪かったり、銃などがあるため、いろいろな面で恐ろしいイメージを持っていましたが、皆さんとても優しく、親切に接してくれて、過ごしやすいと感じました。

これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

将来は、英語を使える職につきたいと考えています。また、アメリカ留学を通して、世界の人々に会い、コミュニケーションをしたことで、日本文化は世界の人から愛されていることがわかりました。そのため、日本文化をより多くの人に伝えることはもちろん、日常生活で困っている海外の人がいたら、声をかけるなどして助け、たくさんの人とコミュニケーションをとっていきたいと思っています。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

ミネソタの冬はとても寒く、とても長いです。寒く、多く雪が降る州だからこそできる体験がたくさんできてとても楽しいです。また、ミネソタの人は“ミネソタナイス”と言って、比較的性格が日本人に似ていると言われています。とても優しく、親切で、温厚な人が多いです。シャイな部分もあり、あまりガツガツとしたイメージはないので、自らアメリカ人に話しかけ、友達になることをおすすめします。また、インターナショナルな大学で、いろいろな国籍の人と仲良くなれるため、新しい文化に触れる機会がたくさんあり、いろいろな経験ができ、毎日が新しい発見で楽しいです。

留学全体を総括して

留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

私はこの10ヶ月の生活を通して、留学をして良かったと思いました。留学をしなければ、知らなかったであろう人々や価値観、考えに出会えて、新しいことをたくさん発見し、学びました。この経験は、私の将来に必ずつながり、これからの自信になると思っています。この経験を無駄にしないように、これから先に生かしたいと思います。

JSAFサポート(事前英語学習、出発前オリエンテーションについて)

JSAFでの出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。

日常生活でどのようなことに気をつければ良いのか知ることができたので良い機会でした。また、空港での移動方法や、出発前のチェック項目を確認していただいたので安心して出発日を迎えることができました。

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