JSAF派遣生留学体験談JSAF EXPERIENCE
カリフォルニア州立大学モントレーベイ 学部留学 体験談②
- 留学先 :成蹊大学 経営学部総合 3年
- 留学時期:2025年秋派遣
- 留学期間:2025年8月~2025年12月

留学全体を振り返って
留学の目的は何でしたか。
経営学の理解を深めること・海洋生物学・生物学を履修し文理両道の人材になるきっかけづくりをする。
上記の目的は達成されましたか。
達成されました。上記の分野を学びたい人はとても良い環境だと思います。
留学を通して身に付いた、成長したと感じる点
英語力だけでなく、自分から行動する姿勢や、困難な状況でも粘り強く取り組む力が身についたと感じています。また、多様な価値観の中で生活することで、視野が大きく広がりました。
留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点
出発前は不安もありましたが、実際に生活してみると、学生同士や教員との距離が近く、非常に学びやすい環境だと感じました。主体性を重んじる教育スタイルが印象的でした。
学部履修
学生生活について
1週間のおおまかなスケジュール
平日は授業を中心とした生活を送っていました。午前中から昼過ぎにかけて授業があり、授業後は課題や予習・復習に取り組む時間に充てていました。空き時間には図書館で勉強したり、ジムで軽く運動したりして気分転換をしていました。週末はルームメイトや友人と出かけたり、まとまった時間を使って課題に取り組んだりしていました。
友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方
授業内でのグループワークやペア活動を通して、自然に友人関係が広がりました。最初は英語での会話に不安がありましたが、積極的に話しかけることで次第に会話にも慣れ、交流が深まりました。留学を通して、国籍や背景の違いを意識しすぎず、相手を理解しようとする姿勢が大切だと感じるようになりました。
留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出
良い思い出
ルームメイトや友人と一緒に過ごした日常の時間です。特別なイベントだけでなく、ドライブや食事など、何気ない時間を共有したことが強く印象に残っています。
大変だった思い出
グループプレゼンテーションの準備段階で、最初にグループチャットへ招待されておらず、情報共有が十分にできていない状況に直面したことがありました。英語でのコミュニケーションに不安がある中で、自分から状況を確認し、メンバーに連絡を取る必要がありましたが、この経験を通して、受け身にならず主体的に行動することの大切さを学びました。最終的にはグループとして協力し、無事にプレゼンテーションをやり遂げることができました。
一番の息抜きの方法
セラピードッグのイベントに参加すること、ランニングをすること、ルームメイトとドライブに出かけることが主な息抜きでした。勉強とリフレッシュのバランスを取ることで、安定した生活を送ることができました。
日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性
ノートパソコンはほぼ毎日使用していました。主に授業の課題作成、リサーチ、レポート執筆、プレゼンテーション資料の作成に使用しました。また、音楽を聴いたり、日本の家族や友人と連絡を取ったりする際にも活用しており、留学生活において欠かせない存在でした。
日本の家族、友達との連絡頻度
家族とは定期的にメッセージやビデオ通話で連絡を取っていました。頻繁に連絡を取るというよりも、必要なときや近況を共有したいときに連絡する形でした。友人ともSNSを通じて気軽に連絡を取り合っていました。
留学先に持って行った方がよかったもの、持っていけばよかったもの、不要だったもの
ノートパソコンや日常的に使い慣れた文房具は持って行ってよかったと感じました。一方で、現地でも購入できるものは日本から多く持っていく必要はなかったと思います。生活必需品は現地調達でも十分対応できると感じました。
滞在について
ホストファミリーやルームメイトとの関係
ルームメイト2名とはとても仲が良く、よく外出したり、ドライブスルーしたりと楽しく過ごしていました。来年(2026年)には日本に来てくれるとのことで、家族のように仲のいい人たちに出会えたことに感謝しています。
食事について
カフェテリアには1日に1〜2回行き、売店も利用していました。基本的には1日2食でした。ルームメイトの1人はミールプランに入っていなかったため、食事を分けてもらうこともありました。
大学内の活動に参加していますか。
時々イベントに参加する程度でした。
スポーツはしていますか?具体的に教えてください。
ジム(otter sport center)があったため、軽くランニングしたりしていました。
クラブ活動はしていなかったです。
休み中の過ごし方について教えてください。
普段は勉強をしたり、ルームメイトと出かけたりして過ごしていました。長期休みにはアメリカ国内旅行もしました。
JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。
①旅行に関する費用
・国際航空券代(往復):$140(安価な場合、長時間の遅延・乗り換えがあるのでお勧めしません。8時間ほど遅延しました。)
・現地での旅行費用:$300
②個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:$2,000
③携帯電話料金:$30/month
④ミールプラン以外の食事代:$200
⑤教材費(学部授業):$400 教授がオンラインデータを配布してくださる場合があるので学期が始まってからで大丈夫です。
⑥ヘルスセンター使用料:利用なし
学部授業①
- コース番号 :BIO204
- 授業タイトル:Introduction to Life Science
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
対面形式で行われ、レクチャーとグループワークを組み合わせた授業でした。授業中にはペアや小グループで問題に取り組む活動が多く、学生同士で話し合いながら理解を深める形式が特徴的でした。講義では基礎的な生命科学の内容を扱い、Canvasを通じて事前課題や小テストが課されていました。
授業を通して学んだこと(授業内容)
生命科学の基礎として、生体分子、細胞の構造と機能、遺伝、進化、生態系などについて学びました。
特に、カリフォルニア州モントレー周辺の生態系や環境問題、関連する法律や社会的背景にも触れながら学習できた点が印象的でした。基礎的な生物学の知識を、地域や現実社会と結びつけて理解することができました。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
毎回ペアやグループで活動する授業形式だったため、最初は戸惑いましたが、その過程で友人を作ることができ、最終的には出発日を見送るほど仲良くなることができました。もともと文系出身で理系科目には苦手意識がありましたが、友人の助けもあり、最後まで授業についていくことができました。その結果、無事に良い成績で修了することができ、大きな達成感を得られました。
学部授業②
- コース番号 :BUS 304
- 授業タイトル:Bus Comm & Critical Thinking
- 単位数 :3
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
対面形式を中心としたレクチャー型授業で、ディスカッション、少人数でのピアレビュー、プレゼンテーションが多く取り入れられていました。授業内では教員からの説明だけでなく、学生同士で意見を交換しながら考えを深める活動が重視されており、実践的なコミュニケーション能力を鍛える構成となっていました。また、Canvasを通じて課題提出や資料共有が行われていました。
授業を通して学んだこと(授業内容)
ビジネスにおける効果的な文章作成能力と批判的思考力を中心に学びました。具体的には、論理的な主張の組み立て方、根拠と意見の区別、情報の信頼性の判断、APA形式による引用・参考文献の書き方などを実践的に習得しました。
また、「Giving Voice to Values」の考え方を通じて、ビジネスにおける倫理的判断や責任ある意思決定についても学ぶことができました。ケーススタディを通じて、現実のビジネス課題に対して複数の選択肢を比較・評価し、説得力のある提案を行う力が身についたと感じています。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
英語で長文のレポートを作成し、論理構成や文法の正確さまで求められる点は大変でしたが、その分、文章を書く力が大きく向上したと感じています。
特にピアレビューや発表を通して、他者からのフィードバックを受けながら改善を重ねる経験は印象に残っています。本授業を通して、ビジネスの場で必要とされる「相手に伝わる書き方・話し方」を実践的に学ぶことができ、非常に有意義な授業でした。
学部授業③
- コース番号 :BUS323
- 授業タイトル:Service Marketing
- 単位数 :4
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
対面授業とオンライン学習を組み合わせたハイブリッド形式で実施されました。授業内ではレクチャーに加え、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションが多く取り入れられており、学生の積極的な参加が求められる授業形態でした。また、Canvasを通じてオンライン教材や課題が提供され、授業外での予習・復習も重視されていました。
授業を通して学んだこと(授業内容)
サービスと製品の違いを踏まえたマーケティングの考え方について体系的に学びました。特に、GAPモデル、SERVQUAL、カスタマージャーニー、サービスブループリントなどのフレームワークを用いて、顧客体験を分析・改善する視点を身につけることができました。
また、実在する企業や自身のサービス体験を題材に分析を行うことで、理論を現実のビジネスにどのように応用するかを具体的に理解することができました。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など
英語で専門的なマーケティング用語を用いながら、ディスカッションやレポート作成を行う点は苦労しましたが、その分、実践的な思考力と表現力が大きく向上したと感じています。
学部授業④
- コース番号 :MSCI 185
- 授業タイトル:Adventures in Marine Science
- 単位数 :1
授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)
セミナー形式のアクティビティ中心の授業でした。毎回、海洋科学分野の教員や研究者による講演が行われ、研究内容やキャリアパスについて直接話を聞く機会が設けられていました。学生は講演中に質問をしたり、簡単な課題に取り組んだりしながら、能動的に参加する形式でした。
学部授業を総括して、日本の授業と違う点について
留学先の授業では、生徒が気軽に質問をする雰囲気があり、発言やディスカッションが重視されている点が日本の授業とは大きく異なると感じました。また、プレゼンテーションや試験の回数も多く、日頃から自分の考えをまとめて発信する力が求められていると感じました。このような授業スタイルを通して、主体的に学ぶ姿勢の重要性を実感しました。
履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について
エッセイ・ペーパー
科目:BUS304(Business Communications & Critical Thinking)
題材:非営利組織を対象としたケーススタディ分析(Monterey Bay Aquarium を題材としたレポート)
内容:Monterey Bay Aquarium を対象に、組織の課題を分析し、改善策を提案するケーススタディレポートを作成しました。単なる意見ではなく、信頼できる資料やデータを根拠として用い、主張・根拠・結論の論理構成を意識して文章を組み立てました。また、APA形式での引用や参考文献の整理にも注意し、学術的な文章作成を心がけました。
大変だったこと、やり遂げての感想:
Monterey Bay Aquarium を対象に、組織の課題を分析し、改善策を提案するケーススタディレポートを作成しました。単なる意見ではなく、信頼できる資料やデータを根拠として用い、主張・根拠・結論の論理構成を意識して文章を組み立てました。また、APA形式での引用や参考文献の整理にも注意し、学術的な文章作成を心がけました。
語学力について
留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?
留学開始当初と比べると、語学力はある程度向上したと感じています。特に、英語を日本語に訳さず、反射的に英語が口から出るようになった点が大きな変化です。日常生活や授業で英語を使う機会が多かったことが、その理由だと考えています。
語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと
- リスニング
苦労した点
生活していく中で、人によって英語の聞き取りやすさが大きく異なり、特定のアクセントや話し方が聞き取りにくいと感じることがありました。
工夫した点
聞き取りにくいと感じた相手ともできるだけ会話を続けるように意識しました。その結果、どのようなアクセントの英語でも徐々に内容を理解できるようになりました。
- リーディング
苦労した点
専門用語が多く、分からないことが多々ありました。学期の前半は日本語に訳しながら理解していましたが、途中からその方法では効率が悪いと感じました。
工夫した点
できるだけ英語は英語のまま理解するよう意識しました。生物系の授業では専門用語が多かったため、YouTubeで英語の解説動画を探し、まず簡単な説明で全体像をつかんでから、教科書の細かい部分を読むようにしました。この方法により、教科書の内容が格段に読みやすくなりました。難しいと感じた場合は、意識的に難易度を下げることも有効だと思います。
- ライティング
苦労した点
「5分で100語以上書く」といった授業内課題やエッセイは、非常にハードルが高く感じました。
工夫した点
まずは自分で書いた文章をもとに、AIを活用して添削してもらい、そのフィードバックから学ぶようにしていました。自分の弱点を客観的に把握でき、ライティング力の向上につながったと感じています。
- スピーキング
苦労した点
留学生として授業内で発言しなければならない場面が多く、うまく表現できずに悔しい思いをすることが何度もありました。
工夫した点
ChatGPTの音声機能を使ってスピーキング練習を行っていました。言い回しなどを気軽に確認できる点が非常に役立ちました。また、会話の中で分からないことがあれば、その都度質問するよう心がけました。せっかく留学しているので、恥ずかしがらずに質問することが大切だと感じました。海外では、日本ほど間違いを気にする人は少ないと感じています。
語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。
とにかく積極的にコミュニケーションを取ることを心がけました。完璧な英語で話そうとするよりも、まずは伝えることを意識して会話に参加するようにしていました。
JSAFサポートについて
申込から出発までの JSAF による英語学習サポートは、全体的に役に立ったと感じています。特に、必要な情報や手続きに関する案内がメールで丁寧かつタイムリーに届いたため、次に何をすればよいのかが分かりやすく、安心して準備を進めることができました。英語学習に関しても、出発前に意識すべきポイントを整理するきっかけになりました。留学前から留学中まで、JSAFからのメールによるサポートが一貫して丁寧で、案内も非常にスムーズでした。必要な情報が適切なタイミングで共有されていたため、不安を感じることなく留学準備を進めることができました。安心して留学に臨める環境を整えていただいたことに感謝しています。





