出発前オリエンテーションORIENTATION

JSAFプログラムでは、参加にあたり出発前オリエンテーションおよびEnglish Workshopを行います。
★2023年秋派遣生を対象とした出発前オリエンテーションの様子はこちら

English Workshopとは?(※コロナ禍以降、しばらくは実施を見送っております。)

English Workshopは、単に英語を学ぶ場ではなく、現地に行ったらどんな状況に身を置くのか、実際に体験してもらう場です。一日All Englishで行われ、日本語は一切禁止です。これは、現地ではごく当たり前の環境です。どんなに英語が得意であっても、英語での生活に慣れるには時間も努力も必要です。その感覚を現地に行く前に少しでも体験してもらうことで、出発までのあと2,3ヶ月も意識を高く持って渡航準備や英語学習に励んでもらう、というのがこの研修の目的の1つです。

また、授業スタイルも日本で受けているものとは、全く違います。レポート提出、中間・最終試験はもちろん、授業内でのディスカッション、グループワークなど、より積極性を求められる場面が多いのが、海外大学の特徴です。海外では、自分から積極的に質問や発言をしなければ、わからないことはわからないまま進み、すぐについていくことが非常に難しくなります。また、何もしなければ、何も学ばないまま一日が終わる、なんてこともあります。 さらに、海外では学生が教授と常にコミュニケーションを取ることが多く、例えばテストで予想以上に悪かった場合、交渉をしに行ってメイクアップ(追加課題を提出するなど救済措置をとってもらい、成績を維持すること)をすることも多くあります。

そのような今まで以上に自分から積極的に行動しなければならない状況の中でも、充実した留学生活を送れるように、この英語研修では一日かけて、授業形式や課題の取り組み方などを学びます。実際の留学生活のような”プレ留学”を派遣生に体験してもらうことがこのEnglsih Workshopの狙いです。

JSAF出発前オリエンテーションとは?

オリエンテーションでは、これから始まる留学生活を前に、JSAF派遣生としての心構えから、渡航準備の注意点、語学研修・学部授業攻略法、現地での生活についてアドバイスをしています。

選ばれたJSAF派遣生としてプログラムに参加をすることは、自覚と責任を持った行動が求められ、学業成績だけでなく、ルールを守った行動、所属大学の国際化や文化交流でも貢献する姿勢が大切になります。派遣生一人一人の頑張りが、今後の後輩派遣生、そして次のJSAFプログラムへつながっていきます。

さらに、安全に現地での生活を送っていただけるように、具体的な留学準備から危機管理まで、留学中に必要な内容をすべてカバーしていきます。

また、当日は先輩派遣生も呼びますので、より具体的な話を聞くことができ、留学への気持ちを高めていきます。