TOEFL®/IELTS/GPA とはadmission requirements
TOEFL®/IELTS/GPAとは
学部留学に必要な2つの大きな基準が、語学力と平均成績です。語学力をはかるものとして、TOEFL®もしくはIELTSスコアの基準を満たしていることが必要です。つまり、学部留学を実現するためには、これらの英語能力判定試験の受験および対策が必須です。また語学力と同様に重要なのが、在籍する学校での平均成績(GPA)です。
IELTS情報
日本スタディ・アブロード・ファンデーションは、2016年5月より、国際教育の様々な分野でのグローバルリーダーであるIDP Educationとパートナーシップを締結いたしました。これにより、5月25日、JSAFは同団体による日本で初めてのIELTS(International English Language Testing System)公式テストセンターとして認定されました。
IELTSの試験予約や詳しい情報などは、JSAFのIELTS公式ホームページからご確認ください。
詳しい情報はこちらから↓
1.IELTS(International English LanguageTesting System)とは
International English Language Testing System(IELTS)は、世界で年間受験者数が380万人を超える、英語圏での留学や就労・移住のための、世界的に認知度の高い英語技能テストです。また、世界が認める英語技能テストとして、アメリカでは入学審査に採用する教育機関が3,000を超えており、また世界においては140を超える国々で10,000以上の教育機関、政府機関、その他機関がIELTSのスコアを英語力の証明として認定しています。TOEFL®と同様に世界的に認知度の高い英語運用能力試験が、IELTS(アイエルツ)です。
IELTSはTOEFL®同様、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4セクションで構成されていますが、問題形式や内容はTOEFL®と大きく異なります。記述問題では選択式の問題が多く出題され、またスピーキングセクションは試験官と一対一での試験になります。スピーキングでは、例えば「好きな映画について」など与えられたテーマについて短いプレゼンテーションをし、その内容についての質問に回答するというテストが一般的のようです。明確に、また流暢に英語でのコミュニケーションが出来るかという点が大きな採点基準となります。
IELTSの詳しい試験情報はこちら
2.IELTS受験のメリット
IELTSを受けるメリットは、TOEFL®受験生にとっては特にTOEFL®以外のオプションとしてスコアを使えることです。TOEFL®スコアが伸び悩んでいる、予約がいっぱいで受けられないなど、もどかしい思いをしている受験生はとても多いため、IELTSを別のオプションとして受けられることは大きなメリットです。特にイギリスへの学部留学を希望される方は、IELTSスコアが必須となります。
また、日本人にとってはTOEFL®と比較すると受験しやすいテスト形式となっています。例えば、日本人が苦手とするスピーキングが面接形式で行われていることや、試験時間がTOEFL®より短く集中力が保てること、受験料がTOEFL®より安いことなどが挙げられます。
◇IELTSはどこで使えるの? IELTSは、イギリスをはじめアイルランド、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカのほとんどの大学で受け入れられています。アメリカではIELTSを採用する大学が徐々に増えており、現在は全米で3000以上の大学でIELTSを入学基準として認めています。また、世界においては140を超える国々で10,000以上の教育機関、政府機関、その他機関がIELTSのスコアを英語力の証明として認定しています。
3.IELTS基本情報(アカデミック・モジュール)
試験方法:
リスニング、リーディング、ライティングは常に同日に、一つのテスト終了後に休憩を挟まず続けて行われます。私共のテストセンターではスピーキングもリスニング、リーディング、ライティングと同日の午後に実施されます。試験結果:
1.0~9.0までのOverall Band Scoreで算出されます。多くの大学は、Overall Band 6.0-6.5を求めています。テスト結果(TRF)はテスト日の13日後にこちらのページで見ることが可能です。受験者は1通のみを郵送またはテストセンターで受け取ることができます。テスト結果は1通のみ受け取れますが、それ以外に受験者が申込書に記載した機関に5通が送付されます。通常の郵便は無料です。海外宅配サービス、国際郵便については別途料金が必要です。5通を超えた追加の成績証明書(TRF)の発行は成績証明書を作成したセンターにリクエストしてください。別途料金がかかります。ご自身の成績証明書を紛失された方は受験されたセンターへお問い合わせください。受験料:
・ペーパーで受験するIELTS:25,380円(税込)
・コンピューターで受験するIELTS:26,400円(税込)※
※2020年8月1日以降にコンピューターで受験するIELTSの受験料から変更。但し、2020年7月24日(金)23:59までにご予約およびお支払いの場合は、25,380円(税込)となります。
4.申し込み方法/試験に関する詳細情報
①アカデミック・モジュール
対象:学部留学を検討中の方(イギリス希望の方は必須。アメリカ、カナダ、オーストラリアなど、その他の国も含む)
内容:アカデミック・モジュールは、受験生の英語力が、英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するものです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学や大学院では、アカデミック・モジュールでの試験結果が入学許可の判断の基準となっています。 一般的に、大学や大学院において英語で学びたい方は、このアカデミック・モジュールでの結果が必要です。
②IELTS for UKVI 対象:イギリスで語学研修+学部留学を検討中の方
2015年4月6日以降、英国ビザ申請用に“従来”の「IELTS」とは別に、「IELTS for UKVI(IELTS Academic for UK Visas and Immigration)」と「IELTS Life Skills」が新たに導入されることになりました。現在、JSAF学部留学プログラムで、イギリス留学を希望され、なおかつ語学研修+学部留学を目指している方は、このIELTS for UKVIの結果が必要です。この試験は、東京会場と大阪会場のみ実施のため、非常に受験日が限られています。
※JSAFプログラムのIELTS/TOEFL®スコア基準は、募集要項をご参照ください
5.IELTS受入機関は下記のウェブサイトにてご確認いただけます。
https://www.ielts.org/about-the-test/who-accepts-ielts-scores
❖ IELTS for organizations in the USA / USA accepts IELTS
More than 3,000 American Institutions trust IELTS as proof of the English language proficiency abilities of non-native speakers who wish to study or work in the USA. See below for a list of available services and resources for educational institutions and organizations in the USA that accept IELTS.
https://www.ielts.org/usa/ielts-in-the-usa/ielts-for-organizations-in-the-usa
TOEFL®情報
1.TOEFL®とは
TOEFL®(Test of English As a Foreign Language)は英語を母語としない人を対象に、英語力を測ることを目的として開発されたテストです。大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定します。世界中の英語検定テストの中でも、最も多くの国々で導入されており、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダのほぼ全ての大学をはじめとした、150カ国11,000以上の機関で利用されています。現在日本では、TOEFL iBT®(Internet Based Test)のみが実施されています。
受験料は、通常の申込(テスト日の7日前までの申込)の場合はUS$235、通常の申込締切以降の申込(テスト日の2日前まで、郵送不可)の場合はUS$275です。受験日や受験料は変更されることがありますので、最新の情報はETS公式ホームページからご確認ください。
2.TOEFL®申込方法について
試験申込方法は、①オンライン(ETSアカウント)、②電話、③郵送の3種類です。申込方法によって、申込締切日や利用できる支払い方法が異なりますのでご注意下さい。
※参考:Your ETS Account(申込方法についての動画もご覧になれます。)
3.試験当日
テスト開始時間や会場、その他変更があった場合は、ETSアカウントページの「テスト」内「今後のテスト」にある「表示/修正」ページに変更事項が記載されます。テスト前日に必ず確認して下さい。
また、「予約番号」が記載されたページを印刷し、テスト当日に持参して下さい。予約番号も、上記の「表示/修正」ページにて確認できます。
当日準備するもの
①規定の身分証明書(原則として有効期限内のパスポート原本)
②予約番号が記載されたページを印刷したもの
※室内の温度に適応できる服装で行くこと。集合時間:予約した試験開始時間の30分前までに集合。遅刻した場合は受験できません。また、受験料の払い戻しもありません。
キャンセル・リスケジュールについて
・キャンセルは、申込試験日の4日前(中3日)まで受け付けています。キャンセルの場合、受験料の半額が返金されます。
・リスケジュールは、申込試験日の4日前(中3日)まで受け付けています。但し、手数料US$60がかかります。チェックイン時の手順や不正とみなされる行為は、Bulletinであらかじめ確認しておきましょう。
参考:What to Bring On the Test Day
TOEFL iBT® Testing Policies (こちらからBulletinを見ることができます)
4.受験後スコア取得まで
試験日から約6日後にオンライン上(ETSアカウントページの「スコア」)でスコアが確認できるようになります。
また、試験日から約8日後にはETSアカウント上でスコアのPDF版がダウンロードできるようになります。
試験日の約11日後に米国ETSから受験者本人へスコアが発送されます。日本の場合、郵送期間は発送後4~6週間となります。
5.次回試験
試験は何度でも受験できますが、受験間隔を中3日(受験日を含まず)空ける必要があります。
【2020年7月16日情報更新】
6.お役立ちリンク集
スペースアルク(日本語)
http://www.alc.co.jp/toefl/TOEFL/ETS(英語)
http://www.ets.org/toefl/TestMagic
http://www.testmagic.com/toefl/(英語)JSAFプログラムのTOEFLスコア基準は、募集要項をご参照ください
※一般社団法人CIEE国際教育交換協議会TOEFL®テスト日本事務局WebサイトおよびEducational Testing Service(ETS)Webサイトより抜粋
TOEFL ITP®
TOEFLテストと相関性の高い団体向けテストプログラムとして、TOEFL ITP®テスト(Institutional Testing Program)があります。TOEFL ITP®テストのスコアは学内プログラムの効果測定、プレースメント(クラス分け)、交換留学の選考などに利用されています。
このスコアは、TOEFL iBT®のような公的な効力を持たない非公式のスコアですが、JSAF海外協定大学にはTOEFL ITP®スコアで出願受付が可能な大学があります。このスコア基準はJSAFおよび現地受入機関の判断や事情により、事前の通告なく変更される場合がありますので、詳細はJSAFまでお問い合わせください。
なお、JSAFでは、定期的にTOEFL ITP®試験を実施しております。JSAFプログラム出願を検討している方又はJSAFパートナー校在籍者は受験できます。詳細は下記をご覧ください。
TOEFL ITP®で学部履修スタート出願可能なJSAF海外協定大学一覧およびTOEFL ITP®試験についてはこちらをご覧ください
GPAについて
1.GPAとは
GPAとは、Grade Point Averageの略で、成績の平均を数字で表したものです。
2.GPA算出方法
・GPAの算出方法
「(科目の成績数値×単位数)の合計」 ÷ 総取得単位数
icn<大学のGPA>
大学のGPAは、4段階で計算します。
代表的な換算例
A(優) (100-80%)=4
B(良) (79-70%)=3
C(可) (69-60%)=2
例)今までの成績が仮に以下のような場合
科目1:○○学概論 2単位:B
科目2:△△論基礎 4単位:A
科目3:英文法 2単位:B
科目4:□□セミナー 2単位:C
<総取得単位数:10単位>
【4(A)×4単位=16】+【3(B)×4単位=12】+【2(C)×2単位=4】=32
32 ÷ 総取得単位数10 = 3.20
→この場合、GPAは3.20となります。
※D(=1)がある大学もあります。また、Aの上に「AA」「A+」「S」「秀」などがある大学もありますが、その場合、通常はそれらの評価を4とし、以下A=3、B=2、C=1と計算します。ただしJSAF協定大学では、Aを4として評価される場合があります。詳しくはJSAFまでご相談下さい。
※和文ではなく英文成績証明書に記載されている数値で算出してください。在籍大学によっては、TOTAL GPA(Cumulative GPA)と数値が載っている場合もあります。