年度別留学体験談EXPERIENCE
カリフォルニア州立大学チコ/California State University, Chico ’17春派遣生体験談
最終レポート
○留学生活を振り返って
(1)留学の目的は何でしたか。
語学力向上と異文化理解、内気な性格を直す
(2)上記の目的は達成されましたか。
語学力向上という点ではまだまだですが、アメリカの多様性に触れ内向的な考えを変えることが出来たと思います。
○到着後から現在までのことについて教えてください。
(1)渡航前に日本で準備しておけば良かった点
もっと勉強しておけばよかった。アメリカの音楽やエンターテインメントなど、一緒になって盛り上がれるものは知っておくべきだと思いました。日本の文化(お笑い、神話、宗教、慣習などはしょっちゅう聞かれます)は知っておくべきだと思います。
(2)日本から持ってくれば良かった物
性能の良いカメラ、メイク道具、基礎化粧品は自分に合ったものをさがすのに時間がかかるので、持ってくることをお勧めします。
(3)到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか
雨具、コート、暖かいセーター。冬のChicoは雨ばかりで非常に寒いです。日本食等はアジアンマーケットで案外あっさり手に入ります。
(4)生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか
$150~350。 旅行に行く、行かないでずいぶん変わります。
○大学について
(1)大学キャンパスの設備、雰囲気
他のCSUのキャンパスは教室移動に自転車やスケートボードが必要になると伺いますが、Chicoはさほど大きくありません。(といっても日本のキャンパスよりは大きいですが)15分ほどあれば徒歩で端から端までいける程度だと思います。キャンパス内には小川があり、自然が豊かで秋の紅葉は特にきれいです。Chicoはパーティタウンと言われているそうですが、それは人づきあいや住む場所によると思います。インターナショナルの学生が多く、異文化交流に積極的なフレンドリーな学生や先生方がたくさんいます。時々芝生で路上ライブが開かれたり、どこかのクラブ団体が出店を出したりするにぎやかな日もあります。頻繁にイベントやフリーフードがあるので飽きはしないと思います。
(2)学生同士の交流・友人関係について教えてください
現地の学生:日本語のクラスを履修している学生や、international neighborという国際交流クラブなので知り合った人が多いです。日本に興味のある学生は友達になりやすかったです。
他の国からの留学生:ルームメイトがフランス人で、よくお互いの文化について話し合います。
日本人:日本人の友達とまざってよく現地の学生と遊ぶことが多いです。友達から遊びのお誘いを受けてまた知り合いをつくれる機会が多いので、避けるべきではなく、お互いを高めあう仲間だと思っています。
(3)大学のある街について
どんなところですか:一言で言うと大学で成り立っている町です。ショッピングやクラブ、都会が好きな人はあまりおすすめしませんが私は好きです。
ダウンタウンまでのアクセス:キャンパスの隣がダウンタウンになっていますが、価格帯は高めです。
お薦めスポット:Tea Bar, Boba Tealitious, Thail Basil, Magna Calta
(4)キャンパス内外の治安はいかがですか
キャンパス内:時々ホームレスの方がいたり、念入りにロックしないと自転車は盗まれますが、安全だと思います。
キャンパス外:これまたホームレスを見かけますが、危害はないと思います。また、キャンパス近くの学生が多く住んでいるあたりは電灯が比較的少なく、飲酒運転をする人もいるらしいので、夜一人で出歩くことは避けるべきだと思います。
(5)初日のオリエンテーションは分かりやすかったですか
【学部】とても分かりやすかったと思います。留学生向けに異文化理解の講義など大学生活に向けて分かりやすく説明していただきました。
○今学期履修した全ての科目について、振り返ってお書きください。
【科目1】Phonetics
授業形式:レクチャー形式+トランスクリプションプラクティス
評価のつけ方:8割程度
毎週月曜日のショートトランスクリプションテスト、二回のテスト、課題
授業を通して学んだこと:
この授業から習得したかったことは、私の発音強勢をすることです。発音記号を学んでトランスクライブをすることによって日々英語の発音の訓練をします。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
ネイティブスピーカーでない分日本語にない音を掴むのは難しいです。コミュニケーション障害のセラピストになるための学科なので、レクチャーでは専門用語が出てくることが多く覚えるのに苦戦します。しかし毎回パートナーの子とトランスクリプションの練習や発音の訓練をしていく中で、自分の苦手な音、聞き取れない音について改めて見直すことが出来たのはとても面白かったと思います。
【科目2】Chinese I
授業形式: レクチャー
評価のつけ方:
抜き打ちテスト、プレゼンテーション、課題
授業を通して学んだこと:
中国語を英語で習っています。言語の背景が違う学生と学ぶことは興味深く、それぞれのアクセント(メキシカンの人など)など、それぞれの言語の習得の仕方を見ることが出来て、自分の英語学習の見直しにもつながったと思います。また英語で学ぶことによって文法用語も学んでいます。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
中国語は発音が非常に難しく、授業外でも中国人ネイティブの友達に頼んでレッスンをしています。今だにですがトーンや発音の違いが習得できず、理解してもらうことが難しいです。けれど、アメリカ人の学生に交じって新しい言語を学べたことは貴重な体験になったと思います。
【科目3】English As a Foreign Language
授業形式:レクチャー
評価のつけ方:
毎回の提出物、プレゼン、エッセイ
授業を通して学んだこと(授業内容):
グループプロジェクトの進行の難しさ。エッセイの書き方。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
グループプロジェクトではアラビック系、中国人、日本人の学生でプレゼンテーションをしたのですが、ディスカッションに参加しなかったり連絡を取ることが難しかったりで団体で動く難しさをよく思い知りました。
【科目4】Film in Japan
授業形式:レクチャー、映画鑑賞
評価のつけ方:
出席、最終エッセイ
授業を通して学んだこと:
日本の映画や日本に関する映画をずっとみたりディスカッションしたりしました。日本の歴史や感性について学ぶ意識がつきました。
全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:
現地の学生に交じってお互いの感性を話し合うことはとても面白かったです。学生がいかにジブリが好きなのかわかりました。
○履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。
プレゼンテーション
科目名:EFLN170
題材: 環境問題
内容: 資源は本当に減っているのか
大変だったこと、やり遂げての感想:
教科書の内容をグループのみんなで纏めて、担当を決めて発表だったのですが、何人かはあまり協力的でなく、結局日本人の友達と内容を作って発表しました。連絡を取りつつ協力するというのは、どこの国でも変わりない大変さがあると思いました。
○学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。
現地の学生は、授業中に躊躇なく質問をしています。これはあまり日本ではないことなので、印象に残っています。自分がそれにチャレンジできるかというと難しい所がありますが、日本に持ちかえって是非チャレンジしていきたいと思います。
授業が50分など短いもの×3日が週にあることがあります。同じ授業を1週間でみっちりやるやり方は日本の週一回の授業よりも集中できていいと思いました。
○語学力についてお書きください。
(1)留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?
10か月では自分の思ったほどではありませんでしたが、英語で話す、聞くことに関しては当初とはかわったと思います。
(2)語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。
極力、人と話すように心がけていました。相手の話し方のくせをみつけること、話すことを聞き逃さないように集中していたと思います。
○寮生活/ルームメイトについてお書きください。
(1)ホストファミリー/ルームメイトとの関係
ホストファミリーとは、寮に移ってからも頻繁に連絡をとっていました。週に一度程度ディナーをしたり、誕生日会をしてもらったりありがたいことにとても素敵な思い出をたくさん作っていただきました。サンクスギビングディナーにも招待してくださったり、文化交流や家族の伝統行事に参加できたりすることは文化を知るうえでほんとにありがたかったです。
大学の間はUniversity Villageという大学から歩いて20分ほどのところにある寮に住んでいました。フランス人のインターナショナルスチューデントのルームメイトと、他4人の学生とキッチンをシェアしています。ルームメイトとは時々生活習慣の違いから雰囲気が悪くなることもありましたが、それを乗り越えてよく愚痴や文化の違いについて言いあえる良好な関係を築けたと思います。他のルームメイトもパーティ好きや音楽をがんがんかける人も居なく、平和な部屋でした。
(2)食事
64回のミールプランを使用していましたが、自炊もしていたため、かなり余ってしまいました。学期末はお世話になった方や友達を誘ってブッフェスタイルのカフェテリアでごはんをすることが多いです。カフェテリアは朝から夜7時までですが、それ以降はその隣にあるカフェのサンドイッチやケサリヤ、ピザは比較的美味しいです。サイドでミニサラダ、スープ、クッキー、チップスの中から二つ選択+ドリンクもついてくるのでこちらの方がお得感があると思います。私はサンドイッチがお気に入りでした。
○課外活動についてお書きください。
(1)大学内の活動に参加していますか。
大学の日本語学科の初心者クラスでTeaching Assistantをさせていただきました。またJSS(Japanese Speaking Society)という今学期から日本語を話せる学生が設立したクラブで日本語会話練習や、外務省からの講演や茨城の市の方がキャンパス訪問をした際に案内などをクラブの現地学生とさせていただきました。
(2)スポーツはしていますか?具体的に教えてください。
特にしていませんでした。
(3)休み中の過ごし方について教えてください。
友達と遊ぶことが多いです。
もしくはホストファミリーの家に行ってまったりすることが多かったです。
○学生生活についてお書きください。
(1)1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。
月水金は午前で終わるので、午後は課題をやりに図書館やBMUという学生会館で勉強をしたり雑談を楽しんだりが多かったです。火木は朝から夕方まで授業を詰めてしまったため、そのままカフェテリアでごはんをして帰ってルームメイトとの会話をして12時前までに寝ることを目標にしていました。
(2)友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。
ずっと同じ人といるということはほぼありませんでしたが、日本語学科で仲良くなった学生に日本語を教えたり遊んだりすることがしょっちゅうでした。時々思うのが、アメリカ人の学生の中には自分が悪いと思わない限り、謝らない。どっちも謝ったらそこで不和は生まれないのにと思うことがありましたが、今はそういう人たちもいるのだ、と受け入れ寛容でいることの重大さを思い知ります。
(3)留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。
すべての経験が最も良いものだったと思いますが、本当に素敵なホストファミリーに出会えたことは大きいです。文化交流にとても専念されている方々で、アメリカンやご当地のごはんや、それぞれのホリデイでの催し、アメリカ人の概念について深く教えてくださいました。最高の家族であり、先生であったと思います。
アメリカ人の学生と衝突したときは非常に悩んだ時期でした。私がどう説明しても、向こうはなぜ自分がとがめられるのか分からず、適当にあしらわれるだけでした。今ではもう関わりを切ってしまいましたが、観点の違う、しかも言語の違う人と分かり合える難しさを痛感しました。
(4)一番の息抜きの方法は何ですか。
ホストファミリーの家に行って日ごろの愚痴を聞いてもらうことでした。
(5)日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。
パソコンは絶対必要です。人によっては分厚い教科書を持つことになる人もいるので、タブレットや軽めのパソコンをおすすめします。
(6)日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。
家族とはラインをすることはありますが、月一程度の電話くらいで、さほどとっていません。友達もときどき電話や近況のラインをする程度でした。
(7)大学のサポートセンター(ライティングセンター、チューターなど)は利用しましたか。
利用した場合、勉強を進める上で役に立ちましたか。
チコにはESLセンターという留学生向けのサポートがあるので、文法のチェックや発音などはここで解決できると思います。それ以外は特に使いませんでした。
(8)JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。
①旅行に関する費用
・国際航空券代(往復):22万円弱
・現地での旅行費用:ロス、ラスベガス旅行5日間10万程度
②個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:月150-350万程度
③携帯電話料金:月$50
④ミールプラン以外の食事代:$100前後
⑤教材費(語学研修:$50程度 学部:$150程度)
⑥ヘルスセンター使用料:
○留学全体を総括してお書き下さい
(1)留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。
言葉が通じず失敗を恥ずのではなく、諦めないで話し続ける勇気がついたと思います。言語を学習するうえで間違いだらけなのは当たり前で、今でもひどいミスをすることはありますが、そんなことを気にせず話すことに重点を置くべきだと思っています。また新しい人種や文化に触れる度に、知りたいが強くなります。自分の興味の視野がどんどん広くなっていっていると思います。
(2)留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。
アメリカといってもホワイト、ブラック、ヒスパニック系だけではありません。チコはホワイトも多いですが、ノーザンカリフォルニアにはアジア遊牧民だったモン民族やインド系、日系のコミュニティがあちこちにあります。本当に民族の多様性を感じます。それぞれに他の人種に対する壁や偏見、固定概念なども存在することがよくわかりました。
(3)これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。
留学を終えて、これから先自分の英語をどう活かせるか、まだ見いだせていません。少なくとも語学に関わる道にすすめたらと思っています。語学を学ぶ楽しさをどう表現していくかをこれから先考えていきたいと思います。
(4)同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。
チコに日本人の学生がいないと思ったら間違いです。むしろ多いとも思います。でも同じ文化から来た者同士、居心地がいいことは確かです。英語の訓練の妨げになると不安に感じるかもしれませんが、切り捨てるのではなく、そこで出会ったすべての人を味方につけるべきだと思います。また、部屋や図書館にこもっての勉強ばかりはお勧めしません。人とのかかわりは一生の宝になると思います。ぜひ留学生活を楽しんでください。
第一回レポート
○到着後から現在までのことについて教えてください。
(1)渡航前に日本で準備しておけば良かった点
英語の勉強。特に会話に必要なものをもっと強化していくべきでした。また、日本の政治や治安、文化など細かく聞かれることがあり、答えるのに苦労します。
(2)日本から持ってくれば良かった物
保冷保温対応の水筒、ランチ用の保冷バック、冬服
(3)到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか
冬服。3月4月初めのチコは寒いです。今年は雹も降ったくらい。
(4)生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか
4万ほど
○大学について
(1)大学キャンパスの設備、雰囲気
自然豊かで季節折々の花が咲いています。語学学校の前にはローズガーデンが5月頃から咲きはじめ、7月半ばでもまだいい香りがします。リスやブルーバード、青トンボなど日本のキャンパスではみられない生き物もみかけます。お昼休み、食堂前の芝生では頻繁にイベントが開催されていてとてもにぎやかですが、6~7月の間の語学学校の期間は、大学の学生は長期休みのため静かです。また大学の中にESLセンターがあり留学生はそこでpaperの添削を無料でお願いすることが出来ます。校舎の間に小川が流れていてとても平和です。
(2)学生同士の交流・友人関係について教えてください
現地の学生:現地の夏休みに入ってからは帰省する学生が多数で、あまり話す機会がなくなってしまいました。
他の国からの留学生:韓国、台湾人の方々と話したり遊んだりすることが多いです。韓国の方は日本語が出来る方が多く、日本語で話が通じてしまいます。
日本人:語学学校にはたくさんいます。今のところ、つるむ友達は日本人の方が多い気がします。
(3)大学のある街について
どんなところですか:街の中心の大学があり、大学の目の前のバスのトランジットセンターがあります。
ダウンタウンまでのアクセス:およそ徒歩5分
お薦めスポット:In-N-Out(カリフォルニアにしかない有名なハンバーガー屋さん。野菜もバンズもパテもとてもフレッシュで数ありバーガーショップの中でも一番おいしいです!)
,Boba Tealicious(タピオカ入りタイティーはLサイズでも余裕です), Chico Sweat(ダウンタウンのにある老舗のシュガー屋さん。お店の雰囲気がとてもかわいい!ジェラートが絶品!)
その他:チコでショッピングはあまり期待できません。ショッピングモールもありますが、JCPenny,Forever21,少し離れたところにOld Navyがある程度です。都市に旅行に行ったときにショッピングは楽しめると思います。
(4)キャンパス内外の治安はいかがですか
キャンパス内:非常にいいと思います。学内の図書館では荷物やカバンを置きっぱなしで席を立っている学生もよくいますが、盗難は聞いたことがないです。週末になるとお酒を飲んで楽しんでいる学生は多いと思います。
キャンパス外:正直、とてもいいとは言えないです。自転車はきちんとロックしないと必ず盗まれます。また一晩キャンパス内に置いておくのも危険です。またチコはホームレスの増加が社会問題になっているらしく、確かにトランジットセンターやダウンタウン、バス停などあちこちにみかけます。たまにお金を催促してくる人もいます。ですが、何もしない限り危害はありません。
(5)初日のオリエンテーションは分かりやすかったですか
現地の学生がスライドで説明してくれました。気さくで分かりやすかったです。
○語学研修について
(1)クラスについて教えてください
雰囲気:1セッション(3月~5月) アジア人(台湾、韓国、日本)、アラビック系(エジプト、サウジアラビア、クエート)が主です。日本人は半数まではいきませんが、かなりいます。社会人の年の人もいれば、お母さんもいらっしゃいます。アラビック系の英語教育はスピーキング重視らしく、クラス内での活発さはかなわないと思います。
(2)人数/国籍の割合:
その他:日本人は20人以上は居ます。
(3)1日の勉強時間と勉強場所(宿題など)
大学の図書館
○英語力についてお書きください。
(1)英語力は伸びていると感じますか
あまり大きな成長は感じませんが、多少なりとは伸びていると思います。
(2)英語力を向上させる上で苦労した点、またご自身で工夫された点はどのようなところですか?
<リスニング>
●苦労した点
ホストファミリー、特にホストファーザーの言葉が聞き取れないことです。私にとって男性の低い声は女性の高い声より聞き取りにくいことがあります。また比較的年齢が高い方ほど英語は聞き取りやすいですが、若い人は容赦なく早口でスラングを使って話しています。気が楽に感じてしまいます。
●工夫した点
とにかく聴くを徹底しました。集中力が切れても耳を傾けることを続けています。
<スピーキング>
●苦労した点
言葉が出てこない、何と答えるべきなのかわからない、と最初はすごく迷ったしかストレスに思うときもありました。
今でも言葉に詰まるだけでなくつまずいでばかりではあります。
●工夫した点
けれどただ黙るのだけは感じが悪いし、いつまで経ってもこの引っ込み思案はな性格は直らないだろうと思い返し、極力しゃべるように心がけています。文法がわからなくても思いつく言葉を並べるだけでも。そうすれば相手は予測して答えてくれます。通じなくても、怪訝な顔されてもめげない心が重要だと思います。
<リーディング>
●苦労した点
集中力が途切れると頭に入ってこない。
●工夫した点
とにかく読みまくって慣れるに徹しました。
<ライティング>
●苦労した点
元々苦手意識があります。語学学校のライティングの授業中、突然全く言葉が思いつかなくなることがありました。1パッセージをその場でパラフレーズする課題が出されていたのですが、どうやっても筋を通すことが出来ず、その日は1日中ライティング課題に手を付けられませんでした。
●工夫した点
心がいっぱいいっぱいになるまで溜めてしまったことが原因の一つでもあります。ライティングはアウトプットするものだけあって、私自身の負荷が最もかかりやすいものだと思います。ひとりでパソコンに向き合って籠っているよりも、分からなくなったら休憩を挟むかネイティヴの人に添削してもらうのが気分転換にもなりかつ語彙の強化にも通じると感じました。
○ JSAFのサポートについて
(1)申込から出発までのJSAFによる英語勉強サポート(オンライン英語学習を含む)は、役に立ったと感じますか。
オンラインは出発前に取り組んでいました。特にボキャブラリーは役に立つと思いますが、強い意志がない限り続けるのは難しいと思いました。
(2) JSAF出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。
役に立つと思います。ディスカッションのやり方を到着後にいきなり知るよりも少しでも触れていたのは大きいと思います。ただ皆日本人なので控えめだったとは思います。また大学の授業の選び方、先輩方のお話は自分自身の履修や生活態度の指針にもなりました。冬の暖房の暖かさと締め切った部屋で朝から夕方までの二日間は身体に応えそうなときもありましたが、意義があったと思います。
○寮生活/ルームメイトについてお書きください。
(1)ホストファミリー/ルームメイトとの関係
ホームステイをしています。私は本当にホストファミリーに恵まれたと思います。受け入れ経験の豊富な夫妻で、アメリカの文化(食事、ホリデイなど)や英語の発音・文法など積極的に教えてくださいます。
(2)食事
ホストファミリーのつくる料理は最高に美味しいです。夕食はもちろん休日の朝は一緒に食べて会話をする時間が一番楽しいです。キッチンにあるものはなんでも食べていいからね、と言ってくださるだけじゃなく、お昼ごはんやスナック菓子まで作ってくれていました。また頻繁に美味しいお菓子を作っていて、どれも止まらなくなるくらい絶品で、太る街道まっしぐらです。
○課外活動についてお書きください。
(1)大学内の活動に参加していますか。
していません。
(2)スポーツはしていますか?具体的に教えてください。
大学のジムに週1~2回ペースでランニングマシーンやヨガ教室に参加している程度です。
(3)休み中の過ごし方について教えてください。
6月以降は日中は非常に暑い日が多いですが、極力外に出るようにはしています。
日曜日はバスがないので、家の中でゆっくりしていることが多いです。