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エヴァンスビル大学/University of Evansville’15秋派遣生体験談

最終レポート


○留学生活を振り返って

(1)留学の目的は何でしたか。

英語でビジネス(マーケティング等)を勉強し、世界中から来ている学生と交流する事

(2)上記の目的は達成されましたか。

大いに達成された


○今学期履修した全ての科目について、振り返ってお書きください。

【科目1】Principles of Microecinomics

授業形式:レクチャー

クラスの規模:60人(8割アメリカ人)

評価のつけ方:合計3回の大テスト

授業を通して学んだこと:

この授業ではGDP成長率の計算の仕方や、アメリカや中国が牽引している世界の経済について勉強しました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

計算が非常に多く、テストも大部分が計算問題だったため非常に苦労しました。現地のアメリカ人の生徒でさえ非常に苦労している様子でした。この授業が留学中で一番ついていくのに大変でした。テスト前は、経済学が得意な中国人とペルー人の友達に助けてもらい必死に勉強しました。

 

【科目2】Organizational Behavior

授業形式:レクチャー

クラスの規模:40人(ほとんどアメリカ人)

評価のつけ方:1か月に1回の小テスト(計6回) ・期末テスト・グループリサーチとその発表。

授業を通して学んだこと:

企業などの組織の中で従業員にどのようにしてモチベーションを持続させ続ければ良いか、役割分担の仕方、コミュニケーションの効率的な取り方などを学びました。

社会人になって会社で働くようになってから役立ちそうな内容ばかりでした。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

小テストの勉強は毎月かなり時間をかけて行ったのですがいつもあまり思うような点数が取れませんでした。期限までの少ない時間の中でグループワークとしてある一つの企業を選び、その企業内で働く際のモチベーションについてのアンケートを行い、結果を皆の前で発表するものには苦労しました。また、Domesticの生徒しかいなかったため速いスピードの英語でのディスカッション形式の授業スタイルについていくのも大変でした。

 

【科目3】Public Relations

授業形式:レクチャー

クラスの規模:30人(留学生は6 人)

評価のつけ方:中間テストと期末テストと出席とグループ発表を総合して評価をつけられました。

授業を通して学んだこと:

企業やNPO法人やメディアなどがどのようにして効率的に意見を私たち大衆に伝えるようにしているのかを学びました。

例えばNPO法人であれば、知名度を上げるために市民参加型のマラソン等のイベントを企画しているそうです。イベントを資金調達の手がかりとして、集めた資金を社会貢献に使っている例も多いそうです。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

先生が明るくて学生が何を発言したとしても、その発言を褒めている姿が印象的でした。また毎週各1人の学生が世界で起きているニュースをピックアップして皆の前で発表を行う機会が授業内でありました。私はミス・ユニバースの日本代表が日本とアメリカ系のハーフの方に選ばれたニュースを紹介しました。日本は単一民族国家であるためハーフを代表にした事で物議をかもしていましたが、人種のるつぼであるアメリカで同じニュースが起きてもあまり注目されないのかなと思いました。

 

【科目4】Listening

授業形式:レクチャー

クラスの規模:8 人(半分がサウジアラビア出身)

評価のつけ方:出席と宿題の提出状況と小テストで評価をつけられました。

授業を通して学んだこと:

授業は少人数制で先生がよく生徒を指名して当ててくれたので人前で意見を言う練習になりました。授業では少し難しめの単語を学習したりリスニング問題を解いたりしました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

授業はパキスタン・韓国・中国・サウジアラビアの学生と受けていました。楽しかった事は生徒全員が行った自国についてのプレゼンテーションです。パキスタンは軍が支配しており危険なイメージが強いが、治安は悪くなく自然の美しい国であると、パキスタンの学生が発表していました。また韓国のソウルのお店では24時間フライドチキンのデリバリーを受け付けている事も初めて知りました。

 

○履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

プレゼンテーション

科目名:Public Relations

題材: Susan G Komen

内容: 乳がんの患者を減らす取り組みを行っているNPO法人のSusan G Komenの取り組みについてグループで調べて発表を行いました。特にSusan G Komenが乳がんの深刻さを広めるために各州で行っているマラソンについて取り上げました。

大変だったこと、やり遂げての感想:グループのアメリカ人が全員優しく英語などのサポートをしてくれました。自分の任された仕事はしっかり成し遂げられたので満足しました。

 

○学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

アメリカでは日本とは全く異なるディスカッション形式の授業スタイルで授業が行われています。先生も学生の意見をどんどん求めますし、学生も先生の発言を遮ってまで質問をします。また日本の大学と違いクラスが全て少人数であったため先生と学生の距離が非常に近いと思いました。また誰がどんな意見を発言しても、受け入れる自由さがアメリカにはあると感じました。

 

○語学力についてお書きください。

(1)留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか。

留学開始当初と比べて英語の発音がよくなったと思います。最初は何回も聞き直されていましたが、次第にそういう事もなくなりました。また英語を話す時、話す前に頭の中で文を組み立てる事が少なくなりました。英語以外にも韓国語や中国語やヒンドゥー語やスペイン語の簡単な挨拶も1年間でマスターしました。将来仕事で北米に行ってもう一度英語しか話せない環境に身を置きたいなと考えています。

(2)語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

語学力向上のために出来るだけ日本人留学生と常には一緒にいないようにしていました。また誰か1人でも日本語が分からない学生がいる時は、グループの中に日本人がいても英語で話すようにしていました。これは日本人留学生の中で最初にルール化していました。また音楽が聞きたくなったら、洋楽を聞くようにしていました。


○学生生活についてお書きください。

(1)1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

・平日は毎日朝9時から午後3時まで授業(12時から13時くらいに昼食)、午後3時から4時まで昼寝or友人とテニス、午後4時から午後11時まで自室か図書館で勉強

 

・祝日は10時起床、12時くらいにブランチ、昼からスーパーで買い物、イベントがある時は参加、夜6時くらいに夕食を食べていました。

(2)友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

やはり友達は第一言語が英語ではない生徒が大部分でした。それでも彼らの英語は流暢で最初は驚きを隠せませんでした。特に中でもアジア系の学生とは非常に仲が良かったです。アメリカ人の友達とも一緒にご飯を食べる機会を作って速い英語に慣れるようにしていました。カフェテリアで友達と昼ごはんや夜ご飯を食べるのが私の中で一番楽しい時間でした。

ルームメイトのプエルトリコ人も優しく秋休みには彼女の家に泊まらせてもらいエルサルバドル料理などを食べました。

(3)留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

留学生活の中で最も良い思い出は、モロッコ人と中国人の友達とマイアミにいった事・寮のキッチンで各国の学生に独自の料理を振る舞ってもらった事です。パキスタン料理や中国料理や韓国料理を味わう事が出来ました。

大変だった思い出は就職活動のエントリーシートの締切ラッシュの時期とファイナルテストの時期がかぶってしまった事です。今までの人生の中で一番大変な時期でした。

(4)一番の息抜きの方法は何ですか。

友達とテニスをしたり寮のロビーで皆で映画鑑賞をする

隣の部屋の韓国人の女の子と恋愛の話をする

友達と一緒にキャンパス外のレストランに行く

(5)日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

パソコンはメールの送受信、レポートやプレゼンテーションの作成のため毎日使っていました。

寮にもパソコンは5台ありましたが、日本語のキーボードがなかったりしたためあまり使用しませんでした。

(6)日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

日本の家族とはLINEで週に1回くらい連絡を行い、時差もあるのでSkypeなどビデオ通話ははほとんどしませんでした。

仲の良い友達とだけ週に何回か連絡はしていましたが、同じくSkypeなどは全くしませんでした。3月くらいから日本の就職活動についての情報を大学の友達や先輩に教えてもらっていました。

(7)大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)は利用しましたか。利用した場合、勉強を進める上で役に立ちましたか。

ライティングセンターは月に1回ほど利用していました。ペーパーを書いた時、構成ミス・文法ミスを的確に指摘してもらいました。

チューターは現地のアメリカ人の学生がしていました。

(8)JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。

①旅行に関する費用

・国際航空券代(往復):20万 ・現地での旅行費用:15万

②携帯電話料金:月1万円くらい(ソフトバンクのアメリカ放題)

③ミールプラン以外の食事代:4・5万(ほとんど食事はミールプランで済ませていました)

④教材費(学部:5万)

⑤その他かかったもの:課外アクティビティの参加費1年間で計10万くらい(セントルイス観光、ルイビル観光、スキー旅行など)


○留学全体を総括してお書き下さい。

(1)留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

留学を通して何事にも最後まで諦めず粘り強く取り組む忍耐力・新しい事に挑むチャレンジ精神を更に身に付けました。大量の課題や日本の常識が通用しない事に遭って途方に暮れる事が多々ありましたが、粘り強く何事にも最後まで取り組みました。また留学前よりも自分の考えに自信をもって発表する事が出来るようになりました。間違いを恐れずにこれからも自分の意見をどんどん発信していきたいと思います。

(2)留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

留学先のエバンスビル大学は想像以上に田舎で、都会で暮らしてきた私には正直きつかったですが、勉強には非常に集中する事が出来ました。そしてキャンパスは自然がいっぱいでリスが走り回っているような素敵なキャンパスでした。また、たった1年留学にいくだけでこんなに世界・自分の人生が変わるのかと思いました。自分が今まで日本で見ていた世界の小ささに改めて気付きました。

(3)これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

来年の春から本田技研株式会社文系総合職として働きます。

内々定者の方は大部分がアメリカやカナダに1年留学していた人たちでした。私もアメリカに留学したおかげでホンダに入社する事が出来大変嬉しく思っています。アメリカで日本車を多く見た事がきっかけで自動車産業に携わりたいと考えるようになりました。留学に行った事がきっかけで将来が開けて非常に嬉しく思っています。これからホンダの二輪をアジアの新興国に提供していったり北米向けに四輪車を販売していきたいです。

(4)同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

①小さい大学なので本当に多くの友達を作る事が出来ます。またI-Houseという、留学生が自分の国についてプレゼンテーションを行う機会があるため、ぜひ積極的に日本についての発表をすべきだと思います。

・ミールプランは一番少ないホワイトにはしない方がいいです。JSAFでパープルプランに加入しますが、朝食も積極的に食べないとミールが余ってしまうためどんどん朝食を食べた方がいいと思います。

②国際色豊かで様々な人種の人と触れ合いたいのならば、Moore寮にすべきだと思います。(男女共同の寮ですが特に問題なく楽しかったです)留学生はMooreでは1階に住むのですが南アメリカやアフリカやヨーロッパの学生がいてグローバルすぎて毎日が楽しかったです。男子寮のHaleホールも1階に卓球台やビリヤードの台がありよく皆で遊んでいて楽しそうでした。

③想像しているよりもはるかに田舎なので、本当に勉強に集中する事が出来ると思います。娯楽は週末に皆で料理を作るとか映画を見る事ぐらいしかないかもしれません。ただ皆キャンパス内で時間を過ごすからこそ仲も深まるのかなと思いました。

④就職活動はアメリカからエントリーシートを出さないと間に合わないです。私もアメリカから郵送も含めて20社ほど提出しました。

課題とエントリーシートで毎日大変でしたが、日本に帰って自分の満足する会社に行きたいのであれば、アメリカからエントリーする事を強くお勧めします。私も内々定先の会社はアメリカからエントリーして帰国後に面接を4回行いました。

⑤留学生は全員International clubというクラブのメンバーになるのですがこのクラブは第一言語が英語ではない学生ばかりなので仲良くなれますし、月に1回ボーリングやパーティー等を企画してくれるために積極的に参加すると良いと思います。このイベントに毎月参加していると自然に友達も増えていきます。

(5)上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

私は留学が人生を変える転機となったと考えています。留学する前は日本人以外の友達はほとんどいませんでした。しかし留学を終えた今、世界中に友達がいます。特にインド・ナイジェリア・ネパール・シリア・アルゼンチンなど日本にいたら絶対会えなかったであろう国籍の人に出会えた事を非常に嬉しく思います。また先日もエバンスビル大学で1年共に過ごしたアメリカ人・中国人・韓国人の友達が日本を訪れてくれて、家に泊めてあげて大阪観光を楽しみました。留学に行って世界中の学生と出会い彼らから各国の文化や慣習について学び、私も日本の文化の魅力について大いに発信出来たかなと考えています。

 

また留学中は人生で間違いなく一番勉強しました。英語での授業やプレゼンテーション準備など苦労も沢山しましたが、そのおかげで粘り強さも身に付きました。毎日がチャレンジングな環境におかれて正直言って辛い時もありましたが、日本人留学生同士で支え合ったり、教授に話を聞いてもらったりしました。アメリカは日本と比べると、助けを求めるとすぐに手を差し伸べてくれる人が多いように感じました。

 

就職活動が間に合うのかどうかなど留学前は不安だらけでしたが、留学経験があったからこそ就職活動も3週間で終わり、自分の夢が叶えられる会社に内々定を頂けたのだと思います。留学に行った事で日本という国の素晴らしさも改めて認識し、日本の魅力を世界に向けてもっと広く発信していきたいという気持ちが強くなりました。

 

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