JSAF就職活動サポートJOB SUPPORT

JSAF先輩派遣生 内定者体験談 vol.3

第3回内定者インタビュー

今回は、ホスピタリティ関連企業を希望し就職活動を進め、全日空グランドスタッフとしてANAエアポートサービスから内定を得たJSAF派遣生です!

なぜその会社を選んだのですか?その会社でJSAFでの留学経験をどのように生かせると思いますか?

「もともと英語を使う仕事をしたいと思い、エアラインやホテルなどのサービス業を希望していました。この会社を選んだ理由は、会社の雰囲気です。選考の中で空港で行われたものがあったのですが、実際に現場で働く社員の方を見て、この会社の雰囲気が一番自分に合っている、と感じました。また、留学経験をどう生かせるか、という部分は、様々な国民性の違いを受け入れることができる柔軟性だと思います。留学中に韓国、中国、レバノンの留学生たちと冬休みに1か月旅行へ行ったとき、国によって価値観の違いがあることを身をもって体験しました。例えばアジア人は約束の時間をしっかり守りますが、レバノンの留学生はその場その場を楽しむことを大切にしており、時間にルーズな面もありました。その国によって何を大切にしているのかが違う、ということを学びました。また留学を通じて日本のことがより好きになりました。丁寧なサービスやおもてなしの精神は日本ならではのものであると感じています。留学を経験したからこそ、その日本のサービス精神やおもてなしの心をもっといろいろな人に伝えたいと思うようになり、これが私がサービス業を目指したいと思うきっかけにもなりました。」

帰国後~就職活動までの期間、何か就職に向けた準備活動を行っていましたか?インターンシップやOB/OG訪問などはしましたか?

「留学中からプレエントリーのみネットで登録を行い、帰国後に自己分析とSPIの対策を始めました。就職活動が本格的にスタートする前から先輩OB/OG訪問として大学や中高の先輩との交流を持ち、人脈作りと情報収集に努めました。またESを添削してもらったり、面接対策をしてもらいました。」

実際に就職活動が始まってから内定までのスケジュール

「帰国後6月ごろ、まだ説明会を行っている企業へのエントリーを行い、8月~9月にかけて書類選考・面接を行いました。」

留学中現地で頑張ったことは何ですか?またその経験をどう面接で伝えましたか?

「留学中頑張ったことは、色々な価値観を持った相手を理解するため、様々なイベントに積極的に参加しました。クラスとは別のイベントですが、留学生同士で自国についてプレゼンをする機会に積極的に参加したり、また学生以外も参加することのできるインターナショナルバザールという大学でのイベントでは、自国ブースで、お菓子や料理をふるまったり、漢字を教えたり、折り紙を一緒に折ったりもしました。また、Facebookを通じてイベントを企画し、お世話になった人を呼んで日本料理をふるまったりもしました。面接では、こうしたイベントへの積極的な参加を通じて、人見知りだった自分が、1つ1つの出会いやつながりを大切にしてきたということをアピールしました。」

就職活動をする上で工夫をしたことなどはありますか?

「OB/OG訪問をたくさん行い、色々な情報を得るようにしました。また、会社といっても様々な会社があるので、初めは面接の中でその会社の雰囲気に合わせ、自分のタイプを変えて臨んだこともありました。でも選考が進むにつれて、ありのままの自分でいよう、言わないで後悔をするよりも、言って後悔をしたほうがいいと思えるようになり、率先して自分の意見を言うように心がけました。」

就職活動を不安に思う学生も多いが、そんな人へのアドバイスなどはありますか?

「行ってみて、体験をしてみて、考えが変わることもたくさんあります。就職活動を理由にあきらめてしまうのはもったいないです。現地でも新たにチャンスを得られることはたくさんあります。たとえばボストンキャリアフォーラムでたとえ内定を取れなくてもコミュティを作ることができたりもします。行きたいという気持ちがあるなら、絶対に留学は行ったほうがいいと思います。」

JSAF後輩派遣生へのメッセージ

「留学は私の中でとても大きなターニングポイントになりました。人生の経験として行って良かった、心からそう思います。これから留学を目指す方は、何を一番やりたいか、目標をきちんと見極めた上でぜひ色々なことにチャレンジしてみてください!」

≪JSAFからのメッセージ≫
薗部さん、ご協力ありがとうございました!留学を経たからこそ今の自分があること、そして留学を通じて価値観が変わったことが率直に伝わってきました。これから留学を控えている方も、就職活動に向けて準備を進めている方も、ぜひ参考にしてみてください。社会人となってまた新たに活躍されることを楽しみにしています。
 
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