JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE

学習院大学国際社会科学部国際社会科学科3年

  • 留学先 :キャロルカレッジ
  • 留学時期:2022年秋派遣
  • 留学期間:2022年9月~2023年6月

大学のある街について

どんなところですか:モンタナ州の州都ヘレナという小さい街です。とても平和で静かです。学校の隣にスーパーマーケットはありますが、それ以外の店に行くとなると車が必要になるため、車を持っていないと少し不便です。

ダウンタウンまでのアクセス:徒歩20-30分です。

お薦めスポット:ダウンタウンよりも近くにある北海道という日本食のレストランは、日本にあるレストランのような味はしませんが、学校の近くにあるレストランで値段が手ごろなところの中では美味しいと人気です。ダウンタウン自体も徒歩圏内で、建物も歴史的なものが多いので、歩いているだけで楽しいです。気候が良ければ学校の隣にある公園も芝生がとても綺麗なので歩いていて気分転換ができます。

学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:前学期に現地の友達がある程度できたので、今学期も引き続き一緒にご飯を食べたり出かけたりしました。私はルームメイトがアメリカ人であったため、ルームメイトを通して新たな友達と会うこともできました。生徒のほとんどが現地の学生なので、現地の友達がいるとコミュニティがかなり広がります。そして、選択肢が多い分自分と合う友達を見つけることもできます。

他の国からの留学生:今学期は交換留学生が4人しかおらず、前学期から引き続きの私含めた日本人2人、ノルウェー人1人、そして今学期新しく来たチリ人でした。そして留学生としてではなく正規の学生としてウクライナとエチオピアの移民の生徒も数人いました。前学期に引き続き、留学生で一緒にいる時間が多かったです。

日本人:私以外の日本人生徒は1人しかいませんが、前学期に引き続き会話は英語でしています。前学期から知っている友達の一人でもあり、いざとなったら日本語も通じるため、心強い存在でした。日本人ならではの価値観は他の人にはわかってもらえないこともあるため、心の支えになりました。日本語で話すことはほとんどないため、英語の成長への支障はありませんでした。

大学キャンパスの設備、雰囲気

大学はとても小さいです。春学期は学期の初めから4月の終わりまで雪が降っていて、5月になった途端に日差しが夏のようになりました。レンガの歴史ある建物と白い雪もしくは緑の芝生がとてもきれいなキャンパスです。

寮は数種類あり、私の住んでいた寮は一番古く大きい建物でした。トイレとシャワーはフロアごとに共同で、キッチンは1階に共同のものがあります。キャンパスの一角にはジム、食堂の前には学生誰でも過ごせる共同スペースがあり、多くの学生が課題をしたりお喋りをしたりしています。私もこの共同スペースで過ごすことがとても多かったです。生徒数がとても少ない大学なので、1年通うと多くの人と顔見知りになることができます。

キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:防犯カメラはありませんが、セキュリティの人が巡回しています。個人的に危険を感じたことはありません。

キャンパス外:基本的に治安は良いです。念のため夜はひとりで出歩かないようにしていますが、キャンパス外でも個人的に危険を感じたことはありません。

学生生活について

1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

秋学期の留学生はほとんど帰ってしまい、今学期からの留学生と一緒に過ごすことが多かったです。また、秋学期からの友達のアメリカ人と遊ぶことも増え、一緒に勉強したりしています。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

良い思い出は。友人たちと過ごした時間です。寮に住んでいると一緒に過ごす時間も長く、仲が深まりました。出身国など関係なくみんな同じような悩みを抱えていたり、同じことで笑ったり、国は関係ないということも実感し、一緒に過ごす時間はとても楽しく刺激的でした。

大変だった思い出も友達関係です。留学では英語を伸ばすために多くのアクティビティに参加するなど外交的に活動していましたが、普段はすごく外交的ということではないので、ギャップに少し疲れたり、仲の良い友達が初期の頃にできなかったりしたことは大変でした。秋学期の留学生のほとんどは21歳以上で、みんなが飲みに出かける週末、私だけ参加できないことで距離を感じることは多くありましたが、その分アメリカ人の自分に合う友達を見つけることができて、良かったと感じています。

一番の息抜きの方法は何ですか。

バレエ、コーラス

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

全ての課題はMoodleというソフトを通して課題を提出するので、パソコンは必須です。授業ノートは私は個人的に紙のノートに取ることが好きなのでノートに直接書くこともありましたが、特に話すのが速い教授の授業などではパソコンにタイプしてノートを取ることが多かったです。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

秋学期は母と週一くらいで電話していましたが、春学期は月に一度くらいになりました。他の家族とも、月に一度くらい様子を確認しあっていました。友達とは1人とても仲の良い友達がいるので月に一度くらい電話していました。基本的に、電話は時差の関係で難しいことも多かったので、LINEで連絡を取ることが多かったです。LINEの連絡は週3くらいでしていたと思いますが、週によります。英語習得中に日本語を話すことに少し抵抗があったので、電話も最低限にするようにしていました。

大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)は利用しましたか。 利用した場合、勉強を進める上で役に立ちましたか。

ライティングセンターを利用していました。間違っている文法を直してもらったり、文の構成自体のアドバイスを貰ったりなど、エッセイの質を高めるために必須でした。ライティングセンターを利用したことで、ライティングにおける困ったことなどは全くありませんでした。

寮(ホームステイ)生活/ルームメイト(ホストファミリー)についてお書きください。

ルームメイトとの関係(どのくらい接点がありますか)

ルームメイトとはとても仲が良いです。同じ時間に部屋にあるときはお喋りをしたり、一緒に買い物へ出かけたり、学校が休みの時は車で1時間くらいの実家へ連れて行ってもらったりしました。ルームメイトの家族もとても優しく歓迎してくれ、アメリカの行事、Halloween, Thanksgiving, Christmas, Easterは全てルームメイトの家族と経験することができました。

食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

無制限のミールプランを持っていたので、食事は基本カフェテリアでし、自炊をする時間はあまりありませんでした。カフェテリアの食事はスープが美味しいことが多かったです。夜の11時まで空いているので、夜にお腹が空いたときに友達と一緒にスナックを食べに行くことも楽しかったです。

大学内の活動に参加していますか。

National and International Student Organization というクラブを秋学期に友達が作り、今学期はvice presidentを務めていました。トルコとシリアで起きた地震への寄付のイベントを主催したり、学校の多様性の促進運動に参加したりしました。また月に一度international nightを企画し、月ごとに国を決めてその国の料理、音楽、クイズなどを行いました。4月はJapanese nightを行い、おにぎり、卵焼き、からあげを作りみんなとても楽しんでくれました。

スポーツはしていますか?具体的に教えてください。

学校外でクラシックバレエをしています。私自身4歳の頃から続けていて、言語関係なく楽しむことができるため、ストレス発散にもなっています。学校外のコミュニティの人と知り合うこともでき、とても優しくして貰いました。

休み中の過ごし方について教えてください。

週末は普段遊んでいる友達と少し遠出したり、ホームステイしている生徒の家に遊びに行ったり、課題をしたりしていました。最後の2ケ月は課題とクラブの仕事が忙しく、週末も何かしらパソコンで作業をしていることが多かったです。長期休暇はルームメイトの家にお邪魔して、リラックスしたり、ルームメイトの兄弟姉妹と遊んだりしていました。

おすすめのイベントやクラブ活動があれば教えてください。

National and International Student Organization(NISO)は私たちが作ったクラブで、international students がアメリカでの生活になじむ手助けをすること、そしてアメリカ人に国際交流を促進することを目的としたクラブです。

また、choirはクラスのひとつですが、オーディションを合格しないと履修できない方のクラスは活動の仕方がクラブに似ていて、卒業式の日のミサで歌ったり、コンサートをしたりして、とても楽しかったです。

学部授業①

  • コース番号 :HI122 
  • 授業タイトル:US History II
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー形式

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Self-grading と呼ばれるシステムを教授が前学期から始め、学期を通して4回のレポートと2回のself-assessmentを提出します。レポートでは授業で学んだことから感じたことや考察を書き、self-assessmentでは自分の授業への取り組みについて自己報告をします。

授業を通して学んだこと(授業内容)

内容は前学期の続きの南北戦争後からトランプ大統領あたりの近代史でした。アメリカの歴史の授業なのでアメリカの歴史や文化を中心に授業は進みましたが、大戦なども関わってくるため世界史ともかなり似ている内容でした。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

日本で学んだことのある歴史をアメリカ目線から学ぶことはとても興味深かったです。日本であまり詳しく学ばない第二次世界大戦で日本がしたことを学んだり、逆にベトナム戦争については触れる時間か短かったりするなど、個人的には日本での教育と比較することが面白かったです。

学部授業②

  • コース番号 :PSY203
  • 授業タイトル:Developmental Psychology
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー形式

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

100 Self-reflection paper

100 interview paper

100 exams (there are four exams and the top three will be counted)

4/week weekly discussion

5-20/each Homework, activities, and discussions

Extra credit

授業を通して学んだこと(授業内容)

発達心理学について学びました。乳児期から始まり、死まで学びました。専門用語を学ぶだけでなく、その知識を活かして特定の症状への治療法を考察するなど日常生活に応用できるような練習が多くありました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

日本で心理学概要を履修していましたが、専門用語の翻訳は知らなかったため、単語の多くを翻訳しなくてはいけないことが大変でした。単語の意味が分からないことで授業についていくことが大変なこともあったので、基本的に授業は録音して後から聞き返したり、授業の前にPowerPointのスライドを見て単語を翻訳するようにしたりしていました。

学部授業③

  • コース番号 :SO101
  • 授業タイトル:Introduction to Sociology
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー形式

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

140 Attendance & participation

60 class activities (6)

150 group discussions (6)

150 response papers (3)

75 quiz (3)

200 midterm exam/final exam

授業を通して学んだこと(授業内容)

文化、人種、階層、犯罪、政府制度など、広い範囲の社会学の基礎を学びました。授業内のアクティビティやグループディスカッションを通しても多くのことを学ぶことができました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

アクティビティはあまり事前準備をすることができないので、ついてくことが少し大変なこともありましたが、2学期目になるので基本的には問題ありませんでした。グループディスカッション事前にテーマが分かっているので準備をすれば全く問題ありませんでした。課題は英語力よりも、ディスカッションの中で発言をすることになれることだと感じました。アメリカ以外の国出身としての意見を聞かれることもあり、授業に貢献できることもあり嬉しかったです。

学部授業④

  • コース番号 :ART113
  • 授業タイトル:Digital Photography
  • 単位数   :-

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー、セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

10% attendance

35% homework/shooting assignments

10% quizzes

10% Daily Participation

35% photo gallery project

授業を通して学んだこと(授業内容)

絞り、シャッタースピード、感度などのマニュアルでのカメラの使い方、そして構図やlight roomの使い方など、カメラの基礎を学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

日常生活で使える知識を学ぶことができてとても面白かったです。またカメラの技術だけでなく構図、加工の技術を学ぶことができたので、写真を撮ることがもっと楽しくなりました。

履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

エッセイ・ペーパー

科目名:Developmental Psychology

題材:自分の成長過程と発達心理学を関連付けて考察する

内容:授業で習った発達における概念を自分の幼少期の成長経験に応用し考察する

大変だったこと、やり遂げての感想:

授業で習った単語を6つ以上使うというノルマがあり、授業内容を理解していないと正確に単語を使えないため、大変でした。しかし、自分の育った環境を客観的に見直して、なぜ今の自分になったのかを考察することはとても面白かったです。

プレゼンテーション

科目名:Digital Photography

題材: My life at Carroll

内容: この1年間を象徴するものを10枚の写真に収めるプロジェクト

大変だったこと、やり遂げての感想:

10個のこの1年間のCarrollでの生活を象徴するものを、授業で習った技術を使いながら撮影することは大変でしたが、将来見返した時に良い思い出になるであろう作品を仕上げられたのでとてもやりがいがありました。

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

大きく違うのは成績のつけ方だと思います。日本は中間、期末試験が成績のほとんどの割合を占めるのに対し、アメリカでは小さな課題などの占める割合も高く、授業への貢献度がより評価されると感じます。また、生徒が積極的に質問をしていて、教授もどんな質問にも丁寧に答えるため、お互いが質疑応答がしやすい環境であると感じました。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

かなりついたと感じます。渡米してすぐのころは、質問は何となく理解できてコミュニケーションは取れるけれど、アメリカ人同士の会話にはついていけないくらいのレベルでしたが、現在は基本的に問題なく会話も理解できるようになりました。ボキャブラリーや表現の仕方のバリエーションも増え、日常会話はスムーズに不自由なくできるようになりました。

できるだけ人と多く関わるようにしていました。学問的な英語は日本でも自主学習できますが、日常生活の英語は現地に住むことで最も伸びる分野であると考えたため、学校のアクティビティに参加したり、友達と出かけたり、宿題も自分の部屋ではなく共同スペースですることで時間のあるときに人とコミュニケーションを多く取れるように工夫していました。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

今学期は、リスニングはあまり苦労しませんでした。文章がほとんど聞き取れるようになったので、知らない単語が文の中にあったとしても、どこが分からないのかがはっきりするようになりました。

●工夫した点

基本的に日本語で話す以上に会話に集中するようにしていました。

リーディング

●苦労した点

現地生に比べて圧倒的に読むスピードが遅いため、大量にあるリーディングをこなすのは大変でした。

●工夫した点

全ての文章を理解することも大切ですが、読まなくてはいけない量を考えると全体のアイデアを理解することが大切だと思います。キーになる単語は調べますが、重要な文に重きを置いて基本的にはスピード重視で読んでいました。

ライティング

●苦労した点

評価項目に文法が入っていると少し緊張しますが、基本的に問題はありませんでした。

●工夫した点

友達に直してもらったり、ライティングセンターに行ってアドバイスを貰いに行ったりしました。

スピーキング

●苦労した点

発音で苦労することはほとんどありませんでした。今学期に入ってからはアメリカ英語ならではの発音、特にaの発音をネイティブに近く発音できるように頑張っていました。

●工夫した点

発音してみて、口の形を覚えたり、友達に聞いて貰ってアドバイスを貰ったりしました。

留学全体を総括して

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

英語力、コミュニケーション能力、感情のコントロール力、自立力が身に着いたと感じます。英語力は、英語のみの生活をすることで、もちろん努力は要りますが、自然と伸びます。また、語学力を補うためのコミュニケーション能力として、ジェスチャーや表情を普段より使うなど工夫していました。笑顔も大切なコミュニケーション能力のひとつでした。そして、感情のコントロール力というのは、辛いこと、悲しいことがあったときでも、自分の機嫌を自分で取れるようになったことです。日本にいたときは、母に起きたことを話して、気分を宥めてもらっていましたが、時差があると自分の話したいときに電話をすることもできず、徐々に自分でコントロールする力を身に着けたように感じます。また、自立力としては、自分の感情的な自立に加え、自分の身の回りのことは、食事以外は全て自分でこなさなくてはいけなかったため、様々な生活力を学んだと感じます。

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

今まで、アメリカはアメリカ、というイメージしかありませんでしたが、州によって印象がかなり違うことを知りました。例えば、アメリカは多様性の多い国というイメージが私の中でありましたが、モンタナ州は、白人の比率がかなり高いです。また、大学について言うと、出発前からカトリックの大学であることは知っていましたが、実際生活してみると宗教的な側面を考える機会が多くあり、宗教の文化についてもかなり沢山学んだと思います。

これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

大学卒業後、アメリカで少なくとも数年働きたいと考えています。自分の英語力では不十分であればレストランや、英語力が少し低くでもできる仕事を見つけて、自分の英語を上達させて、そして現地の仕事に就きたいと考えています。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

Carroll Collegeは人種、宗教を始め、多様性のある大学ではありません。日本人もほとんどいません。しかしその分、日本語から距離を置いて英語学習に集中するには最適な環境であると感じています。文化の違い、特に宗教の文化には驚くこともありましたが、留学でその土地の文化について学ぶことは大切であると個人的に考えているので、とても良い経験になると思います。また、留学生が少ない分、アメリカ人の友達ができやすいと思います。留学生だけにとどまらず現地のコミュニティをしることで、幅がかなり広まり、自分に合った環境も見つけやすくなると考えます。日本、特に都会とは真反対の場所ですが、挑戦してみたら、人生の中で間違いなく大切な経験になると思います。

留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

留学は語学力だけでなく人として成長する部分がかなり大きいと思います。留学前の自分と今の自分では価値観が広がり、物事の捉え方も変わりました。そして、今までは就職など将来のことは全て日本国内で考えていましたが、留学を通してアメリカでの就職も視野に入れるなど、世界が広がりました。挑戦しなければ経験できなかったことが沢山あり、どれも貴重な経験です。

JSAFサポート(事前英語学習、出発前オリエンテーションについて)

英語力の面、そして自分自身の自信の面、両方で役に立ったと感じます。私の場合、2か月間、週に2回のクラスを一度も休まず受講したことが自分の中で大きな自信となりました。また、英語で授業を受けること自体は大学で多くあるので慣れていましたが、英語に触れる機会が増えることで自分の英語に対する抵抗が減ったと感じます。

留学先を選ぶ際、日本人が少ない学校で、治安の良い地域を二つの主な条件としたため、モンタナ州のCarroll Collegeはその条件にぴったりの大学でした。また、留学先の大学を迷っているときに、過去の派遣生のレポートを見せていただいたことでイメージがしやすく、とても参考になりました。

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