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JSAF先輩派遣生 内定者体験談 vol.9

第9回内定者インタビュー

なぜその会社を選んだのですか?

私は元々英語の教員になりたいと考えていました。大好きで得意な英語と未来ある子どもたちに囲まれた生活をしたかったからです。根底として、一人でも多くの日本にいる子どもたちに世界へ飛び立って欲しいという思いがあったのですが、将来を考える中で、教室以上のもっと広い範囲に質の高い英語教育を届けられることはないかと考え始めました。そこで、自身も小中学時代に利用していた進研ゼミなどを生み出しているベネッセという会社を知りました。商社やメーカーなどで留学で身につけた英語力を生かして働くということにも憧れつつ、私は留学経験や英語と真剣に向き合った経験を生かし日本の英語力の底力をあげることに貢献しようと決心し、この会社を第一志望とし就職活動を始めました 。

留学中現地で頑張ったことは何ですか?またその経験をどう面接で伝えましたか?

私は留学中、日本語クラスのTAとして学生に対して補習を行ったり、スピーチコンテストを運営したりしました。このときに身につけた行動力や、乗り越えた困難等を面接ではアピールしました。それから、教育業界を志望する者として、現地では勉強に一生懸命取り組んでいたので、それに関しても自信を持ってプレゼンすることができました。留学へ行ったという事実だけドヤ顔で伝えても、面接官は全く興味を持ってくれません。私は触れる程度で留学に行っていたことに言及し、その内容や学びについてたくさん話した気がします。

帰国前後~就活スタートまでどのように過ごしましたか?

私は認定校留学という制度を利用しており、実質休学扱いだったので、留学を終え5月に帰国してから半年以上は時間に余裕がありました。
 
5月~8月:同期は就活中。バイトをしつつ、国際ボランティア等普段できないことに積極的に参加。
 
※結果としてこの期間の活動で他の学生と差をつけられたと思います!
 
9月~12月:復学&インターンシップに参加。第一志望のインターンシップにも無事合格!
 
自分の関心のある業界、教育・旅行・商社に絞りその中でインターンシップを探しました。自分には向いていないと思っていたメーカーのインターンにも参加してみました(やはり合わなかった笑)。私は結局2,3daysのインターンシップに4つ参加しました。そこでどの会社がどのような人材を必要としているか、どのような人間が好かれるかを学び、その会社の色に合わせて本選考での話のネタを選んでいたように思います。インターンの時点でテストや面接がある会社もあったので、苦手な非言語やTOEICの勉強もちょこちょこやっていました。
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月~2月:テスト期間&説明会等本格始動!
 
※教育業界は開始が早い場合が多いです。

インターンやOB/OG訪問をしましたか?

2月~3月:説明会ラッシュ
 
教育業界は個別説明会に参加、少し興味のあった商社・旅行業界はまず学内説明会で情報収集→むやみやたらに個別説明会に行かない&スケジュールを午前と午後ひとつずつ×週3くらいにまとめるのがお勧め!
 
3月~4月:第二志望の会社の内定をいただき少し安心
 
この早い段階で内定をもらえていたことが第一志望に落ち着いて臨めた理由だと思います。内定をもらうまではがむしゃらに選考を受け、以降は第一志望以外の就活をやめました。
 
3月:第一志望個別説明会
 
4月:第一志望ES&テスト、GD等
 
ESは丁寧に仕上げました。
 
5月:第一志望3次選考&最終選考
 
面接ではとにかく印象に残るように人と違う話=留学期間にあった出来事や帰国後の国際的活動について!を積極的に話しました。
 
6月:第一志望内々定通知。
 
総括して、自分らしさは全面に押し出すことを忘れず、本当の私に興味を持ってくださる会社だけを見極めていっていました。OGOB訪問に関しては、たまたまバイト先の繋がりで社員の方とお話しする機会を持つことができました。それから、インターンで知り合った内定者の方にも選考のアドバイスを随時もらっていました

就職活動をする上で工夫をしたことなどはありますか?

1.土日は必ず休息をとるようにしていました。土日に選考を行う企業は、関心があっても割り切って受けていません。
2.面接前日には必ず鏡の前で伝えたいことを伝える練習をしていました。
3.The就活生になり自分らしさを失うのを避けるためにキャリアセンターは活用せず、一般の社会人のかたと会い相談に乗ってもらっていました。
4.すべての選考において、軸をぶらさず自分のやりたいことと矛盾のない発言をするよう心がけていました。
5.家族や就活を終えた友人に、嬉しいこともつらいことも報告してその度に気合をいれていました。

就活との兼ね合いで留学に行くことを悩む学生も多いのですが、そんな人へのアドバイスなどはありますか?

正直、「いつ」就活をするかは関係ないと思います。1年後になろうと2年後になろうと、その期間でしかできないことをやっていたならば、就活には全くマイナスにはなりません。その休学期間をいかに有意義に過ごせたかを上手に伝えられれば、むしろプラスになると私は感じました。私自身も大学に5年間通っています。親には申し訳ないですが、結果として4年間で急いで卒業したり留学を諦めたりせず、自分のペースで就活そして学生生活ができて本当によかったと思っています。留学をしていた1年間では、現地で日本語を教えたり、アメリカ人とダンスをしたり、授業でみんなに助けられたり、近くの雪山で初めて会う学生と滑ったり…勉強を含めてもまるで夏休みのような夢の時間でした。日本では探さなければ英語を使う機会はありませんが、留学に行けば英語に埋もれて生活することができます。そんな環境を社会人になってから求めるなら、仕事を辞めなければならない事態になります。それはそれで素敵ですが、まずは比較的自由に自分のやりたいことができる学生の間に、長めの海外生活を送ってみてはいかがでしょうか?

JSAF後輩派遣生へのメッセージ

今やどの業界でも外国語を話せることは前提として求められています。私自身は、留学に行くことによって語学力のマイナスを0にし、そして留学という経験やそこで得た新たな学びを自分のプラスの価値としようと常に考えていました。実際に就職活動を通して、たくさんの本格的な帰国子女と出会い語学力では敵わないかもしれないけれども、留学でしか得られない困難や努力そして経験は自分だけのものだと実感する場面が多々ありました。これから留学へ旅立つみなさん、不安な要素は思い切って忘れてワクワクだけを胸に出発してください!留学へ行かず後悔する人はたくさんいるけれど、行って後悔した人はいないはずです。現地でしかできないことを日々探し楽しんでください!

<この先輩が留学した大学>
アパラチアン州立大学/Appalachian State University

アパラチアン州立大学の緑豊かなキャンパスで、ゆったりとした大学生活を送ることができます。
また、授業のみならず、クラスの外でも学べる環境が整っているのが、アパラチアン州立大学の特徴です。学生主体のクラブ活動や アクティビティも盛んに行われており、中でもアート、スポーツ、アウトドアが人気です。
また、20 以上の部活(Club) と80 以上のスポーツサークル(Recreational sports team) があります。また、 Outdoor Programs(OP) という団体が、年間を通してハイキングやスノーボーディング、ロッククライ ミング、ラフティング、釣りなど、様々なアクティビティを実施しています。
 
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