キャロルカレッジ/Carroll College ’15秋派遣生体験談

     最終留学レポート


○ 留学生活を振り返って

留学の目的は何でしたか。

英語力の向上。日本の大学生活ではできないことを経験する事。将来の目標を見つける事。

上記の目的は達成されましたか。

英語力:留学開始当初と比べると、すべてのスキルの面でたいへん向上したと感じます。
日本の大学ではできない経験:学業面・生活面共に、日本ではできない貴重な経験ができました。
将来の目標:興味のある分野を新たに発見でき、卒業後に渡米するという目標を再認識できました。


○  到着後から現在までのことについて教えてください。

渡航前に日本で準備しておけば良かった点

英語のリスニングに関して、特に映画などを英語字幕もしくは字幕なしで見ることで、耳を日常英会話のスピードに慣らしておけばよかったと痛感しました。また、もっとBBCやCNNのニュースなどに触れて、今現在アメリカはもちろん世界で何が起きているのかを英語で直に知り勉強しておくべきだったと思いました。総じて主に感じたのは、もっと現地を意識して英語の勉強をすればよかったということです。

日本から持ってくれば良かった物

入国時に必要なものはすべて揃えていたので、特にありません。しかし、月日が経つにつれて日本食がとても恋しくなるので、学期中に何度も、簡単に作れる日本食(インスタント麺やお菓子、レンジ調理可能なご飯など)を日本からたくさん送ってもらいました。また、私がいるところはモンタナ州という寒いところなので、カイロや冬服もたくさん送ってもらいました。洋服に関しては、なかなかアメリカで自分に合うサイズを見つけるのが難しいので、いつも日本のサイトで通販し実家に送って、それを転送してもらっていました。食も服もアメリカと日本では全く違うので、どうバランスをとるかいつも考えながら生活しています。

到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか

Beddings(シーツや掛布団,毛布など)・卓上ランプ(Bed Makingの仕方によっては不要です。)・衣類用ハンガー・洗濯用品(ランドリーバッグ・洗濯洗剤・柔軟剤)・ヘアドライヤー(必要であれば。)・タオル・ティッシュ

生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか

$20-1000 ※4か月の平均額。最初の学期であるのと、Fall Break, Thanksgiving Breakがあったため、高額になっています。来学期は減額されると思います。


○   大学について

大学キャンパスの設備、雰囲気

キャロル・カレッジは、モンタナ州の州都・ヘレナの中心地に位置しています。モンタナ州自体、すごく田舎でのどかなところなので、キャンパス内もすごく安全で平和な雰囲気です。
キャンパス内の施設はとても充実しています。各寮にそれぞれラウンジがあり、学生たちの出会いと憩いの場になっています。また、自動販売機も各寮に設置してあり、飲料だけでなくお菓子や軽食も買うことができます。食堂(通称STAC)はとても広く開放的な空間で、朝昼晩温かい食事が用意されています。食堂だけでなく、タコス料理屋さんとカフェもあり、すべて学生証(IDカード)で利用できます。私の住むSt. CharlesにはTheatreも設置してあり、演劇専攻の学生たちの演劇を生で見ることができます。また、学内のジムは様々なトレーニングマシンが完備されていて、勉強の息抜きに欠かせない場所になっています。またジム内にはバスケットボールの試合場もあり、普段は練習場として利用され、キャロルのホームゲームではたくさんの人で盛り上がります。ジム施設の隣にはネルソン・スタジアムというアメフト会場があり、Home Comingなどのホームゲームには、たくさんの学生や地元の人々でにぎわいます。そのほかにも、ソフトボール場・ラジオ局・チャペルなど、学内施設は十分すぎるほど整っています。

学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:ルームメイトが現地モンタナ出身の学生である上、私のフロアには留学生は私しかいないので、現地学生との交流は到着直後からたくさんありました。また、留学生の割合自体も少ないので、授業は自分以外みんな現地学生です。しかし、現地の人と仲良くなるのは少し苦労します。モンタナ出身の学生が40%くらいなのですが、なかなか外国人との関わりがないために、あまり留学生に興味がないのかなと感じることもあります。モンタナ出身の学生全員がそうだとは言えませんが、海外に馴染みがないと、留学生とどう接したらいいのかわからないのかもしれません。そんな中でも、興味を持って積極的に話しかけてくれる現地学生はたくさんいますし、勉強や生活で困ったときには、みんな優しいので快く手助けしてくれます。キャロルの学生はみんないい人です。

他の国からの留学生:留学生のコミュニティーは、キャロルでの生活の動脈だと言えます。勉強するにもご飯を食べるにも旅行するにも、いつも留学生同士で行動します。前述した通り留学生の割合は極端に少なく(全体の1~2%程度)、海外での生活で同じような悩みを共有できる留学生は、なくてはならない存在です。また、アメリカ育ちの外国人学生も数人いるので、困ったときには相談をして、どう現地学生と関わっていくかなど、いろいろとアドバイスを受けることができます。留学生と仲良くなることは、アメリカにいながら他の文化を知り留学生活をより充実させるだけでなく、留学を終えてからもお互いの国を訪れることができる、国際人としての大きな世界へのパイプを作る素晴らしい機会だと思います。

日本人:今回、日本からは私を含め2人が日本から留学しています。もう1人の日本人留学生は大分県APU出身の同じくSophomoreの学生です。彼女とは、絶対に日本語で会話をしないと決め、お互い留学生として高めあうことができていると思います。秋学期は同じ授業を1つ持っていたので、課題やテスト勉強を一緒にやったりして助け合いました。また、International Dinnerなどのイベントでは一緒に日本食を作り、現地学生や他の留学生が日本語や日本文化について質問をしてくれた時には、一緒に考えて日本について教えたりして、2人で日本の良さを伝えることもしばしばです。初めは、日本人は自分1人だけがいいと思っていましたが、実際にもう1人の日本人学生がいることで、困ったときは互いに助け合えるので心強いと思います。

大学のある街について

どんなところですか:モンタナ州の州都・ヘレナの中心地。現地の人々はとても優しく親切で、困ったときは声をかけて助けてくれます。

ダウンタウンまでのアクセス:歩いて数分でダウンタウンに行けます。ダウンタウン自体そんなに大きくはないので、半日もあればすべてを回ることができます。

お薦めスポット:①Big Dipper Ice Cream→大学から徒歩約10分のところにあるアイスクリーム屋さん。$2.75で大ボリュームの美味しいアイスクリームが食べられます。②City Library→Big Dipperから少し先に進んだところにある市立図書館。とても静かできれいな場所なので、落ち着いて勉強できます。③St. Helena Cathedral→大学からも見える、徒歩約10分のところにあるCathedral。1度、Massに参加した時に中に入ったのですが、ステンドグラスの装飾がとてもきれいで、聖歌隊の歌とパイプオルガンの音がきれいに響く素敵な場所でした。

その他:大学の(道を挟んで)隣にあるVan’sというスーパーは24時間営業なので、いつでも利用することができます。店員さんもキャロルの学生にすごく親しみがあるようで、いつも気軽にお話をしてくれたります。Van’sの隣にはCVSというドラグストアのようなところもあるので、化粧品やシャンプーなどを買うことができます。また、車で数分のところにはTargetやWalmartがあるので、生活用品など必要なものはすべて手に入ります。

キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:何の心配もない、とても安全なキャンパスです。夜は警備の方が巡回しているので、遅くまで図書館で勉強しても、安心して寮まで帰れます。

キャンパス外:“Get Lost in Montana”という言葉がある通り、アメリカとは思えないほど安全で治安のいいところです。夜は念のために一人では出歩かないようにしていますが、今まで1回もトラブルに巻き込まれたことはありません。非常に安全なので、安心して大学生活が送れる立地だと思います。


○ 秋学期履修した全ての科目について、振り返ってお書きください。

科目名:CO225-B Professional Communication
授業形式: レクチャー/セミナー
クラスの規模:約20人・留学生1人(自身含む)
授業を通して学んだこと
瞑想・黙想といったメディテーションを日常生活に取り入れることで、落ち着いて勉強に集中できる学生になること。
リーディングから学んだ事を、自らの経験や日常生活に当てはめて考える事。
日常のコミュニケーションにおいて、よい“聞き手”になること。 聞き手にわかりやすい、効果的なスピーチのスキルを身につけること。
フォーマルな場面での言葉遣いや、感謝状の書き方を身につけること。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
スピーチやペーパーに対する教授の的確で細かい要求がたくさんあり、それに順応するのが一番大変でした。この授業の教授は特に、キャロル・カレッジのCommunication Departmentの学科長で、他の教授の評定基準よりもさらにハイレベルな基準で採点する方だったので、いかに高い評価を維持するかという事に苦労しました。しかしこの授業では、普通のコミュニケーションの授業のようにスピーチのスキルを磨くだけでなく、日常で役立つ教訓などもたくさん学ぶことができたので、とても為になりました。

 

科目名:CO289-A Language and Culture
授業形式: レクチャー/セミナー
クラスの規模:3人・留学生1人(自身含む)
授業を通して学んだこと(授業内容):

Ethnographyの分野において、効果的な調査方法や調査記録の書き方を学ぶこと。
様々な文化において、人々のコミュニケーションの意味の違いを学ぶこと。
大学内で自ら人々のコミュニケーションを調査・記録・分析すること。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
とにかく、Ethnographic Researchやコミュニケーションに関する大量のリーディングをこなすのが大変でした。リーディングのページ数が多かれ少なかれ、毎回100語要約があるので、重要な点と自分の意見を簡潔にまとめるのにも苦労しました。しかし、リサーチのテーマがJoking Actだったので、日常生活の中で、周りの人がどんな場面でどのようなJoking Actを行うかを観察するのが楽しく興味深かったです。

科目名:PSY105-A General Psychology
授業形式: レクチャー
クラスの規模:約60人・留学生1人(自身含む)
授業を通して学んだこと(授業内容):
基本的な心理学の知識(理論や調査方法など)を学ぶこと。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
この授業は、Psychology Departmentの4人の教授が1チャプター・3授業を交代で講義するもので、それぞれの教授で教え方が違うので、その中で定期的に行われるテストをこなすのが大変でした。しかし、教授一人一人が親身になって教えてくれたので、テスト前に気軽に質問できて助かりました。

科目名:PSY203-B Developmental Psychology
授業形式:レクチャー
クラスの規模:約30人・留学生1人(自身含む)
授業を通して学んだこと(授業内容):
人間の成長過程の、誕生から死までを、脳の成長や心理学の面から分析し学ぶこと。
成長心理学を学ぶ中で、自分自身の成長過程にも目を向けること。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
定期的に行われるテストが一番大変でした。選択問題だけでなく、記述式の問題もあるので、より具体的な内容を理解しなければいけない点で苦労しました。しかし、人が成長の過程で、どのような脳の成長を経て、どのような行動や考え方に至るのかというプロセスを学ぶことができたのが、とても興味深く楽しかったです。


○ 履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

エッセイ・ペーパー
科目名:AN204-A Cultural Anthropology
題材:”Time and Human”
内容:人間の生活の中に、時間の概念がどのような形で存在し、どのように人間と共存してきたのかを、時計の歴史などを踏まえながら分析する。また、時間の概念を持たないアマゾンの部族を例に挙げながら、時間に対する考え方の違いを、文化の違いの視点から分析する。
大変だったこと、やり遂げての感想:これは8~10ページにわたるペーパーで、最低で本3冊・文献3つ・記事3つを引用しなければいけなかったので、自分の主張に合致するものを見つけるのにまず苦労しました。また、日本の大学でもこんなに長いペーパーを、読者を飽きさせないように書くという事を経験していなかったので、自分の論点をまとめて、なおかつ興味深いペーパーを書くのが大変でした。でも、文法的なミスも少なく、80%の評価をもらえたので、満足できる結果になりよかったです。

プレゼンテーション
科目名:CO225
題材: Open-Air Introduction
内容: 2~2.5分の、自己紹介スピーチ。自分の性格の特徴などを踏まえながら、自分について何を一番知ってほしいかを、過去の経験と今の自分、そして将来の目標を挙げて自己紹介する。
大変だったこと、やり遂げての感想:一番大変だったのは、教授が求める理想のスピーチの形に最大限近づけることでした。例えば、動きすぎない適度なジェスチャーと、過去・現在・未来の話題に移るときに、自分がいる場所も移動するという、身振りなどを教授のニーズに合わせるのが大変でした。また、”Open-Air”は原稿などの紙を一切持たないという意味で、スピーチは一言一句間違わないように覚えておかなければいけなかったので、それも大変でした。この2点が高評価を得るために必要不可欠な2大要素だったので、スピーチが終わり93点(A)の評価シートを見たときは、ほっとしたし達成感を味わうことができました。


○ 学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

とにかく、教授と学生との間でのディスカッションが多い点が日本と一番違っている点だと思います。これは、学生一人一人の学ぶ意識が高いのも当然ですが、教授も学生一人一人の名前を覚えてそれぞれの成長のために全力を注ぐ努力を怠らないところからこの違いが生まれているのだと感じます。また、キャロル・カレッジは生徒数およそ1,430人という小規模のリージョナルカレッジで各授業の平均生徒数は20人程度なので、おのずと発言を求められる機会も多くなります。授業内で発言するためには授業内容を予習復習することはもちろん、心から興味をもって“勉強”に励むことが重要で、それがおのずと良い成績にも繋がるのだと実感します。なので、授業外の課題やリーディングの量が多いのもすべて確実な勉強の実力と知識を身につけるためなのだと思います。


○ 語学力についてお書きください。

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?(その理由)

リーディング・ライティングという勉強に必要なスキルはもちろん、日常生活に欠かせないリスニング・スピーキングのスキルも確実に向上したと感じます。最初の3か月は、英語で夢を見るようになったりし始めたものの、実際の英語力向上に関しては、友人から褒められても自分の実感として感じることはありませんでした。しかし、春学期になって授業週が始まるときに、秋学期には授業のシラバスの説明すら全く理解できなかったのに対し、春学期はすんなりと内容が理解できるようになっていて、その場で質問もできるようになっていたので、この時に初めて自分の英語力の大きな進歩を自覚しました。
また、春学期のある日に、友人たちと文化の違いや日本での偏見問題などの少し難しい問題について話す機会がありました。この時に、自分が思っていることを、正しい語彙と文法で説明することができたときに、その友人たちが私の英語力をとてもほめてくれました。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

リーディングに関しては、授業で出される課題をこなしていくうえで、おのずとついていったと思います。またライティングは、秋学期にBasic Compositionのクラスを取ったことももちろんですが、リーディングと連動して、より多くの文献を読むことで、それぞれの場面にあった語彙や文法を吸収できたと思います。
スピーキングとリスニングに関しては、とにかく人とコミュニケーションをとることが何よりの成長につながると思います。時間さえあれば、部屋にこもらずどんどん外に出て、人と触れ合うように努力しています。例えば、勉強をするにも必ずラウンジなどの共有スペースに行き、勉強の合間に友達と会話をしています。その中でわからない言葉の表現などがある際には、そのままにせず、また恥ずかしがることなく、分からないから説明してほしいと正直に口にする事を心がけています。また、学校主催のイベントに積極的に参加することで、さらに人とのつながりを広げる努力も怠りません。多くの留学生が目標としているであろう“日常会話力の向上”は、とにかくつながりの輪を広げるところから始まると思います。
キャロル・カレッジは小さなコミュニティーカレッジなので、自分の努力次第で、学校全体に輪を広げることが可能です。最初に来た頃は、自分の英語力が不安で自分から話しかけることができませんでしたが、つながりの大切さを知ってからは自分から積極的に声をかけるようになり、留学終了間近の今となっては、どこに行っても知り合いと必ず声を掛け合うまで輪が広がりました。


○ 学生生活についてお書きください。

1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

月・水:7:30 起床, 8:00~9:00 授業, 9:00~12:30 勉強, 12:30~13:00ランチ, 13:00~14:00 勉強, 14:00~15:00 授業, 15:00~18:00 勉強, 18:00~19:15 授業, 19:15~20:00 ディナー, 20:00~20:30 シャワー, 20:30~1:00 勉強, 1:00 就寝
火・木:9:00 起床, 9:30~10:45 授業, 10:45~12:00 勉強, 12:00~13:00 ランチ, 13:00~18:00 勉強, 18:00~19:00 ディナー, 19:00~0:00 勉強, 0:00~0:30 シャワー, 0:30 就寝
金:7:30 起床, 8:00~9:00 授業, 9:00~12:30 勉強, 12:30~13:00 ランチ, 13:00~14:00 勉強, 14:00~15:00 授業, 15:00~18:00 勉強, 18:00~19:00 ディナー, 19:00~22:00 自由時間, 22:00~23:00 シャワー, 23:00 就寝
土・日:10:30 起床, 11:00~12:00 ブランチ,12:00~17:30 勉強,17:30~18:00 ディナー,18:00~1:30 勉強,1:30 就寝

友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

留学当初は、思ったよりも自分の話す英語が相手に伝わらず、少し臆病になって自分から話す機会は少なかったと思います。しかし、現地の学生や教授は、私が困っているときは必ず声をかけてくれて、「間違ってもいいから、自分が思っていることを言っていいんだよ」と毎日のように言ってくれたので、徐々に自分の思っていることを口にする回数が増えていきました。
交友関係で一番大きな存在は、留学生の友人たちです。キャロルでは留学生の割合が0.2%未満とかなり少ないので、慣れない異国の環境で勉強する者同士よく集まり、どこに行くにも一緒に行動しています。これは大学内での生活だけでなく、休暇中にどこか旅行に行く際もみんなで計画を立てて旅行したりします。また、留学生たちだけでなく、キャロルにはISN (Intercultural Students Network)やOASIS(Organization for American Students and International Students)という組織があるので、そこに所属することでつながりを持った教授たちや現地学生とも交友関係を持っています。
また、何度も述べた通り、一つ一つのクラス規模が小さいので、クラスメイトとはおのずと顔見知りになります。授業外で顔を合わせれば必ず言葉を交わし、授業についてわからないところは必ず質問しています。さらに、これはコミュニティーカレッジであるキャロルならではだと思いますが、1人と仲良くなればそこからまた別の学生とのつながりが広がるので、蜘蛛の巣式に友人の輪が広がって、勉強面でも生活面でもたくさんの友人から助けを借りることができます。
より良い友好関係を築く秘訣は、とにかく笑顔で、たくさんお喋りをすることだと思います。自分からコミュニケーションを取ることを怠れば、どんどん周りからは孤立してしまうので、積極的にたくさんのイベントに参加したり人が集まるところに行ったりして友人を作る努力をする事で、その友人の紹介で新たな友人関係を見つける事も出来ます。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

最も良い思い出はやはり、たくさんの人に出会えて友達になれたことです。キャロルの学生はみんな本当に優しくて愉快な人たちばかりで、勉強・生活など様々な場面で助けてもらいました。一緒にイベントに参加した時は、行動を共にし、たくさんお喋りをする中でより関係が深まって、一生の友人をたくさん作ることができました。楽しい時もつらい時も、いつもそばで支えてくれた友人との思い出は、一生忘れないし、キャロルを離れたくないと思わせてくれた1番の理由です。最も大変だった思い出は、何といっても勉強です。留学前から、アメリカの大学での勉強が大変なことは分かっていましたが、覚悟していても実際に課題や授業を目の前にすると、日本ではこなしたことのない質の高さと量の多さに圧倒されました。ですが、友人や教授の助けを借りながら、計画的で効果的な勉強をすることができたので、よかったと思います。

一番の息抜きの方法は何ですか。

一番は友人とお喋りをすることです。カフェに行って勉強したり、週末に外食したりするのも楽しいですが、私はただラウンジのソファーに座ってお喋りをすることが一番リラックスできて楽しい時間だと感じます。また、学生全員が参加可能なキャンプやバーベキューなどの企画がたくさんあり、それに友人と参加するのもとてもいい息抜きになります。とにかく、勉強のことを一切考えずに楽しい時間を過ごしているときが一番息抜きできていると思います。

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

留学開始当初は、主に授業のために使っていました。Moodleという学校の学習用ポータルサイトがどの授業にも欠かせないものだったので、そのサイトにアクセスし課題を確認したりリーディング文献をダウンロードしたりするのに使いました。秋学期の中ごろに現地で英語のみのラップトップを購入してからは、勉強等に関して使用する機会は減りましたが、Gmailの設定の関係で、こうしてJSAFへのレポートを書く際や日本の大学に連絡する際に使用しました。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

友達とは主にSNS(LINEなど)で連絡を取っていました。頻度は多い時で1日3往復のやりとり、少ない時(忙しくて返信できない時)は1か月ほど返信できなかったときもありました。勉強の忙しさによって頻度はまちまちでした。家族とはApple製品にあるFaceTimeというスカイプのようなアプリで連絡を取っていました。多い時は週1回、少ない時は月1~2回の頻度でした。これも勉強の忙しさによってまちまちでした。

大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)は利用しましたか。利用した場合、勉強を進める上で役に立ちましたか。

留学開始当初、ライティングなどのチューターを利用するつもりでしたが、同じ授業を取っていた先輩や同じクラスの生徒とTA(Teacher Assistant)の助けを借りていたので、利用する機会はありませんでした。ただ、秋学期に200レベルのクラスのテストが時間内に終えられない不安があった時は、担当教授の了承を得て、学内のARC(Academic Resource Center)にあるテストセンターでテスト日時を新たに設定してもらい、テストを受けていました。このおかげで安心して自分のペースでテストを受けることができ、点数も成績も改善されたので、とても助かりました。

JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。

①旅行に関する費用
・国際航空券代(往復):約30万円(デルタ航空)
・現地での旅行費用(交通費含む全費用):
 シアトル5日間:およそ420ドル
 カリフォルニア(サンフランシスコ&ロサンゼルス)16日間:およそ1660ドル
 ラスベガス&ニューヨーク8日間:およそ985ドル
②個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:月およそ500ドル(休暇なしの月平均)
 ※モンタナ州は消費税0%,チップは10%です。
 ※渡航直後の生活必需品購入:およそ110ドル
 ※キャロル主催のイベント参加費:およそ50ドル/1イベント(平均)
③携帯電話料金:機種代およそ230ドル(出発前一括支払い)、通信料月60ドル
④ミールプラン以外の食事代:18ドル/外食1回(モンタナ州内平均)
⑤教材費:秋学期およそ320ドル,春学期およそ210ドル
⑥ヘルスセンター使用料:※利用経験なし(おそらく無料だと思います。)
⑦その他かかったもの(具体的に):
洗濯:1回につき、洗濯機1.25ドル・乾燥機1.25ドル(すべて25セントコインで支払い)


○ 留学全体を総括してお書き下さい

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

“正直になること“です。これはアメリカでの留学で一番いいと思うところです。ここでは、自分から言葉にしなければ人には伝わらないという考え方が根付いていて、日本文化のような”本音と建前“は通用しません。何をするにも、自分の意見をしっかりと言葉で表現することが求められています。留学当初は、心で思っていても言葉にするのは失礼だと思っていたことも、徐々に言葉にしなければ失礼だと思うようになりました。この点を成長させることができたことで、友人関係で問題が生じた際にも、きちんと当事者と面と向かって話し、その問題を一つ一つ解決することができました。日本でこのスキルを適応させることは難しいかもしれませんが、自分の意見をしっかり持つという点で、とてもいい成長だと思います。

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

アメリカといえば、銃社会で犯罪も日本と比べれば多い傾向にあるので、最初は治安を心配していました。しかしキャロルがあるモンタナは、とても穏やかで治安が良く、1人で夜出歩くのもほとんど心配ないところだと知った時には驚きました。1番驚いた例は、私の友人が、学生証・免許証・現金・クレジットカードなどの、すべての大事なものが入った財布を大学付近で無くした際に、翌日近くのスーパーにその財布が届けられていて、何一つそれらの貴重品を失うことなく手元に返ってきた話を聞いたときは、本当にこんなに安全で平和な場所で留学できてよかったと思いました。


○ これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

春学期に、人生で初めて学び始めた心理学ですが、とても興味深く、特に社会心理学や異常心理学に興味を持ちました。そこで、獨協大学には心理学の授業が無いので、卒業後にアメリカに戻り働いてお金を貯めてから、またアメリカの大学で心理学を学びたいと思っています。アメリカでの就職に関しては、具体的にどんな職業にするかはまだ決めかねていますが、理想は日本での卒業後にアメリカに渡り、1年間のインターンシップを経て就職したいと考えています。


○ 同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

キャロルは教育の質が高く、そのぶん勉強も大変です。でも、周りには必ず親身になって助けてくれる友人や教授がたくさんいるので、分からないことがあるときや困ったときは、1人で悩まず正直に助けを求めることが、ここで勉強をするうえで1番大事です。また、留学は勉強だけではいけません。時間の許す限り積極的にイベントに参加したりして、友だちの輪を広げてください。ここには、信頼出来て一生を共にできる素晴らしい人々がたくさんいます。勉強が忙しいからと言い訳せず、どんどん社交的になって、たくさんのことにチャレンジしてください。
それから、自らの文化・日本にも目を向けるようにしてください。キャロルがあるモンタナは、熊本県との姉妹都市協定があるものの、国際的な面ではまだまだ多様とはいえません。そのせいか、キャロルでも、国際関係や他文化に興味を持ってくれる人もいれば、全く興味を持ってくれない人もまだたくさんいます。どうか、アメリカ文化を学ぶだけでなく、日本文化を広める努力も忘れないでください。最初は日本から離れたい一心でアメリカに来た私でしたが、留学生活をする中で、日本の良さや素晴らしさをたくさん見つける事ができました。なので、これからキャロルに留学する皆さんには、“日本代表”であることを自覚しておいてほしいと強く思います。
最後に、キャロルは留学する場所として最高の大学だと思います。皆さんがキャロルで学ぶことができるのをとても嬉しく思いますし、CC (Carroll College) Familyの一員としてみなさんの挑戦を心から歓迎し応援します。


○ 上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

最初は期待と不安でいっぱいの留学生活でしたが、たくさんの素晴らしい人々に出会えたことと、このキャロル・カレッジでつくった思い出は、一生忘れられない宝物になりました。本当に、ここを離れるのはつらく悲しいです。ですが、ここでの経験を生かして、日本、そして世界の舞台での次の目標に向かって、積極的に自信をもって努力していこうと思います。


○JSAFへのメッセージ

留学前も留学中も、安全で充実した留学生活を送るためのサポートが手厚いなと感じます。例えば、私が留学先を決める際に個人カウンセリングに行った時、私が留学するうえでの目標や、留学先にどんな事を求めるかといったことを細かく聞いてくださって、そのうえで私に一番合った大学を見つけてくださったのが、とても助かり、感謝しています。また、留学出発後も、最初にまず何をすべきかを教えてくださり、定期的なメルマガ連絡を送っていただいたことで、忙しい日々の中でも、しっかりと留学の目標と成果を再認識しながら生活できたのでとてもよかったです。

 

 

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