JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

大阪教育大学学校教育教員養成課程中等教育専攻英語教育コース4年

  • 留学先 :バルパライソ大学
  • 留学時期:2023年夏派遣

留学の目的は何でしたか。目的は達成されましたか。

1つ目にして最大の目的は英語力の向上でした。2つ目に教育力の向上、そして3つ目に現地の文化、アメリカという国を肌で感じることでした。

1つ目に関しては、達成とまでは少し言い難い部分があるのは事実ですが、成長はできたと思います。2つ目、3つ目に関しては、達成できたと思います。

大学のある街について

どんなところですか:静かで歩道には自転車や散歩をしている人はまったく見受けられないほど、みんな車で移動しています。

ダウンタウンまでのアクセス:徒歩20分

お薦めスポット:大学から徒歩1分のBBQプレイス。日本食レストランとその近くにある公園

学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:気さくに接してくれる学生が多いイメージです。たまたま知り合った子と遊びに行くこともありました。

他の国からの留学生:インドからの生徒が多数いて、他にもドイツやパキスタン、中国からの留学生もいます。留学生のプログラムを管轄しているオフィスがイベントを催してくれるので交流の機会は多々あります。

日本人:院生に1人いましたが、授業も異なり、キャンパス外に住んでいるので普段は会うことがないです。これまでも数人日本人はいたそうですが、いても1人や2人だったそうです。

大学キャンパスの設備、雰囲気

キャンパスは小さいと言われていますが、普通に広い。端から端まで教室を移動する人は徒歩なら45分~50分ぐらいかかる。授業内の生徒人数は15名から20名が平均ですが、これは学部によります。

雰囲気はどちらかというと落ち着いています。

設備は、基本的にすべて綺麗で整っているといえます。

キャンパス内の治安はいかがですか

比較的安全です。警察官もよく巡回しています。

学生生活について

1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

平日は授業が2つ~3つ。授業後はほとんど図書館へいって勉強。時にはスーパーに出かけたりしていた。土日は友達と遊ぶか休憩するか勉強する。

友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

連絡先を早い段階で交換して連絡をとりあうことを大切にしていた。短い期間で信頼関係を作るために積極的かつ紳士的に関わることを重要視したことがよかった。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

いい思い出はたくさんの友達をつくれたこと。本当にこれに尽きます。そしてその多くは教育業界に興味のある生徒で、日本に行ったことのある生徒、これから日本に行く予定にしている生徒がいるため、また日本で再開する予定になっているので、このあたりの人とのつながりが1番の財産です。大変だったことは、ルームメイトがいない分、部屋での過ごし方に関してメリハリをつけることが難しかったことです。

一番の息抜きの方法は何ですか。

JPOPを聞くこと。英語の教師に関する動画をみること。

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

絶対に必要。常に使っていました。授業の課題から授業内での活動などなどです。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

家族とは週に2,3回電話ではなくLINEで話す感じでした。友達とも基本的にはそのような感じです。

留学先に持って行った方がよかったもの、持っていけばよかったもの、不要だったものなどあれば教えてください。

iPhone等の充電器をもう1つと日本からのお土産をもう少し持ってくればよかった。

不要だったものは、日本から持ってきた英語教育本等の参考書はいらなかった。

JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。

①旅行に関する費用

・国際航空券代(往復):40万円

・現地での旅行費用:8万円

②個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:4万円

③携帯電話料金:5万円

④ミールプラン以外の食事代:1万円

⑤教材費:$514 

寮(ホームステイ)生活/ルームメイト(ホストファミリー)についてお書きください。

ルームメイトとの関係(どのくらい接点がありますか)

ルームメイトはいるはずでしたがいませんでした。スイートメイトは4人いましたが、みんないい人達でした。ただ遊びに行ったりごはんにいったりはしなかったです。

食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

メインのカフェテリアに関しては最初の1か月で完全に飽きてしまい、そこからは食事に関しては楽しみではなかった。タイミングをみて外食したり、友達の家にいってラーメンを作って食べたりしていた。

大学内の活動に参加していますか。

大学内のバレーボール対抗リーグのチームに所属していました。

休み中の過ごし方について教えてください。

友だちとシカゴに遊びに行ったり、友達の家で映画をみたりしていました。あとは単純に課題をやる日にしたりしていました。

おすすめのイベントやクラブ活動があれば教えてください。

学内対抗リーグのスポーツはバレー以外にもたくさんあるので参加してみるととても楽しいと思います。

学部授業①

  • コース番号 :ED-357-A 
  • 授業タイトル:Des Curr, Assment, lrng Plans
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー、問答型

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

各課題、最終プレゼンテーション

授業を通して学んだこと(授業内容)

・Assessmentの重要性

・formative assessmentとsummative assessmentのポイント

・ユニットプランの組み方と必要な要素

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

苦労したこと

・クラス内のディスカッションに入っていくこと。周りのクラスメイトはこれまでのアメリカでの自分の経験をもとに意見を捻出して発信するので、自分の未知なことが多くその議論に入っていくのが難しかった。

楽しかったこと

・高校へのObservation。3週間の中で約3回高校に授業見学、授業実施をしにいき、自分の将来に繋がることを目にでき楽しかった。

感想

授業の内容として自分の将来に繋がることだったことが凄く大きかった。特に自分が重きを置きたいと思っているassessmentに関して、深い理解を得ることができた。

学部授業②

  • コース番号 :ENGL-342-A
  • 授業タイトル:Grammar, Style, and Editing
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー、問答型

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

各課題、中間テスト2回、最終プレゼンテーション

授業を通して学んだこと(授業内容)

・より深い文法事項

・英語文章の編集のスキル

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

 苦労したこと

・毎授業ごとにでる課題が難しく、それなりの量のテキストのページを読んでクイズに答えることに苦労した。ただすごく有意義な時間だった。

楽しかったこと

・授業のメインプロジェクトとして、自分は大学のWriting CenterのウエブサイトをCopyeditingしたこと。ネイティブが書き作成したもの英語文献であるがゆえ編集箇所を見つけるまでの過程に膨大な時間を費やすことになったが、それが凄く楽しく毎回わくわくして取り組んでいた。

感想

英文法の深い知識をさらに身に着けることができ、ネイティブでも理解が困難なものもクリアしていけたのがよかった。また教授も質問した時にはしっかりと答えてくれて凄く有意義なクラスだった。

学部授業③

  • コース番号 :ENGL-365-EVX
  • 授業タイトル:Asian-American Immigrant Story
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー、問答型、対話型

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

Paper 1、Paper 2、Paper 3の3つ(それぞれについてFrist draftとSecond draftを提出)。

授業を通して学んだこと(授業内容)

Asian American immigrant literatureについて。その歴史やその内容からわかる昔のアジア人の扱われ方。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

 苦労したこと

・毎授業の予習として毎回異なる本を1冊読んでいくのが、自分にとっては苦労したポイントだった。

楽しかったこと

・実際にその本の著者の人と授業内でズームを繋ぎ、その本にまつわる質問をみんなでして、議論したこと。

学部授業④

  • コース番号 :ENGL-369-A
  • 授業タイトル:TESOL: Methods and Practices
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

問答型、対話型

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

各課題

授業を通して学んだこと(授業内容)

TESOLの授業の特徴。授業づくり、授業運営で重要になる視点。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

楽しかったこと

・さまざまなアクティビティを授業内で実際に体験できたこと

・Valpoの教授が中国のある大学の学生にズームでおこなっているライティング授業にTAとして入り、TESOLの実情を観察し、自分の将来に活かせそうな視点やテクニックを学んだこと

苦労したこと

・たくさんのレッスンプランを課題として作成したが、必ずしも日本人生徒が対象にならないので、外国人の生徒に対する授業作成という点が難しかった。

感想

教授は経験豊富で、本当に様々なノウハウを持っておられ、自分にとっては特に有益なクラスだった。

学部授業 ⑤

  • コース番号 :GEO-260-A
  • 授業タイトル:Environmental Conservation
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)

・各授業で扱った章のクイズ

・各ラボ後の提出課題

・中間テスト

・Final Research Paper

授業を通して学んだこと(授業内容)

アメリカの地理的知識、アメリカと日本の空気汚染問題の類似点と相違点

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

自分のすべきことを考えて動けたことはよかったが、楽しかったことは特にない。最後のリサーチペーパーに関しては自分の興味のあることをトピックにできたのでよかった。感想としてはキャンパス内で噂になるほど人気のない授業の中身を理解した。

履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

エッセイ・ペーパー

科目名:Des Curr, Assment, lrng Plans

題材:Unit Plan (5 days lesson plan)

内容:1つのユニット=今回は5日間(5回)の授業を作成する。

大変だったこと、やり遂げての感想:

ユニット全体のestablished goals、transfer goals、essential  questionsや、各授業内でおこなう効果的なformative assessment、そしてそれから得たデータの活用計画、そしてユニット末のsummative assessmentを練りに練って1週間ほどかけてすべて仕上げたのが、すごく大変だったが、とても楽しかった。

プレゼンテーション

科目名:Grammar, Style, and Editing 

題材: The Client Project

内容: Editing Writing Center website

大変だったこと、やり遂げての感想:

上でも書いた通りだが、Writing Center websiteを編集する過程で、copyediting、comprehensive editing、proofreadingを経たが、それぞれに多くの時間を費やした。そして、他の生徒が考慮していない障害者のAccessibility の観点からも編集をおこなったことが大変だったのと同時に、ものすごく興奮してそれに取り組んだ。そしてその過程と結果すべてを発表するプレゼンで、クラスメイトや教授から褒めてもらえてうれしかった。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

まずは授業内の生徒人数が基本的に少なく、教授がより生徒1人1人にフォーカスできる環境があるのが特徴的で、自分にとっても質問をしやすかったのでよかった。ただ授業によってとてもギャップも感じた。アメリカ人の生徒は日本人の生徒よりも、より教授に対しての好き嫌いやはっきり持つし友達同士ではよく共有している。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

飛躍的に会話力が伸びたわけではないは思うが、その中でも知らなかった表現や日常会話でネイティブが使っている自然な表現を身に着けることができたと思う。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

ネイティブのスピードについていくこと

●工夫した点

要点を掴めるようにきくこと。授業とは別の会話の練習コースに参加したこと。

リーディング

●苦労した点

語彙の難しさ。

●工夫した点

すべてはしないが、キーになる単語の中でわからないものは意味を調べて、なおかつ文の中での使い方も調べること。

ライティング

●苦労した点

アイデアの捻出。

●工夫した点

周りの意見も参考にしながら自分の経験をたどって書く。

スピーキング

●苦労した点

ネイティブのスピードについていくこと

●工夫した点

自分のスピードで話すようにすること。正確性に気をとられすぎない。授業とは別の会話の練習コースに参加したこと。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

英語力、特にスピーキング力の向上に繋がるイベント等には積極的に参加した。そしてその場にいったときには萎縮することなく自分から目立つぐらいの勢いでしゃべりに行くこと。

留学全体を総括して

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

まずはアメリカという国の実情や文化を身にしみて感じることができたこと。この経験を将来の生徒たちと共有し、英語を学ぶモチベーションの1つになればいいと思う。それに加えて、日常英語の運用能力とその知識を伸ばすことができた。ネイティブと接する中で、そのスピードに苦戦しながらも次第に慣れることが多少なりともできた

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

国に関しては思った通りの印象。サイズ感がすべて基本的に1サイズ大きい。

この町は特に公共交通機関が思ったよりも整備されていないため、その点が凄く不便。あとはやはり基本的に自由さが日本より目立つなと思う。だからこそ自分は自分で自律して思考・実行していかないといけないところが、物事への考え方捉え方の成長に繋がったと思う。

これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

これからの目標は

・英検1級合格

・教員採用試験合格

・IELTS7.0取得

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

授業を決めるときは、しっかりと在学生やアカデミックアドバイザーに聞きながら選んだ方がよい。自分の専攻科目を惜しみなくとるのが1番よい。また、公共交通機関がほぼないに等しいので、車を使える友達と仲良くなっておくとかなり便利。また安全とはあたりまえだが言えないので、夜は8時以降キャンパス外への外出は控えた方がよい。

留学全体を総括して

留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

外向的かつ積極的、迷ったらやってみる・行ってみる、ただその中で純粋さや素直さ、感謝を必ず忘れないと決めていたことで、周りの人とうまく関係を築いていくことができた。自分のこの経験を次の未来の生徒たちに共有していきたい。

また、改めて日本という国の素晴らしさを身に染みて感じた。清潔さを保つことが当たり前になっている社会、食へのこだわりの強さとそのクオリティ、他人を思いやる精神、特にこの3つに関して、日本の偉大さを感じた。

JSAFサポート(事前英語学習、出発前オリエンテーションについて)

申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポートは、役に立ったと感じますか。

Flowに関しては少し使っていました。英語の学習についてはもっとできた部分もありますが、自分で考えて取り組んでいたという認識です。Flow以外の勉強サポートについてはメールなどでのお知らせも詳細が載せられていてとてもわかりやすく、アクセスしやすかったです。

JSAFでの出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。

オリエンテーションで教えて頂いた情報はアメリカにくるまでの良い準備に繋がったのでとても有益でした。ありがとうございました。両親が気にしていたアメリカでの注意点や保険等の金銭面のことなど、必要な情報はあの冊子にしっかりと記載があり、それに加えて追加の情報を与えてくださったのがとても役に立ちました。

その他、JSAFのこういうサポートが良かった、対応が良かった、紹介された留学先がぴったりだったなど。

世界各地の大学との提携数が多いのが魅力的だと感じます。大学のプログラムではいけない国や地域にある大学でも、JSAFなら渡航可能なことがあると思うので、1度面談を受けたり、ホームページを確認して前向きに考えてみるといいと思います。

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