フランス留学france

フランス留学

フランスを知る

フランスは9ヶ国と国境を接し、ヨーロッパを知るには最適な地理条件を満たしています。EU 最大の国土面積を誇り、風景も極めて変化に富んでいます。本国領土はヨーロッパの西端に位置し、西は北海、英仏海峡、大西洋に接し、南は地中海に接する約5,500km の海岸線に囲まれています。複数の島が点在し、中でも地中海に浮かぶコルス(コルシカ)島が最大です。首都のパリは、芸術・文化の街として知られ、古くから世界中の文化人・観光客を魅了してやまない都市です。フランス語は5大陸32ヶ国の公用語で世界の2億2千万人以上もの人が話しています。英語・ドイツ語とならぶEU 圏のビジネス言語であり、EU の3つの主要都市ブリュッセル、ルクセンブルグ、ストラスブールでもフランス語が日常的に使われています。時差は日本に比べ冬はマイナス8時間、夏はマイナス7時間です。

学生生活

およそ3500 校の高等教育機関のうち大学は77 校、ほとんどが国立大学です。バカロレア(中等教育終了認定試験=大学入学資格試験)に合格していれば、原則としてどの大学にも入学できます。フランス高等教育の学位・資格は、ヨーロッパ共通のシステム( 学士・修士・博士制) に沿って構成されており、入学時点から履修・習得したと認められた年数・学期数、それに準ずるECTS(European Credits Transfer System) 単位が考慮されます。学士(licence)証書はバカロレア以後3 年間の教育を、修士(master)はバカロレア以後5 年、博士(doctorat)はバカロレア以後8 年の研究教育を認証するものです。フランスではLMD 制度と言われています。高等教育機関として、教養を深めるための場 である大学のほかに、いわゆるグランド・エコールgrande école があります。そもそもグランド・エコールは、フランス革命時から19 世紀のフランスにおいて、国民に対して効率的な管理職、幹部層を確保するために創設され、技術、商業、政治の分野においては、幹部層を養成することに成功してきました。その結果、グランド・ゼコールはフランス高等教育のなかで特異な地位を占めることになったのです。それぞれの学校で入学試験を実施していて、大学よりレベルの高い学校が多いです。エンジニア養成校、商業・経営学校はこのカテゴリーにはいります。

ストラスブール

フランス北東部の、ライン川左岸に位置する都市です。ライン川の対岸にはドイツの都市ケールがあり、シェンゲン協定によってパスポートチェック無しで自由に行き来できるので、現在では両者で1 つの商業圏になっています。欧州評議会や欧州人権裁判所、またEU の欧州議会の本会議場があり、ベルギーのブリュッセルと共にEU の象徴的な都市の一つです。街の中心、旧市街の真ん中にはストラスブール大聖堂があり、またアルザス独特の木組みの家が立ち並ぶ美しい街並みの区域はその景観から世界遺産に登録されています。川に挟まれた場所にあり、ヨーロッパ独特の家並みはまるでタイムスリップをしたようです。

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