大阪大学薬学部薬学科4年

  • 留学先 :ジョージタウン大学
  • 留学時期:2022年秋派遣
  • 留学期間:2022年9月~2023年6月

留学の目的は何でしたか。目的は達成されましたか。

アメリカ生活、英語力の向上、経済・ビジネスを学ぶ

達成された。

大学のある街について

どんなところですか:Georgetownはダウンタウンへのアクセスがよくかつキャンパス外はおしゃれなレストランも多く、ショッピングストリートがあって、アクセスに不便を感じることはなかった。また、Potomac Riverが近くにあり、川沿いを散歩したり、ランニングしたりと自然と都会の両方を感じられる街だった。

ダウンタウンまでのアクセス:シャトルバス10分でダウンタウン。自転車10分ほどでモニュメントや美術館に行ける距離。

お薦めスポット:Tidal Basinは春になると川沿いの桜が満開で、観光地と桜のコンビネーションがとても美しかったです。

その他:スーパーマーケットが徒歩20分と少し不便だったが、スクーターや自転車を利用すればそこまで不便には感じなかった。

学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:サークル、授業、学内イベントなどで知り合った現地生と仲良くしていた。友達作りに苦労することはなく沢山の現地生の友達を作ることができた。現地生はフレンドリーで、寛容的だった。ワシントンDCの大学かつ国際関係、政治、ビジネスを学んでいる人が多く、他国に興味を持っている学生が多い印象だった。また、留学プログラムも豊富で、海外留学経験のある現地生も多かった。

他の国からの留学生:数人とはとても仲良くなったが、普段は現地の学生との交流が大体で、あまり留学生同士での交流は多くなかった。ただ、ヨーロッパからの留学生はかたまって仲良くしているイメージがあった。

日本人:日本人は他のアジア圏と比べてとても少なかった。特に、高校まで日本で生活していた学生は2、3人で、日本人だが海外で生まれ育った人がほとんどだった。時々、Japanese Beer Nightといった日本人交流会があった。J-Netという日本交流サークルもあった。

大学キャンパスの設備、雰囲気

キャンパス施設(寮、教室、ジムなど)はとても綺麗。カトリック様式の建物が多く、美しいキャンパス。天気が良い日は芝生でピクニックをしたり、勉強をしたりしていました。雰囲気も100点です。

キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:治安はとてもいい。

キャンパス外:週末は観光客が多い。高級住宅地かつショッピング街なので、治安は良い。

学生生活について

1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

朝の授業がない日は午前10時半ごろに起床。朝の授業がある日は午前9時に起床。

月:授業一コマとテニスとモダンダンスの授業、その他の時間は勉強か友達と遊んでいました。夕方にはクラブのミーティング。

火:お昼1時からActingの授業、そのあとは友達とバレエをしていました。その後、夜9時まで授業。

水:月曜日と同じスケジュール。

木:火曜日と同じスケジュール。木曜の夜は友達と出かけることが多かった。

金:授業なし。週末のように、友達と遊んだり、DC観光をしていました。

土:友達と遊ぶかミーティングやクラブ活動が多かった。

日:Study day課題をこなす1日

友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

授業それぞれで学年・専攻の異なる色々なクラスメイトと仲良くなるのが私の日本の大学にはない経験だった。パーティーやクラブ活動で仲良くなった友達が大半。日本より、フレンドリーな人が多い印象で友達はとても作りやすかった。また、食堂やキャンパス内でたまたま友達とあった時のsmall talkが楽しかった。

留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

最も良い思い出は、親友とよべるかけがえのない友に出会えたこと。英語の壁を感じることなく、気持ちが通じ合える仲間に出会えて本当によかったです。

大変だった思い出は、母国語でない言語で自分の専攻でない教科を学ぶこと。特に、ファイナンスの授業は専門用語が多く、アメリカと日本のファイナンスの形態が違うためなかなか学習しづらかったです。

一番の息抜きの方法は何ですか。

友達と遊ぶことと音楽を聴くこと。

日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

ノートパソコンは必ず毎日使うので必須です。授業の課題をする、メモをとる、音楽を聞く、大学からのメールの確認などに使っていました。

日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

日本の家族とは定期的にメッセージで連絡をとり、2・3週間に一度電話していました。日本の親友とは週1回で電話していました。Zoom, Instagram, Lineなどで連絡を取っていました。電話は1・2時間ほど。

留学先に持って行った方がよかったもの、持っていけばよかったもの、不要だったものなどあれば教えてください。

持って行ったほうがよかったもの:味噌汁のインスタントスープ。日本の化粧品。

寮(ホームステイ)生活/ルームメイト(ホストファミリー)についてお書きください。

ルームメイトとの関係(どのくらい接点がありますか)

秋学期はルームメイトがいましたが、春学期はシングルでした。ルームメイトはロンドンからの留学生でした。ルームメイトとの仲はよかったです。ただ、特に一緒に遊ぶわけでもなく、程々の距離感がある友達といった感じでした。

食事(カフェテリア、自炊の方法やバランスなど)

カフェテリアでの食事がほとんどで時々外食をしていました。利用できるカフェテリアは5つほどあるので、飽きることはなかったです。また食事も美味しく、バランスの整った食事をとることができました。寮に共同キッチンはありましたが、自炊は全くしませんでした。

大学内の活動に参加していますか。

はい。Georgetown Gives(doing something kindness), Hawaii Club, Mask and Babble(theater club), Nomadic(theater club), Women in leadership, AASA No pressure musical, Japanese Networkに入っていました。

スポーツはしていますか?具体的に教えてください。

テニス、モダンダンス、クラシックバレエを週2回習っていました。

休み中の過ごし方について教えてください。

友達とDC観光、学内のパーティーに参加、夜に友達とクラブに行く、友達とランチやカフェをしていました。時間がある時週末はNYに行っていました。

おすすめのイベントやクラブ活動があれば教えてください。

アメリカのパーティーに興味があれば、Homecoming day(春学期), St. Petrik Day(春学期), Georgetown Day(春学期)は学内でパーティーが盛んに行われています。特にGeorgetown Dayは春学期授業の終わりを祝うジョージタウン大学だけのイベントで、朝から晩まであらゆるところで学生たちが集まってパーティーをしたり、無料のフードトラック、無料でブルドックのぬいぐるみを作ったり、Tシャツをもらったりと色々なイベントが一日中行われていてとても楽しいのでおすすめです。

 

学部授業①

  • コース番号 :ECON243-03
  • 授業タイトル:International Trade
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Problem sets: 30% (4 problem sets, lowest grade dropped – last problem set is a review)

Midterm exam: 30%

Final exam: 40%

結果:

Problem Sets 100/100

Midterm exam 113/130

Final exam 未発表

授業を通して学んだこと(授業内容)

国際貿易の理論と実践を扱います。コースの前半では、国家間の商品貿易のパターンの決定に関する古典的および近代的な理論を展開します。第2部では、世界貿易を管理するための貿易政策と制度の役割について学びます。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

授業スライドがわかりやすかった。面白い内容で、楽しかった。テストは課題とスライドの復習をすればいい成績が取れる。

 

学部授業②

  • コース番号 :TPST120-03 
  • 授業タイトル:Acting1
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Final Performance Showings 50%

Participation and Attendance 20%

Observation Exercises 10%

Acting Paperwork and “the second circle” posts 15%

Take-Home Final 5%

で評価がつけられる。

結果:全て満点

授業を通して学んだこと(授業内容)

このコースは、心理的・物理的リアリズムに基づいた演技の研究を体験的に紹介する。想像力、集中力、体現された創造性、自己認識、声、コラボレーション、台本分析などを養う、批判的で創造的な理論とテクニックに重点を置いています。コアプロジェクトには、シーン、モノローグ、演技練習が含まれます。また、リーディング、ライティング、パフォーマンス・プロジェクトも行います。演技の経験があるが、大学で演技のコースを履修していない学生や、まったくの初心者に適している。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

演技の基礎知識を学んだ。ミュージカルが好きなので、演出方法などが学べて楽しかった。10人ほどのクラスなので、みんなと仲良くなれたのが特によかった。

 

学部授業③

  • コース番号 :FINC 150-01
  • 授業タイトル:Fundamentals of Finance
  • 単位数   :3

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

レクチャー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Exams:75 percent of grade

Homework Assignments:15 percent of grade

Class Attendance   :10 percent of grade

授業を通して学んだこと(授業内容)

このコースはサーベイコースであり、コーポレートファイナンスの主要な概念を探ることを目的としています。お金の時間価値、正味現在価値/内部収益率、株式と債券の評価、財務諸表/比率、成長の管理、割引キャッシュフロー、リスク、リターンと資本コスト、資本構造、配当、資本調達/株式公開、合併と買収、企業再編などのトピックが含まれています。このコースは、ビジネススクール以外の学生が財務諸表を理解し、財務分析技術を応用し、資本市場の基本を学ぶことができるよう、ファイナンスの応用に重点を置いています。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

ファイナンスの基礎知識を学べた。ただ、授業スライドと教授のレクチャーはわかりにくく、教授は不親切であった。テストも事細かに聞かれるものの、スライドの中にはない問題もあり留学生としてはお勧めできない授業であった。教授は冷たく学生の興味を引き立てる授業とは程遠かった。

 

学部授業④

  • コース番号 :UNXD 275-01
  • 授業タイトル:Entrepreneurship Immersion Lab
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Blog Post 1-6 それぞれ10%

Final reflection 20%

Class Participation/Attendance 20%

結果:Pass 100%

授業を通して学んだこと(授業内容)

アントレプレナーシップ・イマージョンラボの学生は、スタートアップ企業の渦中を直接体験することで学びます。様々な分野の学部生や大学院生が、実際のアーリーステージのスタートアップ企業の日々の活動に独占的にアクセスし、起業家が直面する多くの課題、困難、決断、問題を直接体験することができます。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

起業のやり方を学ぶことができた。また、ジョージタウン卒業生で起業家のゲストを招いて実際の体験談やリアルなビジネス起業の声を聞くことができた。

学部授業➄

  • コース番号 :UNXD 275-01
  • 授業タイトル:Personal Narrative & Prof Disc
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Attendance: 10%

 Participation in Activities: 15%

 Reflections and Discussion Boards: 35%

 Resume and Mock Interview: 10%

 My Narrative (Part 2) and Next Steps Paper: 15%

 Final Presentation: 15%

結果:Pass 100%

授業を通して学んだこと(授業内容)

生徒は、自分のストーリーを口頭や文章で伝える方法を学び、それが職業選択や履歴書の書き方、面接、人脈作りなどのキャリア戦略にどうつながるかを学びます。このコースは、就職、大学院、フェローシップ、奉仕活動など、ジョージタウン大学卒業後の生活に備えるためのものです。セクション情報テキスト このコースは、Leavey CenterのCawleyセミナールームで行われます。生徒は、自分のストーリーを口頭や文章で伝える方法を学び、それがどのように職業の選択肢や履歴書の書き方、面接、人脈作りなどのキャリア戦略につながるかを学びます。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

アメリカで夏インターンを探していたので、とても役に立ちました。特に、履歴書やインタビューは日本とは形式が異なるので、授業として学べたのはとてもよかったです。

学部授業⑥

  • コース番号 :UNXD 365-02
  • 授業タイトル:You, Me & Us
  • 単位数   :1

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

セミナー

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

Attendance & Participation 30%

Discussion Board 30%

Group VR Final Project (4 submissions) 40%

結果:Pass 100%

授業を通して学んだこと(授業内容)

大学は、人が自己に対する意識を高め、永続的な人間関係を築き、社会的背景への関わり方を変える重要な時期であるとよく考えられている。この変容的な経験は、認知的、感情的、行動的に、ほとんどの全寮制カレッジや大学が提供する多様な経験を活用するための素地がある成人期と重なる。この期待は、イエズス会の教育機関であるジョージタウン大学の使命と性格に織り込まれており、批判的考察、全人格のケアと教育、多様なキャンパスコミュニティにおける持続的な対話を重視しています。しかし、個々の学生の経験は、そのユニークなアイデンティティの状態や社会的所属によって、互いに大きく異なることがあります。このコースでは、社会心理学と発達心理学の観点から、学生がジョージタウン大学在学中に自分のアイデンティティの重要な側面がどのように進化してきたかを考え、探求し、議論することを奨励する。人種、民族、階級、社会経済的地位、宗教、精神性、性別、性的アイデンティティについて、様々なアイデンティティ理論を駆使して探求し、議論を活発にします。特に、これらのアイデンティティの側面が、大学での対人関係の選択と質にどのような影響を与えたかについての洞察を深めることに重点を置く。学生は、他者との関係やジョージタウン大学での経験における自分自身への理解を深めるためのレンズとして、顕著なアイデンティティのステータスを使用することになります。最後に、学生は、人生の次の段階に移行する際に、様々なアイデンティティ・ステータスの中で、またその間の内的・外的な成長のための潜在的な機会と課題を、近い将来に予測する。セクション情報テキスト このコースは、Just Communitiesプログラムの一環として、すべての学生に開かれています。クラスミーティングに加え、教室外での非同期学習や体験学習が行われます。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

宗教、アイデンティティ、大学生活での成長などの経験や思いをクラスメイトと共有する他の授業とは異なり、アットホームな授業だった。教授はとても優しく、楽しいクラスだった。

学部授業 ⑦

  • コース番号 :LRED 009-01
  • 授業タイトル:Modern Dance 
  • 単位数   :-

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

Recitation

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

なし

授業を通して学んだこと(授業内容)

モダンダンスの基本原理と歴史を学ぶ入門コースとして作られました。学生は週2回のダンステクニッククラスに参加する。どのクラスもウォームアップと短いルーチンが含まれます。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

先生は優しく、楽しくモダンダンスを学ぶことができた。

学部授業 ⑧

  • コース番号 :LRED 0103-01
  • 授業タイトル:Tennis I 
  • 単位数   :-

授業形式(レクチャー・セミナー・ラボなど)

Recitation

評価のつけ方(テストの種類、回数、評価の割合など)とそれぞれの結果(点数、グレードなど)

なし

授業を通して学んだこと(授業内容)

テニスが初めての人、または何度かレッスンを受けたことがある人のためのクラスです。各クラスでは、優れたテクニックを身につけることに焦点を当てた指導が行われます。良いフォームを身につけるために、たくさんのドリルが行われます。セクション情報テキスト このクラスは、テニスが初めて、または基本的なレッスンを受けたことのある生徒を対象としています。各クラスは、優れたテニステクニックを身につけることに焦点を当てます。授業では、正しいテニスフォームを身につけることを目的としたドリルをいくつか行います。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など

先生は優しく、授業を通してテニスが上手くなった。クラスメイトとは授業外でもテニスを一緒にしたりしていた。

履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

エッセイ・ペーパー

科目名:Entrepreneurship Immersion Lab        

題材:Final Reflection Paper

内容:

Please share your thoughts, given the following prompt, in a reflection paper

 

In the beginning of the class, Alan talked about the importance of “judgement” in building a new business. What have you learned about the role and nature of judgment in entrepreneurship through your participation in this class? 

How would you compare the “reality” of entrepreneurship – as evidenced by Mutual Markets – with what you have previously envisioned about entrepreneurship?

What topics do you wish had been covered more?

What could make this class better in future semesters?

大変だったこと、やり遂げての感想:

このペーパーのおかげで起業の将来について深く考えることができた。

プレゼンテーション

科目名:Personal Narrative & Prof Disc

題材: Final Presentation about myself

内容:

Develop and deliver a three-to-four minute verbal presentation that captures and responds to the following prompts, loosely based on Fr. Michael Himes (Boston College) “The Three Key Questions” (see video/link below):

 

1) What brings me joy? (Reference Class 2, 4, 6, 10 and reflections as a starting point)

2) What am I good at? (Reference Class 3, 6, 7, 10 and reflections as a starting point)

3) What do I think is important? (Reference Class 2, 5, 8, 9 and reflections as a starting point)

4) How does this shape who I am and what is next for me?

5) Prepare to respond to questions from peers and instructor immediately following your presentation

 

大変だったこと、やり遂げての感想:

自分についてスライドを用いてアピールするのが初めてだったので、どうやったら魅力的に伝えられるか考えるのに苦労した。やり遂げて、自分自身のいい点をインターンのインタビューで自分の魅力を端的に伝えられるようになった。

 

 

学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

私の学部では講義形式がほとんどなので、留学先では理系の授業でもグループプロジェクトがありクラスメイトの交流が盛んだなと感じました。また、オフィスアワーがあることで、教授と雑談したり、質問したりと教授との距離もとても近かったです。また、課題の量と勉強時間は日本の大学の最低2倍以上はありました。毎日課題に追われつつも、イベントや課外活動がありと毎日スケジュールが埋まっていました。日本ではバイトをする学生がほとんどですが、留学先では勉学優先でアルバイトをしている学生は40%ほどでした。

語学力について

留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

まあまあついたかなという感じです。今でも、ネイティブと比べれば完璧に程遠いと感じています。ただ、アメリカで生活するのに不便はないぐらいの英語力はついたかなと思います。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したこと

リスニング

●苦労した点

日常会話は問題なく聞き取れるが、専門用語のある講義ではメモを取りながら教授の話を聞くのに苦労した。

●工夫した点

聞き取りにくい教授の場合は、録音して授業後に聞き返すようにした。また、聞き取れなかった場合は恐れずに、なんて言った?など聞き返すようにしていた。

リーディング

●苦労した点

課題の量が多く、リーディング量が現地生より遅いので、課題をやりこなす効率があまり良くなかった点で苦労した。また、シャドーイングスキルがなく、一つ一つ丁寧に読んでしまい要点が掴めず結局授業中での議論であまり発言できなかったことがあった。

●工夫した点

ひたすら読める量を日々読み、読みならすことに取り組んだ。

ライティング

●苦労した点

日本語で表現したい言葉が英語では見つからないことがあり、苦労したことがあった。また、単語は知っていても、いざライティングでは思い出せず使えないことが多く、結局簡単な単語ばかりを使うことがあった。

●工夫した点

リーディングで学んだフレーズを暗記して、自分のライティングで使えるよう取り組んだ。

スピーキング

●苦労した点

イントネーションをまねするのに苦労した。また、ネイティブ並みにスピーキングがはやくできないせいで話しの流れに乗り遅れることが時々あり、悔しい思いをしたことがあった。

●工夫した点

たくさんの現地生と積極的に交流し、日常会話フレーズを耳にならせて、実際につかうことで自然と英語がでてくるようになった。またドラマや映画でシーンごとに使えるフレーズや友達と遊んだ時にわからなかったフレーズをメモして自分が使えるよう練習した。

語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

私は語彙力があまりなかったので、本を読み使えそうなフレーズを暗記していました。また、毎日誰かと話す習慣を作っていました。英語を話さないといけない環境をつくることで、最初は発言することが怖かったのですが今では自然と英語を話す自分まで成長しました。

留学全体を総括して

留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

日本人としてのアイデンティティを深く考えるきっかけとなった。英語力向上だけでなく、キャリアプランや勉学に励む文武両道のジョージタウン生からたくさんの刺激をうけ、自分のやりたいことを見つけ、将来プランを具体的に設計することができた。

留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

大学へのイメージがとても変わりました。出発前は、日本ではアイビーリーグと比べ知名度が低い大学だったので、河野太郎さんが通っていた大学でワシントンD.C.にある私立大学ぐらいのイメージだった。留学後は、教授・学生はトップレベルで、学生はまさに文武両道で感心を受けた。特にビジネス学と政治学が人気で、学業だけでなく部活動でも政治やビジネス(コンサルティング、マーケティングなど)に本格的に挑戦している学生が多い印象でした。私の大学とは異なり、実際の企業と共同事業を学生のうちからできるのが魅力的でした。授業では、ディスカッションやグループプロジェクトが豊富で、自発的に発言する力も身につけることができました。教授との距離も近く、勉強に励む完璧な環境が整っていました。ジョージタウン大学は一つの学生の街で、キャンパスライフと休日のライフ全てが充実しているタウンでした。学生達はジョージタウン生であることに誇りを持ち、学生のうちはジョージタウン大学の服やグッズを学内だけでなく、旅行先でも身につけていました。卒業後もHomecoming dayで卒業生として毎年、大学に戻ってくる行事では大学愛が伝わってきました。もう一度大学を選び直すことができるなら、ジョージタウン大学を選ぶぐらい、全てにおいて理想的な大学でした。

これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

留学前は、なんとなく英語を使った仕事かアメリカで働きたいと思っていました。アメリカ留学を通して、ジョージタウン、ワシントンD.C.は住み心地がとても良く、ホームシックになることもなく毎日が楽しいと思える日々だったので、日本の大学卒業後はアメリカの大学院への進学またはアメリカで就職しようと考えています。留学先では、薬学とは真反対の経済、・ファイナンス・ビジネスについて学び、ビジネスへの関心が大きくなったので、最終的には薬・ヘルスケア×ビジネスの仕事(製薬会社のBusiness Developmentなど)につくのが今の目標です。仕事面以外では、日本の文化を海外に伝える必要性を留学先で感じ、留学先で実施した日本茶道の体験や、日本茶の試飲会などを今後も海外で実施していきたいと思っています。

同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

ジョージタウン大学はアメリカを代表する一流の大学です。アイビーリーグをけってまでジョージタウン大学を選択する学生がいるぐらいアメリカでは高い評価を持つ大学で、少人数制のクラス・質の高い教育と充実したキャンパスライフを送ってみたいと思うならこの大学がぴったりだと思います。

留学全体を総括して

留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

私の大学では薬学部で長期留学をする学生は私が初めてで、本当に留学は価値があるのか、充実した1年になるのかなど色々な不安が留学前はありました。しかし、今では1年を通して自分自身が大きく成長したことを実感し、自分の想いに正直になり挑戦してみることの大切さを学びました。英語力向上や異文化経験などがよく留学のメリットとしてありますが、私の中ではそれだけでなく自分自身を知る機会、世界中の友達を作る機会、日本人としての自分とは何かを学ぶ機会だと思っています。

派遣先大学に向けて、メッセージを自由に書いてください。

I LOVE Georgetown University. This is my first word I would like to tell. I met at least 500 students during my study abroad, and they were ambitious, kind, friendly and unique. They gave me passion for chasing a big goal and love for all. Thank you for giving me the wonderful opportunity to study at Georgetown!

JSAFサポート(事前英語学習、出発前オリエンテーションについて)

申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポートは、役に立ったと感じますか。

役に立った。英語勉強へのモチベーション向上へと繋がったから。Conversationでは、普段大学で英語を使う機会がなかったのでとても良い練習機会となった。

JSAFでの出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。

役に立った。アメリカの治安や、留学での豆知識などが知れて、事前準備ができた。

その他、JSAFのこういうサポートが良かった、対応が良かった、紹介された留学先がぴったりだったなど。

アメリカ留学先を決めるにあたり、JSAFと提携している大学の事細かな情報についてJSAFの方は把握していらっしゃり、自分にぴったりの留学先を決めることができました。またわからないことがあった時にいつでも質問できるサポート体制が整っていました。JSAFサポートのおかげで満喫した留学を経験することができました。ありがとうございました。

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