JSAF就職活動サポートJOB SUPPORT

JSAF先輩派遣生 内定者体験談 vol.1

1. なぜその会社を選んだのですか?その会社で留学経験をどのように生かせると思いますか

自己分析を通して、課題発見→解決の過程が楽しくて、心から好きだと思ったからです。10年間クライミング選手をやっていたのですが、そこで自分の課題を解決する過程に魅力を感じました。目標と現状のギャップを洗い出し、解決プロセスを立てて実行していく一連の流れが面白かったんです。また大学からクライミングジムのアルバイトを始めて、お客様にアドバイスすること、成長に伴走することにやりがいを感じるようになりました。このような経験を通して、課題解決というプロセス自体が好きだと実感し、そしてそれが世の中のためになるのなら、という思いでコンサルティング業界を志望しました。留学経験からは英語力と国際感覚を生かしたいと考えています。留学生活で世界と関わることの面白さとグローバルスタンダードを身につけることの重要性を学びました。そのため留学で身につけた英語力を生かして、グローバルプロジェクトに参画したいと思っています。また日本の常識や慣習にとらわれず、幅広い視野をもってお客さんに提案をしたいと考えています。

2. 就職活動を始めてから内定までのスケジュール(タイムライン)を教えて頂けますか

・就活・世の中の仕事に関する情報収集(3年4月~6月)

・説明会・オープンカンパニー(3年4月~7月)

・ボスキャリの自己PR完成(3年8月)

・ボスキャリのエントリー(3年9月)

・ボスキャリのWebテスト・面接(3年10月~12月)

・ボスキャリ参加(3年11月)

・内定(3年11・12月)

・業界研究・自己分析の見直し(3年2月)

・説明会(3年2月)

・Webテスト・ES(3年2月~3月)

・面接(3年3月)

・内定(4年4月)

3. 就活から内定までのスケジュールインターンやOG訪問をしましたか

オープンカンパニーを2社、OB・OG訪問は10人ほどに行いました。オープンカンパニーは留学前、3年5-6月に行いました。大学1.2年では特に就活をしていなかったので、業界や会社というものの実態について身をもって知りたいと思って参加しました。OB・OG訪問は留学後、3年の2-3月に行いました。ボスキャリに参加して会社や業務についての無知を実感し、社員の方から生の声を聞こうと実施しました。説明会や資料では掘り下げられない情報はもちろん、会社の雰囲気が分かってよかったです。

4. 面接では留学経験をどうプレゼンテーションしましたか

留学経験を用いて、自分の計画性とバイタリティをアピールしました。私は就活中、計画性が強みだと繰り返しPRしていました。留学先での生活や勉強はまさに綿密な計画・実行を要するもので、自分にはそれを遂行する力があるのだと、エピソードとTOEICの結果をもとにお話ししました。またバイタリティについては、カナダへの一人旅や勉強や交友関係での様々なトライアンドエラーを話すことで、仕事へも果敢に取り組んでくれそうだ、と思ってもらえるようにアピールしました。

5. 就活をする上で、留学前や留学中に工夫したことについて教えてください

工夫、といった意味では就活に対して、常に時間と心を割きすぎないように意識しました。というのも、私は就活のために留学へ行っていたわけではないので、就活に費やす時間は多くても1日2時間ほどにとどめて、それ以外の時間は就活のことさえ考えないようにしました。それを可能にするために、留学前は業界研究をしてESや自己PRを書き終えておきました。また留学中の就活は基本ぶっつけ本番で行いました。面接は特に実践を積んで自分の見せ方を研究しました。就活に費やす時間を物理的に制限することで、就活タイムと勉強タイムのオンオフをしっかり区別して、うまく両立出来たと思います。

6. 就活との兼ね合いで留学に行く事を悩む学生も多いのですがそんな学生へのアドバイスはありますか

絶対に行った方がいいと思います。なぜなら、留学で得られる価値の方が、就活をすることで得られる価値より大きいからです。この「価値」はもちろん留学後就活でもプラスに働きますし、なにより自身の人生をより豊かなものにしてくれるものです。就活は帰国後でも卒業してからでもできますし、新卒ではいる会社がすべてではありません。就活という目の前のことにとらわれ過ぎず、留学で人生変えるぞ!くらいの気概で頑張ってみてください。

7. これから留学を控えるJSAF後輩派遣生へのメッセージをお願いします

では、これから留学をするみなさんに、2つ大事な心がけをお伝えします。1つは、「やりたいこと全部やる」です。せっかく留学へ行くのなら、興味のあることは全部チャレンジしちゃってください。不安や後悔は「今」感じる感情ですが、不安や後悔の対象物は「今」にはありません、過去と未来にあります。だったら「今」はとりあえずやってみましょう。「行動する」ことは「今」しか出来ません。2つ目は「目的意識」をもつことです。勉強、遊び、サボり、失敗、全てに意味を感じてください。私も、就活で1番最初に受けた面接は酷いものでした。でもその面接の目的は「面接を知ること」で、私は「なるほどこういう質問をされるんだなぁ」と学ぶことができました。そういった意味では大成功なんですね。ですから、常に目的を見据えて、自分が今やっていることの意味を見失わないでください。と、長々書きましたが、何よりご自身が全力で楽しむことが1番大切かもしれません。人生で何度も経験できるわけではない海外生活、ぜひ素敵な思い出にしてください。

※ボスキャリ中の様子

ハートウィックカレッジ / Hartwick College

ハートウィック・カレッジは、ニューヨーク州オニオンタ、キャッツキル山地の北麓に位置する自然豊かなリベラルアーツ大学です。緑に囲まれたキャンパスは非常に美しく、渓谷を望むことができます。1797 年に神学校として設立され、1928 年にリベラルアーツカレッジとして現在の形となりました。個人個人に寄り添った教育を信条としており、きめ細やかな指導を受けることができます。平均のクラス人数も15 名と小規模で、教員との距離が近く、アットホームな環境で留学生活を送ることができるでしょう。スポーツも盛んで、全学生のおよそ4 割が1 つ以上のスポーツに取り組んでいます。男子サッカーと女子水球は全米でもトップレベルを誇っています。

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スタッフあとがき

菅原さん、このたびは素晴らしい就職活動体験記をありがとうございました。残りの学生生活を満喫して、来年からの社会人生活も菅原さんらしく楽しみながら、持ち前のバイタリティと計画性を武器にスタートしていただければと思います☺